ありふれた果実は世界最強   作:EXE@(O8O)

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亜人とハルツィナ樹海

 

 

 俺達は帝国兵を退け、さらに進んでいく。そうすると道中、先程の戦闘の事でユエが俺達に話しかけってきた。

 

 

 

 ユエ「ハジメと雄汰はなんで二人で戦ったの?」

 

 

 

 ユエも俺達が戦闘態勢に入った時魔法の発動準備をしていたが、二人はユエを制止していたのだ。勿論ユエが参加していても瞬殺という結論には変わらない。しかし、わざわざ制止した理由は何だったのかと気になるユエは二人に疑問をぶつけてみた

 

 

 

 ハジメ「ん?あぁ~俺と雄汰で少し確かめたいことがあってな.....」

 

 

 

 ユエ「....確かめたいこと?」

 

 

 

 ハジメと雄汰の確かめたいこと、ハジメはまず自分自身の武器の威力についてだ。ハジメ自身人間相手に使うのは初めてなので威力の確認がしたかった。もし街中でつかかってきた相手にレールガンをぶっ放したりするとどこまでも貫通していきそうで危なっかしいし、無関係の人間を巻き込む危険性もある。ハジメだって無差別殺人気になるつもりもないのでしっかりと威力の確認がしておきたかった。そして今回の事から具体的な威力の調整のめども立った。雄汰に関しては剣なのであまり関係ないことである。精々よく斬れるというぐらいだろうか。

 

 

 そしてもう1つ。これはお互い共通の確かめなければいけないことであった殺人に対する忌避感である。すっかり変わったハジメも初めての経験なので、今後恐らく何らかのトラブルに巻き込まれるであろうことは自分達の異端性からみて予測できるのでいざというときにためらいがないか確認しておきたかった。結論としてハジメは”特に何も感じなかった”。雄汰もハジメと同じではあるものの慣れないようにしないとということと外道に堕ちないようにしなくてはいけないと肝に銘じることにした。まぁなんにせよ二人は初めての殺人ではあるものの必要ならば”殺せる”ということをしっかり確認できた。

 

 

 ハジメ「まぁ、初めてのことだが、特に何も感じず随分と変わったもんだと感傷に浸っていたわけさ...........」

 

 

 

 雄汰「そうだな。俺もこっちに来たときは殺すという行為をいざとなればするという覚悟はあったが忌避していたが、今ではあまり何も感じずできることに驚きだ。だが、外道にならないようしっかりと意思を持って選択しないといけないとさっきの事から感じたな............」

 

 

 

 お互い肩をすくめながらなんでもいないように言った

 

 

 

 ユエ「..............大丈夫?」

 

 

 

ハジメ「あぁ、問題ない。これからもきちんと戦えるさ。まぁ優也の言う通り外道には堕ちないようにしないとな」

 

 

 

優也「あぁ俺も問題ない。必要なら斬れるからこれからもきちんと戦えるさ」

 

 

 

 シアはこの会話を聞いていて驚いた。あれだけ容赦のいないハジメが人を殺すのは初めてだということに。同時にハジメの些細な変化に気づくユエの事に尊敬を抱くのと同時にさみしさも感じていた。

 

 

 

 シア「あの、ハジメさん。私に3人の事もっと教えてくれませんか?」

 

 

 ハジメ「?俺達の事は話しただろ?」

 

 

 ハジメはすでに自分たちの能力については伝えたよなと考えていた

 

 

 

 シア「えっと、あの能力の事とかじゃなくて、何故奈落?という場所にいたのかとか旅の目的って何なのか。今まで何をしていたのかとか、もっと3人の事を知りたくて」

 

 

 雄汰「まぁ話す分にはいいと思うが.....」

 

 

 

 ユエ「........聞いてどうするの?」

 

 

 

 シア「どうすかというわけでなく、私が知りたいんです。..........私こんな体質なので小さいころ家族に迷惑をたくさんかけてそれがすごく嫌で.......もちろんそんな私をみんなそんなことないと言ってくれました。それでもやっぱり自分がはみ出し者だと感じていて.........でも3人は勝手ですが私と同じみたいで、なんていうか仲間みたいに感じてしまいました。だからもっと知りたいといいますか..........なんといいますか........」

 

 

 

 確かにシアや今の自分達みたいな魔物みたいな特性を持った者たちは忌み嫌われる。だからハジメたちに対して仲間意識を持つことは仕方ないことだろう。だがかといってハジメたちが仲間意識を持つかと言えばそれは別の話ではあるが、まだ時間もあるので酸には別に隠すような話でもないので話すことにした。

 

 

すると感受性が結構豊かなシアは..............................

 

 

 

 シア「うぇ。グスッ...........ひどい、ひどすぎますよぅ~ハジメさんもユエさんも雄汰さんもがわいそうですぅ~そ、それに比べて自分は恵まれてて..............うぅ~自分が情けないですぅ~」

 

 

 

 シアは自分が不幸顔していたのがどうやら情けなく感じているようで、号泣しながら悔やみごとをぶつぶつと言っていたそして突然何かを決意したように顔を上げて

 

 

 

 シア「ハジメさん!ユエさん!雄汰さん!私決めました!私シア・ハウリア旅についていきます!3人をお助けし支えましょう!遠慮なんていりませんよ。私たち4人は仲間なんですから。さぁともに苦難を乗り越え、望みを果たしましょう。」

 

 

 

 そんなもう私仲間ですみたいなシアだが、まだ誰も承諾してないんだろと雄汰は考えていた。そしてそんなことを聞いてもハジメとユエならきっと......

 

 

 

 ハジメ「現在進行形で守られてる貧弱兎が何言ってんだ。完全に足手まといだろうが」

 

 ユエ「……さり気なく『仲間みたい』から『仲間』に格上げしている……厚皮ウサギ」

 

 シア「な、何て冷たい目で見るんですか……心にヒビが入りそう……というかいい加減、ちゃんと名前を呼んで下さいよぉ」

 

 

 

 意気込みに反して、冷めた反応を返され若干動揺するシア。そんな彼女に追い討ちがかかる。

 

 

 

 ハジメ「……お前、単純に旅の仲間が欲しいだけだろう?」

 

 シア「!?」

 

 

 

 ハジメの言葉に、シアの体がビクッと跳ねる。

 

 

 

 ハジメ「一族の安全が一先ず確保できたら、お前、アイツ等から離れる気なんだろ? そこにうまい具合に〝同類〟の俺らが現れたから、これ幸いに一緒に行くってか? そんな珍しい髪色の兎人族なんて、一人旅出来るとは思えないしな」

 

 シア「……あの、それは、それだけでは……私は本当にお二人を……」

 

 シアはおそらくひとまずの安全が確保されたら旅に出るつもりだったんだろう。先の話でも家族に迷惑かけたくない的なことは言ってたし想像に難くない。また一人旅だと彼らの様子から察するに十中八九心配してついてくると考えハジメたちに恩返しという名目上で圧倒的強者である俺達についていこうという算段だったんだろう。カムたちも俺達についていくといえば安心して送り出しそうだしな。

 

 

 

 ハジメ「別に責めるつもりはない。家族に迷惑かけたくないってのはまぁ立派ではあると思う。だがな、変な期待はするな。俺達の目的は七大迷宮攻略だ。おそらく奈落と同じで本当の迷宮は怪物ぞろいだ。お前じゃ瞬殺されておしまいだ。だから同行を許可するつもりはない。」

 

 

 シア「............」

 

 

 そう、俺達の旅は酷く危険ないばらの道だ。ハジメの言う通り”今”のシアじゃついてきたところで瞬殺だろう。ハジメも俺達もむやみやたらに死なせるのは申し訳ないとは思いもするしな。まぁそんな容赦のかけらもないハジメの言葉に静かになってしまうシア。

 

 

 

 それからまたしばらく移動してハルツィナ樹海との境界の平原にさしかかる。するとカムが俺達に自分達から離れないようにと告げてきた。確かに霧がかかってきているのが分かる。これが恐らく獣人族でないと方向感覚を失ってしまう霧なのだろう。

 

 

 

 そしてさらにカムは俺達に気配をなるべく消すように頼んできた。カムの話ではどうやら大樹は神聖な場所とされているらしく特別法によりちかずくなというわけではないがフェアベルゲンや、他の集落の者達と遭遇するのは彼らの立場上避けたいことだ。俺達も進んで面倒ごとに首を突っ込みたいわけでもなく了承して気配を遮断すると俺とハジメは技能の影響もあり兎人族ですら感知しきれなくなりそうなのでユエ位でと頼まれた。カムは自分達の特性でも凌駕され苦笑いを浮かべ、ユエはハジメの事が誇らしいのか自慢げであった。

 

 

 そうして俺達はカムの合図の元大樹に向かい進み始めた。

 

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 それから俺達は濃い霧の中道なき道を進む。視界はとても悪いがそれでも流石というべきかカムたちの足取りには全くの迷いがなかった。そんな道中魔物も俺達を襲ってくるが俺はイチゴクナイの投擲で迎撃し、ユエは魔法、ハジメはサソリモドキを参考にした義手に内蔵した静穏性に優れたニードルガンで淡々と処理していく。

 

 

 

 そんな様子を兎人族の子供たちは目を輝かせている。一方でシアはというと己の力のなさに打ちひしがれて肩を落としている。カムはそんなシアの様子を見て苦笑いだ。

 

 

 

 その後もちょくちょく襲われるも3人の的確かつ迅速な処理で全くの被害もなく順調に進んでいた。しかし、俺達は樹海に入ってかつてないほどの数の気配を感知して足を止める。当然カム達らも気配を察知し、うさ耳を動かし探りを入れると苦虫を噛み潰した顔になる。シアに至っては顔を青ざめている。

 

 

 俺達も相手がなんなのか把握でき面倒ごとかとため息をつく

 

 

 

そうその正体は

 

 

 

「お前達……何故人間といる! 種族と族名を名乗れ!」

 

 

 

 虎模様の耳と尻尾を付けた、筋骨隆々の亜人だった。

 

 

 

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 樹海を人間とともに歩く。普通に考えていたらあり得ない光景なんだろう。

 

 

 そのあり得ない光景を見た虎の獣人族は裏切り者を見る目をカムたちに向ける。カムも何やら誤魔化そうとしようとしているが

 

 

 虎亜人「白髪の兎人族..........貴様ら報告にあったハウリア族か!亜人族の面汚しめ!!長年、忌み子匿うだけでなく、人間族を招き入れるとは反逆罪だ!もはや弁明を聞く必要もない!全員この場で処刑する!!総員か....」

 

 

 ドパンッ!!

 

 

 

 虎の亜人が問答無用で攻撃命令を下そうとしたその瞬間、乾いた破裂音と共に、弾丸が背後の樹を抉り飛ばし樹海の奥へと消えていった。

 

 

 

 ハジメ「今の攻撃は、一瞬で数十発単位で連射出来る。隣にいるこいつも同じようなことができるし、周囲を囲んでいるヤツらも全て把握している。お前等がいる場所は、既に俺たちのキルゾーンだ」

 

 

 

 『威圧』と共に警告するハジメ、見たことのない武器に虎の亜人たちは一歩も動けない。

 

 

 

 ハジメ「戦うというなら容赦はしない、だがこの場を引くというのなら追いもしない。選べ、戦って全滅か、このまま撤退するか」

 

 虎亜人「...その前に、一つ聞きたい...何が目的だ」

 

 

 

 それは、一種の覚悟の表れだ。俺たちの理由によっては死ぬとしても戦うことを選ぶのだろう。『威圧』しているハジメの代わりに、俺が質問に答える。

 

 

 

 雄汰「樹海の深部、大樹の下へ行きたい」

 

 虎亜人「大樹の下へ...だと?何のために?」

 

 雄汰「そこに、本当の大迷宮への入口があるかもしれない。俺たちは七大迷宮の攻略を目指して旅をしている」

 

 虎亜人「本当の迷宮? 何を言っている?七大迷宮は樹海そのものだ。一度踏み込んだが最後、亜人以外には決して進むことも帰る事も叶わない天然の迷宮だ」

 

 雄汰「いや、それはおかしい。それにしてはここの魔物は弱すぎる」

 

 虎亜人「弱い?」

 

 

 

 断言する俺に、訝しげな表情を浮かべる虎の亜人。

 

 

 

 雄汰「大迷宮の魔物ってのは、どいつもこいつも化物揃いだ。少なくとも【オルクス大迷宮】の奈落はそうだった。それに...」

 

 虎亜人「なんだ?」

 

 雄汰「大迷宮というのは、『解放者』達が残した試練だ。亜人族は簡単に深部へ行けるんだろ?それだと試練になってない。だから、樹海自体が大迷宮ってのはおかしいと思ってな」

 

 虎亜人「......」 

 

 

  俺の話を聞き終わり、虎の亜人は困惑の表情を浮かべていた。恐らく、自身の知っている内容と異なることが信じられないのであろう。

 

 しかし、俺たちの言ったことも戯言だと切り捨てられない。優位に立っている俺たちが出鱈目を言う必要がないことを理解しているからだ。

 

 

 

 しばらく沈黙が続いた後、虎の亜人が口を開いた。

 

 

 

 虎亜人「...お前が、国や同胞に危害を加えないというなら、大樹の下へ行くくらいは構わないと、俺は判断する。だが、一警備隊長の私ごときが独断で下していい判断ではない。本国に指示を仰ぎたい...長老なら...何か知ってるかもしれない」

 

 

 雄汰「さっきの言葉、曲解せずにちゃんと伝えてくれよ?」

 

 

 虎亜人「無論だ。ザム!聞こえていたな!長老方に余さず伝えろ!」

 

 

 ザム「了解!」

 

 

 雄汰「じゃあ...ハジメも『威圧』解いてくれ」

 

 ハジメ「分かった」

 

 

 

 しばらく待っていると、霧の奥から数人の新たな亜人達が現れた。

 

 

 

 アルフ「私は、アルフレリック・ハイピスト。フェアベルゲンの長老の座を一つ預からせてもらっている。さて、お前さんの要求は聞いているのだが...その前に聞かせてもらいたい。『解放者』とは何処で知った?」

 

 

 

 どうやら、すんなりと事が運びそうにはなさそうだ。

 

 

 雄汰「オルクス大迷宮の奈落の底、解放者の一人、オスカー・オルクスの隠れ家だよ。証拠なら……そうだ、ハジメ、オスカーの指輪とヒュドラの魔石出してくれる?」

 

 

 

 ハジメ「わかったよ」

 

 

 

 ハジメは『宝物庫』から指輪と魔石を取り出し、俺はオスカーが開発したレモンエナジーロックシードを取り出した。アルフレリックに見せる。魔石見たアルフレリックと虎の警備隊長は驚く。

 

 

 

 アルフ「こ、これは……こんな純度の魔石は初めて見た……こちらの指輪も……そしてあの果実錠前は、お前さん方は確かにオスカー・オルクスの隠れ家にたどり着いたようだ。他にも色々気になるところはあるが……よかろう。取り敢えずフェアベルゲンに来るがいい。私の名で滞在を許そう。ああ、もちろんハウリアも一緒にな」

 

 

 

 アルフレリックの言葉に周囲の亜人族は驚き、カム達ハウリアも同じように驚いた。

 

フェアベルゲンには人間が招かれたことがなかったのだから。

 

 

 

 アルフ「彼等は、客人として扱わねばならん。その資格を持っているのでな。それが、長老の座に就いた者にのみ伝えられる掟の一つなのだ」

 

 

 

 アルフレリックが厳しい表情で周囲の亜人達を宥める。

 

 

 

 雄汰「待って?俺達は大樹の下に行きたいんだけど……もしかして今はまだ行けないのか?」

 

 

 

 アルフ「うむ、その通りだ。いま大樹の周辺は霧が濃い時期でな、我々亜人ですら道に迷う。霧が晴れるまで10日かかる。亜人族なら誰でも知ってるはずなのだが」

 

 

 

 

ん?亜人族ならだれでも知っているだってそれって...................

 

 

 

俺達はカムたちの方に顔を向けるとハッとした表情を浮かべて、今思い出しましたと言わんばかりの様子だった

 

 

 

 ハジメ達「「「おい?」」」

 

 

 

 カム「え、えっと、そのいろいろありまして............つい忘れてたと言いますか................かく言う自分も小さいころに行ったきりで周期の事は意識してなかったといいますか........その...........」

 

 

 

 そして俺達にジト目を向けられ必死に言い訳をしだすカム。そして耐えられなくなったのかシア達に逆切れしだした。

 

 

 

 カム「ええい。シア、それにお前たちも!なぜ途中で教えてくれなかったのだ!お前たちも周期の事知っているだろう!」

 

 

 

 シア「なっ!父様逆切れですか!?私はてっきり父様が自信満々に請け負うから大丈夫だと思って..........つまり父様が悪いですぅ!!」

 

 

 

 ハウリア「俺達ですか!?族長があまりにも自信たっぷりだから勘違いかと思って.............」

 

 

 

 

 

 うわぁ~責任のなすりつけが始まったよ................

 

 

 

 カム「お、お前等!家族を売る気か?ほ、ほらあれだ連帯責任だ!ハジメ殿、罰するなら私だけでなく一族皆にお願いします!」

 

 

 

 あっカムは罰逃れ諦めて道連れ選択しやがった

 

 

 

 シア「なっ!道連れですか父様!!汚い!汚いですよ1人罰せられるのが嫌だからって!!」

 

 

 

 ハウリア族「「そうだ!そうだ!族長が悪いんだ!!」」

 

 

 

 そんな状に深いとされている奴らが互いに罪のなすりつけ合いを始める。さすがシアの家族、残念兎しかいない。

 

 

 

 

 

 そんな様子を見てれば当然ハジメは青筋を浮かべ...............

 

 

 

 ハジメ「.......ユエ」

 

 

 

 ユエ「ん」

 

 

 

 そうしてハジメが短くユエを呼びユエは手を掲げる。それに気づいたハウリア族は顔を引き攣らせる

 

 

 

 シア「まっ、待ってください、ユエさん!やるなら父様だけを!」

 

 カム「はっはっは、何時までも皆一緒だ!」

 

 ハウリア「何が一緒だぁ!」

 

 ハウリア「ユエ殿、族長だけにして下さい!」

 

 ハウリア「僕は悪くない、僕は悪くない、悪いのは族長なんだ!」

 

 

 

 まだやってるし......................

 

 

 

 

 

 そしてユエはそんなハウリア族に薄く笑いつぶやいた

 

 

 

 ユエ「嵐帝」

 

 

 

 

 

 アッーーーーーーーーーーーーーー!

 

 

 

 

 

 天高く舞い上がる兎たち。樹海に彼らの悲鳴がこだます。それを見ていた同族である亜人族らも、ハジメ達に敵意は向けずむしろハウリア族たちを呆れた表情で天を仰いでいた。そんな彼らの表情が何よりも彼らの残念さを物語っていた。

 

 

 

 

 

 

ー結論、やっぱりハウリアは残念であるー

 

 

 

 

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