次からは短くしていきたい(希望的観測)
雄汰side
俺たちはイシュタル達に連れてこられたのは10メートルはあるテーブルが並んだ大広間。
そこで俺達はこの世界の現状を知ることができた。
この世界はトータスと呼ばれる、地球とは異なる異世界。
トータスには大きく分けて三つの種族が存在し、一つは俺達と同じ【人間族】。二つ目は魔法の才能に優れた【魔人族】。三つ目は様々な獣の特性を持った【亜人族】
人間族はトータスの北一帯、魔人族は南一帯を支配しており、亜人族は東の広大な樹海を拠点としてひっそりと暮らしているらしい
そして、現在人間族と魔人族は何百年もの時間戦争を繰り返していた
魔人族は人間族に比べ種族としての数が少ないが、その分個人個人の能力が高く、人間族はこれまで数の多さで何とか渡り合ってきた。
しかし、それは『魔人族による魔物の使役』という事態によって崩れつつある
魔力を持って変異した野生動物である魔物はそれぞれが『固有魔法』と呼ばれる能力を持ち、この世界で凶悪な害獣として認定されている
魔人族は数の不利を魔物によって埋めたことで、人間族はアドバンテージを失い危機に陥っていた
イシュタル「あなた方を召喚したのは我らが神、『エヒト』様です。聖教教会の唯一神にして至高の神。エヒト様は恐らく悟られたのでしょう。このままでは我々は滅びを待つばかりと」
だからこそ自分達が呼ばれた。地球はどうやらトータスより上位にあたる世界であり、この世界に訪れることで俺達は例外なく強大な力を発動できるとのこと
イシュタル「エヒト様から神託があったのです。あなた方という『救い』をこの世界に送ると。あなた方には是非ともその強大な力を発揮し、エヒト様の御意志の下、魔人族を打倒して我々人間族を救っていただきたい」
その後語られた話によると、人間族の九割以上がエヒトを崇める教会の信徒らしく、神託を聞けた人物はほぼ全員教会の高位の役職へと就けるらしい。
雄汰(神…っね…)
俺が知ってるのはナーヤという女神だ
彼女と絵に描かれたエヒトと思われる人物を比べた
雄汰(エヒトっ神はなんか信用でない絵からでもそう感じてしまった。ナーヤ様は純粋に好感を持てた まぁガチ勢過ぎて俺に影響が出たけど)
雄汰は転生前にナーヤよってライダーのネタが出るときがある
今は心に抑えてるけど、小中学生のときは酷かった
特にオンドゥル語だ 何かあると叫んでしまう
すると勢いよく立ち上がり、愛子先生が抗議を始めた。
愛子「ふざけないでください!結局はこの子達を戦争に巻き込ませるつもりでしょう!そんなの許しません!私は絶対に許しませんよ!!それにいきなり私たちを連れてくるなんて、貴方達のしていることは誘拐です!」
大声で抗議する愛子先生。
しかし悲しきかな、25歳という割に身長はわずか150センチほどで童顔、ボブカットの髪を跳ねさせての講義は威厳があるとお世辞にも言い切れず、微笑ましいと言わんばかりの雰囲気が辺りからにじみ出てしまう。
だが、イシュタルの言葉でそんな雰囲気も消し飛んでしまった。
イシュタル「お気持ちはお察しします…ですが、あなた方の帰還は現状では不可能です」
ある程度予想は出来ていた俺以外、誰もが『何を言ってるのだ』といった表情をしている。
愛子「ふ、不可能って…どういうことですか!?召喚できたのならその逆もできるはずでしょう!?」
イシュタル「先ほど申し上げたとおり、あなた方を召喚したのはエヒト様です。我々では異世界に干渉できるような魔法は使えませんので、あなた方が帰還できるのかどうかもエヒト様の御意志しだい。ということになります」
愛子先生が脱力したように椅子に座り込み、周りに居た生徒達も口々に騒ぎ始めた。
「う、嘘だろ?帰れないってどういうことだよ!?」
「いや!もう何でもいいから帰して!」
「戦争に巻き込まれるなんて冗談じゃねえよ!」
「なんで…どうして…?」
伝染するかのようにパニックが広がる生徒達。
ハジメside
この騒ぎの中でも比較的落ち着いていられたのがハジメと雄汰。
雄汰「ハジメ…大丈夫か?」
ハジメ「うん…正直、普段からこの手のラノベとか読んでたから、まだ何とか思考が追いついてる…雄汰こそ大丈夫?」
雄汰「あぁ…俺も似たような感じだから…一応追いついてる…」
小声で会話をする中、ハジメはイシュタルの様子を観察する。
その目には僅かながら侮蔑の感情が込められている気がした。
(大方、自分の崇拝する神に選ばれておきながらどうして喜ばないのか。なんて思ってるのかな…?)
未だにパニックが収まらない中、テーブルを強く叩く音が聞こえて全員がそちらに注目する。
テーブルを叩き、注目を集めたのは天之河くんだった。
光輝「みんな、ここでイシュタルさんに文句を言っても仕方がないんだ…だから、俺は戦おうと思う」
天之河くんの言葉に騒然となる生徒達。
光輝「この世界の人々が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。それを知って放っておくなんて、俺にはできない!それに、人間族を救うために召喚されたのなら、戦争が終わりさえすれば神様も俺達を帰してくれるかも知れない…イシュタルさん、どうです?」
天之河くんの問い掛けにイシュタルが答える。
イシュタル「そうですな…エヒト様も救世主の願いを無為にするようなことは恐らくないかと…」
光輝「俺達には大きな力があると言っていましたね?ここに来てから妙に力が漲っている感覚がします」
イシュタル「ええ。あなた方はこの世界の人間と比べるとざっと数倍から数十倍の力があると考えてもいいでしょうな」
それを聞いた光輝は強く頷いた。
光輝「うん、なら大丈夫だ!俺は戦う。人々を救い、皆が無事に帰れるように!俺が世界もクラスメイト達も全員救ってみせる!!」
クラスのカリスマ的存在の天之河くんの言葉は、多くの生徒たちの心を動かした。
そう。いい意味でも悪い意味でも…
龍太郎「へっ、お前ならそう言うと思ったぜ。お前一人じゃ心配だからな。……俺もやるぜ?」
光輝「龍太郎……」
雫「今のところ、それしかないわよね。……気に食わないけど……私もやるわ」
光輝「雫……」
香織「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」
光輝「香織……」
そのあと次々に生徒達が天之河くんに賛同し、愛子先生の制止も聞かず戦争への参加を決める生徒が増えていく。でも…
雄汰「俺は反対だ…あまりにも危険過ぎる。それになぜ俺達が戦争に参加しないといけない」
雄汰はそんな空気を壊したのだ
雄汰side
雄汰「俺は反対だ…あまりにも危険過ぎる。それになぜ俺達が戦争に参加しないといけない」
俺は天之河が作った短絡的な発言に異議を唱えた
光輝「雄汰…君はこの人たちを助けるのに不満でもあるのか⁉」
雄汰「じゃあ聞くがさ、もう一度聞くなぜ俺達が戦争に参加しないといけない」
光輝「俺達は選ばれたんだ。だったらそれに応えたいと思わないのか!」
雄汰「思わないね。急に呼んどいて戦争に参加しろなんてあまりにも勝手過ぎないか」
光輝「俺たちには選ばれるほどの力を持っているんだ。その強い力でこの人を救えるんだぞ」
雄汰「力…っか…じゃあさこう考えないかお前は今、魔人族という人間をお前は殺そうとしているんだ。本当にそれができるのかよ。そんな甘い考えだと何かを失うぞ」
光輝「そんなことは俺がさせない。絶対がみんなを守ってみせる。」
そう言い終わったら周りからの歓声が強くなってしまった
結局俺はみんなを止めることができずに戦争に参加することになった
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戦争参加が決定してしまい、俺達は自分達のいる教会本山がある『神山』の麓にある国『ハイリヒ王国』で戦闘訓練を行うこととなった。
ハイリヒ王国の国王エリヒドや王妃のルルアリア、王子のランデルと王女のリリアーナとの接見の翌日から早速戦闘訓練が開始された。
?「勇者御一行、協力感謝する!私はハイリヒ王国騎士団長を務めるメルド・ロギンスだ!」
国の防衛の要と言える騎士団長が訓練に付きっきりでいいのかと俺は疑問に感じたが、対外的にも対内的にも世界の命運を担う『勇者様御一行』を半端な者に預けるわけにはいかず、その点でこのメルドが高い信頼を得ているのは明らかだった。
雄汰(…まあ、少なくともこの世界でかなりマトモな人間だってことは間違いないな)
面倒事を副長に押し付けてこちらの仕事に就いたとか言ってはいたが、少なくともそれほど悪い人間ではないのだろう。でなければその副長さんが仕事を引き受けたりはしないはずだし…
「早速だが全員にこの『ステータスプレート』を配布する!」
騎士達が渡してきたのは横十二センチ、縦七センチほどの銀色のプレート。
メルド「このステータスプレートは文字通り、自分の客観的なステータスを数値として表示するものでな。この世界で最も信頼のある身分証でもあるから、絶対に無くすなよ?」
ちなみに、メルドの気さくな接し方は本人の考えである。
これから先、彼らとは戦友になる関係故にいつまでも他人行儀で接することはできないという本人の意向である。
勿論、クラスの皆からしたらそのほうが互いに接しやすかった。
メルド「では、渡した針で指に傷を作って、プレートの魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所有者が登録され、あとは本人が『ステータスオープン』と口にすればプレートの表にステータスが表示されるはずだ」
続けてメルドからの説明を受ける俺達はそれぞれが言われたとおり登録を行う。
「ああ、言っておくが原理とかは聞くなよ?俺にも詳しいことはわからんが、これは神代の『アーティファクト』と言ってな。現代では再現できない、神やその眷属達が地上にいた頃作られたらしい。このステータスプレートは唯一複製できるアーティファクトでな、身分証として使えるためこれだけは一般市民にも流通されているんだ」
メルドの説明に耳を傾けながらも俺達は無事ステータスの登録を完了させる。
すると…
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葛城雄汰 レベル:1
天職:鎧武者【鎧武】
筋力:75
体力:85
耐性:65
敏捷:75
魔力:50
魔耐:40
技能:鎧変更・錠前解除・剣術・弓術・馬術・気配察知・言語理解
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メルド「ちなみに一般人の平均は10だ。まぁおまえらは軽く超えてくるだろうがな。ちなみに俺はレベル60で平均は300だ」
雄汰(成程、俺のステイタスは逸般人といって差し支えないだろう。まぁ向こうでダンスとかやってたからそれも反映したんだろう。)
(でもなんだ天職の横の【鎧武】ってのは最近何処かで聞いたような…)
(まぁそのうちわかるだろう)
雄汰は自分のステータスはまずまずだなと思ったところでハジメが声をかけてきた
ハジメ「雄汰はどんなだった?」
ハジメの声は少し弱々しかった
俺はハジメにステータスプレートを見せた
ハジメ「結構高めだね」
雄汰「そう言う、ハジメはどうだったんだ?」
ハジメ「う、うん」
俺はハジメのプレートを見る
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南雲ハジメ レベル:1
天職:錬成師
筋力:10
体力:10
耐性:10
敏捷:10
魔力:10
魔耐:10
技能:錬成・言語理解
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雄汰「あぁーえっと」
雄汰はハジメになんて声をかけたらいいかわからなかった
ハジメ「アハハ 酷いよね、わかってる…」
すまん
そう思ってると周りが騒がしくなるそれは天之河のプレートにある
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天之河光輝 17歳 男 レベル:1
天職:勇者
筋力:100
体力:100
耐性:100
敏捷:100
魔力:100
魔耐:100
技能:全属性適正・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
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((いやいや待て待て!主人公属性の塊じゃねえかそれ!))
俺達の意見が心の中で一致した瞬間だった。
メルド「ほ~…さすがは勇者様だな!レベル1で既にステータスが三桁に到達しているとは…この技能の数も規格外にも程がある!」
ハジメ「そ、そんな…」
メルド団長も決して弱いわけではなく、ステータスを見れば平均は300前後。
しかし光輝は初期値で既に団長の三分の一まで到達していた。
因みに…技能とは一種の才能であり、基本的に技能が追加されることはない。追加されるのは元々の技能を磨くことで到達する『派生技能』というものだ。
光輝が特別かと思えば、他のクラスメイト達も彼に及ばないものの十分にチートと言える強さを手にし続けていた。
しかも出てきた天職が『勇者』から始まり、『剣士』や『重格闘家』、『軽戦士』、『暗殺者』や『槍術士』といった戦闘向けの天職が多数を占めていた。というより九割がたた戦闘向けであり、非戦闘向けも『治癒師』のように戦場で強力な天職ばかり。
俺はメルドさんに技能について聞いてみたがメルドさんもわからなかったみたいだでも錠解除はわかった[ロックシード]と言われる果実がモチーフなった南京錠を使うために必要な技能らしい
俺は心当たりがあった。
夢でサガラと名乗る人物から一つだけもらったのだ
やがてメルドがハジメのステータスを確認するが、ハジメのステータスプレートを見たとたん凍りついた。
見間違いかと思ったのだろう。何度かプレートを軽く叩いたり光に翳したりするが、やがて微妙な表情になりハジメにプレートを返した。
メルド「そ、その…なんだ。錬成師というのは言ってみれば鍛冶職だな。武器の精製や改造などに優れている…鍛冶職の十人に一人は持っている、比較的多い天職だな」
メルドの説明を聞き、これぞとばかりにハジメ達に近寄る人物が現れた。
?「何だよ南雲。お前非戦闘系の鍛冶職か?そんなんでどうやって戦うんだよ?」
常日頃からハジメを目の敵にしていた檜山大輔とその取り巻きだった。
檜山「ちょっとステータス見してみ!…ておいおいおい!何だよこの雑魚いステータスさ!こんなんでマトモに戦えんの?」
馴れ馴れしくハジメと肩を組む檜山だが、ほとんどの生徒はそれを止めることすらせず一部の男子はハジメを嘲笑っている。
その光景を香織や雫、そして一部の生徒達が不快そうな目で見ており、雄汰は内心ため息をついた。
その中、愛子先生が怒りながらこちらに来た。
愛子「こらー!何を笑ってるんですか!仲間を笑うなんて先生許しませんよ!」
先生の姿に毒気を抜かれた生徒達が散る中、愛子先生はハジメ達に向き直る。
愛子「南雲くん、気にすることありませんよ!先生の天職だって非戦闘系ですし、ステータスもほぼほぼ平均です!南雲くんだけじゃありませんからね!」
そう言って先生はプレートを俺達に見せたが…
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畑山愛子 25歳 女 レベル:1
天職:作農師
筋力:5
体力:10
耐性:10
敏捷:5
魔力:100
魔耐:10
技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発行操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解
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確かにステータスを見ればハジメにも及ばない数値ばかりだし、戦闘向けではないのが一目瞭然だ。しかし…
魔力なら勇者並で技能もとんでもない数があり、しかも戦争において重要とも言える『食糧問題』を解決できそうな天職と技能の数々だった。
光輝とは違う意味でチートの権化だった愛子先生のステータスにハジメの目が死んでしまった
愛子「あれっ、どうしたんですか! 南雲君!」
とハジメをガクガク揺さぶる愛子先生。
雫「あらあら、愛ちゃんったら止め刺しちゃったわね……」
香織「な、南雲くん! 大丈夫!?」
先生も十分チートなんだよなぁ~
さて、俺もハジメを慰めに行きますかね
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トータスにきて数週間たった。
騎士団の人たちが俺たちに戦闘の手ほどきこちらの世界の知識について教えてくれた。
みんな異世界に来たということで浮かれながらも訓練に座学に励む。かく言う俺も浮かれている。
ほんと、この数週間は今までの人生の中でも濃いものだといえるだろう。
ただ、心の中にぬぐえない不安がある。
それはおそらく八重樫やハジメ、なんとなくだが白崎もだろうか。
戦争に参加する、、、つまり”人殺しになる覚悟が”
俺は、今日の訓練が終わりステータスを見ることにした
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葛城雄汰 レベル:9
天職:鎧武者【鎧武】
筋力:75→180
体力:85→205
耐性:65→100
敏捷:75→190
魔力:50→175
魔耐:40→100
技能:鎧変更・錠前解除・剣術・弓術・馬術・気配察知・縮地・言語理解
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雄汰「まぁ天之河ほどではないかな」
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天之河光輝 レベル:10
天職:勇者
筋力:200
体力:200
耐性:200
敏捷:200
魔力:200
魔耐:200
技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読
高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
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こう見ると耐性系低いのが気になる鎧武者なのに低いってどういう事それに未だに技能の内容がわからない
でも訓練の中でわかったこともある俺の武器は剣と銃が一緒になった無双セイバーというのを使っているのだが
それになぜか夢で手に入れたロックシードと組み合わせられるのだ
連発はできないが普通に剣で斬るよりも遥かに力があがる
こうもこのロックシードってのは不思議なものだ
コレはあとで調べておかないといけないな
さて自主練にでも、、、ってあれ?ハジメとあれは檜山達か。何をして、、、ッ!?アイツらハジメを殴りやがった!!
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ハジメside
僕は戦闘力皆無だ。だから雄汰と一緒に少しでも役に立てるようにメルドさんに座学の時間を増やしてもらうように頼んだけど、せめて自分の身は自分で守れないといけないから今日は戦闘訓練をしよう訓練場に向かっていたら、、、
檜山「おいおい、戦闘訓練か南雲クン?ww」
「最弱がやっても無駄だろww」
「「ホントソレww」」
しつこいなぁ。雄汰がいないとこれだ。とりあえず無視すれば、、、
檜山「おい、いい事思いついたぜw俺らでコイツを鍛えてやろうぜww」
「?あぁ、そうゆうことねww」
「いいぜ!のったのったww」
ハジメ「えっ。『ドコッ』グッハ」
鍛えるといったらすぐに彼は僕を殴った
檜山以外「おらおらさっさと立てよ雑魚ww」
ハジメ「イタッ、グァ」
他のやつも倒れた僕をけり始めた。僕と違いステイタスがそれなりにある彼らの暴力はとても痛くて怖い。そして、自分に力がないことが悔しい。
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雄汰side
雄汰「おい!!お前ら何してやがる!!」
ハジメ「ゆうた、、、」
檜山「ッ、何って鍛えてやってんだよ文句あんのかよ?」
「「そうだそうだ」」
都合のいいこといいやがって。ただハジメをリンチするつもりだったろうが!!
まぁいい。そっちがそのつもりなら、、、、
雄汰「わかった。なら俺がお前等を鍛えてやる」
檜山「何を言っ「なんだビビってるのか?」うるるせぇ!上等だ!!」
檜山以外「なめやがって!!!」
檜山が殴り掛かってくる。だがその攻撃は向こうにいる時よりも鍛えられてる俺からしてみればとても遅いのでよく見てかわし檜山のみぞおちを殴る。
檜山「グッハ!」
俺が殴った檜山は苦痛に顔をゆがめ膝から崩れ落ちて動かなくなる。
檜山以外「てめぇ、、『バシュン』
何かを言いかける途中のやつらをまとめて無双セイバーの銃で撃つ。
雄汰「立てよ…お前がハジメにやってきた稽古とやらと俺がやってきたことに…なんら変わりなんてないはずだろ?」
俺はこいつらに剣を向ける
檜山「ヒィィ」
?「落ち着いて、雄汰くん!」
剣を握っていた手を香織が掴んだ。
雄汰「白崎…お前…」
香織「雄汰くん、落ち着いて、お願い」
香織は雄汰にこれ以上はやめるようにいった
雄汰は夢でサガラに言われた正義とは何か問われたときの例えが今の状況と一緒だった香織がとめなかったらもっと酷くなっていた
雄汰「白崎、すまねぇ、助かった」
香織「うん、あ、南雲くんを回復しないと」
そういって香織はハジメの治療を始める
雫「香織!」
あとから八重樫がくる
香織「あっ雫ちゃん」
雫「香織、これは、」
八重樫は香織に聞こうとしてけど大体は周りを見ればわかる
雫「南雲くん、大丈夫か?」
ハジメ「う、うん大丈夫」
雫「そうかけどよくやめられたね葛城くん、君ならもっとやってるかと思ったよ」
雫は1番友達を大切にする雄汰が檜山たちにあまり攻撃してないのが気になった
雄汰「まぁ白崎がとめなかったらもっとやってたけどな」
と檜山たちににらみをきかせると
檜山「ヒ、ヒィィ」ダッタタと逃げていった
雄汰「ハジメ、本当に大丈夫か」
ハジメ「うん、雄汰ありがとう」
雄汰「あぁダチは大切にしないとな」
香織「でも私はやりすげて、雄汰くんが傷ついてほしくない」
白崎が俺を心配しているこれは何気に嬉しいでもそんな中
雫・ハジメ (・∀・)ニヤニヤ
他二人がなぜかニヤついている
香織「ふ、ふたりともどうしたの?」
白崎も気づいたのか聞いている
雫「いやぁー香織がどさくさに葛城くんのことを下の名で呼んでいるからね」
ハジメ ウンウン
言われてみればさっきから下で呼ばれている
白崎の顔を見ると
香織「カァァ////////」
顔を真っ赤にしていた
香織「あ、あのね、か、葛城くん、い 嫌だよね私なんかに下で呼ばれるの」
白崎はこんなことを言ってるけど何を言ってるんだ嬉しいに決まってる
雄汰「い、いやではない。」
香織「ほ、ほんと?これからも呼んでいいかな?」
雄汰「あぁ大丈夫」
香織「なら、私も下で呼んでほしいな ダメかな?」ウルウル
こんなに潤ませられると断れない
雄汰「いいぞ、か、香織……」
香織「エヘヘ、よろしくね雄汰くん…」
雄汰・香織「////////」ハジメ・雫「ニヤニヤ」
そのあとは天之河の無意味な説教があった檜山に対してのイライラがあって殴りたくなったけど八重樫とか、香織の抑えてほしいという視線があったので我慢した
あいつとはわかり合うことは絶対にないだろう
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あれから一週間がたち、翌日に【オルクス大迷宮】での実践訓練を控えた夜、俺は中々寝付けずにいた仕方がないのでいい感じの広場で踊っていた。
夜風はとても気持ちよく気持ちよく踊れた
そのあと部屋に戻ると中に同室のハジメと香織がいたしかも格好は純白のネグリジェにカーディガンを羽織っただけの、健全な男子高校生には刺激の強い格好で俺のベッド座っていた。
ハジメ「雄汰、おかえり」
香織「おじゃましてます」
俺は思わず「…キレイだ」とつぶやいた
香織「え、えっとありがとう////////」
雄汰「なぜ、香織が?」
香織「あっえっと、雄汰くんと南雲くんに話があってさっきまで南雲くんとはお話してたの」
雄汰「そ、そうかそれでこんな遅くどうしたの?」
香織「えっとね明日のことが不安でそれで雄汰くんと話したかったんだ。あとは嫌な夢も見たから」
雄汰「話すことは別に構わないよ。こうして話すのも楽しいと思わない?あと夢については俺が聞いてもいいのか?」
香織「フフフそうだね!なんだか悪いことしてるみたいでドキドキするね!夢の事はむしろ伝えたいことだから大丈夫だよさっきも南雲くんにも話したから」
そういって微笑む香織は本当に満月の光もあって天使や女神なのではないかと錯覚するほどに美しく俺も香織とは別の意味でドキドキしている
雄汰「た、確かにな。じゃあきかせてもらっていいか?」
そうして彼女は夢の事を語りだした。
彼女の見た夢では俺とハジメが暗闇の中にいなくなるらしい。だから俺とハジメに明日休んで欲しいと伝えに来たそうだ。
そして俺は、化け物に変わること
雄汰「成程ね。まぁ確かに絶対安全なわけないからな」
香織「うん。でもねこうやって伝えても二人が休まないんだろうなぁってわかってるの」
雄汰「確かに俺とハジメなら休まないだろうな」
ハジメ「う、うん」
雄汰「あと大丈夫だろ、メルドさん達が最善の注意で俺らを守ってくれるはずだ」
香織「うんでも、不安なんだ」
雄汰「それに俺が化け物のに変わることがあったとしてもきっと大丈夫さ」
香織「えっ?」
雄汰「たとえ、俺が化け物のなっても俺は友達のために化け物の力を使うよ。」
香織「やっぱり、雄汰くんは変わってないなぁ…」
雄汰「?」
俺は、「何のこと?」と言わんばかりにポカンとしていると、その様子に香織がクスクスと笑みを零す。
香織「雄汰くんと私が初めて会ったのは高校入学式の日からだと思ってるよね? でもね、私は中学二年の時から知ってたよ」
ハジメ「そうなんだ」
雄汰「あれ?俺って香織と会ったことあったけ」
香織「直接関わってはないの、でもね…その時のゲン君を見て、私はとても強くて、とても優しい人なんだって思ったの」
雄汰「えっ?」
ハジメ「雄汰ってそんなことを言われるようなことしたの?」
雄汰「いや、全然記憶にないのだけど」
香織「だって雄汰くん。小さな男の子とおばあさんのために体を張ったんだもの」
その言葉に、ここで雄汰は「あ、あれかぁ〜!」とようやく思い出した模様。
それは……一年と半年前の話。
———◆回想シーン◆———
香織side
……それは予想だにしなかった、正に唐突に起こったことだった。
脳裏にしっかりと刻み込まれて、香織は今でもあの嵐のような光景を忘れられずにいる。
その日の放課後、隣町のスーパーを目指して商店街を歩いていた。
ガヤガヤと聞こえる騒音を振り切り、メール画面に書かれてある母親に頼まれた夕食の材料を目に入れながら歩くのを止めない。
香織「……あれ?」
ふと、不穏な騒音が香織の耳に入る。
嫌な予感がしながら視線を向けると、残念なことに香織の嫌な予感は的中。
柄の悪い不良が怒り心頭な様子で怒声を撒き散らし、お婆さんが怯える男の子を庇って対面している。お婆さんは何度もペコペコ頭を下げて謝罪を繰り返している。
察するに、男の子が食べていたタコ焼きが不良にぶつかったせいで、不良のジーンズが汚れてしまったらしい。
香織「どうしよう……た、助けた方が良いよね?」
そうは言っても、幼い子供すら容赦のない暴君に見える不良の雰囲気に気圧され、足が竦んで動くことさえできなかった。
道行く通行人達もお婆さんと一瞬だけ目を合わせるも、すぐに目を逸らす。
香織はその通行人を非難することができない。当然だ、彼等は自分と同じく、後でどんな目に遭うか分からなくて恐れているからだ。
男の子「……か、かえしてよ! それは友だちにあげるプレゼントッ」
不良「ああん? 元はと言えばテメエが撒いた種だろうがクソガキがッ!!」
どうするか戸惑っていると、不良の男が奪ったプレゼントを地面に叩きつけようとする。
香織「や、やっぱりダメッ……危な………!」
そのときだった
?「ウェェェェェェェェェェェェェェェェェエイィィィィ」
と香織の声を遮って、何処からか声が聞こえた
その声は不良が叩きつけようとしたプレゼントを
持っていた
彼はそのプレゼントを守るために滑り込んだのだ
それが当時の雄汰だった
不良「て、て言うか何だよお前!? そ、そのガキとババアの身内かよ!?」
雄汰「いいえ! 赤の他人です!」
不良たち『違うんかい!?』
雄汰「でも、ダチを想う心は一緒だ。まだ子供なんだし、クリーニング代だけにして、この子のダチへの誕生日プレゼントを台無しにするのはどうかと思うぞ?」
不良「は、はぁッ!? テメェ、何様のつもりなんだ……!」
雄汰「それになぁ? いくらお気にのジャージが汚れたからって、お年寄りから財布ごと掻っ攫うのは良くないのでは? おまけに子供に手を出すとか、大人としてみっともないと思わんのか?」
不良「う、うるせえ!! お前関係ねえんだから引っ込んでろよッ!」
雄汰に殴りかろうとした不良だったけど
スカッ
雄汰は軽々避けた
雄汰「話し合いで解決しようと思ったのだけどなぁ」
といい雄汰は携帯の連絡記録を見せるそこには
雄汰「俺がさっき警察に連絡しといた」
といったが不良は
不良「へっそんなのサツが来る前にお前を叩きのめしたらいいんだよ」
不良はまた拳を握るけども
雄汰「はぁ( ´Д`)=3 これだから不良は嫌いだ 履歴時間を見ろ、俺はお前が騒ぎを起こしてすぐに連絡したつまり」
ファンファンファン
と何処からかパトカーのサイレンが聞こえた
不良「ち、逃げるぞ」
不良たちは消えていった
雄汰「お婆さん、お怪我はありませんか?」
お婆さん「は、はい、どうもありがとうございます」
とりあえず撃退した雄汰はプレゼントを男の子に返す
雄汰「君大丈夫か?」
男の子「グスッお兄ちゃんありがとう」
雄汰「怖かったか?」
雄汰は膝を曲げ男の子の目線に合わせる
男の子「う、うん」
雄汰「頑張ったな、ナイスガッツだ」
男の子「え?」
涙目の男の子が困惑した声で上を見上げる。
雄汰「よく頑張ったぞ! お前は怖くても『友達』を守るために立ち向かったんだ。その友情魂、俺はとても感動した! お前は男のなかの男だぜ!!」
そう言って朗らかな笑みを男の子に向けながら頭を撫で回す。年相応の、幼馴染みの光輝とはまた違った——本物の『男』の笑み。そんな彼の顔を遠目から眺めた香織は一瞬見惚れてしまった。一瞬だけだが、その男の友のことを思うと、香織はその友達が羨ましいと感じてしまう。
雄汰「これからもお前の友達を守るんだぞ?そして友情を大切にするんだぞ? これは男同士の約束だ」
男の子「うん! ありがとう、お兄ちゃん!」
雄汰「頑張れよ!」
男の子に手を差し出す雄汰。おずおずと雄汰の手を掴むと、雄汰は男の子と握手し、組手を変えて互いに拳を変えると何度も打ち合わせる。雄汰曰く『友情の証』らしい。
荷物を纏めたお婆さんは雄汰にぺこり、と頭を下げて男の子を連れて行く。お婆さんに手を引っ張られながら男の子は「ばいばーい!」と満面の笑みで雄汰に手を振りながら去って行く。それを雄汰は爽快な表情で手を振り続けていた。
香織はもう目を離せなかった。
その『雄汰』と言う少年を大切なものに前向きな人格だと感じたことに惹かれてしまう。終いには何故か、彼に話しかけることにした。決してあの屈託のない笑顔に心を奪われたわけではない、と自分に言い聞かせてながら。
香織「あ、あの」
雄汰「ん?」
香織「どうしてそこまで頑張ったのですか?赤の他人にどうしてこんな勇気のある行動ができたのですか?」
雄汰「助けるのに理由っている?」
香織「えっ?」
雄汰「俺はただそこに手が届くから手を伸ばしただけだよ」
香織「すごいですね」
雄汰「そうでもない」
香織「あと警察待たなくてもいいのですか?サイレンなったのに一向にくる気配がないのですが…」
雄汰「ああ、あれは─」
雄汰はスピーカーと携帯を見せた
雄汰「俺は携帯でパトカーのサイレンをワイヤレススピーカーで流しただけだよ」
香織「えっ!?でも携帯に履歴があるって?」
雄汰「俺は呼んでないよ、警察にワンコールだけかけて履歴を作っただけそれを不良に見せたのさ」
すごいこの人はそこまで考えて行動したんだ
私は完全にこの人に心を奪われてしまった
彼はそれではといい、消えていった
———◆回想シーン終了◆———
雄汰side
雄汰「あぁそんなことしたかもね」
ハジメ「へぇー雄汰そんなことしてたんだそういえば今はマシだけど昔から変な声出すもんね」
雄汰「う、うるせぇ」
結構気にしてるのにハジメの野郎…
香織「強い人が力で解決するのは簡単だよね。光輝君なんて、いっつも自分からトラブルに飛び込んでは相手の人を倒してるし…でも、弱くてもそれを理由にせず立ち向かえたり、他人のために行動できる人はそんなにいないと思うよ。私も…あの時は怖くて動けなくって…私は雫ちゃん達みたいに腕っ節が強いわけじゃないって、必死に自分に言い訳をしてた………きっと誰かが止めるって、他人任せにして」
あの日のことを悔いているように言葉を紡ぐ香織。
雄汰「香織…」
香織「だからね。あの日から私の中で一番強い人はずっと雄汰くんなんだよ。だから、一緒の高校でクラスも一緒になって嬉しかった…でも、すぐに寝ちゃったりするから中々話せなくて…」
「そ、それは面目ない…」
予想以上に高評価だったことに照れくさくなった雄汰。
香織「って、ごめんねなんか私ばっか話して///恥ずかしいこと言ってた気がする///」
雄汰「謝らなくていいよ。確かに照れるけどそれよりも嬉しいから」
香織「そっか、よかった。えっとそれでね私が言いたいのはね、、、」
香織は頬を朱く染めながら深呼吸し始める
雄汰「?」
香織「フー、私はね.........そんな優しくて強い君と約束がしたいの」
約束?
香織「明日ね、ちゃんと二人で無事に帰ってきたらね大切なお話がしたいの///。とても......とても大切なお話を///だからね約束して欲しいの。必ず無事に一緒に帰ってくること。ダメかな…雄汰くん///」
香織は上目使いでもじもじしながら俺に聞いてくる。彼女はとても照れているようで、それでいて少しの不安をにじませていた
俺はそんな彼女の告白まがいなことを聞いて正直頭がオーバーヒートしそうだ。きっと俺も彼女に負けないくらい顔が朱くなっているに違いない
いや、告白まがいとかじゃないのだろうきっと、、、そして俺の気持ちも決まってる。
思えば俺も彼女のことがとっくに、、、、、
雄汰「ああ、わかった約束するよ。帰ってきたら大切な話をしよう約束だ.........か、香織!////」
香織「!うん!!約束だよ.........ゆ、雄汰くん!///」
その後俺は......か、香織を部屋まで送っていった
その時の俺たちの距離は今までよりも近く
そして気が付いたら俺たちは手つないで歩いていた
ハジメ「俺、完全に空気だったなぁー」
…雄汰は気配察知で近くに人がいるのは気づいた、でも今は特に害がないだろうと思い、気にしなかった
?side
雄汰とハジメの部屋から手をつなぐ雄汰と香織が出てきたのを目撃した人物が居た。
手をつないで、喜んでいた香織。
その姿を見て目撃者の表情が歪んでいたことなど、この時は誰も知る由もなかったのだ…
?「葛城の野郎ぉぅ…!絶対に…この手で…」
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現在のロックシード所持
雄汰 オレンジ
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次回は等々迷宮攻略、初変身までもう少し頑張ろ
次回[迷宮と戦闘]
またねぇー