ありふれた果実は世界最強   作:EXE@(O8O)

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鎧変更と再会

ハジメSide

 

雄汰とは違い、クラックに入らずに奈落に落ちてしまったハジメは魔物により左腕を持ってかれてから10日、魔物を喰らいステータスや身体は変化し、そして[ドンナー]という銃を錬成し、探索していた 

 

ハジメ「雄汰…何処だ…」

 

 

ハジメは雄汰が生きていると信じて奈落を探索しながら雄汰を探していた

 

 

?「グルルゥゥゥ」

 

 

ハジメの前に現れたのは

 

 

ハジメ「よぉ、爪熊。久しぶりだな。俺の腕は美味かったか?」

 

 

ハジメの左腕を持っていった風の斬撃を放つ熊の魔物だった

 

 

ハジメ「リベンジマッチだ。まずは、俺が獲物ではなく敵だと理解させてやるよ」

 

 

 

 そう言って、ハジメはドンナーを抜き銃口を真っ直ぐに爪熊へ向けた。

 

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しばらくして爪熊との戦いは

 

 

ハジメ「俺の糧かてになれ」

 

 

 

 その言葉と共に引き金を引く。撃ち出された弾丸は主の意志を忠実に実行し、爪熊の頭部を粉砕した。

 

 

 

 迷宮内に銃声が木霊する。

 

 

 

 爪熊は最期までハジメから眼を逸らさなかった。ハジメもまた眼を逸らさなかった。

 

 

 

 想像していたような爽快感はない。だが、虚しさもまたなかった。ただ、やるべきことをやった。生きるために、この領域で生存の権利を獲得するために。

 

 

 

 ハジメはスッと目を閉じると、改めて己の心と向き合う。そして、この先もこうやって生きると決意する。戦いは好きじゃない。苦痛は避けたい。腹いっぱい飯を食いたい。

 

 

 

 そして……生きたい。

 

 

 

 理不尽を粉砕し、敵対する者には容赦なく、全ては生き残るために。

 

 

 

 そうやって生きて……

 

 

 

 そして……

 

 

 

 故郷に帰りたい。

 

 

 

 そう、心の深奥が訴える。

 

 

 

ハジメ「そうだ……帰りたいんだ……俺は。他はどうでもいい。俺は俺のやり方で帰る。望みを叶える。邪魔するものは誰であろうと、どんな存在だろうと……」

 

 

 

 目を開いたハジメは口元を釣り上げながら不敵に笑う。

 

 

 

ハジメ「 殺してやる 」

 

 

 

 

 

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南雲ハジメ 17歳 男 レベル:17

 

天職:錬成師

 

筋力:300

 

体力:400

 

耐性:300

 

敏捷:450

 

魔力:400

 

魔耐:400

 

技能:錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合]・魔力操作・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地]・風爪・言語理解

 

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ハジメは爪熊を喰い、ステータスを確認する

 

 

ハジメ「こんなに探しても雄汰はいない、嘘だろ」

 

 

いくら探しても雄汰は見つからない

彼はもう…と信じたくない事実を認めたくなく

こぶしを強く握るその時

 

 

クァアー

 

遠くからかジッパーの開くような音が聞こえた

 

 

ハジメはその裂け目を見て、思い出した

ハジメと雄汰がベヒモスを倒したあとに

開いた裂け目だ

 

そこで大量の怪物が出て来た裂け目でもある

 

ハジメは警戒したまた大量の怪物が出てくるのではと

 

少ししたら凄い勢いで2つの物体が出て来た

 

 

1つ目は大きな角の生えた怪物

 

 

2つ目は………

 

 

鎧武「グァァァァァァ」

 

 

 

オレンジ色の鎧を着けた人物が居た

その人物を知っていた、小学生のときからずっと一緒にいて

一緒にベヒモスと戦い、共に奈落に落ちてしまった男を

 

 

ハジメ「もしかして…雄汰か…」

 

 

雄汰「は、ハジメなのか…」

 

 

大切な親友の葛城雄汰

 

 

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雄汰Side

 

 

雄汰「は、ハジメなのか…」

 

 

ハジメ「あぁ…よかった…無事だったんだな」

 

 

雄汰「まぁなでも話は後だ」

 

 

すると雄汰と一緒にクラックから来たインベスがこちらに走ってきた

 

雄汰「ハジメ!離れてろ!」

 

 

ハジメ「わかった」

 

 

ハジメが離れていくのを確認し

無双セイバーと大橙丸を持ち、インベスに斬りかかる

 

雄汰「うおぉぉぉぉらぁぁぁあ!」

 

 

インベス「グォォラァァ」

 

 

雄汰「ウァァァ」

 

インベスはあまりダメージはなく逆に攻撃され吹っ飛ばさせる

 

 

ハジメ「雄汰!」

 

 

雄汰はハジメが隠れていた場所に飛ばされ

ハジメは雄汰に近づく

 

ハジメ「雄汰、大丈夫か」

 

 

雄汰「ハジメ危険だ!」

 

 

インベス「グオオ」

 

 

雄汰・ハジメ「「グッハァ」」

 

 

インベスにより二人は飛ばされる

 

雄汰「ハジメ!大丈夫か!」

 

 

ハジメ「な、なんとかな」

 

 

コロッ

 

 

雄汰の腰に着けていたホルダーから1つのロックシードが落ちる

 

ハジメ「これは…」

 

 

雄汰「負けるか!」

 

 

雄汰はロックシードが落ちたのに気づかず、そのままインベスに走り出す

 

 

雄汰「グァ…どうしたらいいんだ…」

 

 

雄汰は何回やってもインベスに敵わない、どうしたらと考えていると

 

 

ハジメ「雄汰!コレ使えないか」

 

ハジメは雄汰に先程落としたロックシードを投げた

 

雄汰「おっと、…ロックシード…そうか」

 

 

雄汰「忘れてたぜ…ナイスだハジメ」

 

 

[パイン]

 

 

パインとロックを解除、すると上からパイナップルがゆっくりと落ちてくる

次にベルトのオレンジとパインを入れ替える

 

そしてカッティングブレードを一回振る

 

 

[ソイヤ]

 

 

[パインアームズ!粉砕・デストロイ!]

 

 

アーマーが展開し、武器は大橙丸から鉄球部分がパイナップルの形になってモーニングスター

 

【パインアイアン】

 

雄汰「おぉぉ変わった!よし、ここからは俺のステージだ!」

 

 

 

新たに現れたパインのアームズ、それは先程のオレンジアームズと違い胸部装甲が先程よりも厚くなっており明らかに防御面が強化されているのが見て取れる。

 

 

 

雄汰「さあ打ち砕くぜ!!おうらぁ!!」

 

インベス「グァァ!!」

 

 

 

パイナップル型の鎖鉄球、パインアイアンを軽々と振り回しながらそれをインベスへとぶつけていく雄汰。

 

 

雄汰「もういっちょうぉぉぉ!!!」

 

 

パインアイアンを振りかぶり、上段から強くインベスへと叩き付ける。

 

 

 

雄汰「ゥラッシャァア!」

 

 

 

インベス「ギュォオオォォオ!!」

 

 

 

 この凄まじい衝撃には怯まずにいられず、インベスは堪らず再び地に臥すことになる。しかしインベスもやられっぱなしという訳にもいかず、その腕をこちらへと伸ばしてくる。

 

 ならば、と雄汰はパインアイアンのチェーンをインベスの腕に巻き付け、そのままチェーンを振り回してヤツの巨体を振り回し、再度インベスを地面に叩き付ける。その衝撃で地面に小さいクレーターが出来上がる。

 

 

ハジメ「め、滅茶苦茶だ……」

 

 

 

 その凄まじい光景にハジメは半ば呆れているが気にしない。それにこれで終わりじゃない。

 

 

雄汰「まだまだァッ!」

 

 

 

 雄汰はパインアイアンのチェーンを手繰り寄せ、更なるハンマーによる殴打の連打を頭、身体、脚と五体全体に浴びせる。勿論その手は一切休めない。それはまるで、敵に情を抱かないようにと無理矢理自分で自分を言い聞かせるように……。

 

 

 

インベス「グ……グアァオォ……」

 

 

 

 流石にここまでのラッシュにより、インベスは既に虫の息だ。

 

 なら、これで終わらせる。

 

 

 

 

 

『ソイヤ! パインスカッシュ!』

 

 

 ドライバーのカッティングブレードを一回下して必殺技を発動させる。眩しく金色に発光するパインアイアンをハンマー投げの要領で振り回し、敵に向かって一直線に投げ飛ばす。瞬く間に巨大なエネルギーの塊と化したパインはインベスを拘束し、その視界をも奪う。あとは最後の一撃を入れるだけだ。

 

 

雄汰はインベス目がけて跳躍し、最後の跳び蹴りをかました。

 

 

雄汰「ッ……セイハアアアアァァァァァア!!」

 

 

 

 無頼キック──超高密度のエネルギーを纏った脚がインベスの身体へと吸い込まれるようにして入っていき、その脚を食らった巨大インベスは大きな衝撃と共に爆散した。

 

 

雄汰「ふぅ……」

 

 

 脅威が去ったことを確認した雄汰は変身を解除し、真っ先にハジメの元へと駆け寄った。

 

 

 

雄汰「ハジメっ、大丈夫だったか?」

 

 

ハジメ「あぁ、でも…俺って分かるんだな」

 

 

ハジメの見た目は以前と比べて大きく異なる、そんな姿を見ても

雄汰はハジメだと思うのが不思議だった 

 

 

雄汰「ん?…ふッ、ふふふ、ハハハ」

 

 

ハジメの疑問を聞いた雄汰は大声で笑っていた

 

 

ハジメ「おい、なんで笑うんだよ」

 

 

突然、雄汰が笑い出した

 

 

雄汰「悪い、悪い」

 

 

雄汰はハジメに近づく

 

 

雄汰「当たり前だろ小さいときからの親友の姿ぐらい」

 

 

ハジメの前に来ると雄汰は抱きしめ、そして泣いた

 

 

ハジメ「雄汰!?」

 

 

雄汰「よかった、本当によかった」

 

 

雄汰はハジメにずっと謝っていた

 

 

ハジメ「おい、落ち着けって」

 

 

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ハジメSide

 

 

あれから泣いていた雄汰を落ち着かせ、お互いが10日間どう生きていたのかの報告をしていた

 

ハジメ「なるほどな、クラック…そしてヘルヘイムか」

 

 

雄汰「あぁ、インベスも相当強かった、森の方でも数が多すぎて今の俺は確実に負ける」

 

 

ハジメ「そうか…」

 

 

雄汰「お前はだいぶ変わったな」

 

 

ハジメ「あぁ、魔物喰ってこうも変わるとは思わなかった」

 

 

雄汰「……まぁ、とりあえず俺も食ってみるか。奈落に落ちてから何も食ってないかな。」

 

ハジメ「あぁ。肉は余っているものが少しあるからそれを食べろ。」

 

雄汰「了解。」

 

 

 

とハジメに委ねさせて雄汰は魔物の肉をハジメから渡される

 

するとお腹が空いていることもあり、急に食欲が湧いてきて俺は思いっきり食べる。

 

まずい。

 

一言でいうならその一言だ

 

それでも雄汰はそれ以上にまずい食べ物を食べたことがあるので平気なのだが

 

すると3分くらいで全部食べきってしまうするとその時だった

 

 

 

雄汰「あ? ――ッ!? アガァ!!!」

 

 

 

 突如全身を激しい痛みが襲った。まるで体の内側から何かに侵食されているようなおぞましい感覚。その痛みは、時間が経てば経つほど激しくなる。

 

 

 

雄汰「ぐぅあああっ。こ、これがっ――ぐぅううっ!」

 

 

 

 耐え難い痛み。自分を侵食していく何か。だけど雄汰はこれを受け止め神水を飲む

 

 

 

ハジメ「……」

 

 

 

ただハジメは雄汰を見ている。それは温たく。信頼している目で。

 

それなら応えるしかない。雄汰は痛みに立ち向かうことを決心するとまた細胞が破壊されたような激痛が自分の目で確認する

 

 

 

数時間後。やがて、脈動が収まり雄汰はぐったりと倒れ込んだ。服の下には今は見えないが赤黒い線が数本ほど走っているがハジメとは違い頭髪はなぜか黒いままである。

 

 

 

雄汰「……いてぇな。」

 

ハジメ「大丈夫か?」

 

雄汰「あぁ。平気。おっとステータスっと。」

 

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葛城雄汰 レベル:24

 

 

 

天職:鎧武者【鎧武】

 

 

 

筋力:630

 

 

 

体力:650

 

 

 

耐性:500

 

 

 

敏捷:690

 

 

 

魔力:630

 

 

 

魔耐:500

 

 

 

技能:鎧変更・錠前解除・剣術・弓術・馬術・気配察知・魔力操作・胃酸強化・纏雷・天歩[+空力][+縮地]・風爪・言語理解

 

 

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雄汰「……あぁ。マジで強くなれるらしいな。てか悪い。腹減ったからもう少しあるか?」

 

ハジメ「お前まだ食うのか?」

 

雄汰「10日も食ってないせいで腹減っているんだよ。なんか食い足りないし。まぁ最悪狩にでればいいか。体慣れさせたいし。」

 

 

ハジメ「お前なんか呑気だな。」

 

雄汰「生きてるだけ御の字だろ?俺絶対死んだと思ったし。それに。」

 

 

 

俺は約束した少女の顔を思い出す

 

 

 

雄汰「香織に会うまでは絶対死ねない。」

 

 

 

一度破りかけた約束は生きていたことにより続行だ

 

 

そして雄汰たちは奈落の底脱出に向け、動き出すのだ

 

 

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現在のロックシード所持

 

 

 

雄汰 オレンジ・パイン・イチゴ

 

 

 

 

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次回「月と追加人」



また見てね
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