「ここは……」
確か私は鬼から逃げるため崖から川へ飛び込み逃げ切った。だけどここは?なぜ私は布団に?
「おや、起きたかい?」
「は、はい。あなたが助けてくれたんですか?」
「そうだよ。ビックリしたさ朝起きたら君が血だらけで倒れていたんだからね」
「助けてくれてありがとうございます」
「ふふ、いいよ。ゆっくりしていきな」
私を助けてくれたのは町外れにある鍛冶師の【鋼森 刀奈】さんだ。それもかなりの名匠で数々の名刀や業物を作っていると言っていた。私は刀奈さんの刀を打つ姿を見て私もやってみたいと思い刀奈さんに言ってみると目付きが変わったけど微笑みながら教えてくれた。
「(この子、本当に初めてなの!?そこら辺の見習い鍛冶師よりも上手い!鉄を打つタイミングや熱を入れ冷やす時間。この子は……)」
「……ふぅぅ、刀奈さんこんな感じですか?」
「え?あ、あぁ。ホントにこれが初めてなのかい?一回教えただけなのにここまでなんて……」
「初めてですよ?ただ刀奈さんのやり方を見てましたから!」
それから私は刀奈さんに刀作りを教わりながら作った刀で全集中の呼吸を更に上達し新しい呼吸を編み出すことにしたそれが
【全集中の呼吸"須佐之男"】攻撃・防御特化の呼吸法 呼吸は強く深く
【全集中の呼吸"月読"】速度・瞬発力特化の呼吸法 呼吸は強く速く
【全集中の呼吸"天照"】攻撃・速度特化の呼吸法 呼吸は深く速く
【全集中の呼吸"天津神"】超攻撃・超防御・超速度・超回復特化
と、言う呼吸法だ。これなら上弦の鬼が出てきても渡り合えることだろう。だけど無惨には通じない可能性もある…そういえば、神様から1つ特殊能力を付与しててくれたような…私はこの特殊能力を使おうと意識すると身体から銀のオーラが溢れ出した
「こ、これはまさか【銀氣闘法】!? 本来の能力なら龍を滅する力…だとしたらここでは鬼を…1度試すしかないか…」
そうして、私は朝から夕方まで刀奈さんに鍛冶を教わり、夕方から夜まで剣術や呼吸を夜から深夜まで座禅で【銀氣】の解釈を広げることを毎日繰り返し続けること5年私は十歳になり刀奈さんからはもうプロの鍛冶師とお墨付きを貰い剣術やオリジナルの呼吸も完璧に使えるようになり、【銀氣】も自在に操れるようになった
「そういえば、鬼は鬼殺隊の持つ日輪刀しか殺せないって言っていたけど【銀氣】ならどうなんだろ? んー、日輪刀の素材なんて……ん?ん”ん!?な、なんで!これが!」
「どうしたんだい?夜空そんな驚いた声出して」
「刀奈さん!どうして【猩猩緋砂鉄】と【猩猩緋鉱石】がここに!」
「ん?あぁそれね。前に依頼があってね“鬼殺隊の刀を作ってくれ”って夜空も知ってるんだろ?鬼殺隊」
「う、うん」
「夜空はそのために私から鍛冶を教わったのかい?」
「違うよ!」
「っ!?」
「私は刀奈さんに刀の作り方を教わったのは刀奈さんの刀を作る姿に惚れたから!そんな裏切るために教わったんじゃない!!確かに日輪刀が要らないなんて嘘は言わない」
「ふふ、ふふふ あははははは!」
「なんで笑うんだよ!」
「いやね、嬉しかったのさ」
と、刀奈さんは昔のことを……刀奈さんの師匠のこと話してくれた。刀奈さんの元々は鬼殺隊が日輪刀を作るための里【刀鍛冶の里】の出身で刀奈さんの師匠もその里出身でだったが追放されたそうだ。しかし追放された理由は刀奈さんでも知らない
「よし!!私が夜空の刀を一本作ってやる!」
「ほんと!?」
「あぁ!そろそろ行くんだろ?」
「っ!? ぅん」
「頑張って来な!」
そして刀奈さんは私に刀を作ってくれた。それもかなりの名刀となった。私も刀奈さんの隣で刀を打ち続けた。
それから1ヶ月後、日輪刀は完成し私が三本の刀を握ると刀身が黒く染まり真紅、白銀、漆黒、蒼青の龍紋が現れた、そして日輪刀を万力の力で握ると日輪刀は【赭刀】ではなく【赭灼刀】となった。最近気づいたことがある刀奈さん曰く、私は普通の人の数十倍の筋繊維密度を持っているとの事
「あれ?普通の日輪刀じゃないのか?」
気になった私は【銀氣】を三本の刀に注いで見ると赭いオーラと注いだ銀のオーラが混ざり合い更に刀の力増していた。そして、私は【透き通る世界】で刀奈さんを見ると刀奈さんの心臓部分から【銀氣】に似たオーラが点っていた。当の本人は気づいていないみたいだけど
「ありがとう刀奈さん」
「いいのよ、もう行くんでしょ?」
「……ぅん、行ってきます“刀奈母さん”!」
「っ!? 行ってらっしゃい!
そうして、私は最終選別のある場所に向かった。