私が蜜漓さんと別れて2ヶ月ぐらいたったあと私は鬼を狩り続けた。数は100を越えた辺りで数えるのをやめた
「離してください!」
「ん?」
そこには麻の葉模様の少女がガタイのいい男に腕を捕まれ何処かに連れて行かれそうになっていた。麻の葉模様の少女は周りに助けを求めるが誰もが少女の問い掛けを聞かぬ振りで少女は連れていかれそうになる。それに少女の背には炭があった私はあの少女を知っている……私は少女を掴んでいる腕を握り、骨をへし折る
「ぎゃぁあぁぁあぁぁぁ!!う、腕がぁぁ!!」
「騒ぐな」
「ヒィィッ!?」
「死にたく無ければ去れ」
男は悲鳴を上げながら走ってどこかに逃げっていった
「あ、あの!助けてくれてありがとうございます!」
「ううん、大丈夫だよ。怪我ない?」
「は、はい!////」
「ん?顔紅いけど大丈夫?」
「だ!だだだだ大丈夫です!」
そして、私は禰豆子ちゃんにお礼がしたいと言われ禰豆子ちゃんに引っ張られながら家に連れていかれた。私としては嬉しい誤算である、これで禰豆子ちゃんや禰豆子ちゃんのお母さんや兄弟を守れる……この世界では絶対死なせない! だからこそ【発】による念能力がいるかもしれない…もしかしたら普通の鬼かもしれないがもし……もしも【鬼舞辻 無惨】だったら【念】だけじゃ心もとないし【鬼舞辻 無惨】が【念】を使えるようになるれば鬼殺隊には勝ち目がなくなり世界は滅びる。だからこその私が作る念能力が必要になる
「着きました!ごめんなさいこんな山奥で」
「ううん、大丈夫だよ。ホントなら野宿する予定だったから」
「えぇ!?こんな真冬に野宿ですか!?危ないですよ!?」
「そう?私は大丈夫だけど?」
「だめです!!」
すると、家の近くまで来た私と禰豆子ちゃんの喋っている声が聞こえたのか家の中から女性が出てきた。
「禰豆子?誰かお客様かい?」
「お母さん!」
そして、禰豆子ちゃんは町で合ったことを包み隠さずお母さんの【竈門 葵枝】さんが突然私に向かい頭を下げた
「え!?ちょっ!なんですか!?」
「禰豆子を助けてくれてありがとうございます!!貴方が助けてくれなければ禰豆子は…禰豆子は……!」
「頭を上げてください!私がやりたくてやったことですから」
「か、母ちゃん誰か来てるのか」ゴホゴホ
「「炭治郎!/お兄ちゃん!」」
「こんにちは ん?なんだか体調が悪そうだね」
「お兄ちゃん最近張り切っちゃって昨日から風邪引いてしまって……薬を買おうにもお金が……」
「そうゆうことか…わかった禰豆子ちゃん葵枝さん私に任せてください!日落ちには戻ります」
私は二人にそういう山に向かって走って行き今のこの時期なら動物たちは冬眠する前の段階で餌を探しいてると思うし、この山は酸素も薄いし空気は綺麗だ薬草も有るだろう。そして、私は【円】で生き物や薬草がないか調べると近くでこっちに向かってくる動物がいたそれは猪だった。すぐに猪を倒し短刀で血抜きしその間に薬草を摘むことにした
「ふぅ~、こんな物だろう。あんまり取り過ぎると次が生えてこないからな」
「ご主人、猪の血抜きが終わったわ」
「ありがとう、雫」
「でも、こんなに取ったり狩ったりして大丈夫なの?」
「ん?あぁそうならないように取ってるから大丈夫だよ」
そうして、私は【竈門家】に戻り禰豆子ちゃんと葵枝さんに取って来た食料を渡しまだ炭治郎くんが熱が引かないそうなので取って来た薬草をお湯で洗い磨り潰し色々な木の実と果物を合わせ禰豆子ちゃんに渡し炭治郎くんに飲ますようにいい私は葵枝さんの手伝いをすることにしたが禰豆子ちゃんたちの弟や妹たちが遊んで欲しそうな顔をしていたからみんなで遊ぶことにした。
「ふふ、みんな夜空さんと遊び疲れて寝ちゃいました」
「本当にありがとうございます。薬草や食料まで……」
「困ったときはお互い様ですよ。葵枝さん!それに明日になれば炭治郎くんも元気になりますから!」
「ありがとうございます」
「どういたしましてです!」
そうして、私も布団を借り寝ることにした。明日も頑張ろう!