創造神のレプリカはいずれ頂点へと至る 作:ぴにゃこら太
実に前回から二週間弱
別に忙しかったとかではなく、ただ神様ってどんなんだっけ?という問いに躓いてました。そしてそのために見たのは意地悪な上司の行動一覧。
成果はありませんでした。
その日、創造神たるアルセウスは
「…………?」
幾千幾万幾億と見た運命、そのどれもが白い光を放ちながら掛け巡るのだというのに、アルセウスが
アルセウスは運命を覗き、そしてなぜ異なる光を放っていたかを理解した。この運命は他の神に操作されて歪なものになっていたのだ。これを操作した神は随分と意地が悪いものだ。生まれてから死ぬまで苦境に立たされるなんて、陳腐な発想で呆れてものも言えないわ。
同じ神として情けなさを感じたアルセウスは、その運命に神として施しを与えることにした。その施しは一つ一つが光となって運命と混ざり合い、黒い輝きが灰色に変わり、やがて白い光を放つようになった。
前の神が弄った部分を全て塗り替えたアルセウスは、最後の施しとして、転生する先をある世界に固定した。その世界に向かうように仕向け送り出すと、再びなぞのばしょにて佇むように瞑想を再開した。
△月○日 晴れ
今日はトバリシティのデパートでわざマシンがセット販売していたので3セット購入してしまった。そのために財布が軽くなってしまったので、トバリシティ近辺で賞金稼ぎをしていたら変なオカッパ頭の人が徒党を組んで襲ってきた。おそらくギンガ団だろう。もちろん返り討ちにした。その後きっちり賞金を渡してくる姿に笑ってしまったのは秘密だ。
「ふぅ、こんなものか?」
数日前に始めた日記を書き終え、ページを閉じると大きな欠伸をした。夜ふかしして書いていた日記は長いものではなかったが、今日を振り返るにはこの程度でいいだろうと自分の中で落とし所を見つけ、ベッドに入り横になる。
「未だに信じられないな、ここがあのポケモンの世界なんてなぁ。」
そう、転生したときは分からなかったが、ポケモンがゲーム画面の向こう側ではなく、現実にいることを知ったときはそれはもう飛び上がるくらい驚いた。
ポケモン、縮めないで言うとポケットモンスター。記憶では800種類を超えるポケモンを捕まえ、育て、戦わせたりコレクションしたりする世界的に有名なゲーム
だった、のだ。目の前にいる以上これはゲームでもなく、VRを駆使した映像というわけでもなくちゃんと実像を持っている。
つまり転生した世界はポケットモンスターの世界だった。
自分がポケットモンスターの世界にいるとわかると、好きな世界に来れたということで興奮してしまった。
興奮は次第に行動に現れ、俺はポケモントレーナーになった。ポケモントレーナーは楽しい。ポケモンに触れ、育て、そしてともに生きることは日々の糧となる。そうして絆を深めたり、戦いに勝ったりする事はゲームのときもそうだったが、現実にしてみるとそれ以上だった。再度言おう、ポケモントレーナーは楽しい。
「さて、明日のために今日はもう寝ないといけないな。」
俺が夜ふかしをした理由は日記を書くためだけじゃない。
ポケモントレーナーとなってからはしばらく経ったが、ついに旅に出ることにしたのだ。その興奮、つまり遠足前の子供がなかなか寝付けない現象が起きていたので、日記を書くついでに収まらない興奮を鎮めようとしていた。
俺は最後に、枕のそばに置いているボールに指を伸ばして、赤色の部分を指の腹で撫でた。コロコロと転がるそれは指を離してもひとりでに揺れていた。どうやらこいつも興奮が冷め切らないようようだ。全く誰に似たんだか。
「興奮が冷めないのは同じだが、流石に寝ないと寝坊するからな?大丈夫だ、目を閉じてれば自然と寝るから、よし。」
そういうと、ボールが2回揺れた。半透明な部分から中を見ると笑われているように見えた。うん、相手に言い聞かせてたのに自分にも言い聞かせているみたいだと笑われているな。
「うるさいな、まぁいいや、んじゃおやすみ。」
おやすみと言うと、ボールの揺れは小さくなり、部屋に静かな寝息だけが響いた。
明日は旅立ちの日だ。
気になって、シルヴァディって各メモリをどこに格納してるのかをアニメ版で調べたのですが、あの耳に当たる部分に入れてたのですね。さすがじんこうポケモン。
それとアニメを見返していて、くちばしキャノンを使用した回の、本当のバズーカのように構えて発射する姿に衝撃を受けましたね。