【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:タイタンは犠牲になったのだ…。

今回はデュエル無し。アニメGX第7話辺りの話になります。

※注意!
今回の話には、鮫島校長に対する強烈なヘイト表現があります!閲覧の際にはご注意願います!


第九十七話 幕間:査問委員会

<クロト視点>

 

ダークネス世界から帰還した翌日の昼過ぎ、俺はデュエルアカデミア査問委員会に呼ばれていた。

 

査問委員会が行われている部屋の中央に立つ俺を取り囲むように大型モニターが設置されており、それぞれ右から倫理委員会のお姉さん、ハゲ(鮫島校長)、クロノス、モブ教師が映っている。

 

ヤバいよ!ヤバいよ!泣く子も黙る、睨まれたら退学ほぼ確定の倫理委員会がいるじゃんよ!

 

七星門の鍵の件か?それとも立入禁止の廃寮に忍び込んだことがバレたか?イエロー寮にある材料を使って勝手にクッキー作ったことがバレたか?もしくはツァンにやったアレがモブブルー生徒から漏れてセクハラで訴えられたか?心当たりがありすぎる!

 

「昨日の深夜、2年前に行方不明となっていた生徒が発見されたのは知っているね?」

 

どうやら廃寮に忍び込んだことについての話らしいな。だが、ハゲが微妙に絶妙に答えづらい質問をしてくる。ハゲは、誰が発見されたとも、何処で発見された、とも言っていない。

 

YESと答えたら知っている理由を聞かれてそのままその理由を根掘り葉掘り聞かれるだろう。

 

だがNoをと答えるのは不味い。こんなところに呼び出す以上は、向こうは間違いなく俺が知っていることを確信を持って聞いて来ているだろうからな。

 

こういう腹芸は苦手なんだよなぁ。吹雪さんや藤原を助け出したことは悪いことではないからそのまま素直に説明してもいいかも知れない。

 

だが、それはそれ。これはこれ。みたいな話になって退学になったらそのままデッドエンドだな。上手く話を持って行かないと不味いな。

 

「知っていますよ」

 

「ほう?それは何故かね?」

 

「俺が彼らを発見して保護したからです。貴方が隠蔽していた行方不明事件の被害者をね?」

 

ハゲの眉がピクリと動いた。ここで切り返してくるとは思っていなかったらしく、多少は動揺してくれたらしいな。

 

ここで話をすり替えてハゲの責任問題追及の場にして俺は逃げよう。そうしよう。

 

「隠蔽?どういうことナノーネ?」

 

クロノスは知らされていなかったらしく、鮫島校長に視線を送っている。良い感じだ。もっとグイグイ迫ってくれ。

 

「発見された行方不明者は2名。以前、旧特待生寮に所属していた天上院吹雪と藤原優介。彼らは酷く衰弱していたらしく、今は保健室で手当てを受けた後に休息を取っている」

 

倫理委員会の女性がハゲの話を引き継ぎ、まるで俺の話を無視するかのように話を進めた。

 

あれ?選択肢を間違えたかな?普通、ここは「行方不明事件をもみ消していたとはどういうことか!?」とハゲを問い詰めるシーンなのでは?

 

「彼らが発見された場所は、今は立入禁止となっている旧特待生寮だ。君が彼らを発見したということは、つまり君は立入禁止エリアに入ったわけだな?」

 

あれー!?なんでこうなるんだ!?くそっ、ここで沈黙を守っていても都合の悪いことを黙っているようにしか見えないか。

 

「えぇ、まぁ」

 

「何故君は旧特待生寮に忍び込んだのだ?何か理由があるんじゃないのか?」

 

前世の知識で色々と知っていたからです!…無いな。頭の具合を疑われるだけだ。ならば…。

 

「旧特待生寮で過去に何人もの生徒が行方不明になっているという噂を聞き、それを調べに行きました」

 

「何故、わざわざ立入禁止エリアに入ってまで調べようとした?興味本位か?それとも何か別の理由があるのか?」

 

ダークネス世界から藤原を引っ張り出す為です!…無いな。正気を疑われるだけだ。それなら…。

 

「古くからの友人である天上院吹雪が行方不明になったことを知り、もしかしたらその謎が隠されているのではないかと思い、その確認をするためです」

 

「なるほど…事前に彼らから聞いていた情報と一致するな。嘘は言っていないようだ」

 

ちっ、そういうことか。コイツ等は事前に十代や明日香たちに事情を聴いていたわけか。そう言えばアニメGXで十代たちが査問委員会に呼ばれたのは早朝だったな。そして今は昼過ぎ。その間に彼らから事情を聴きだしていたのだろう。

 

「君も気付いたと思うが、既にオシリスレッドの生徒たちとオベリスクブルーの生徒たちからは事情を聴いている。君だけこの時間に呼び出すことになったのは、彼らを保護したタイミングで君だけがその場に居なかったからだ」

 

俺だけ早く帰ったことが裏目に出た感じか。格好つけて帰るんじゃなかったな。

 

「昨日の夜にクロノス教諭から、『旧特待生寮に不審者とオシリスレッドの生徒の生徒を見かけた』と連絡を受けてな。旧特待生寮に配置してある監視カメラを確認すると確かにそれらしき人物が確認されたので、その場に我ら倫理委員会が踏み込んだのだ」

 

クロノス、お前の仕業かぁぁぁ!この野郎、タイタンを餌にして十代たちを旧特待生寮に侵入させて、立入禁止エリアに入った罰で退学させようとしたのか!

 

タイタンに関しては、倫理委員会から提出されているであろう夜の巡回ルートの隙間からタイタンを廃寮に侵入させつつ、タイタンとの契約時に発行された領収書さえ回収しておけば、タイタン自身が発見されて確保されても「見知らぬ他人です」と知らぬ存ぜぬを通せばいいってわけか!

 

やってくれる!あぁ、もう!女子寮の件で真犯人として突き出しておけばよかったな畜生め!カミューラに襲われたとしても絶対に助けてやらないからな!人形になってからなら助けてやるよ!

 

「そこで発見されたのが、遊城十代、丸藤翔、前田隼人、赤羽コナミ、天上院明日香、丸藤亮。そして行方不明になったはずの天上院吹雪と藤原優介だ。残念ながら不審者には逃げられてしまったがな」

 

ふぅっ、少し落ち着いてきた。ともかく、明日香たちはクロノスにとっても誤算だっただろうが、クロノスにとってはほぼベストな結果に終わったわけか。

 

「そしてその場で彼らの話を聞いたところ、先ほどまでその場に居たはずの君が居ないことに気付いたそうだ」

 

これは捕まりそうなことに気付いて逃げたと思われているな。胃が痛い…。イライラしてきた。

 

「無事に吹雪さんを見つけることが出来たので、用事が済んだから帰っただけです」

 

「ふむ、まぁいいだろう。だが、彼らを本当に発見したかったのであれば、何故我々大人に助力を求めなかった?」

 

「行方不明になってから2年も見つけられなかった無能が何言ってんの?」

 

あっ、やべっ。イライラしてつい本音が…。

 

彼らをフォローするなら、いくら彼らが優秀な人間でもオカルト関連だと役に立たないのは仕方ないことだ。だが、今言ったこともでも事実なんだよ。

 

「なるほど。それに関しては我々の力不足だったことは認めよう。済まなかったで済まされる話ではないだろうが謝罪しよう。だが君が無断で立入禁止エリアに入った事実には変わりない。他の彼らと同じように、退学処分を受けるか制裁デュエルを受けるかを選んでもらおう」

 

「制裁デュエルで勝利すれば無罪放免なノーネ」

 

あぁ、そう言う流れか。彼らとしては事実関係をはっきりさせておきたかっただけな訳で、最終的にはこうなる展開に持ってくるつもりだったのか。

 

「もちろん、制裁デュエルを受けましょう」

 

「君のように成績優秀な生徒に制裁デュエルを受けさせるノーハ、気が進まないのでスーガ、規則なので納得して欲しいノーネ」

 

「分かりました」

 

クロノスが申し訳なさそうにこちらを見ながら言ってくる。彼にとっては俺は成績優秀な生徒の1人として見られているみたいだから、『惜しいなぁ』くらいは思っているのかもしれない。

 

だが、女子寮の件で冤罪を遊城十代(実際は丸藤翔にだが)に押し付けようとしたアンタには言われたくないな!アンタも制裁デュエルを受けなよ。

 

「詳細は後日連絡しよう。もう退出しても結構だ」

 

「はい。失礼しました」

 

俺は査問委員会の部屋から退出した。

 

納得いかない…。廃寮に忍び込んだペナルティとしての制裁デュエルに関しては仕方ないとはいえ、あのハゲへの追及が無いのは謎だ。一体どんな手品を使ったんだ?気になる…。

 

~~~

 

<鮫島校長視点>

 

ラーイエローの生徒である白河クロトが退出した後、私は査問委員会から追及を受けていた。

 

「さて鮫島校長?彼の言っていた通り、貴方が行方不明事件をいくつか隠蔽していた件について、我々は既に物的証拠をいくつか掴んでいます。何か申し開きはありますか?」

 

「これに関しては深いわけがありまして…事を荒立てない為にも話すわけには…」

 

「ならば貴方を今すぐ拘束して犯罪者として牢獄に叩き込むだけですが、よろしいですね?」

 

「むぅ…」

 

倫理委員会の女性は厳しい視線をこちらに向けてくる。彼らに三幻魔や七星門の鍵について話してもいいものか…。

 

「話が見えませンーガ、事件の隠蔽は不味いと思いまスーノ」

 

何もクロノス教諭も複雑な表情でこちらを見つめている。確かに彼の立場からすればどうしたらいいのかわからないだろう。

 

「この話は内密に願います。実は…」

 

私は三幻魔の件や影丸理事長の件、七星門の鍵についてを全て彼らに話すことに決めた。

 

もし、ここで私が何も話さずに逮捕されて校長職を追われた場合、次の校長が私と同じ目に遭ってしまうだろう。そうなれば三幻魔の復活を許してしまうかも知れない。それだけは阻止しなければならない。

 

「にわかには信じがたい話ですが、過去にもバトルシティやハートランドシティ、舞網市などで常識を覆すような事件は発生していましたし、真実であると仮定して話を続けましょう」

 

「助かります」

 

彼らは半信半疑と言った様子だが、頭から否定されなかっただけマシだろう。

 

「これから貴方にはいくつか質問をさせて貰います。そしてここからの質疑応答の内容は上層部に提出する為の資料として録音させて頂きます。良いですね?」

 

「分かりました」

 

「まず初めに、貴方は誰がその三幻魔とやらのカードをこの島に封印し、この島の何処にが封印されていて、具体的にどのように七星門の鍵を使えば封印が解かれるのかご存じなのですか?」

 

「三幻魔のカードはこの学園の地下深くに封印され、そこで七星門と呼ばれる石柱がそのカードを守っていて、その石柱に七星門の鍵を差し込めば封印は解かれるはずです。誰が封印したかまでは知らないです」

 

「では、三幻魔とやらが復活すると世界が大変なことになるという話が本当だとして、何故その話を他の人間に相談しなかったのですか?何故、行方不明事件を隠蔽したのですか?一応言っておきますが、先ほどの彼の様に他人を信用できなかったというのは無しですよ?」

 

「何処に影丸理事長の手の物が居るか分からなかったのです。また人に話してしまうことでその人を巻き込んでしまうかも知れなかったのです」

 

「ふぅ。やれやれ。話になりませんね。貴方が1人で抱え込んでいて、いずれ解決したと思っているのですか?余計に被害が広がるだけでは?貴方が隠蔽した行方不明事件に巻き込まれた被害者は、貴方にとって被害者にはカウントされないのですか?」

 

「いえ、それは…」

 

「では次に、貴方はその七星門の鍵とやらを如何にして入手し、如何にして守るつもりだったのですか?」

 

「鍵は先代の校長から古の三幻魔の伝承と共に託されました。その校長から、三幻魔の復活を狙う影丸理事長から七星門の鍵を守るためには、影丸理事長の部下であるセブンスターズがカギを奪う為に仕掛けてくる闇のデュエルに勝利しなければならないと聞いています」

 

「はぁ。呆れてものが言えませんね。良いですか?この島は十数年前までは孤島ですよ?その先代の校長は誰からその古の伝承を聞き、誰から鍵を入手したのかご存じなのですか?古代からの鍵の守護者の末裔だとか言われたのですか?少しくらい胡散臭いと思わなかったのですか?」

 

「それは…」

 

「ちなみに貴方の言う先代の校長ですが、現在行方不明だそうです。そして彼の戸籍や経歴は偽造された物でした。さて、その人物は信用に値しますか?恐らくその先代の校長は影丸理事長の手の者ですよ。何らかの理由で貴方に鍵を渡し、貴方に鍵を守らせるために用意された駒でしょうね」

 

「そんな…!」

 

「影丸理事長から直接貴方に七星門の鍵を渡して今の話をしてしまっては、貴方が影丸理事長の言う話を鵜呑みにするとは思えませんからワンクッション置いたのではないでしょうか?」

 

「そんな…」

 

「先代の校長については当時の倫理委員会や彼を採用した者の見落としでもありますし、影丸理事長の工作もあったことでしょうから、貴方の責任だけの責任ではありませんよ。先ほどは言い過ぎましたね。申し訳ございません」

 

「いえ、ありがとうございます」

 

「次に行きましょう。七星門の鍵は今何処にあって、どのようにして保管してあるのですか?」

 

「鍵は今、校長室で保管しています」

 

七星門の鍵と、その鍵が仕舞われた箱は昨日の夜に何とか海からサルベージしてある。何故か蓋が開かなくなっていたが、振ったら音が鳴ったので恐らくまだ中に鍵は入っているだろう。

 

「校長室ですか。あの部屋には金庫のような物は見当たらなかったと記憶していますが、どのように保管しているのですか?」

 

「…植木鉢の底に隠してあります」

 

「貴方は我々を馬鹿にしているのでしょうか?その鍵が敵の手に渡れば世界が大変なことになるかも知れないんですよね?」

 

「それは、その…」

 

「はぁ、次です。その鍵を守るために闇のデュエルをする理由は?対戦相手がその闇のデュエルで敗北すると消滅するからですか?まさか、デュエルに勝利すれば相手は何でもいうことを聞いてくれる、問題は全て解決してくれるなんて都合のいいことは、大人の貴方なら言いませんよね?」

 

「…」

 

「単純に考えて、鍵そのものを隠蔽するなり、鍵を破壊するなりすればいいのではないのですか?世界が危機に陥るのが分かっていて、馬鹿正直にデュエルを受ける理由を教えて頂けますか?」

 

「それは…」

 

「次です。そのセブンスターズですが、セブンと言うからには7人いるんですよね?誰がその7人と闇のデュエルをするんですか?全て元プロデュエリストの貴方が倒すつもりだったのですか?」

 

「…いえ、この島には優秀なデュエリストが多く集まっています。彼らに頼もうかと思っていました」

 

「その多くは未成年の学生ですよね?大人の校長である貴方は、自身が矢面に立つことも自分の身を挺して生徒を守ることすらせず、未成年の学生に命がけの戦いをさせるつもりだったという意味ですか?ここが海外の軍隊で貴方が指揮官で彼らが部下であればまだギリギリ納得は出来ますが、ここは日本の学園で貴方は校長で彼らは学生ですよ?ふざけるのも大概にして下さい」

 

「仰る、通りです」

 

「今、部下に校長室を探させて植木鉢の底から七星門の鍵が入っているであろう黒い箱を見つけたと報告がありましたが蓋が開かないそうです。これは貴方の仕掛けですか?」

 

「いえ、その…」

 

「この箱は昨日、貴方が海から拾い上げてきた箱ですよね?監視カメラにバッチリ映っていましたからつまらない言い訳は止めて下さいね?」

 

「はい…」

 

「ではもう1度、七星門の鍵の箱らしき物の蓋が開かないのは貴方がそうしたからですか?また、海から拾い上げてきた理由は?」

 

「実は、4月の上旬に1度、校長室から七星門の鍵が箱ごと消えてしまいまして…箱に仕掛けてある発信機から現在地を特定して昨日サルベージしました。蓋が開かなくなっていたのは昨日気付きました…」

 

「なるほど。つまりこの箱は七星門の鍵を仕舞ってある箱ですが、既に誰かに奪われた形跡があり、その中身も確認できない状態にあるというわけですね?今本当に、この箱の中に七星門の鍵があるかどうかすらも分からないと、そう言いたいわけですね?」

 

「はい…」

 

「これが最後の質問です。貴方は、先代の校長から託されたよく分からないカードを守るために、誰にも相談せずに独自の判断で学園内の行方不明事件を隠蔽し、行方不明の生徒を探すことも救うこともせず、他の生徒を危険に晒そうとしていた上に、1度は箱ごと七星門の鍵を全て奪われていて、ここにある箱の中に本当に七星門の鍵が残っているかも分からない、と言うわけですね?」

 

「はい…」

 

「話は分かりました。もう結構です。貴方の処分はいずれ然るべき場所から然るべき処分が下されるでしょう。余計なお世話かも知れませんが、身辺の整理をしておいた方がよろしいかと思われます」

 

「うぅ…」

 

「1つだけ私見を述べておきましょう。今回の件について色々と言いましたが、我々は別に貴方1人に全ての責があるとは言いません。我々倫理委員会にも落ち度がありましたからね」

 

「…」

 

「貴方と我々に足りなかったのはきっと『危機感』です。我々も今後はこのようなことが無いように鋭意努力し、自らの行動を改善していくつもりです。では、私はこれで失礼します」

 

そう言うと倫理委員会の彼女が映ったモニターはブラックアウトした。

 

私はどうすればよかったのだろうか、私はどうすべきだったのだろうか。誰か教えて欲しい。私はこれからどうなるだろうか?

 

鮫島校長の受難は続く。

 

ティロリン!鮫島校長のストレス値が10上がった!

 

 

 

 

 

 

「気まずいノーネ…」

 

「えぇ、全く…」

 

~~~

 

<クロト視点>

 

俺は退出した直後にステルス状態となり、こっそり査問委員会の室内に戻って俺が退出した後の話を聞いていた。

 

そしてこの世の終わりの様な鮫島校長と、気まずそうな表情のクロノスと一般モブ教師のモニターがブラックアウトしたことを確認した後に部屋を出た。

 

怖っ!なんだアレ?圧迫面接かよ。俺の時は未成年だからか手心を加えてくれてたんだな。俺があんなの食らったら泣くかもしれない。

 

それにしても、鮫島校長には悪いことをしたな。良かれと思って七星門の鍵の箱を封印して海に沈めておいたんだが、裏目に出ちゃったな。その他は自業自得だけど、機会があれば何かしらのフォローくらいはするか?

 

鮫島校長が校長を退任することになれば、繰り上がりで長期海外出張に出ているらしいナポレオン教頭が校長になるのだろうか。それとも、アニメGX2年目の様にクロノスが臨時校長になるのだろうか。どちらにしてもイマイチな結果になりそうだしな。

 

いや、このまま鮫島校長にはフェードアウトしてもらった方が俺としては助かるのか?大体あのハゲのせいで今後の事件が大きくなるからなぁ。悩ましい。

 

どちらにしても鮫島校長がこのまま校長を続投するのは…望み薄だろうなぁ。何か1つでも活躍することが出来ればあるいは…。いや、厳しいだろうなぁ。

 

 

さて、気持ちを切り替えておこう。俺は制裁デュエルとやらを受ける必要があり、それに勝利しないと退学らしいからな。ただ、制裁デュエルねぇ。

 

「相手が武藤遊戯やら海馬瀬人のようなトンデモじゃなければ何とでもなりそうではあるかな」

 

「あら?何がなんとかなりそうなのかしら?」

 

「ゲッ!?藤原!?」

 

査問委員会が終わり、教室に戻ろうとして廊下を歩いているところに、廊下の曲がり角からブルー女子の制服を着た藤原雪乃が現れた。

 

「久し振りね、クロ坊。本当に大きくなったわねぇ」

 

「そう思うなら頭を撫でるの止めてくれない?」

 

藤原は当たり前のように人の頭を撫でてきたのでとりあえず軽くその手を払っておく。

 

「それにしてもさっきのは随分な反応ね。私が声を掛けてあげれば大抵の坊やたちは喜ぶものよ?」

 

「そりゃあ藤原は美人だしな。気持ちは分かる」

 

「ふふっ、ありがと。それで?さっきのは何の話だったの?」

 

俺と並んで歩き始めながらさりげなく距離を詰めてくる藤原。それに合わせて俺も少し距離を取る。

 

正直に言って、俺はこの娘が苦手だ。何と言うか、年不相応の妙な色気がある上にボディランゲージが激しいのだ。実際、2年くらい前にアメリカでは酷い目に遭ったからな。前世からのDTな俺には対応が難しい相手なのだ。

 

「ちょっと色々あって、制裁デュエルってのを受けることになったんだよ」

 

「あら?じゃあクロ坊は早くも退学になってしまうのね。寂しくなるわ」

 

「おい。まだ負けると決まったわけじゃないぞ?」

 

「クロ坊は高校入学の生徒だから知らないのね。いいわ、お姉さんが教えてあ・げ・る♪」

 

「うおわっ!耳元で囁くな!普通に喋ってくれ!普通に!あと近い!」

 

気付けば目の前まで来ていた藤原から距離を取る。いつの間にだよホント。この世界の女優にはそう言う技能が必要なのか?

 

「ふふっ、制裁デュエルっていうのはね?その名の通り制裁にふさわしい最高難易度のデュエルなのよ。毎回デュエルの内容は変わるらしく、今まで制裁デュエルを受けた人間で勝利した者は1割未満と言う話よ?」

 

「へぇ~。こちらだけ魔法カード縛りとか、そう言う変則デュエルだったりするのかな?」

 

「それは分からないわ。ちなみに明日香は3年生の丸藤亮とタッグを組んでプロデュエリストと制裁タッグデュエルらしいわね」

 

「あれ?明日香たちもペナルティを食らったのか?」

 

アニメGXでは十代と翔だけで明日香はお咎め無しだったが、あれは恐らくクロノスの差し金によるものだろうからな。タッグデュエルにしたのは十代の足を引っ張る役割として翔を配置する為だろう。言い方はアレだが隼人は眼中に無くどうでも良かったのだろう。

 

今回は倫理委員会が現場で全員確保したみたいだからクロノスが口を挟む余地が無く、あの場に居る全員(吹雪や藤原を除く)が制裁デュエルの対象なのだろうな。

 

「なんでも立入禁止になっている廃寮に忍び込んだらしいじゃない?そう言う刺激的なことは私も誘って欲しかったわね」

 

「止むを得ない事情があったんだよ」

 

今回のようなリスキーな方法はなるべく取りたくはないが、まだまだ厄介事は山ほどあるからそうも行ってられないんだろうなぁ。

 

「ところで、今回はいつもクロ坊と一緒に居るピンクの彼女は一緒じゃなかったの?」

 

「ピンク?あぁ、ツァンか。今回は一緒じゃなかったな。あと、彼女じゃないぞ」

 

「あら、違ったの?いつも一緒に居るからてっきり付き合っているのかと思っていたわ」

 

「アイツは中学からの友達だよ」

 

アイツは俺以外にまだこの学園で友達が居ないからな…。

 

「そうなのね。それは良いことを聞いたわ」

 

「良いこと?まぁいいや。色々と教えてくれてありがとな藤原」

 

「ふふっ、どういたしまして」

 

俺達はそのまま教室に入って授業を受けた。何故か藤原が俺の隣に座って時々話しかけてくるものだから、教室内から大勢の男子生徒からの凄まじい嫉妬の視線が突き刺さるが気にしないことにした。

 

その他にもツァンとレインが何か言いたげな表情をしてこちらの様子を窺っていたが、こちらも急ぎの用なら話しかけてくるだろうと思い、こちらもスルーした。

 

~~~

 

<十代視点>

 

幽霊寮に忍び込んだ翌日、朝っぱらからアカデミア査問委員会?ってのに呼び出されて、オレと翔で制裁タッグデュエルをすることになった後、今日の授業が終えたオレ達はレッド寮に戻って来ていた。

 

制裁タッグデュエルのパートナーはそれぞれオレと翔、隼人とコナミの組み合わせらしい。タッグデュエルなんてやったことは無いが、だからこそ楽しみでもある!

 

「ボクなんかじゃ駄目だ~!今度こそ絶対退学だ~!隼人君、コナミ君!ボクと変わってくれよ~!」

 

「オレもコナミとタッグだから変わらないんだナァ。それに査問委員会で決まったことは変えられないんだナァ」

 

「心配するな。勝ちゃあいいんだろ勝ちゃあ」

 

「兄貴はそんな簡単に言うけど、タッグデュエルなんてやったことあるの?あれってターンが変わるごとに違うデッキの相手と戦っているような感じがして、結構難しいんだよ?」

 

「無い。無いから面白いんじゃないか」

 

「そうだそうだ!良いじゃないか!タッグデュエルは楽しいぞ!」

 

「そんなぁ…」

 

翔や隼人は心配そうだが、コナミはいつも通りだな。オレは初めてのタッグデュエルが楽しみでしょうがない!

 

「翔、まだ俺達はお互いのデッキの特性をあまり知らないからな。まずは腕試しに1戦デュエルと行こうじゃねえか」

 

「えっ」

 

「じゃあオレは、オレのタッグパートナーの隼人とデュエルだな!まずは肩慣らしに100回くらいやっておくか!」

 

「えっ」

 

こうしてオレたちは制裁タッグデュエルに向けて特訓を開始した。

 

翔と1度デュエルしてオレが勝った後、さっきのデュエルの最後に引いたカード【パワー・ボンド】を『お兄さんに封印されているカード』と言って使わなかった。その話をもう少し詳しく聞こうとしたら何処かへ走り去ってしまった。

 

後でコナミに聞いた話によると、翔には血の繋がった実の兄がこの学園に居るらしく、それが昨日の夜に出会ったブルー生徒の1人でカイザー亮と呼ばれる奴らしい。コナミもラーイエローの白河から聞いた話らしいのでそれ以上詳しくは知らないみたいだ。何でも今オベリスクブルーで最も強い生徒らしい!デュエルしてみてぇなぁ!

 

ちなみに隼人は、オレがコナミからその話を聞く頃には既にコナミに5連敗ほどしていたらしく、目が虚ろになっていて『ユニコーン、ユニコーンが一杯なんだナァ』なんて呟いていた。

 

~~~

 

<明日香視点>

 

旧特待生寮に忍び込んだ翌日、私は朝からアカデミア査問委員会に呼び出され、昨日の行動のペナルティとして亮と共に制裁タッグデュエルをすることになった。制裁デュエルは過酷な物ばかりと聞くけれど、こればかりは仕方ない。全力で臨むだけの話ね。

 

兄さんは遊城君と黒服の大男(タイタンと言う名前らしい)のデュエルが終わり、クロトがいつの間にかいなくなったのに私たちが気付いた少し後に気絶してしまった。疲労が溜まっていたのだろう。

 

その後すぐにアカデミア倫理委員会の人達が旧特待生寮の地下のデュエルリングに現れた。彼らに事情を説明すると彼らは兄さん達を保健室まで運んで行ってくれたのだ。わたしは兄さんにずっと付き添い、査問委員会に呼び出されるまでこの部屋で兄さんの看病をしていた。

 

私と亮は今日の授業を終えた後に合流して兄さんの休む保健室へと向かった。保健室の前には入り口を見張るように倫理委員会の人達が警護してくれていて、兄さん達が運ばれてきてからずっと見張ってくれている。

 

その人たちに挨拶をして保健室に入る直前に女医のミーナさんと警備員のクリフさんとすれ違った。どうやら兄さんの制服を洗濯してくれていたらしく、わざわざここまで運んできてくれたようだ。そして私たちが来てからすぐに兄さんは目を覚ました。

 

未だに目の前に兄さんが居るのが信じられないくらいだが、これは夢じゃない。時間が経つことに現実だと分かって来る。

 

「明日香、亮。ボクが心配をかけてしまったせいでこんなことになってしまって済まないね」

 

「良いのよ兄さん。元々クロトに来るなって言われていたのに立入禁止エリアに入ったのは私個人の責任よ」

 

「オレについてもそうだ。あそこに向かったのはオレ個人の意思だ。お前のせいじゃない」

 

兄さんの服装はブルー男子の制服ではなく病院でよく見る患者用の白い服に変わっている。ベッドの横には兄さんが持っていたボストンバッグと洗濯された兄さんの青い制服が置かれている。

 

バッグは倫理委員会の人達が兄さんを運ぶ際に一緒に持って来てくれたのだ。あれ?鞄の口が開いているわね?確か私が査問委員会に呼ばれるまでは閉まっていたような…。

 

「ネズミが…ネズミがぁ…」

 

『マスター、おいたわしや…』

 

兄さんのベッドの隣には白のカーテン越しにもう一つベッドがあり、そこには兄さんと同級生だったという藤原優介と言う生徒が眠っている。

 

「藤原は、まだ眠っているか」

 

「あぁ。彼はダークネスの力を一身に受けていたからね。しばらく心身ともに休養が必要だろう」

 

藤原と言う人は昨日からずっとうわごとを呟きながら苦しそうに眠っている。よほど行方不明の時に恐ろしい目にあったのだろう。

 

「そう言えばクロト君はどうしたんだい?彼にはまだロクにお礼も言えてないのに…」

 

「クロトか。そう言えば見ていないな」

 

「彼って面と向かってお礼を言われるの苦手そうだし、授業が終わったと同時に自分の寮へと帰ったんじゃないかしら?」

 

そこまで話すと兄さんは口に手を当ててあくびをかみ殺していた。やはり昨日の今日で疲れているのだろう。

 

「明日香。あまり長居しては吹雪たちがゆっくり休めないだろう。そろそろオレたちは退散しよう」

 

「そうね。これからはいつでも会えるものね」

 

「いつでも来てくれ。ボクも藤原が目を覚ましたら学生として正式に復学するよ。手続きは倫理委員会の人達が一通り済ませておいてくれるみたいだしね。復学したら明日香とは同学年になるね」

 

「ふふっ、なんだか複雑な気分ね」

 

兄さんと同学年になるなんて不思議な話もあるものね。

 

「さて、明日香。オレたちもそろそろ自分たちの心配をしよう」

 

「えぇ。兄さんが復学した時に私たちが退学になっているなんて格好悪い真似は見せられないわね」

 

「そう言うことだ。今のお互いのデッキを知るためにも、久し振りに一戦交えてみるか?」

 

「望むところよ!今日こそ初勝利を奪って見せるわ!」

 

この後、デュエルコートに移動して滅茶苦茶デュエルした。

 

~~~

 

<吹雪視点>

 

ボクたちの見舞いに来てくれていた明日香たちが帰った後、ふと自分のボストンバッグの口が開いていることに気付いた。気になって中身を確認して見るとそこにあるはずのある物が無くなっていた。

 

「あれ?ダークネスの仮面が無い!?」

 

何度もバッグの中身を確認したが、顔半分を占めるような大きさの物を見落とすとは思えない。昨日の夜、気絶する前に確かにこの鞄の中に仕舞っておいたはずなのに!?

 

「明日香や亮に連絡を…いや、無くなったのはダークネスの仮面だ!こういうオカルト関係が絡む時はクロト君に相談しよう!」

 

ボクはすぐさま保健室に備え付けてある電話機を使用してを取り出してクロト君に連絡を取った。幸い、彼の携帯番号は覚えている。

 

『はい、白河です。あぁ、吹雪さんですか。もう起きていて大丈夫なんですか?』

 

「クロト君!ダークネスの仮面を失くしてしまった!どうしよう!」

 

『えぇ…マジですか。確か地下のデュエルリングに居た時にボストンバッグの中に仕舞っていましたよね?いつ頃に無くなったか分かりますか?』

 

「済まない。ボクは人間界に戻ってきた後しばらくして気絶してしまったらしく、先ほど目が覚めたばかりなんだ」

 

『吹雪さんが気絶していた間に部屋に入った人物は分かりますか?』

 

「保健室の入り口には倫理委員会の人達が見張ってくれていたみたいだから、ここに来たのは明日香と亮。そして女医のミーナさんと警備員のクリフさんくらいだね」

 

『明日香と亮さんは論外として、女医のミーナと警備員のクリフ?確かそんな名前のキャラクターが居たような…あっ(察し)』

 

「何か分かったのかい!?」

 

『大体見当は付きました。大丈夫です。吹雪さんのせいじゃないですよ。無くしたのではなく盗まれたようですからね。後はこちらで探しておきますので、吹雪さんはゆっくり休んでいてください』

 

「クロト君、何度も迷惑をかけてすまない」

 

『いえ。むしろこちらの不手際のような物なので気にしないで下さい。それでは俺はこれから心当たりを探しに行きますのでこれで通話を切りますね』

 

「あぁ、よろしく頼むよ」

 

『えぇ、それではまた』

 

そうしてクロト君との通話を終えた。その後、疲労がぶり返してきたらしく、ベッドに戻るなり倒れるように眠ってしまった。

 

~~~

 

<クロト視点>

 

吹雪さんに心労をかけまいと落ち着いた口調で話していた通話を終え、俺はイエロー寮から飛び出した。

 

「くそっ!やられた!」

 

油断していた!藤原の記憶が他の人に戻るってことは当然、影丸や大徳寺(アムナエル)たちの記憶にも戻るってことだ。彼らは闇の世界(ダークネス)の研究も行っていた。闇の世界から帰還した藤原と吹雪さんに関心を示さないわけがない!

 

そして影丸の手下であるセブンスターズのメンバーのうち、数年前からこのアカデミアに潜入していた奴らが居たのをさっきの通話で思い出した!

 

「そうだよな!別にセブンスターズがアニメの順番通りに出てくる保証なんて何処にも無いよな!あのギャグキャラの黒サソリ盗掘団め!余計なことをしてくれる!」

 

恐らくダークネスの仮面を盗んだ下手人は、女医のミーナと警備員のクリフ。正確に言えばセブンスターズの黒サソリ盗掘団の一味だ。

 

そして今向かって居るのはレッド寮だ。あそこには黒サソリ盗掘団の一味であるレッド寮の管理人のゴーグとオシリスレッドのチックが居る。ミーナたちが彼らと合流するかもしれないし、合流していなくともゴークかチックから彼らの居場所を聞き出せばいいからな!

 

念のため、レッド寮に移動しながらワイト達には散開してもらい、各地を探索してもらうことにした。俺もレッド寮に着いたらダークネスの仮面の魔力を手掛かりに魔力探知を使って地道に探すしかないかな。

 

だが、その行動は徒労に終わる。レッド寮の管理人のゴーグ、オシリスレッドのチック共にレッド寮から姿を消していたからだ。ダークネスの魔力の反応も距離が遠くなり過ぎたのか途切れてしまった。

 

「遅かったか…」

 

吹雪さんに大口は叩いたものの、これじゃあ作戦失敗だな。後はもう時間はかかるがワイト達からの連絡を待つしかないな。

 

ところで、この話とは全く関係ないだろうが、レッド寮のすぐそばで真っ白になってコナミの近くで倒れて今にも天に召されそうな表情の前田隼人には、一体何が起こったのだろうか。

 

~~~

 

<???視点>

 

とある場所にて。

 

『ほう、それが闇の世界の力を持つダークネスの仮面とやらか』

 

「ええ。黒サソリ盗掘団たちが天上院吹雪から盗み出してくれましたよ。2年前に我々の資料を持ち出して藤原優介がダークネスの研究をしていたのは知っていましたが、まさかこのような仮面を作成して完成させているとは驚いきましたね」

 

大型のモニターにはカプセルのような物に入っている高齢の男性が映っており、モニターの前には灰色のマントと黒い仮面を付けた白髪の男が立っている。その手にはダークネスの仮面が握られている。

 

『昨日まで我々の記憶の中から藤原優介の記憶が消えていたのはその仮面の力なのか?』

 

「いえ、この仮面にはそこまでの力は無さそうです。恐らくは仮面とは別に藤原優介がダークネス世界と契約した際に手に入れた力なのでしょう」

 

『三幻魔以外に永遠の命と若さを得る可能性を秘めるダークネスの力、我々にもう少し時間があれば研究したかったが…』

 

「残念ながら我々にはそれほどの時間はありません。この仮面はそのままの状態で誰かに被せて利用することにしましょう」

 

『うむ。用途は任せた。頼むぞアムナエル』

 

「えぇ、もちろん」

 

そこで会話は終わり、大型モニターがブラックアウトする。

 

「今の遊城十代では彼には、そして三幻魔には勝てない。彼を止める為にも、十代の中に眠れる本当の力を目覚めさせるために、十代を1流の錬金術師に成長させるためにも、この仮面には役立ってもらわなければならないな」

 

アムナエルの独白はそこで終わり、彼は自身の研究所を後にした。




鮫島校長が先代の校長から三幻魔の伝承と七星門の鍵を託された設定は本作の独自設定です。

アニメGXでは、影丸が「鮫島校長へ七星門の鍵を渡したのは私」と発言した際に鮫島校長は驚いていました。校長が誰から三幻魔の伝承を聞いて、どこで鍵を入手して、どうやって影丸が三幻魔を狙っていたのかを知ったかは明言されていないと思います。

セブンスターズ編の途中で影丸と鮫島が校長室のモニター越しに話しているシーンは特に不明です。当時の筆者は鮫島校長が最後のセブンスターズだと思っていました。


今後、本作の鮫島校長に光指す道は現れるのか?それはまだ誰にも分かりません。

廃寮に忍び込んだことで制裁タッグデュエルのフラグが立ちました。タッグの組み合わせは以下の通り。

①十代&翔

②コナミ&隼人

③明日香&亮

余ったオリ主は1人で何らかのデメリットを背負ってデュエルするか、それ以外の何らかのイレギュラーなデュエルをすることになりそうです。

吹雪と藤原はかなり早い段階で救助されましたが、ダークネスの仮面だけはがセブンスターズ側に渡りました。さてさて、誰が被ることになるやらですね。

次回の更新は3/20(土) AM7:00予定です。

必殺雷撃人様、メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。

斎王琢磨の運命力は?

  • 原作遵守。強化万丈目に瞬殺される。
  • 原作微強化。強化万丈目を苦戦させる。
  • 原作大強化。強化万丈目を瞬殺する。
  • 原作超強化。ずっと私のターン!
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