【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~ 作:嘘つき熊さん
今回の相手は、アニメGXの教師クロノス・デ・メディチです。
<白河クロト視点>
俺の制裁デュエルのクリア条件まであと1勝。相手はデュエルアカデミア実技最高責任者のクロノス・デ・メディチだ。
入学試験で遊城十代を相手にした時のデッキであれば正直なところ負けるとは思えないが、それでも【古代の機械】デッキはLP:4000環境だと1ターンでライフを削りきってくる可能性を持っている。
基本的に相手に攻撃させないプレイングを心がけたいが、あのテーマのモンスターの多くが『相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない』なんて言う効果を持っている。EXデッキを種族で制限されている今回のデュエルだとなかなかに厄介だ。
「響先生に勝つなんーテ、シニョール白河はラーイエローの生徒にしておくには惜しい生徒ナノーネ」
「ありがとうございます」
今、デュエルリングの上には俺と、いつもの教師用のオベリスクブルーの制服を着て、その上に専用のデュエルディスク(デュエルコートと言う名前らしい)を装着したクロノスの2人。響先生は先ほどデュエルリングを降りて観客席の方へと移動していった。
「そんな貴方に敬意を払って、私も封印していたデッキを使用することにしたノーネ」
「何で俺の制裁デュエルの時に封印を解くんですか?封印したままでいいと思いますよ。いえ、ホント、マジで」
封印していたデッキか。これは【古代の機械究極巨人】辺りは普通に出してきそうだな。いや、確かロジェってテロリストになる前にはここの職員だった時期があるはずだよな?なら、下手をすればオベリスクフォースと同レベルのカードプールを所持している可能性があるのか。やっべ。今のうちにサイドデッキからあの融合召喚対策のカード入れておくか。
「デュエルコート、オーンッヌ!」
クロノスがデュエルコートの胸元にある赤いボタンを押すと軽快な音楽が鳴り始める。入学試験の遊城十代戦でも使用していたあの専用デュエルディスクの機能の一つだ。他にもオートドロー機能が付いている。オートシャッフル機能を付けた方が役に立つと思うんだけどなぁ。
前世でアニメを見ていた時は、ただ単にクロノスがコートのボタンを押したタイミングとアニメのBGMが流れ始めるタイミングが偶然に被っただけだと思っていたが、この世界では本当に音楽も流れるようだ。前世でもよく聞いた曲なのでとても懐かしい気分になる。
あのデュエルコートは成績優秀な生徒であれば持てるらしく、アニメGXだとクロノス以外にナポレオンも所持していたはずだ。
デュエル中に音楽が鳴るとか、なかなか面白い機能だ。俺もあのデュエルコートが少し欲しいかも知れない。ただ、カードを置く部分が大きすぎるのはいただけない。あれでは持ち運びに不便だ。やっぱり俺は要らないや。
「世界の広さを私が教えてあげるノーです!」
「対戦、よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いします」
挨拶は大事だ。古事記にもそう書いてあるはず。
「「デュエル!」」
俺の進退をかけた制裁デュエルが始まる…!
~~~
<三沢視点>
いよいよ白河の2戦目のデュエルが始まる。彼は性格は悪いがデュエルの腕前は確かだ。如何に相手があのクロノス教諭であろうとも恐らく勝利をもぎ取るだろう。
始めて会ってデュエルして自分が井の中の蛙だったことを思い知らされ、初めて悔し涙を流した日もそうだったが、入学試験の時から今日に至るまでの間に彼の実力は痛いほど思い知らされてきた。
流石は幼い頃からハノイの騎士として各地の大会を荒らしまわり、ハートランドシティの事件を解決に導いた一人の歴戦のデュエリストだと素直に思う。
先ほどのデュエルで見せたペンデュラム召喚も、以前俺も参加したことがある舞網チャンピオンシップに参加していた舞網市のデュエリスト達より頭一つ抜きん出ていたように思える。
「「デュエル!」」
◆白河クロト LP:4000、手札:5枚。
vs
◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:5枚。
「先攻は私が貰いマース!私のターン、ドローフェイズ、ドローナノーネ!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ナノーネ!」
クロノス 手札:5→6枚
「私は手札からフィールド魔法カード【歯車街】を発動するノーネ!」
クロノス 手札:6→5枚、フィールド魔法:0→1枚。
【歯車街】
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いのプレイヤーは「アンティーク・ギア」モンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくできる。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「私は手札から魔法カード【古代の機械射出機】を発動するノーネ!この効果によりフィールドの【歯車街】を破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚するーノ!現れるノーネ!【古代の機械巨人-アルティメット・パウンド】!!」
クロノス 手札:5→4枚
【古代の機械射出機】
通常魔法
「古代の機械射出機」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、自分フィールドに「古代の歯車トークン」(機械族・地・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
【古代の機械巨人-アルティメット・パウンド】
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(2):このカードの攻撃でモンスターを破壊した時、手札から機械族モンスター1体を捨てて発動できる。このカードは続けて攻撃できる。この効果は1ターンに2度まで使用できる。
(3):フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加え、自分の墓地からこのカード以外の「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで手札に加える。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000
1ターン目から特殊召喚できない【古代の機械巨人】をフィールドに出した!?いや、あれは【古代の機械巨人】の亜種のモンスターか!
「更に破壊された【歯車街】の効果発動ナノーネ!デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚しマース!ムヒョヒョヒョ!現れなサーイ!【古代の機械巨竜】!」
【古代の機械巨竜】
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
(1):このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。相手に400ダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。相手に600ダメージを与える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000
古代の機械巨竜 ★8 ATK3000
「私は手札から魔法カード【アドバンスドロー】を発動するノーネ!フィールドの【古代の機械巨竜】をリリース、デッキからカードを2枚ドローするーノ!」
クロノス 手札:4→3→5枚
【アドバンスドロー】
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するレベル8以上のモンスター1体をリリースして発動できる。デッキからカードを2枚ドローする。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000
「私はカードを2枚セットしてから、手札より【古代の機械飛竜】を召喚するノーネ!
クロノス 手札:5→3→2枚、伏せカード:0→2枚。
【古代の機械飛竜】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1700/守1200
「古代の機械飛竜」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「古代の機械飛竜」以外の「アンティーク・ギア」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000
古代の機械飛竜 ★4 ATK1700
「【古代の機械飛竜】の召喚成功時に効果発動ナノーネ!デッキから【古代の機械箱】を手札に加えるノーネ!」
クロノス 手札:2→3枚。
【古代の機械箱】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 500/守2000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
上手いプレイングだな。【古代の機械飛竜】のサーチ効果は、『効果発動後にカードをセットできなくなる』デメリットがあるが、それを発動前にカードをセットすることでデメリットを軽減している。
「ここで更に【古代の機械箱】の効果を発動するーノ!デッキから【古代の機械素体】を手札に加えるノーネ!」
クロノス 手札:3→4枚。
【古代の機械素体】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。
「私は手札から魔法カード【融合】を発動するノーネ!フィールドの【古代の機械飛竜】と手札の【古代の機械箱】を融合!現れなサーイ!機械仕掛けの魔神!【古代の機械魔神】!」
クロノス 手札:4→3→2枚。
【古代の機械魔神】
融合・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守1800
「アンティーク・ギア」モンスター×2
「古代の機械魔神」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。相手に1000ダメージを与える。
(3):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000
古代の機械魔神 ★8 DEF1800 ※他のカードの効果を受けない
「私は【古代の機械魔神】の効果を発動するノーネ!シニョール白河に1000LPダメージを与える―ノ!」
「ちぃっ!」
クロト LP:4000→3000
「私はこれでターンエンドなノーネ!」
◆白河クロト LP:3000、手札:5枚。
vs
◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:2枚。伏せカード:2枚。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000
古代の機械魔神 ★8 DEF1800 ※他のカードの効果を受けない
これは非常に厄介な布陣だ。強力モンスター2体に伏せカードが2枚。手札も2枚温存してある。
【古代の機械巨人-アルティメット・パウンド】はただでさえ攻撃力3000の強力モンスターなのに、破壊すると【融合】とアンティークギアモンスターを手札に加えられてしまう。そして機械族にはあの【リミッター解除】がある。オレなら伏せカードがあるこの状況であのモンスターに攻撃を仕掛けるのは遠慮したい。
【古代の機械魔神】は他のカードを受けず、名称ターン1制限で1000LPのバーンダメージを与えてくる上に、戦闘破壊するとデッキからアンティークギアモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚するモンスター。クロノス教諭なら【古代の機械巨人】を呼び出すだろうか。そしてあのモンスターは正規融合して蘇生条件を満たしている。今後、蘇生カードで何度でもフィールドに舞い戻る可能性がある。
「クロノス教諭。そのデッキですが、本当に使用しても良かったんですか?恐らくそのデッキには【古代の機械混沌巨人】も入っていますよね?」
「…シニョール白河は、ハートランドシティで起こったオベリスクフォースの事件のことを憂慮しているのデスーネ?」
クロノス教諭はハートランドシティで元同僚のジャン・ミシェル・ロジェがテロ事件を起こした際、クロノス教諭が使用している【古代の機械】をロジェとその配下のオベリスクフォースたちが使用していたことで尋問を受けたことがあると噂で聞いたことがある。
「はい。今まで封印していたという話でしたが、その辺りの事情を考慮したものだと思ったのですが…」
「その通りデスーノ。しかし、このカード達はあの事件でたまたまシニョールロジェたちに利用されただけに過ぎないノーネ。カード達に罪はありませんノーネ」
そしてクロノス教諭はその尋問の際に今の言葉と全く同じことを取り調べを行っていた人間に毅然と言い放ったそうだ。彼の言い分にも間違いはない。
「…それは綺麗事です。実際、今もハートランドシティの住人はそれらのカードを見れば、あの時の苦々しい記憶が思い出されて嫌な気持ちになるしょう。貴方もその度に批判を受けることになります」
その言葉を告げると同時に白河の表情が曇る。彼はハートランドシティでの事件が起こった当時、現場に居た人間だ。恐らく、色々と思うところがあるのだろう。
「それでもナノーネ。それでも私は【古代の機械】デッキを使い続けて、このカード達の無実を証明し続けるノーネ」
「それは…いえ、分かりました。俺はもうこの件については何も言いません」
「感謝するノーネ。さぁ、シニョール白河。デュエルを再開するノーデス!」
「はい」
白河は言っておきたいことを一通り言い終えたと言った表情になり、デュエルが再開される。
「俺のターン、ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
クロト 手札:5→6枚
「俺は手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動!デッキからフィールド魔法【転回操車】を手札に加える!」
クロト 手札:6→5→6枚
【テラ・フォーミング】
通常魔法
(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
【転回操車】
フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに機械族・地属性・レベル10モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。デッキから攻撃力1800以上の機械族・地属性・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターのレベルは10になる。この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは0になる。
(2):自分の手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
「俺は手札から【サイバー・ドラゴン】を自身の効果で特殊召喚!」
クロト 手札:6→5枚
【サイバー・ドラゴン】
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
<白河クロトのフィールド>
サイバー・ドラゴン ★5 ATK2100
サイバー・ドラゴンだって!?アレは確かカイザー亮のようなサイバー流後継者たちしか所持していないレアカードじゃなかったのか!?
「無駄ナノーネ!リバースカードオープン!罠カード【奈落の落とし穴】発動するノーネ!【サイバー・ドラゴン】とはここでお別れナノーネ!」
クロノス・デ・メディチ 伏せカード:2→1枚。
【奈落の落とし穴】
通常罠
(1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。
<白河クロトのフィールド>
モンスター無し
「ちっ、ならば俺は手札からフィールド魔法【転回操車】を発動!」
クロト 手札:5→4枚
「そして俺は【転回操車】の効果発動!手札の【マシンナーズ・カーネル】を墓地に送り、デッキから【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】を手札に加える!」
クロト 手札:4→3→4枚
【マシンナーズ・カーネル】
特殊召喚・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに、自分フィールドの機械族モンスター1体を対象として発動できる。その機械族モンスターと、その攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、「マシンナーズ・カーネル」以外の自分フィールドの表側表示の機械族・地属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は0になる。
「俺は手札から【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】を自身の効果で召喚!」
クロト 手札:4→3枚
<白河クロトのフィールド>
深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト ★10 ATK3000→0
リリースも無しにレベル10モンスターを召喚した!?
「更に俺は手札から【弾丸特急バレット・ライナー】を自身の効果で特殊召喚!」
クロト 手札:3→2枚
【弾丸特急バレット・ライナー】
効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻3000/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが機械族・地属性モンスターのみの場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのカード2枚を墓地へ送らなければならない。
(3):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、「弾丸特急バレット・ライナー」以外の自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
<白河クロトのフィールド>
深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト ★10 ATK0
弾丸特急バレット・ライナー ★10 ATK3000
レベル10モンスターがフィールドに2体並んだ!?
「レベル10のモンスターが2体。来るノーネ?」
「えぇ。俺はレベル10【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】と【弾丸特急バレット・ライナー】をオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!鉄路の彼方より地響きともにただいま到着!現れろ!ランク10【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】!」
【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3000/守3000
レベル10モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手に2000ダメージを与える。
<白河クロトのフィールド>
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス ☆10 ATK3000 ORU:2
「俺は【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】のORUを1つ取り除いて効果発動!相手に2000LPダメージを与える!発射オーライ・ビッグ・キャノン!」
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス ORU:2→1
墓地に送られたのは【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】か。
「ギャーノ!超痛いーノ!…何でもないいバジール!」
クロノス LP:4000→2000
モンスター効果1回で相手のLPを半分まで削った!?なんだあの凶悪な列車は!?
流石のクロノス教官も強がってはいるが驚いているようだな。
「まだだ!俺はランク10【超弩級砲塔列車グスタフ・マックス】をエクシーズチェンジ!現れろ!ランク11!【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】!」
【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク11/地属性/機械族/攻4000/守4000
レベル11モンスター×3
「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」は1ターンに1度、
自分フィールドのランク10の機械族Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの攻撃力・守備力は2000アップする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はこのカードでしか攻撃宣言できない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中にこのカードのX素材の数+1回までモンスターに攻撃できる。
<白河クロトのフィールド>
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ☆11 ATK4000 ORU:2
「ランク11!?…ままままままマズいノーネ!?」
「俺は【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】のORUを1つ取り除いて効果発動!【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】の攻守2000ポイントアップさせる!」
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ☆11 ATK4000→6000 ORU:2→1
墓地には【弾丸特急バレット・ライナー】を送られて…攻撃力6000!?
「バトルフェイズに移行!【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】で【古代の機械巨人-アルティメット・パウンド】を攻撃!」
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ATK6000
vs
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ATK3000
この攻撃が通ればクロノス教諭の敗北が決まる!
「小賢すぃい!リバースカードオープン!罠カード【重力解除】発動ナノーネ!」
クロノス・デ・メディチ 伏せカード:1→0枚。
【重力解除】
通常罠
自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。
「その効果にチェーンして、俺は手札から速攻魔法【禁じられた聖槍】を発動!対象は【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】だ!」
クロト 手札:2→1枚
【禁じられた聖槍】
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
チェーン②禁じられた聖槍
チェーン①重力解除
<白河クロトのフィールド>
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ☆11 ATK6000→5200 ORU:1 ※ターン終了時まで魔法・罠の効果を受けない。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド ★8 ATK3000→DEF3000
古代の機械魔神 ★8 DEF1800 ※他のカードの効果を受けない
「ヤ、ヤバイノーネ!?」
「バトル!【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】で【古代の機械巨人-アルティメット・パウンド】を攻撃!」
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ATK5200
vs
古代の機械巨人-アルティメット・パウンド DEF3000
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械魔神 ★8 DEF1800 ※他のカードの効果を受けない
「ですが【古代の機械巨人-アルティメット・パウンド】が戦闘破壊されたことで効果発動ナノーネ!デッキから「融合」1枚を手札に加え、自分の墓地から【古代の機械箱】を手札に加えるノーネ!」
クロノス 手札:2→3→4枚。
「更に【古代の機械箱】の効果を発動するーノ!デッキから【古代の歯車機械】を手札に加えるノーネ!」
クロノス 手札:4→5枚。
クロノス教諭の手札が一気に回復した!これは次のターン、白河は窮地に立たされるだろうな。
「バトルフェイズ続行!【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】で【古代の機械魔神】を攻撃!」
「ホホホのヒュー!【古代の機械魔神】が戦闘破壊されたことで効果発動ナノーネ!アンティーク・ギア」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚するノーネ!来なサーイ!【古代の機械巨人】!」
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人 ★8 DEF3000
「メインフェイズ2に移行。俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
クロト 手札:1→0枚、伏せカード:0→1枚。
<白河クロトのフィールド>
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ☆11 ATK5200→6000 ORU:1
「そしてエンドフェイズに【弾丸特急バレット・ライナー】の効果が発動!墓地から【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】を手札に加える!」
クロト 手札:0→1枚
◆白河クロト LP:3000、手札:1枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<白河クロトのフィールド>
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ☆11 ATK6000 ORU:1
vs
◆クロノス・デ・メディチ LP:2000、手札:5枚。伏せカード:0枚。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人 ★8 DEF3000
一見、攻撃力6000のモンスターがフィールドに居る白河の方が有利に見えるが、あのモンスターは耐性が一切存在しない。それにハンドアドバンテージが絶望的だ。
「私のターン、ドローフェイズ、ドローナノーネ!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ナノーネ!」
クロノス 手札:5→6枚
「私は手札から永続魔法【古代の機械城】を発動するノーネ!」
クロノス 手札:6→5枚。永続魔法:0→1枚。
【古代の機械城】
永続魔法
(1):フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターの攻撃力は300アップする。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
(3):自分が「アンティーク・ギア」モンスターを表側表示でアドバンス召喚する場合、必要なリリースの数以上のカウンターが置かれたこのカードを代わりにリリースしてアドバンス召喚できる。
クロノス教諭は着々とフィールドを固めて行っている。恐らくこのターンで決める気だろう。
「私は手札から【古代の機械素体】を召喚するノーネ!」
クロノス 手札:5→4枚
古代の機械城カウンター:0→1
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人 ★8 DEF3000
古代の機械素体 ★4 ATK1600→1900
「私は【古代の機械素体】の効果を発動するノーネ!手札の【古代の機械箱】を墓地に送り、デッキから【古代の機械融合】を手札に加えるノーネ!」
クロノス 手札:4→3→4枚
【古代の機械融合】
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
自分フィールドの、「古代の機械巨人」または「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を融合素材とする場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。
デッキのモンスターを融合素材とする!?なんてパワーカードだ!これでは白河は…笑っている?
「私は手札から魔法カード【古代の機械融合】を発動するノーネ!」
クロノス 手札:4→3枚
「この瞬間を待っていた!その効果発動にチェーンして、俺は伏せカードを発動させてもらう!永続罠【融合禁止エリア】発動!ここから先は融合召喚は禁止させてもらう!」
クロト 伏せカード:1→0枚。
【融合禁止エリア】
永続罠
お互いのプレイヤーは融合召喚をする事ができない。
チェーン②融合禁止エリア
チェーン①古代の機械融合 ※融合召喚できない為、不発。
「マンマミーア!?ゆ、【融合禁止エリア】ナノーネ!?」
ここで【融合禁止エリア】!?クロノス教諭が融合召喚デッキを解禁すること自体を読んでいたのか!?
クロノス教諭の手札は3枚、そのうち2枚は既にサーチ時に判明しているカードで【融合】と【古代の歯車機械】。
このタイミングで融合召喚を封じられればクロノス教諭に【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】を倒す手段は、残りの手札1枚に掛かっている。
「むむむ、【古代の機械巨人】を攻撃表示に変更して…バトルナノーネ!」
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人 ★8 DEF3000→ATK3000→3300
古代の機械素体 ★4 ATK1900
ここでバトルを仕掛けるということは、クロノス教諭の最後の手札は恐らく…。
「オホホホホ! 行くーのーデスヨ!【古代の機械巨人】!【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】へ攻撃!アルティメット・パウンド!!」
古代の機械巨人 ATK3300
vs
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ATK6000
「ダメージステップ時に手札から速攻魔法【リミッター解除】を発動ナノーネ!」
クロノス 手札:3→2枚
【リミッター解除】
速攻魔法
(1):自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
古代の機械巨人 ★8 ATK3300→6600
古代の機械素体 ★4 ATK1900→3800
古代の機械巨人 ATK6600
vs
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ ATK6000
<白河クロトのフィールド>
モンスター無し
「ぐぅぅっ!だが、【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】が破壊されたことで墓地の【マシンナーズ・カーネル】の効果発動!墓地より特殊召喚する!」
クロト LP:3000→2400
<白河クロトのフィールド>
マシンナーズ・カーネル ★10 DEF2500
「そしてここでフィールド魔法【転回操車】の効果を発動!デッキから【無頼特急バトレイン】を特殊召喚し、そのレベルを10とする!」
【無頼特急バトレイン】
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守1000
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。相手に500ダメージを与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。デッキから機械族・地属性・レベル10モンスター1体を手札に加える。
<白河クロトのフィールド>
マシンナーズ・カーネル ★10 DEF2500
無頼特急バトレイン ★4→10 DEF1000
「行くノーネ!【古代の機械素体】!【マシンナーズ・カーネル】へ攻撃!」
古代の機械素体 ★4 ATK3800
vs
マシンナーズ・カーネル ★10 DEF2500
<白河クロトのフィールド>
無頼特急バトレイン ★10 DEF1000
「【マシンナーズ・カーネル】は戦闘破壊されるが、俺にダメージは無い!」
「メインフェイズ2に移行ナノーネ。…ターンエンドナノーネ」
「エンドフェイズに【リミッター解除】の効果によりそちらのモンスターは全て破壊される」
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
モンスター無し
しかし、あの手札であればここで仕掛けるしかなかっただろう。相手フィールドに攻撃力6000の【超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ】が居るのに、攻撃力の低い【古代の機械素体】を相手ターンに攻撃表示で残しておくわけにはいかない。
問題は、白河の手には妥協召喚が可能なレベル10モンスターが居て、フィールドにレベル10モンスターが残ってしまったことだな。もう一度あのモンスターのような強力なモンスターを呼ばれてしまえば…。
◆白河クロト LP:2400、手札:1枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:0枚。永続罠:1枚。
<白河クロトのフィールド>
無頼特急バトレイン ★10 DEF1000
vs
◆クロノス・デ・メディチ LP:2000、手札:2枚。伏せカード:0枚。永続魔法:1枚。
<クロノス・デ・メディチのフィールド>
モンスター無し
「俺のターン、ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
クロト 手札:2→3枚
「俺は手札から【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】を自身の効果で召喚!」
クロト 手札:4→3枚
<白河クロトのフィールド>
無頼特急バトレイン ★10 DEF1000
深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト ★10 ATK3000→0
「俺はレベル10【無頼特急バトレイン】と【深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト】をオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!鉄路の彼方より地響きともにただいま到着!現れろ!ランク10【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】!」
【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/地属性/機械族/攻3200/守4000
レベル10モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターはターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。この効果は相手ターンでも発動できる。
<白河クロトのフィールド>
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ ☆10 ATK3200 ORU:2
「俺は【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】のORUを1つ取り除いて効果発動!対象を【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】とする。ターン終了時まで、このモンスター以外のカードの効果を受けない!」
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ ORU:2→1
<白河クロトのフィールド>
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ ☆10 ATK3200 ORU:1 ※ターン終了時まで、そのモンスター以外のカードの効果を受けない。
また別の列車砲か!しかも完全耐性を付与するだと!?
「バトル!【No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ】でダイレクトアタック!」
No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ ATK3200
「ペペロンチーーノ!」
クロノス LP:2000→0
「オーッソレミ~ヨ!この私が負けるなんーテ!有り得ないーノー!」
「対戦、ありがとうございました」
やはり白河が勝ったか。彼のデュエルを見ていると自分の知識がまだまだ不足していることが身に染みてよく分かる。オレももっと努力して強くならなければ…!
~~~
<白河クロト視点>
制裁デュエルが終わり、デュエルディスクを仕舞いながら先ほどのデュエルを思い出す。
はーっはっはっは!見たかこの野郎!勝ってやったぞオラァ!ヒヤヒヤさせてくれる!何度か負けるかと思ったぞ!
そもそも誰が【古代の機械】相手に攻撃力で張り合うんだよ?やるわけないだろ!【列車】なら充分に張り合えるだろうが、読み間違えた時の事故が怖すぎるっての!
【古代の機械究極巨人】?何のことナノーネ?融合召喚を封じてからグスタフオラァ!これで決まりよ!なんだかんだで結構ギリギリだったけど、勝てばよかろうなのだぁ!
最後のターンは余裕があったのでどのランク10出しても良かったので、せっかくだから別の列車砲を出してみたけれど、列車はどれも殺意の波動に塗れていて見た目も格好いいよな!
退学も免れたし、今は非常にいい気分だ!
さて、帰る前に負けたショックで地面にヨツンヴァインになっているクロノスに声を掛けて置こうかな?
「クロノス教諭、これで俺の制裁デュエルは俺の勝利で終わりですよね?(ニッコリ)」
「…そうナノーネ」
「じゃあ、俺はもう帰りますね?(ニッコリ)」
「…気を付けて帰るノーネ」
今日の制裁デュエルはこれで完了したし、このまま観客席に戻ると何となくだがヒジョ~に嫌な予感がするので、俺はデュエルリングの観客席に居る全ての人間を見ないふりをしてとっとと寮に戻った。
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<鮫島視点>
制裁デュエルが行われた夜、鮫島校長は1人自室にて謹慎処分中だった。自室の前には見張りとして2人ほど倫理委員会の人間が配置されている。
「今日は確か、旧特待生寮に入ってしまった生徒たちの制裁デュエルの日でしたね。彼らは大丈夫だったのでしょうか」
倫理委員会の者たちに謹慎を言い渡されてからもう何日経ったやら、噂では制裁タッグデュエルにはあの有名なプロタッグデュエリストの迷宮兄弟がやってくるという話だった。
不謹慎ではあるけれど、生で彼らプロタッグデュエリストのデュエルを見てみたかった…。
「なんだお前は…うわぁっ!」
「この女!…うぐっ!」
なんだ?部屋の外から悲鳴?しかもこの声は、部屋の前で見張りをしていた倫理委員会の職員のものではなかったか?
「こんばんわ。貴方がこのデュエルアカデミアの校長、鮫島で合っているわよね?」
自室の外から鍵をかけられた扉が開き、そこから緑の髪の美しくも不気味な女が姿を現す。何者だ?
「そうですが、貴方は?」
「ふふっ、では始めましょう。七星門の鍵を賭けた闇のデュエルを!」
「闇のデュエル!?まさか貴方が!?」
「セブンスターズの1人にしてヴァンパイアの貴婦人、このカミューラがお相手しますわ」
その数分後、彼の自室前にて彼の悲鳴が響き渡ることになり、その悲鳴を聞いて駆け付けた倫理委員会のメンバーがそこに辿り着いた頃には、鮫島校長の自室やその周辺に彼の姿を見つけることは出来なかった…。
機械族・融合召喚メインのデッキって、滅茶苦茶メタりやすいですよね。それでも油断するとあっさり高火力出されて負けたりするんですけどね。
オリ主のデッキは【列車】です。ZEXALのアンナやアークファイブのアレンが使用していたデッキテーマで、ランク4またはランク10を出しやすい高火力デッキです。LP:4000制だとグスタフマックスが特にインチキですね。知名度が上がれば禁止制限へ直行でしょう。
クロノスのデッキは【古代の機械】です。アニメGXと同様に【古代の機械巨人】をメインにアークファイブ時代辺りに増えた優秀な下級モンスターを多く採用しています。【古代の機械猟犬】とその派生の融合体、そして【古代の機械混沌巨人】はよほどのことが無い限り、個人の心情的に多分出さないと思います。【古代の機械魔神】は有名ではないのでセーフと言うことにしています。
無強化の鮫島校長と超強化カミューラのデュエルは特に見せ場などなさそうなので丸々カット。鮫島校長は一時離脱となりました。
次回の更新は3/31(水) AM6:00予定です。
戦車様、誤記報告ありがとうございます。修正しました。
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