【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:ジャックポット!

今回の対戦カードはアカデミアの教師クロノスと闇のデュエリスト(本物)のタイタンです。


第百十三話 セブンスターズ侵攻4

<万丈目視点>

 

大徳寺先生に授業中に私語をしていた罰と言う名目で居残り授業を受けさせられていたオレと十代とコナミ。そしてその巻き添えを食らっていた十代の取り巻きの翔、隼人を含めた5人は、レッド寮へ帰る途中で島を取り囲むように現れた光の柱を目撃していた。

 

「なんだ、アレは?」

 

「光の、柱?」

 

「これは…いよいよ来たかな?」

 

「か、怪奇現象っス!?」

 

「こ、怖いんだナァ!?」

 

オレたちが足を止めてその光景を注視していると、いきなり何か所か地面が膨れ上がる。

 

突然のことで驚いてその場を動けないでいると、その盛り上がった土の塊の中から何かが這い出てきた。

 

「うぉっ!今度はなんだ!?」

 

「オォォ…」

 

それはアニメや漫画で時々見かける包帯を巻かれた死体、ミイラだった。オレたちを取り囲むように無数のミイラたちが地面から現れたのだ。

 

「「「「み、ミイラ!?」」」」

 

「おっ、ミイラだな!」

 

ミイラたちはまるで何かを探しているようなそぶりを見せた後、ゆっくりとその包囲を縮めて来てオレたちへと近寄って来る。

 

「おい!こっちに来るぞ!?」

 

『ま、万丈目の兄貴ぃ!これは不味いんじゃなぁい?』

 

『キシャァァァ!』

 

オレの傍までミイラが寄ると、デッキから勝手に現れた【おジャマ・イエロー】がオレの背後へと隠れ、【光と闇の竜】がミイラたちを牽制していた。

 

「おいおい、冗談だろ!?」

 

『クリクリィ~!』

 

『『十代!』』

 

十代の方を見ると、奴の精霊である毛玉野郎と白い筋肉質の男、黒い翼を持つ悪魔が十代を守るように立ちはだかっている。

 

「うわっ、本物じゃん!スゲー!」

 

「オォォォォッ!?」

 

何故か、ミイラたちはコナミには一切近寄らない。その様子はまるで奴のことを恐れているように見える。

 

「ギャー!ほ、本物のミイラっスよ!」

 

「うわぁぁぁっ!お、お助けぇぇぇ!」

 

そして、オレと十代とコナミに近寄れないミイラたちは、余っている十代の取り巻きへとターゲットを変更したようだ。

 

「翔!隼人!」

 

十代が奴らを助けようとするが、オレや十代が居る場所からでは間に合わない…!

 

「君たち!こんな時間にまだ校舎に残っていたのか!?」

 

だが、ミイラが翔と隼人に襲い掛かろうとしたその時、ミイラたちの一部が後ろから殴られたように倒れ込んだ。

 

驚くオレたちをよそに、オレたちと他のミイラとの間に倒れたミイラたちを踏みつけながら緑色の制服を着た女性1人と男性2人が割り込んできた。

 

「ここは危ない!ここは私たちに任せて、早くアカデミア本校舎か、近くの寮へと逃げ込みなさい!」

 

間一髪のところでオレたちの前に倫理委員会のメンバーが現れ、ミイラたちをひきつけてくれるらしい。

 

「す、すいません、お願いします!皆、とりあえずここから逃げるぞ!」

 

「十代の分際でオレに命令するな!だが、逃げるぞー!」

 

十代の提案に乗るのは癪だが、ここは奴の言う通りに逃げた方がいいな。

 

「ほら、コナミも!逃げるぞ!」」

 

「あぁ、もっと見ていたかったのにな~」

 

十代はなかなか逃げようとしないコナミの腕を掴んで走り出す。

 

「ギャー!逃げるっすよー!」

 

「逃げるんだナァ!」

 

翔と隼人も十代たちに付き添うようにして走り出す。

 

当然、オレもがむしゃらにひたすら全力で走って逃げた。

 

~~~

 

<十代視点>

 

とにかくミイラたちから離れることを優先して全力で逃げて逃げて逃げ回った結果、なんとか背後からミイラたちの姿が消えてくれた。

 

無事にミイラたちの追跡を振り切ることが出来たようだ。

 

「はぁ、はぁ、どうやらもう追ってこないようだな。皆、無事か?」

 

「はぁ、はぁ、なんだったんだアレは…」

 

「はぁ、はぁ、はぁ。なんとか…」

 

「はぁ、はぁ、はぁ~。逃げ切ったんだナァ」

 

「あれ?ここは何処だ?」

 

「「「「えっ?」」」」

 

息も絶え絶えに皆の無事を確認しようとした後、オレたちはコナミの一言で見覚えのない場所に立っていることに気付いた。

 

「ここは、アカデミア本校者の近くにある湖みたいだな」

 

なんとか息を整えた万丈目曰く、オレ達が必死に逃げている間にアカデミア本校舎の方角へと逃げて来てしまったらしい。

 

オシリスレッド寮とは別方向に逃げて来てしまったみたいで、寮への帰り道から大きく外れてしまっていた。

 

「見つけたぞぉクロノスぅ!借金の取り立てに来たぞぉ!」

 

「た、タイタン!?なんでこんなことろに居るノーネ!?」

 

「ふははははっ!闇の淵より蘇って来たぞぉ!セブンスターズの1人としてなぁ!」

 

「セブンスターズ!?」

 

湖の対岸付近から聞き覚えの声がする。

 

「あっ、クロノス先生!」

 

「ドロップアウトボーイズ!?こんなところで何してるノーネ!?」

 

声が聞こえた方向を見ると、そこにはクロノス先生が立っていた。そしてクロノス先生と対峙しているのは…。

 

「お前は…インチキデュエリストのタイタン!?」

 

「貴様は、遊城十代!?これはちょうど良いなぁ!」

 

アカデミア近辺にある湖でクロノス先生とタイタンがデュエルを行おうとしていた。

 

ただ、今のタイタンは以前付けていた偽の千年パズルは所持しておらず、仮面も別の顔に食い込むような仮面を付けており、顔中の血管が浮き出ているようなより不気味な姿になっていた。

 

「シニョール十代、他の彼らを連れてここから逃げるノーネ!この男は私が相手するーノ!」

 

「ふふふふふっ、逃がさぁん!お前だけはぁ…!」

 

タイタンが手をかざすと、オレ達の周囲を黒い炎が取り囲み、身動きが取れなくなった。

 

「うおっ!なんだこの黒い炎は…!またインチキか!?」

 

「何もないところから炎が上がるだと!?」

 

「熱っ!この炎、本当に熱いっすよ!?」

 

「黒焦げは嫌なんだナァ!」

 

「これは…本物の魔力の炎か」

 

「今更こんなインチキで…!」

 

何とかして黒い炎を消そうと考えて手を伸ばしたところでユベルとネオスが現れ、オレの行動を止めて来る。

 

『十代、止めておいた方がいい。この炎はインチキなんかじゃなく本物の闇の炎だ』

 

『今の君ではこの炎を消すことは難しいだろう』

 

「だけど!」

 

「遊城十代ぃ。先日での恨み、ここで晴らしてやるぞぉ…!」

 

オレたちが黒い炎に悪戦苦闘している間、こちらに近寄って来ようとするオレたちとタイタンとの間に、クロノス先生が立ち塞がった。

 

~~~

 

<万丈目視点>

 

「タイタン!生徒たちに手を出すことは許さないノーネ!今すぐあの黒い炎を消すノーネ!」

 

「フン!邪魔をするなクロノスぅ!だが、そうだな。まずは貴様を闇のデュエルで葬り去ってやろうぞ!」

 

「受けて立つノーネ!」

 

「我は闇のデュエリストにしてセブンスターズの1人、タイタンだぁ!」

 

「デュエルアカデミア実技最高責任者にして臨時校長、クロノス・デ・メディチがお相手するノーネ!」

 

 

「「デュエル!」」

 

 

◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆タイタン LP:4000、手札:5枚。

 

 

クロノスの実力は疑うまでもなく高いが、相手は闇のデュエリスト。油断できない相手だろう。この勝負、どうなるか予想できないな。

 

「先攻は私が貰う!私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ぅ!」

タイタン 手札:5→6枚。

 

「私は手札から魔法カード【闇の誘惑】を発動!デッキから2ドローし、手札の【デーモン・ソルジャー】を除外する!」

タイタン 手札:6→5→7→6枚。

 

【闇の誘惑】

通常魔法

(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。

手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。

 

「私は手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動!デッキから【ダーク・アリーナ】を手札に加える!」

タイタン 手札:6→5→6枚。

 

【テラフォーミング】

通常魔法

(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。

 

「私は手札から魔法カード【おろかな埋葬】を発動!デッキから【魔サイの戦士】を墓地に送る!」

タイタン 手札:6→5枚。

 

【おろかな埋葬】

通常魔法

(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。

 

「更に私は墓地の【魔サイの戦士】の効果発動!デッキから【トリック・デーモン】を墓地に送る!」

 

【魔サイの戦士】

効果モンスター

星3/地属性/悪魔族/攻1400/守 900

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「魔サイの戦士」以外の自分フィールドの悪魔族モンスターは戦闘・効果では破壊されない。

(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「魔サイの戦士」以外の悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。

 

「そして私は墓地の【トリック・デーモン】の効果発動!デッキから【デーモンの召喚】を手札に加える!」

タイタン 手札:5→6枚。

 

【トリック・デーモン】

効果モンスター

星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 0

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「トリック・デーモン」以外の「デーモン」カード1枚を手札に加える。

 

「ここで私は手札から魔法カード【儀式の下準備】を発動!デッキから【マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ】と【デーモンズ・マタドール】を手札に加える!」

タイタン 手札:6→5→7枚。

 

【儀式の下準備】

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):デッキから儀式魔法カード1枚を選び、さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。そのカード2枚を手札に加える。

 

「私は手札から儀式魔法【マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ】を発動!手札の【デーモンの召喚】をリリースし、手札から【デーモンズ・マタドール】を儀式召喚する!」

タイタン 手札:7→6→5→4枚。

 

【マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ】

儀式魔法

「デーモンズ・マタドール」の降臨に必要。

手札・自分フィールドから、レベルの合計が6以上になるようにモンスターをリリースしなければならない。

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

 

【デーモンズ・マタドール】

儀式・効果モンスター

レベル6/闇属性/戦士族/攻撃力0/守備力0

「マタドール降臨の儀式 ダーク・パセオ」により降臨。

このカードは攻撃宣言できない。

このカードは戦闘によっては破壊されず、コントローラーへの戦闘ダメージは0になる。

また、このカードと戦闘を行った相手モンスターは、ダメージステップ終了時に破壊される。

 

「更に私は手札からフィールド魔法【ダーク・アリーナ】を発動する!」

タイタン 手札:4→3枚。フィールド魔法:0→1枚。

 

【ダーク・アリーナ】

フィールド魔法

このカードがフィールド上に存在する限り、お互いの表側攻撃表示モンスターは必ず攻撃しなければならない。

お互いに攻撃対象を選択する事はできず、攻撃対象は相手プレイヤーが選択する。

 

タイタンと呼ばれていた黒衣の男が【ダーク・アリーナ】を発動したことで、クロノスとタイタンを漆黒の闇が包みこみ、クロノスたちのデュエルはうっすらとしか見えなくなった。

 

「先生!」

 

「このくらい、大丈夫なノーネ!」

 

十代がクロノスへ呼びかけ、クロノスも問題ないと返している。この2人、こんな会話をするような関係だっただろうか?

 

「私は手札から永続魔法【補給部隊】を発動する!」

タイタン 手札:3→2枚。永続魔法:0→1枚。

 

【補給部隊】

永続魔法

(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

「私は手札から【デーモンの騎兵】を召喚する!」

タイタン 手札:2→1枚。

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

デーモンの騎兵 ★4 ATK1900

 

【デーモンの騎兵】

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1900/守 0

(1):フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、「デーモンの騎兵」以外の自分の墓地の「デーモン」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

 

「私は手札から【デーモンの将星】を自身の効果で特殊召喚する!」

タイタン 手札:1→0枚。

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

デーモンの騎兵 ★4 ATK1900

デーモンの将星 ★6 ATK2500

 

【デーモンの将星】

効果モンスター

星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200

このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。

(1):自分フィールドに「デーモン」カードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。このターン、このカードは攻撃できない。

(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合、自分フィールドの「デーモン」カード1枚を対象として発動する。その自分の「デーモン」カードを破壊する。

(3):このカードがアドバンス召喚に成功した時、自分の墓地のレベル6の「デーモン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

 

「更に私は【デーモンの将星】の効果発動!【デーモンの騎兵】を破壊する!」

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

デーモンの騎兵 ★4 ATK1900

デーモンの将星 ★6 ATK2500

 

「この瞬間!私は【補給部隊】の効果発動!私はデッキから1ドロー!」

 

「更に【デーモンの騎兵】の効果発動!墓地から【デーモンの召喚】を特殊召喚する!」

 

チェーン②デーモンの騎兵

チェーン①補給部隊

 

タイタン 手札:0→1枚。

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

デーモンの将星 ★6 ATK2500

デーモンの召喚 ★6 ATK2500

 

【デーモンの召喚】

通常モンスター

星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200

闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。悪魔族ではかなり強力な力を誇る。

 

レベル6のモンスターが2体!?来るのか!?

 

「私はレベル6【デーモンの召喚】と【デーモンの将星】の2体でエクシーズ召喚を行う!」

 

「ランク6…!」

 

「出でよ!ランク6【デーモンの超越】!」

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

デーモンの超越 ☆6 ATK2500 ORU:2

 

【デーモンの超越】

エクシーズ・効果モンスター

ランク6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200

レベル6モンスター×2

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「デーモンの召喚」として扱う。

(2):自分フィールドの「デーモンの召喚」が戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。

(3):X召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「デーモンの召喚」1体を選んで特殊召喚する。

 

「私はこれでターンエンドだ!」

 

 

◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆タイタン LP:4000、手札:1枚。伏せカード:0枚。フィールド魔法:1枚。

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

デーモンの超越 ☆6 ATK2500 ORU:2

 

 

最初のターンにしては手札消費が激しく、伏せカードこそないものの、タイタンのフィールドに居るデーモンどもはどちらも耐性を持つモンスターだ。

 

しかもフィールド魔法【ダーク・アリーナ】のせいでクロノスの攻撃は、タイタンにその攻撃対象を選択されてしまう。

 

【デーモンズ・マタドール】は戦闘破壊耐性を備えて戦闘ダメージを0にするだけでなく、戦闘を行った相手モンスターを破壊する効果を持つ。

 

そして仮に破壊されたとしても永続魔法【補給部隊】によって手札を補充すると言う、タイタンの見た目とは裏腹に手堅い戦術だ。

 

【古代の機械】デッキは確かに強力だが、そのテーマ内に除去効果を持つカードは

無かったはずだ。クロノスはどう切り抜ける?

 

 

「私のターンなノーネ。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ナノーネ!」

クロノス 手札:5→6枚。

 

「私は手札から魔法カード【トレード・イン】を発動ナノーネ!手札の【古代の機械巨竜】を捨ててデッキから2ドローするノーネ!」

クロノス 手札:6→5→4→6枚。

 

【トレード・イン】

通常魔法

(1):手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

 

「私は手札から速攻魔法【ツインツイスター】を発動するーノ!手札の【古代の歯車機械】を捨て、【ダーク・アリーナ】と【補給部隊】を破壊するノーネ!」

クロノス 手札:6→5→4枚。

 

【ツインツイスター】

速攻魔法

(1):手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

「ぬぉっ!【ダーク・アリーナ】が!?私のデュエルリングが!?」

タイタン フィールド魔法:1→0枚、永続魔法:1→0枚。

 

【ダーク・アリーナ】が破壊されたことにより、クロノスとタイタンを包んでいた闇が消え去った…!

 

ここまであっさりと相手の戦術を切り崩すとは…!

 

「私は手札から永続魔法【古代の機械要塞】を発動ナノーネ!」

クロノス 手札:4→3枚。永続魔法:0→1枚。

 

【古代の機械要塞】

永続魔法

(1):自分フィールドの「アンティーク・ギア」モンスターは召喚・特殊召喚されたターンには相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。

(2):「アンティーク・ギア」カードの効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。自分の手札・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「アンティーク・ギア」モンスターしか特殊召喚できない。

 

「更に私は手札から魔法カード【古代の機械双造】を発動ナノーネ!墓地の【古代の機械巨竜】と【古代の歯車機械】を特殊召喚するノーネ!」

クロノス 手札:3→2枚。

 

【古代の機械双造】※アニメオリジナルカード

通常魔法

①:自分・相手の墓地の「古代の機械」モンスターを合計2体まで対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械巨竜 ★8 ATK3000

古代の歯車機械 ★4 DEF2000

 

【古代の機械巨竜】

効果モンスター

星8/地属性/機械族/攻3000/守2000

(1):このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。

●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

●レッド・ガジェット:このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。相手に400ダメージを与える。

●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。相手に600ダメージを与える。

(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

 

【古代の歯車機械】

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻 500/守2000

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。このターン、自分のモンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで宣言した種類のカードを発動できない。

(2):1ターンに1度、「ガジェット」モンスターのカード名を1つ宣言して発動できる。エンドフェイズまで、このカードは宣言したカードと同名カードとして扱う。

 

「私は手札から魔法カード【アイアンドロー】を発動ナノーネ!デッキから2ドローする―ノ!」

クロノス 手札:2→1→3枚。

 

【アイアンドロー】

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分フィールドのモンスターが機械族の効果モンスター2体のみの場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

このカードの発動後、ターン終了時まで自分は1回しかモンスターを特殊召喚できない。

 

「私は【古代の機械巨竜】と【古代の歯車機械】をリリース!手札から【古代の機械合成竜】をアドバンス召喚ナノーネ!」

クロノス 手札:3→2枚。

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械合成竜 ★7 ATK2700

 

【古代の機械合成竜】

効果モンスター

星7/地属性/機械族/攻2700/守1700

(1):「アンティーク・ギア」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードとの戦闘で相手モンスターが破壊されなかったダメージステップ終了時に発動できる。その相手モンスターを除外する。

(2):「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したこのカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。

(3):自分の「アンティーク・ギア」モンスターが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。

 

「バトル!【古代の機械合成竜】で【デーモンの超越】に攻撃ナノーネ!」

 

古代の機械合成竜 ATK2700

vs

デーモンの超越 ATK2500

 

「ぬぐぉぉぉっ!」

タイタン LP:4000→3800

 

「だがぁ、【デーモンの超越】はORUを1つ取り除くことで戦闘破壊を免れる永続効果を持つのだぁ!」

デーモンの超越 ORU:2→1

 

「ダメージステップ終了時に【古代の機械合成竜】の効果を発動する―ノ!【デーモンの超越】を除外するノーネ!」

 

「な、何ぃ!?」

 

<タイタンのフィールド>

デーモンズ・マタドール ★6 DEF0

 

「続いて、【古代の機械合成竜】で【デーモンズ・マタドール】に攻撃ナノーネ!」

 

古代の機械合成竜 ATK2700

vs

デーモンズ・マタドール DEFO

 

「だ、だがぁ、【デーモンズ・マタドール】は戦闘では破壊されない効果を持つぅ!」

 

「ダメージステップ終了時に【古代の機械合成竜】の効果を発動する―ノ!【デーモンズ・マタドール】を除外するノーネ!」

 

<タイタンのフィールド>

モンスター無し

 

「お、おのれぇぇぇ!」

 

「私はカードを1枚セットしてターンエンドなノーネ!」

クロノス 手札:2→1枚。伏せカード:0→1枚。

 

 

◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:1枚。伏せカード:1枚。永続魔法:1枚。

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械合成竜 ★7 ATK2700

 

vs

 

◆タイタン LP:3800、手札:1枚。伏せカード:0枚。

 

<タイタンのフィールド>

モンスター無し

 

 

まさか1ターンであの盤面を崩壊させるとはな。流石は実技担当最高責任者と言ったところか。

 

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ぅ!」

タイタン 手札:1→2枚。

 

「私は手札から【戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン】を召喚!」

タイタン 手札:2→1枚。

 

<タイタンのフィールド>

戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン ★8 ATK3000→1500

 

【戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン】

効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2000

(1):このカードはリリースなしで召喚できる。

(2):このカードの(1)の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力・守備力は半分になり、エンドフェイズに破壊される。

(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。

(4):1ターンに1度、自分の手札・墓地の「デーモン」カード1枚を除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

「私は【戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン】の効果を発動するぅ!墓地の【トリック・デーモン】を除外して【古代の機械合成竜】を破壊するぅ!」

 

<クロノスのフィールド>

モンスター無し

 

「バトル!【戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン】でダイレクトアタック!」

 

「リバースカードオープン!永続罠【古代の機械蘇生】発動ナノーネ!墓地より【古代の歯車機械】を特殊召喚するノーネ!」

クロノス 伏せカード:1→0枚。永続罠:0→1枚。

 

【古代の機械蘇生】

永続罠

(1):「古代の機械蘇生」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。

(2):1ターンに1度、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は200アップする。

 

<クロノスのフィールド>

古代の歯車機械 ★4 DEF2000

 

「ぐぬぅっ!メインフェイズ2に移行ぅ!ターンエンド!」

 

「エンドフェイズに【戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモン】は自身の効果で自壊するぅ!」

 

<タイタンのフィールド>

モンスター無し

 

「だがここで速攻魔法【デーモンとの駆け引き】を発動ぅ!デッキから【バーサーク・デッド・ドラゴン】を特殊召喚するぅ!」

タイタン 手札:1→0枚。

 

【デーモンとの駆け引き】

速攻魔法

レベル8以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。

自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」1体を特殊召喚する。

 

<タイタンのフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3500→3000

 

【バーサーク・デッド・ドラゴン】

効果モンスター

星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0

このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。

相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。

自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。

 

 

◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:1枚。伏せカード:0枚。永続魔法:1枚。永続罠:1枚。

 

<クロノスのフィールド>

古代の歯車機械 ★4 DEF2000

 

vs

 

◆タイタン LP:3800、手札:1枚。伏せカード:0枚。

 

<タイタンのフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3000

 

 

タイタンはほぼ死に体だ。だがクロノスにはまだまだ余裕が見れる。この勝負、決まっただろうな。

 

 

「私のターンなノーネ。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ナノーネ!」

クロノス 手札:1→2枚。

 

「私は手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動ナノーネ!デッキから【歯車街】を手札に加えるーノ!」

クロノス 手札:2→1→2枚。

 

「そして私は手札からフィールド魔法【歯車街】を発動するノーネ!」

クロノス 手札:2→1枚。フィールド魔法:0→1枚。

 

【歯車街】

フィールド魔法

(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いのプレイヤーは「アンティーク・ギア」モンスターを召喚する場合に必要なリリースを1体少なくできる。

(2):このカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

「私は【古代の歯車機械】をリリースしてアドバンス召喚するノーネ!!来なサーイ!【古代の機械巨人】!」

クロノス 手札:1→0枚。

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械巨人 ★8 ATK3000

 

【古代の機械巨人】

効果モンスター

星8/地属性/機械族/攻3000/守3000

このカードは特殊召喚できない。

(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 

クロノスのエースのお出ましだな。

 

「バトル!食らうがいいノーネ!【古代の機械巨人】で【バーサーク・デッド・ドラゴン】に攻撃なノーネ!アルティメット・パウンド!!」

 

古代の機械巨人 ATK3000 ※戦闘破壊。

vs

バーサーク・デッド・ドラゴン ATK3000 ※戦闘破壊。

 

<クロノスのフィールド>

モンスター無し

 

<タイタンのフィールド>

モンスター無し

 

「ここで永続罠【古代の機械蘇生】発動ナノーネ!墓地より【古代の機械巨竜】を特殊召喚するノーネ!」

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械巨竜 ★8 ATK3000→3200

 

「ぐぬぬぅ!クロノスぅ!」

 

「続けて【古代の機械巨竜】でダイレクトアタックするーノ!」

 

古代の機械巨竜 ATK3200

 

「ごはぁぁぁ!」

タイタン LP:3800→600

 

「私はこれでターンエンドなノーネ!」

 

◆クロノス・デ・メディチ LP:4000、手札:0枚。伏せカード:0枚。フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。永続罠:1枚。

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械巨竜 ★8 ATK3200

 

vs

 

◆タイタン LP:600、手札:0枚。伏せカード:0枚。

 

<タイタンのフィールド>

モンスター無し

 

 

「わ、私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ぅ!」

タイタン 手札:0→1枚。

 

「私は魔法カード【貪欲な壺】を発動!墓地からモンスターを5枚デッキに戻して2ドロー!…来た!わははははっ!」

タイタン 手札:1→0→2枚。

 

【貪欲な壺】

通常魔法

(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。

そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。

その後、自分はデッキから2枚ドローする。

 

<タイタンが墓地からデッキに戻したモンスター>

①魔サイの戦士

②デーモンの召喚

③デーモンの騎兵

④デーモンの将星

⑤バーサーク・デッド・ドラゴン

 

なんだ?今のタイタンに笑う余裕などないはず。何を引いた?

 

「私はまず魔法カード【大嵐】を発動!フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。!」

タイタン 手札:2→1枚。

 

【大嵐】

通常魔法(本作の現在では制限カード)

フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。

 

「でスーガ!貴方が破壊した魔法カードの効果が発動するノーネ!」

クロノス フィールド魔法:1→0枚。永続魔法:1→0枚。永続罠:1→0枚。

 

「破壊された【古代の機械要塞】の効果発動ナノーネ!墓地より【古代の機械合成竜】を特殊召喚するーノ!」

 

「更に【歯車街】の効果発動ナノーネ!デッキから【古代の機械飛竜】を特殊召喚する―ノ!」

 

チェーン②歯車街

チェーン①古代の機械要塞

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械巨竜 ★8 ATK3200

古代の機械合成竜 ★7 ATK2700

古代の機械飛竜 ★4 ATK1700

 

【古代の機械飛竜】

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻1700/守1200

「古代の機械飛竜」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「古代の機械飛竜」以外の「アンティーク・ギア」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はカードをセットできない。

(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。

 

「更に【古代の機械飛竜】の効果発動ナノーネ!デッキから【古代の機械箱】を手札に加える―ノ!」

クロノス 手札:0→1枚。

 

「最後に【古代の機械箱】の効果発動ナノーネ!デッキから【古代の機械素体】を手札に加える―ノ!」

クロノス 手札:1→2枚。

 

【古代の機械箱】

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻 500/守2000

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。

 

クロノスのフィールドは【大嵐】を受けた直後とは思えないほどに充実している。手札もある程度回復した。だが、タイタンのあの余裕はなんだ?

 

「どのようなモンスターをどれだけ並べようと無駄なのだぁ!クロノス!我らがセブンスターズの切り札をとくと見るが良い!」

 

「切り札デスーノ?」

 

「フハハハハッ!私は手札から禁断の魔法カード【幻魔の扉】を発動するぅ!!」

タイタン 手札:1→0枚。

 

【幻魔の扉】※アニメオリジナルカード

通常魔法

①相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。

その後、自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚する。

 

なんだ!?あんなカード、見たことも聞いたこともないぞ!?

 

【幻魔の扉】の発動と同時に、タイタンの背後に禍々しい門が出現し、その扉が開く…!

 

「【幻魔の扉】の効果により、まずは相手フィールドのモンスター全てを破壊するぅ!」

 

「マンマミーヤ!?」

 

クロノスのフィールドのモンスター達へ門から放たれた光が浴びせられ、瞬く間にクロノスのモンスターたちは全て破壊された。

 

<クロノスのフィールド>

モンスターなし

 

「そして【幻魔の扉】の扉の更なる効果だぁ!さぁ、我が元で甦れ!【古代の機械巨人】!」

 

<タイタンのフィールド>

古代の機械巨人 ★8 ATK3000

 

【幻魔の扉】から新たな光が放たれると、タイタンのフィールドには先ほどクロノスのフィールドから墓地に送られたはずの【古代の機械巨人】が出現し、門は静かに消えていった…。

 

「ふふふっ、もちろんこのカードの代償は大きいぞぉ。なにせこのデュエルに負けたらこのカードをプレイしたデュエリストの魂は幻魔の物となるのだからなぁ!」

 

命がけのインチキカードってわけか!

 

「だが、勝てば何の問題もないのだぁ!バトル!【古代の機械巨人】でダイレクトアタック!アルティメット・パウンドゥ!」

 

古代の機械巨人 ATK3000

 

「ギャーノ!ちょ、超痛いノーネ!こ、これが闇のデュエルですーノ?」

クロノス LP:4000→1000

 

「フハハハハッ!私はこれでターンエンドぉ!」

 

 

◆クロノス・デ・メディチ LP:1000、手札:2枚。伏せカード:0枚。

 

<クロノスのフィールド>

モンスター無し

 

vs

 

◆タイタン LP:600、手札:0枚。伏せカード:0枚。

 

<タイタンのフィールド>

古代の機械巨人 ★8 ATK3000

 

 

不味いな、一転してクロノスの危機が迫ってきた。【古代の機械巨人】の厄介さはクロノスが一番良く知っているだろう。どうする気なんだ?

 

「私のターンなノーネ。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ナノーネ!」

クロノス 手札:2→3枚。

 

「私は手札から【古代の機械素体】を召喚ナノーネ!」

クロノス 手札:3→2枚。

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械素体 ★4 ATK1600

 

【古代の機械素体】

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻1600/守 500

このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):手札を1枚捨てて発動できる。「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。

(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

「私は【古代の機械素体】の効果を発動するノーネ!手札から【古代の機械箱】を墓地に送り、デッキから【古代の機械融合】を手札に加えるーノ!」

クロノス 手札:3→2→3枚。

 

「更に私は手札から魔法カード【古代の整備場】を発動するノーネ!墓地から【古代の機械箱】を手札に加えるーノ!」

クロノス 手札:3→2→3枚。

 

【古代の整備場】

通常魔法

(1):自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを手札に加える。

 

「そして【古代の機械箱】の効果発動ナノーネ!デッキから【古代の機械騎士】を手札に加える―ノ!」

クロノス 手札:3→4枚。

 

「行くノーネ!私は手札から魔法カード【古代の機械融合】を発動するノーネ!手札の【古代の機械箱】、【古代の機械騎士】、【古代の機械巨人】を融合!」

クロノス 手札:4→3→0枚。

 

【古代の機械融合】

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、「アンティーク・ギア」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

自分フィールドの、「古代の機械巨人」または「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を融合素材とする場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。

 

「さぁ、来なサーイ!【古代の機械超巨人】!」

 

<クロノスのフィールド>

古代の機械素体 ★4 ATK1600

古代の機械超巨人 ★9 ATK3300

 

【古代の機械超巨人】

融合・効果モンスター

星9/地属性/機械族/攻3300/守3300

「アンティーク・ギア」モンスター×3

(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

(2):「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」の中から合計2体以上を素材として融合召喚したこのカードは、その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。

(3):融合召喚した表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。EXデッキから「古代の機械究極巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

【古代の機械巨人】の融合体だと!?

 

「何ぃ!?」

 

「バトルするノーネ!行きなサーイ【古代の機械超巨人】!【古代の機械巨人】を攻撃するノーネ!」

 

古代の機械超巨人 ATK3300

vs

古代の機械巨人 ATK3000 ※戦闘破壊

 

「ぐぉぉっ!」

タイタン LP:600→300

 

「これで終わりナノーネ!【古代の機械素体】でダイレクトアタックする―ノ!」

 

古代の機械素体 ATK1600

 

「ぬわぁぁぁぁっ!」

タイタン LP:300→0

 

 

「闇のデュエリストだかなんだか知りませんーガ、その程度の実力ではこのクロノス・デ・メディチには及ばないノーネ!」

 

「負けた…!私が…!?不味い、【幻魔の扉】を使ったのだぞぉ…!?」

 

~~~

 

<十代視点>

 

デュエルが終わると同時にオレたちの周りを囲っていた黒い炎は消え去り、タイタンの背後には先ほど出現した門が再び現れた。

 

それに気付いたタイタンが恐る恐る振り返り、その門を認識した瞬間に悲鳴を上げる。

 

「あぁぁぁぁ!い、嫌だ…嫌だ!またあの闇の世界に戻るのも嫌だが!死ぬのも嫌だぁ!助けてくれぇぇぇ!」

 

そんなタイタンの嘆きも虚しく門の扉は開き、門の内部から出現した白き腕がその場から逃げ出そうとしていたタイタンの首を鷲掴みにする。

 

「うごっ!ぐおぉ…!は、離せ!ぐぇぇっ!はな…あぁぁぁぁぁっ!」

 

必死に抵抗するタイタンだったが、白き腕は無慈悲にもタイタンの体からその魂だけを抜き取って門の中へと引きずり込み、静かに門の扉が閉じる。

 

その後、閉じた門がゆっくりと消え去るとタイミングを同じくして、残されたタイタンの体が真っ黒に染まり、闇へと消えていった。

 

「ま、マジかよ…」

 

「これが、闇のデュエル…!」

 

「人が…人が消えちゃったッス…」

 

「こ、怖いんだナァ」

 

「タイタン、良いデュエルだったぜ」

 

ふと、タイタンが消えた場所からクロノス先生へと視線を移すと、胸を押さえて苦しそうにして地面に膝をつく先生の姿があった。

 

「クロノス先生!?」

 

「さっきの闇のデュエルでのダメージか!?」

 

「だ、大丈夫ナノーネ…」

 

そうクロノス先生は言葉を返すが、額には脂汗を浮かべており、呼吸も乱れていて苦しそうだ。そして、そんな中…。

 

「あら?やっぱりタイタンは負けてしまったのね?」

 

湖の水面の上を赤い絨毯のような物が一直線に敷かれ、その上を優雅に歩く緑の髪を靡かせた美女が姿を現すのだった…。




学園中にミイラが徘徊しているとか、カードゲームの世界とは思えないホラー展開になっていますね。

クロノスのデッキは【古代の機械】です。デュエル終盤に超巨人の方に登場してもらいましたが、実は超巨人を出さずとも、魔神を召喚してバーン効果を使用しても勝てていました。

タイタンのデッキは【デーモン】です。初登場時(デュエルは丸々カットされているが)の【チェスデーモン】とは違う汎用型デーモンデッキとなっております。ただ、アニオリの儀式デーモンとフィールド魔法がむしろ事故要因になっていますね。

次回の更新は4/28(水) AM6:00予定です。

さか☆ゆう様、蟹の見習い様、gsころりん様、デュエル展開ミスのご指摘ありがとうございました。修正しました。

斎王琢磨の運命力は?

  • 原作遵守。強化万丈目に瞬殺される。
  • 原作微強化。強化万丈目を苦戦させる。
  • 原作大強化。強化万丈目を瞬殺する。
  • 原作超強化。ずっと私のターン!
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