【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:はいはい、エクゾエクゾ。

今回の対戦カードはオリ主とモブです。


第百二十六話 夏休み2

 夏休み中の七月下旬、紬と先日約束した和菓子の美味しい店を教えてもらうという件を果たすついでに、俺はツァンや紬と一緒に京都へ観光へやって来ていた。

 新幹線代の往復は地味に財布へのダメージが大きいのだが、元から残っていた貯金に加えてアカデミアでのアルバイト代がそこそこ入ったから何とかなって良かった。

 ツァンや紬は良いところのお嬢様のようで、お小遣いと言う名の大金を持っているのでそれほどの出費ではないらしい。しかも普段からそれほど使わないことのでそこそこ溜まっているとのこと。羨ましい話だ。

 

「へぇ~。ここが京都かぁ。ボクは初めて来たなぁ」

 

 青を基調とした薄手の服装(キャミソールって言うんだっけ?)のツァンが駅から出て周囲を見回している。

 京都とか修学旅行とかで来そうなものだが、彼女が通っていた小・中学校では行かなかったらしい。新幹線の乗っている間に聞いたが、彼女の修学旅行は北海道とか九州に行ったらしい。それはそれで羨ましいよな。グルメ巡りとかして見たいぜ。

 

「昔ながらの町並みでございますね」

 

 白のワンピースに麦わら帽子と言うお嬢様スタイルな紬がツァンと並んで歩いている。

 最近は体調も良いらしく、出会った頃の様にいきなり倒れたりよろめいたりすることは無くなっている。以前渡したネックレスにはいわゆるリジェネレーションも搭載しているので、案外この効果が上手く彼女に作用しているのかもしれないな。

 

「俺は何度か来たことがあるけれど、何度来てもあまり変わらない感じで懐かしいな」

 

 白いTシャツにジーンズと言うオシャレの欠片もない俺は彼女たちの少し後を歩いている。

 ツァンたちと並んで歩いているとそこそこの確率で変な連中に絡まれるのでその対策だ。仮に絡まれてもいつものように全員に腹パンして路地裏に捨てるだけなんだけどさ。

 

 俺達は駅を出てから道なりに続く周囲の木造の建屋を眺めながら、有名な寺や観光地をのんびりと巡り歩いた。真夏の熱気なんて水の魔術を使えば春の陽気程度に緩和することも容易なので、手持ちの飲料水だけでも熱中症対策も万全だ。

 観光の途中に休憩を兼ねて飲食店に入って軽めの昼食中に、俺は他の店内の観光客から羨望と嫉妬の視線に晒されていた。理由は簡単。他人から見れば両手に華に見えるわけだ。

 

ふふふっ、羨ましいか?羨ましかろう?だが残念。彼女たちは町ですれ違えば振り返ってしまうような美少女だが、ただの異性の友達であってそんなに羨ましがられるほどの関係には至っていないんだよなぁ。

 

 昼食を終えてから観光名所をあらかた巡り終えた頃におやつの時間となったので、今回のメインイベントである和菓子屋へとやって来た。

 

「ここがそうなの?」

「はい。昔から両親と一緒に良く訪れていた和菓子屋さんで、近所でも美味しいと評判なんですよ?」

「それは楽しみだな」

 

 2階建ての木造の店の暖簾をくぐり、店員に座敷席まで案内を受けた俺達の前に置かれたお品書きには何種類もの和菓子が記されていた。

 

「お勧めとかはあるのか?」

「この店の和菓子はどれも美味しいですが特に餡子はとても絶品ですから、それらを選ぶのがお勧めでございますね」

「う~ん、迷っちゃうなぁ」

 

 その後、値段が手ごろと言うこともあって色々と注文してみたが、どれも非常に美味かった。

 栗きんとんやおはぎ、ぜんざいやちまきなどの定番物から、季節限定と記された柔らかいお餅をあんこで包んだ饅頭やあずきの美味しさと滑らかな口触りの羊羹など、確かにこの店はお勧めしたくなるな。

 

「結構食べたな」

「もう一年分くらい食べたよ!美味しかった~」

「ふふっ、そう言っていただけると何よりでございますね」

 

 食後にと出されたお茶を頂きながら、今日食べた和菓子のカロリーについて考えてみた。俺は日常的に精霊界でそこそこ激しい運動をしているから問題ないのだが、彼女たちはその辺りに気を使っていないのだろうか?

 リンは時々食べ過ぎた後に洗面所にある体重計に乗った時にはなかなか愉快な声を出した後に数日ほど食事の量を控えたりしていたな。逆にセレナはどれだけ食べても普段から運動しているのでそれほど気にならないらしい。

 

「あっ、ほら。ここでもJRDGのニュースやってるよ」

「おっ、ホントだ」

「日本最大のイベントですからね」

 

 ツァンが指さす方向には店内に設置されているテレビがあり、そこにはJRDGで使用されるデュエルサーキットが映し出されていた。暑苦しいリーゼントの漢アナウンサーとやたら露出度が高い服を着たチアガールお姉さんたちがJRDGの説明を行っているようだ。

 

「そういや、君らはJRDGを会場に見に行きたいと思わないのか?」

「ん~。ボクは別にいいかなぁ。人混みとか嫌いなんだよね。家で家族と一緒にテレビで見るかな」

「私も同じですね。人混みに飲まれてしまうと酔ってしまいそうになりますからね」

「そっかー」

 

 それは残念だな。2人分くらいの入場チケットなら何とでも入手する方法はあるのだが、彼女たち自身が乗り気でないのなら無理に誘わなくても良いだろう。明日香たちに同じような話をしたら食い入るように問い詰められたものだがな。

 

「さて、そろそろお土産を選ぼうかな」

「そうだね。お父さんたちへのお土産はどれにしようかな?」

「こちらのセット辺りが人気ですね」

「饅頭のセットか。確かに美味しそうだ」

 

 食後の一服中にシスター達やセレナたちにお土産を選んでいると、ユニークなお土産を発見した。

 

「一日チャレンジ5回限定、店長にデュエルで勝利すれば限定のお土産をプレゼント?面白そうだな」

「確かに。他のお土産には無いラインナップだね」

「ここの店長さんは昔プロデュエリストを目指していたらしく、デュエルが非常に強いそうですよ」

 

 聞けばこの店長とのデュエルに勝利したチャレンジャーは殆どいないらしいが、そんなことは問題ではない。ここに掛かれている限定のお土産にも興味が湧いたし、何よりタダと言うのが良い。

 早速俺は店員に声を掛けてチャレンジに挑戦する旨を伝えると、1分も経たない間に店の奥から店員に連れられて店長らしき黒髪の美女がやって来た。ちょっと紬に似ているな。草ポ〇モンのジムリーダーをやっていそうな着物美人だな。

 

「はあーい…今日も良いお天気ですね。気持ちいい…すー…すー」

「店長、起きて下さい」

「あらいけない。寝てしまったわ。ようこそお客様。私がこの店の店長です。お花を活けるのと和菓子を作るが趣味で、趣味が高じてこの店を経営することになりました」

 

マイペースな人だなぁ。

 

「店長、チャレンジャーですよ。なんでもデュエルアカデミアの学生さんみたいですよ」

「あらやだ。試合の申し込みですの?そんな、私負けませんわよ?」

 

とぼけた人だが、デュエルの腕に関する自信はあるみたいだな。

 

「チャレンジャーのお客様、チャレンジデュエルは地下のデュエルリングで行いますので、準備が出来たらそちらの階段からデュエルリングへお越しください。では私たちはお先にデュエルリングでお待ちしております。さぁ、店長。行きますよ」

「はあーい」

 

 そう告げると、彼らは店の奥にある階段から地下に向かった。彼らに続き、俺達も地下に向かう。

 

「うわぁ、広いねー」

「この店の地下にこれほどのデュエルリングがあるとは存じ上げませんでした」

「デュエルアカデミアの旧特待生寮にあったデュエルリングと大差ない大きさだぞ」

 

 地下には和菓子屋に有るとは思えないサイズのデュエルリングが設置されており、対面には既にデュエルディスクを構えた女店長がスタンバイしていた。

 

「じゃ、行ってくる」

「負けんじゃないわよ!」

「頑張ってくださいね」

「任せろ任せろ」

 

 デュエルリングに上がり、デュエルディスクを腕に装着する。流石にデュエルアカデミアのデュエルディスクは孤児院に置いて来てあるので、去年購入したセレナと同型の剣型デュエルディスクだ。

 

「珍しい形のデュエルディスクですね」

「舞網市に売っている市販品ですよ」

 

 カミューラたちのような闇のデュエリストは自作したのかと問いたくなるような専用デュエルディスクを装着していたが、俺のは市販品だ。性能も耐久性もかなり良い方だから問題ない。

 

~~~

 

「さて、そろそろ始めましょうか」

「対戦、よろしくお願いいたします」

「えぇ。こちらこそ対戦よろしくお願いいたしますわ」

 

挨拶は大事だ。古事記にもそう書いてあるはず。

 

「「デュエル!」」

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆女店長 LP:4000、手札:5枚。

 

 

「先攻は貰いますね。私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

女店長 手札:5→6枚。

 

「私は手札から速攻魔法カード【手札断殺】を発動しますわ。お互いに手札から2枚墓地に送り、デッキから2ドローしますわ。」

女店長 手札:6→5→3→5枚。

 

<女店長が墓地に送ったカード>

①アロマージ-カナンガ

②アロマージ-ベルガモット

 

クロト 手札:6→4→6枚。

<クロトが墓地に送ったカード>

①水晶機巧-クオン

②レベル・スティーラー

 

「私は手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動しますわ。デッキからフィールド魔法【アロマガーデン】を手札に加えますわ」

女店長 手札:5→4→5枚。

 

「そして私は手札からフィールド魔法【アロマガーデン】を発動しますわ」

女店長 手札:5→4枚。フィールド魔法:0→1枚。

 

【アロマガーデン】

フィールド魔法

(1):1ターンに1度、自分フィールドに「アロマ」モンスターが存在する場合に発動できる。自分は500LP回復する。この効果の発動後、次の相手ターン終了時まで自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。

(2):自分フィールドの「アロマ」モンスターが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。自分は1000LP回復する。

 

「【アロマガーデン】か。【アロマ】デッキだろうね」

「確か、自身と相手のLPに関する効果を多く持ったカードが多いデッキでしたね」

 

ちなみに【魔封じの芳香】を中心としたデッキ【アロマ・コントロール】も存在するが、このデッキとは別物だぞ。

 

「私は手札から【アロマージ-ジャスミン】を召喚しますわ」

女店長 手札:4→3枚。

 

<女店長のフィールド>

アロマージ-ジャスミン ★2 ATK100

 

【アロマージ-ジャスミン】

効果モンスター

星2/光属性/植物族/攻 100/守1900

(1):自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「アロマージ-ジャスミン」以外の植物族モンスター1体を召喚できる。

(2):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

「そして私は【アロマガーデン】の効果を発動しますわ。500LP回復!」

女店長 LP:4000→4500

 

<女店長のフィールド>

アロマージ-ジャスミン ★2 ATK100→600

 

「ここで【アロマージ-ジャスミン】の効果発動。デッキから1ドローしますわ」

女店長 手札:3→4枚。

 

「更に【アロマージ-ジャスミン】の効果発動。手札から【ローンファイア・ブロッサム】を召喚しますわ」

女店長 手札:4→3枚。

 

<女店長のフィールド>

アロマージ-ジャスミン ★2 ATK600

ローンファイア・ブロッサム ★3 ATK500→1000

 

【ローンファイア・ブロッサム】

効果モンスター

星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400

(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の植物族モンスター1体をリリースして発動できる。デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。

 

「【ローンファイア・ブロッサム】の効果発動。自身をリリースしてデッキから【アロマージ-ローズマリー】を特殊召喚しますわ」

 

<女店長のフィールド>

アロマージ-ジャスミン ★2 ATK600

アロマージ-ローズマリー ★4 ATK1800→2300

 

【アロマージ-ローズマリー】

効果モンスター

星4/水属性/植物族/攻1800/守 700

(1):自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の植物族モンスターが攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで相手はモンスターの効果を発動できない。

(2):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターの表示形式を変更する。

 

「私は手札から永続魔法【超栄養太陽】を発動しますわ。【アロマージ-ジャスミン】をリリースし、デッキから【スポーア】を特殊召喚しますわ」

女店長 手札:3→2枚。永続魔法:0→1枚。

 

【超栄養太陽】

永続魔法

(1):自分フィールドのレベル2以下の植物族モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。リリースしたモンスターのレベル+3以下のレベルを持つ植物族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

 

<女店長のフィールド>

アロマージ-ローズマリー ★4 ATK2300

スポーア ★1 DEF800→1300

 

【スポーア】

チューナー・効果モンスター

星1/風属性/植物族/攻 400/守 800

このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

(1):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の植物族モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードのレベルは除外したモンスターのレベル分だけ上がる。

 

「私はレベル4【アロマージ-ローズマリー】にレベル1【スポーア】をチューニング!シンクロ召喚!お出でなさい!【アロマセラフィ-ローズマリー】!」

女店長 永続魔法:1→0枚。

 

<女店長のフィールド>

アロマセラフィ-ローズマリー ★5 ATK2000→2500→3000

 

【アロマセラフィ-ローズマリー】

シンクロ・効果モンスター

星5/光属性/植物族/攻2000/守 900

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):自分のLPが相手より多く、このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの植物族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。

(2):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動する。そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。

 

「私はカードを2枚セットしてターンエンドですわ」

女店長 手札:2→0枚。伏せカード:0→2枚。

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆女店長 LP:4500、手札:0枚。伏せカード:2枚。フィールド魔法:1枚。

 

<女店長のフィールド>

アロマセラフィ-ローズマリー ★5 ATK2000→2500→3000

 

 

いきなりハンドレスか。【アロマ】デッキ、見たところそこまでカードプールは潤って居なさそうだな。なら伏せカードは【潤いの風】か【渇きの風】辺りかな?

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:5→6枚。

 

それにしても、良いシンクロモンスターだな!少し借りるぞ!

 

「俺は手札から魔法カード【精神操作】を発動する!【アロマセラフィ-ローズマリー】のコントロールを頂いて行く!」

クロト 手札:6→5枚。

 

【精神操作】

通常魔法

(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。

 

「っ!リバースカードオープン!【デストラクト・ポーション】発動!【アロマセラフィ-ローズマリー】を破壊してその攻撃力分のLPを回復しますわ!」

女店長 伏せカード:2→1枚。

 

【デストラクト・ポーション】

通常罠

自分フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。

 

チェーン②デストラクト・ポーション

チェーン①精神操作 ※対象を失い、不発。

 

女店長 LP:4500→7500

 

「LPが一気に回復してしまいましたね」

「でもモンスターが居なくなったよ。伏せカードもあと1枚。そして白河のあのデッキは恐らく…」

 

「俺は手札から永続魔法【異次元海溝】を発動!墓地の【水晶機巧-クオン】を除外!」

クロト 手札:5→4枚。永続魔法:0→1枚。

 

【異次元海溝】

永続魔法

このカードの発動時に、自分の手札・フィールド上・墓地の水属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。その後、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊された時、このカードの効果で除外したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。

 

「俺は手札から永続魔法【ウォーターハザード】を発動!」

クロト 手札:4→3枚。永続魔法:1→2枚。

 

【ウォーターハザード】

永続魔法

自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、手札からレベル4以下の水属性モンスター1体を特殊召喚できる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

「【ウォーターハザード】の効果により、俺は手札から【水晶機巧-シストバーン】を特殊召喚!」

クロト 手札:3→2枚。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-シストバーン ★3 DEF1500

 

【水晶機巧-シストバーン】

効果モンスター

星3/水属性/機械族/攻1500/守1500

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、デッキから「クリストロン」チューナー1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族SモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「水晶機巧-シストバーン」以外の「クリストロン」モンスター1体を手札に加える。

 

「【水晶機巧-シストバーン】の効果発動!【異次元海溝】を破壊してデッキから【水晶機巧-シトリィ】を特殊召喚!」

クロト 永続魔法:2→1枚。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-シストバーン ★3 DEF1500

水晶機巧-シトリィ ★2 DEF500 ※チューナー

 

【水晶機巧-シトリィ】

チューナー・効果モンスター

星2/水属性/機械族/攻 500/守 500

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、チューナー以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として機械族Sモンスター1体をS召喚する。その時のS素材モンスターは墓地へは行かず除外される。

 

「このモンスターは相手ターンにシンクロ召喚することが出来る」

 

「相手ターンにシンクロ召喚するモンスター!?」

 

「更に俺は破壊された【異次元海溝】を発動!除外されていた【水晶機巧-クオン】を特殊召喚!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-シストバーン ★3 DEF1500

水晶機巧-シトリィ ★2 DEF500 ※チューナー

水晶機巧-クオン ★1 DEF500 ※チューナー

 

【水晶機巧-クオン】

チューナー・効果モンスター

星1/水属性/機械族/攻 500/守 500

「水晶機巧-クオン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。手札からチューナー以外のモンスター1体を効果を無効にして特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材として機械族Sモンスター1体をS召喚する。

 

「俺はレベル3【水晶機巧-シストバーン】1体にレベル2【水晶機巧-シトリィ】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル5【水晶機巧-アメトリクス】!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

水晶機巧-クオン ★1 ATK500 ※チューナー

 

【水晶機巧-アメトリクス】

シンクロ・効果モンスター

星5/水属性/機械族/攻2500/守1500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。相手フィールドの特殊召喚された表側表示モンスターを全て守備表示にする。

(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、Sモンスター以外の自分の墓地の「クリストロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

「俺は手札から【チューニング・サポーター】を通常召喚!」

クロト 手札:2→1枚。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

水晶機巧-クオン ★1 ATK500 ※チューナー

チューニング・サポーター ★1 ATK100

 

【チューニング・サポーター】

効果モンスター

星1/光属性/機械族/攻 100/守 300

(1):フィールドのこのカードをS素材とする場合、このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。

(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

「俺は手札から魔法カード【機械複製術】を発動!デッキから【チューニング・サポーター】を2体特殊召喚!」

クロト 手札:1→0枚。

 

【機械複製術】

通常魔法

(1):自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。デッキからその表側表示モンスターの同名モンスターを2体まで特殊召喚する。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

水晶機巧-クオン ★1 ATK500 ※チューナー

チューニング・サポーター ★1 ATK100

チューニング・サポーター ★1 DEF300

チューニング・サポーター ★1 DEF300

 

「俺はレベル1【チューニング・サポーター】2体と効果でレベル2として扱う【チューニング・サポーター】1体にレベル1【水晶機巧-クオン】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル5【アクセル・シンクロン】!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

アクセル・シンクロン ★5 DEF2100

 

【アクセル・シンクロン】

シンクロ・チューナー・効果モンスター

星5/闇属性/機械族/攻 500/守2100

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

自分は「アクセル・シンクロン」を1ターンに1度しかS召喚できない。

(1):1ターンに1度、デッキから「シンクロン」モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。

●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを下げる。

(2):相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。

 

チェーン③チューニング・サポーター

チェーン②チューニング・サポーター

チェーン①チューニング・サポーター

 

「俺は【チューニング・サポーター】3体の効果発動!デッキから3ドロー!」

クロト 手札:0→1→2→3枚。

 

「更に俺は【アクセル・シンクロン】の効果発動!デッキから【ジェット・シンクロン】を墓地に送って自身のレベルを1上げる!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

アクセル・シンクロン ★5→6 DEF2100

 

「俺は手札から魔法カード【シンクロキャンセル】を発動!【アクセル・シンクロン】をEXデッキに戻し、そのシンクロ召喚素材一組をフィールドに特殊召喚!」

クロト 手札:3→2枚。

 

【シンクロキャンセル】

通常魔法

(1):フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。そのSモンスターを持ち主のEXデッキに戻す。その後、EXデッキに戻したそのモンスターのS召喚に使用したS素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールドに特殊召喚できる。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

水晶機巧-クオン ★1 ATK500 ※チューナー

チューニング・サポーター ★1 DEF300

チューニング・サポーター ★1 DEF300

チューニング・サポーター ★1 DEF300

 

「俺はレベル1【チューニング・サポーター】にレベル1【水晶機巧-クオン】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル2【フォーミュラ・シンクロン】!」

 

<クロトのフィールド>

チューニング・サポーター ★1 DEF300

チューニング・サポーター ★1 DEF300

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

フォーミュラ・シンクロン ★2 DEF1500 ※チューナー

 

【フォーミュラ・シンクロン】

シンクロ・チューナー・効果モンスター

星2/光属性/機械族/攻 200/守1500

チューナー+チューナー以外のモンスター1体

(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

(2):相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。

 

チェーン②フォーミュラ・シンクロン

チェーン①チューニング・サポーター

 

「俺は【フォーミュラ・シンクロン】の効果発動!デッキから1ドロー!」

クロト 手札:2→3枚。

 

「更に俺は【チューニング・サポーター】1体の効果発動!デッキから1ドロー!」

クロト 手札:3→4枚。

 

「俺はレベル1【チューニング・サポーター】2体にレベル2【フォーミュラ・シンクロン】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル4【水晶機巧-クオンダム】!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500

水晶機巧-クオンダム ★4 ATK1800 ※チューナー

 

【水晶機巧-クオンダム】

シンクロ・チューナー・効果モンスター

星4/水属性/機械族/攻1800/守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。

(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、Sモンスター以外の自分の墓地の「クリストロン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

チェーン②チューニング・サポーター

チェーン①チューニング・サポーター

 

「俺は【チューニング・サポーター】2体の効果発動!デッキから2ドロー!」

クロト 手札:4→5→6枚。

 

「俺は手札からフィールド魔法【クリスタルP】を発動!」

クロト 手札:6→5枚。フィールド魔法:0→1枚。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2500→2800

水晶機巧-クオンダム ★4 ATK1800→2100 ※チューナー

 

【クリスタルP】

フィールド魔法

(1):自分フィールドの「クリストロン」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。

(2):自分・相手のエンドフェイズに発動できる。

このターン自分がS召喚した「クリストロン」Sモンスターの数だけ、自分はデッキからドローする。

 

「バトルフェイズに移行。【水晶機巧-クオンダム】でダイレクトアタック!」

 

水晶機巧-クオンダム ATK2100

 

「くっ!」

女店長 LP:7500→5400

 

「続いて【水晶機巧-アメトリクス】でダイレクトアタック!」

 

「リバースカードオープン!【ドレインシールド】発動!【水晶機巧-アメトリクス】の攻撃を無効にしてその攻撃力分のLPを回復しますわ!」

女店長 伏せカード:1→0枚。

 

【ドレインシールド】

通常罠

(1):相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を対象として発動できる。その攻撃モンスターの攻撃を無効にし、そのモンスターの攻撃力分だけ自分はLPを回復する。

 

「チェーンして手札から速攻魔法【禁じられた聖槍】を発動。【水晶機巧-アメトリクス】の攻撃力を800下げることで他の魔法・罠カードの効果を受けない!」

クロト 手札:5→4枚。

 

【禁じられた聖槍】

速攻魔法

(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。

 

チェーン②禁じられた聖槍

チェーン①ドレインシールド ※対象が罠カードの効果を受けない。

 

水晶機巧-アメトリクス ★4 ATK2800→2000

 

「あぁっ!」

女店長 LP:5400→3400

 

「メインフェイズ2に移行。俺はカードを2枚セットしてターンエンド!」

クロト 手札:4→2枚。伏せカード:0→2枚。

 

「エンドフェイズに【クリスタルP】の効果を発動!俺がクリストロンシンクロモンスターをシンクロ召喚した回数は2回!よってデッキから2ドロー!」

クロト 手札:2→4枚。

 

「そしてこのタイミングで【水晶機巧-アメトリクス】のダウンしていた攻撃力は元に戻る」

 

水晶機巧-アメトリクス ★4 ATK2000→2800

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:4枚。伏せカード:2枚。フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-アメトリクス ★5 ATK2800

水晶機巧-クオンダム ★4 ATK2100 ※チューナー

 

vs

 

◆女店長 LP:3400、手札:0枚。伏せカード:0枚。フィールド魔法:1枚。

 

<女店長のフィールド>

モンスター無し

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!…くっ!」

女店長 手札:0→1枚。

 

「私はカードを1枚セットしてターンエンドですわ」

女店長 手札:1→0枚。伏せカード:0→1枚。

 

「エンドフェイズに入る前に俺はシンクロ召喚させてもらおうか!」

 

「本当に相手ターンにシンクロ召喚しますのね…!」

 

「レベル5【水晶機巧-アメトリクス】にレベル4【水晶機巧-クオンダム】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル9【水晶機巧-フェニキシオン】!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-フェニキシオン ★9 ATK2800

 

【水晶機巧-フェニキシオン】

シンクロ・効果モンスター

星9/水属性/機械族/攻2800/守2000

Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上

(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。相手のフィールド・墓地の魔法・罠カードを全て除外する。

(2):S召喚したこのカードが戦闘・効果で破壊された場合、このカード以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する

 

「【水晶機巧-フェニキシオン】の効果発動!相手のフィールド・墓地の魔法・罠カードを全て除外する!」

 

「なっ!?そんな!?」

女店長 伏せカード:0→1枚。フィールド魔法:1→0枚。

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:4 枚。伏せカード:2枚。フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-フェニキシオン ★9 ATK2800

 

vs

 

◆女店長 LP:3400、手札:0枚。伏せカード:0枚。フィールド魔法:0枚。

 

<女店長のフィールド>

モンスター無し

 

相手には手札無し、モンスター無し、フィールド・墓地に魔法・罠カード無し。終わりだな。

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:4→5枚。

 

「俺は墓地の【レベル・スティーラー】の効果を発動!【水晶機巧-フェニキシオン】のレベルを1つ下げて自身を墓地から特殊召喚!」

 

<クロトのフィールド>

水晶機巧-フェニキシオン ★9→8 ATK2800

レベル・スティーラー ★1 ATK600

 

【レベル・スティーラー】

効果モンスター

星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0

(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。

(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。

 

「バトルフェイズに移行。【レベル・スティーラー】でダイレクトアタック!」

 

レベル・スティーラー ATK600

 

「うっ!」

女店長 LP:3400→2800

 

「バトルフェイズに移行。【水晶機巧-フェニキシオン】でダイレクトアタック!」

 

水晶機巧-フェニキシオン ATK2800

 

「あぁぁぁぁっ!」

女店長 LP:2800→0

 

 

 「参りましたわ。流石、デュエルアカデミアの学生はお強いですわ」

 「対戦、ありがとうございました」

 

~~~

 

 その日の夜、お土産をシスターたちとセレナたちに渡して夕食を摂った後、俺は精霊界へとやって来ていた。

 

「食らえ!エメラルドス〇ラッシュ!」

「水のある場所でもこの程度の水遁を…(笑)」

「笑うなぁ!」

『リューン!』

 

 いつものようにプチリュウと共に待ち人を待っている間に水の魔術の訓練をしていると、久し振りにアクエリアが訓練を手伝ってくれると言うので見て貰ったのだが、案の定からかいに来ただけの様だった。

 確かに目の前に湖があるのにも関わらず数十秒かけて野球ボールサイズの水球を30発ほど打ち出す程度ではこの精霊界では生き残れないのは事実なのだが、この娘は本当に性格悪いな、慣れたけどさ。ちなみに、エメラルドス〇ラッシュもどきはアクエリアに2秒で全て消された。

 その後、見本を見せてやるとばかりにアクエリアが見せてきたのは、瞬時に発動するゲートオブバ〇ロン並の数(300くらい?)の全長10mの氷の槍による絨毯爆撃だった。それらが発射された数秒後、近くの森が消し飛んだ。これと一緒にされたらそりゃ笑われるわ。これで攻撃力1600とか詐欺だろ。

 

「やぁ、待たせたかな?」

「いや、そこまで待ってないから問題ないよ」

 

 俺が実力の差を見せつけられて凹んでいるとお目当ての人物、緑色の髪をポニーテールにした魔術師の少女である風霊使いウィンとその相棒のプチリュウがやって来た。彼女が連れているプチリュウは、俺のプチリュウとは別個体だ。

 そう、俺は今、以前から水霊使いエリアを経由して頼んであった憑依装着の技術を教わっている最中なのだ。

 

「ボクももう何度言ったか分からないけれど、クロトは本当に魔術の才能無いよね」

『プチ~!』

「俺ももう何度聞いたか分からないな。他の精霊からもほぼ同じことを言われるんでね」

『リュ~ン!』

「それでよく修行を続ける気になるよね。その根気だけは凄いと思うよ」

「誉められている、でいいのか?」

「うん」

「ならいいや」

 

 今更だが俺には魔術の才能は皆無らしく、どれだけ師匠が優れていて俺がどれだけ鍛錬に精を出しても一流には程遠い実力しか身に着けることは出来ていない。憑依装着の修行を開始した直後のウィンの憐みの視線はかなり堪えた。

 セレナなんかは数か月で幾つもの魔術を習得しているらしく、既に数年修行している俺よりも魔術のレパートリーは多いくらいだ。才能の差って残酷だよな。妬んでも俺の実力は変わらないので、俺は俺のペースでやるしかないのが辛いところだ。

 

「そもそも、俺はカードの精霊の力を借りなければ空を飛ぶことも身を隠すこともできないからな。俺一人で出来るのは水遊びと馬鹿にされる程度の水の魔術とせいぜい岩を砕ける程度の闇の魔術、忍者ごっこに使えそうな程度の身体強化魔術くらいだな」

「そのくらいなら精霊界なら大多数の精霊が出来そうだよね。…うん、最低限の憑依装着は出来るようになったみたいだね。おめでとう」

「ようやく第一歩前進って所か」

『リュリューン!』

 

 ウィンが言うように、一応は憑依装着は成功している。俺の目の前にいた【プチリュウ】は【ランリュウ】へとその姿を変えている。

 だが、これは最低限なのだ。ちゃんと成功している憑依装着であれば、プチリュウの姿はウィンの隣にいる【憑依覚醒-ラセンリュウ】と同じ姿を取っているはずだからだ。つまり、あと一段階変身を残しているわけだな。

 俺の後ろではアクエリアがこちらを見てニヤニヤしていたり、ホーリー・エルフが残念な物を見るような眼でこちらを見てきているが、無視しよう。他の精霊たちはこちらの様子を時々見ながら人間界から持って来たUNOをやっているようだ。君ら、それ好きだよな。

 

「エリアから頼まれているからね。君の根気が続く限りはボクも訓練に付き合うよ」

「助かる」

 

なに、今までの魔術の習得も数年かかることは良くあることだったんだからな。ウィンに匙を投げられない限りは訓練を続けていけばいいさ。

 

 俺はそう自身を激励しつつ、憑依装着の訓練を続けるのだった…。




オリ主のデッキは【クリストロン】です。水属性・機械族のクリストロンを中心とした相手ターンにシンクロ召喚することが特徴的なコントロール色が強いデッキです。

女店長のデッキは【アロマ】です。ライフを回復したり自分のライフが相手のライフを上回っている場合に使用できる効果を持っているカードが多いデッキです。デュエルリンクスだと無課金でも作りやすいデッキなので、あのゲームのプレイヤーになら知名度は高そうですね。

次回の更新は6/12(土) AM6:00予定です。

Skazka Priskazka様、玄鹿様、終焉齎す王様、gsころりん様、白銀神雅魅様、a-22様、ゆゆっち様、二元論様、誤記報告およびデュエル展開ミスのご指摘ありがとうございます。修正しました。

今後のアカデミア校長は? ※多分、本編にそこまで影響ないです。

  • 鮫島校長
  • ナポレオン校長
  • クロノス校長
  • オリキャラ校長
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