【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:念願のGXメダルを手に入れたぞー!

今回のデュエルは丸藤翔戦です。


第百三十七話 休日の過ごし方

 初のGXメダル入手を達成してから数日後、俺はラーイエロー寮にて朝食を採り、自室に戻ってテレビを付けてニュースを垂れ流しにしてBGMにしつつ、休日をまったり過ごしていた。

 

「おーよしよし」

『バニー!』

『リューン!』

 

 自室のソファーでくつろぎながら、膝の上にバニーラを乗せてモフりつつ、首元あたりに絡みついているプチリュウを撫でる。

 おぉ…癒しの時間だ…。

 

『ふっふーん!どう?ジャックとクイーンのフルハウスよ!』

『くっ…!エースのツーペアだ』

『まさかダイヤのフラッシュで負けてしまうなんて…』

『あっ、ゴメンね。ボク、キングのフォーカード』

 

『『『!?』』』

 

 部屋の入り口付近では、アクエリア、エルフの剣士、ホーリー・エルフ、キーメイスがテーブルを囲んでポーカーに興じているようだ。

 持ち前の強運に加えて人の考えていることを無意識に読み取れてしまうキーメイス相手にポーカーとか、勇気のある奴らだ。

 俺は昔100連敗して挑むのを諦めたぞ。

 

『うま、うま♪』

『おいしー♪』

『美味~♪』

 

 部屋の隅ではアトラ、トリオン、カズーラの蟲惑魔たちが人の部屋の冷蔵庫を勝手に物色している。

 凄い勢いでハムやソーセージが彼女たちの胃袋に消えていっているが、あの冷蔵庫には一週間分の食料が入っている。流石に彼女らも満足して帰ってくれるだろう。

 と言うか、疑似餌の方からでも食えるんだな。

 

 他の連中は今日は来ていないようだな。三幻魔の事件が終わったので最近の休日は大体いつもこんな感じだ。

 

 平和だなぁ…。まるで普通のカードゲームの世界だ。いや、精霊とかは普通のカードゲームとかには居ないか。

 ネオ・グールズとか、破滅の光の顔芸とか、異世界のヒャッハー共とか、ヤンデレ精霊とか、闇イソノとか、ダークシグナーとか、イリアステルとかみたいな厄ネタ満載の世界とはとても思えないな。

 

 暇なので、これまた自室に備え付けられているパソコンでデュエルアカデミアの公式HPを確認することにした。

 

「あっ、ミス・デュエルアカデミアコンテストの最終ノミネートに選ばれた生徒が発表されているな」

 

 公式HPにはミスター・デュエルアカデミアコンテストとミス・デュエルアカデミアコンテストの最終ノミネートに選出された生徒たちの顔写真が公表されていた。

 念の為に確認したミスター・デュエルアカデミアコンテストの方は予想通りの結果なので置いといて、ミス・デュエルアカデミアコンテストのメンバーに予想外の人物?の名前を確認した。

 

 小日向星華、天上院明日香、藤原雪乃、ツァン・ディレ、嶺開花、ファラオ。…ファラオ!?

 

「ファラオ!?ファラオナンデ!?ファラオって、猫のファラオのことだよな!?…あっ!?」

 

 心当たりに気付いた俺は自身が投票した生徒の名前を確認する。

 

「俺の票の投票先がレインからファラオに変更されている…!?」

 

 ファラオに投票されている票数は、俺が操作したラーイエロー寮生徒の数とピッタリ一致する。

 これは…レインがデータを改竄して自身に投票されている票を全てファラオに変更したな?

 

「イリアステルの科学力、恐るべし」

 

 おのれレインめ、俺のささやかな楽しみを奪うとは…。まぁいいか。この鬱憤は今度ツァンをからかうことで解消しよう。

 

『去年のドイツでのゲームデザイナー賞を受賞した初代デュエルキングの武藤遊戯氏、高校の同級生であるゲームデザイナー御伽龍児との共同プロジェクトを開始!両氏は年末には日本に…』

『15年振りに復活したネオ・グールズ!被害は世界各地へと広がっている模様!その被害者の中にはデュエルキングダムやバトルシティで活躍した…』

『モーメント開発も最終段階へ移行!完成は来年の夏から秋の見込み!開発担当者とスポンサーとの意見の食い違いが…』

『ハートランドシティにてかつて伝説の名君と呼ばれた武将、喜楽壮八の石像が発見される!その石像の管理は発見者である決闘庵の主人、三沢六十郎氏に…』

『LDS社長とプロデュエリストの二足の草鞋を履く赤馬零児氏、ついに上位ランカーのプロデュエリストのインゼクター羽賀氏とダイナソー竜崎氏を下す!赤羽氏はとあるデュエリストへのリベンジに燃えており…』

 

 プツン!

 

『ニュースうるさい!』

 

 キーメイスにボロクソに負けてヒートアップしたアクエリアがテーブルに上に置いてあったリモコンを使ってテレビの電源を落としたようだ。

 俺もほとんど聞いてなかったので特に問題は無いだろう。

 

 珍しくムキになって怒るアクエリアを眺めながら、俺はベットに潜り込んで二度寝し始めた。

 …おい蟲惑魔ども。本体の方をこちらにこっそり近づけて来るのを止めろ。夢に出てきたらどうしてくれるんだ!

 

~~~

 

 昼食を取った後、三沢の相談を受けた俺は彼の要望に応えるべく、彼と共に精霊界へとやって来ていた。

 デュエルアカデミアの温泉を経由してやって来たので、俺はラーイエローの制服で、三沢はオベリスクブルーの制服を着ている。

 

「これが精霊界か…まさかあの温泉がこんなところに繋がっているとは…」

「色々条件を整えないと無理だぞ」

 

 三沢の相談とは『実力を身に着け終えた時にすぐにタニヤっちに会いに行けるように、彼女が居る場所とそこに行く手段を知りたい』と言う物だった。

 そんな相談、学校の同級生にする?と思わなくもなかったが、『白河なら何となく知っている気がした』だそうだ。

 

「そして、ここにタニヤっちが…」

「いや、多分いないぞ。まずは村に向かうから付いて来てくれ」

「村?あぁ、分かった」

 

 そんなこんなでとりあえず俺が連れてこれる異世界である精霊界に彼を連れてきたわけだ。

 ただ、この世界には多分タニヤは居ない。原作アニメだと三沢とタニヤは再会することが出来るが、その場所はこの精霊界ではない別の世界だからな。

 

 ここに連れてきたのは、三沢の疑問を解消できるかもしれない人物に心当たりがあるからだ。

 

「おやクロト。お客さんかのう?」

「見たことのない男子でゴザルな」

「【斬首の美女】に【伝説の剣豪MASAKI】!?…コホン、初めまして。三沢大地と申します」

 

 三沢は驚きつつも精霊の村の用心棒である彼ら二人に挨拶をしてお辞儀をしている。

 真面目だなぁ。

 

「本当にカードの精霊が実在したとは…しかも目視で見えるんだな」

「三幻魔とか見ておいて今更だろ」

「それもそうだな」

 

 三沢を含め、三幻魔が復活したあの場にいた全員が世界規模のオカルト現象発生の瞬間を目撃しているわけだから、今更カードの精霊の存在くらいで驚くほどじゃないだろ。

 俺の感覚がマヒしているのかもしれないけどさ。

 

「ところで白河。この世界にはタニヤっちが居ないと言っていたが、分かるものなのか?」

「この世界は人間界と同じくらい広いらしいから絶対とは言い切れないが、ほぼ確実に居ないと思うぞ」

「その理由は?」

「ここは精霊界。カードの精霊が住むカードの精霊しかいない世界だ。デュエルモンスターズのカードになっていないタニヤがここに居るとは思えないな」

「なるほど。そう言うことか」

 

 俺の推測に納得してくれたのか、三沢はしきりに頷きながらも村の中心に立って周囲を見回している。

 やはり初見の精霊界は珍しいものだらけで目移りしちゃうよな。分かるわぁ~。セレナとかも似たような反応してたしな。

 

「俺の知る限り、この精霊界と人間界を含めると12個の世界が存在するらしく、タニヤはその残り10個の世界の何処かに居るだろうな」

「ふむ、その他の世界に行く方法はあるのか?」

「無くはないが…俺が今使えそうな手段は一方通行になりそうだからお勧めできない」

「それは…困るな」

 

 恐らくだが、サイコデュエリストの真似事をして【次元の裂け目】などのカードを使ってその力を具現化させれば他の世界に行くことは可能だと思う。

 ガガギゴとかはその方法で精霊界から人間界に出てきたようなものだしな。サイコショッカーは知らん。

 

 ただ、どの世界の何処に繋がるかは不明だ。

 次元の裂け目をいつまで維持できるかも不明だし、もう一度次元の裂け目を開いたとしても同じ世界の座標に開けるかも不明だ。

 失敗した時に予想されるリスクが大きすぎて、試したことが無いからな。

 

「だから、これからお前を俺以上にオカルトに精通した人物に引き合わせることにした」

「そんな人物がこの世界に居るのか。助かるよ」

 

 誰かって?もちろん精霊界の王であるカイバーマンだ。この世界では彼以上の知識人は存在しないだろう。

 師匠や姉弟子はあくまで魔術専門だからな。

 

「あぁ、そうだ。先に言っておく。彼は気難しい人だから、聞くのは聞いてくれると思うけど答えてくれるかは分からないぞ」

「その時は何が何でも頼み込んでみるさ」

「そう言う意味じゃないんだけどな…」

 

 その後、カイバーマンの居城を訪問し、おっかなびっくりな態度でカイバーマンに謁見した三沢は自己紹介と共に異世界に関する知識を欲した。

 そんな三沢に対するカイバーマンの回答は…。

 

「デュエルだ。お前の力を示せたならばオレの知識の一端をお前に授けてやろう!」

「分かりました。1人のデュエリストとして、そのデュエル受けて立ちます!」

 

 知ってた。

 

 数時間に及ぶ彼らのデュエルは凄まじい物だったが、10近いデッキを駆使して戦う三沢をカイバーマンが全て圧倒し、結果だけ見れば三沢の全敗だった。

 ただ、その実力の高さと彼の気概はカイバーマンの琴線に触れるレベルの物だったらしい。

 

「くそっ!ここまで力が及ばないとは…!」

「ふぅん。三沢、貴様もそこそこのデュエリストの様だがまだまだオレには及ばんようだな。またいつでも挑んで来るがいい!フハハハハハハッ!」

 

 三沢は随分とカイバーマンに気に入られたようだ。

 恐らくもう少し善戦できるようになれば例えカイバーマンに勝利せずともある程度の情報は教えてくれるようになるのではないだろうか。

 

 俺達はゴキゲンなカイバーマンに背を向け、人間界に帰って来た。

 

「オレも強くなってきたと思っていたが、まだまだ上には上が居るんだな。精進しよう。そして、次は勝つ!」

「あぁ、うん」

「早速さっきのデュエルの見直さないと!ではまたな白河!」

 

 そう言うと三沢は去っていった。

 あれだけ負け越したと言うのに、メンタルの強いタフな男になったな。

 原作アニメだと承認欲求に負けて万丈目にワザと負けたりしていたが、この世界の彼にはその可能性は低そうだ。

 

~~~

 

 夕食前にブラブラ散歩していると、オシリスレッド寮前でデュエルしている十代一行を発見した。

 

「【マスター・オブ・OZ】!翔にダイレクトアタックなんだナァ!エアーズ・ロッキー!」

 

「うわぁぁぁっ!」

翔 LP:3000→0

 

 おぉっ、隼人が翔に勝ったか。

 原作アニメだと翔は隼人よりは強かったイメージがあるが、この世界の隼人はコナミの特訓を受けているから原作よりも遥かに強めだしな。

 

「おっ、クロトじゃん。おっす」

 

 翔と隼人のデュエルをを眺めていると、休憩中だったコナミがこちらに気付いて声を掛けてきた。

 

「オッスオッス。で、なにこれ?苛めの現場かな?」

 

 勝鬨を上げる隼人に対し、ヤ〇チャのようにボロボロになって地面に倒れている翔。

 この世界の人間はソリットヴィジョンの攻撃に合わせてそれっぽいリアクションをするからであって実際にヤ〇チャしているわけじゃないんだが、凄い絵面だ。

 

「違うっスよ。ボクから皆に頼んだんスよ」

「小学生のレイちゃんにコテンパンにされて、流石にみんな危機感を覚えたんだナァ」

「つまり、デュエル修行だ!燃えるだろ!」

 

「ふーん」

 

 十代が倒れ込んだ翔に手を貸して立ち上がるのを手助けしている。

 コナミと隼人は先ほどのデュエルでの問題点を話し合っているようだ。

 

「せっかく来たんだし、クロトも混ざるか?」

「うーん、夕食前だからなぁ。1戦だけならいいぞ」

 

 コナミの誘いに乗り、デュエルディスクを構えて先ほどまで隼人が立っていた位置に移動すると、俺の目の前には翔がデュエルディスクを構えて立っていた。

 さっきまで隼人とデュエルしたばかりなのにガッツあるなぁ。

 

「そうだ。せっかくだからGXメダルを賭けるか?俺は20枚賭けよう。足りないならコナミの魂も賭けるぞ」

「嫌っス!」

「オレの魂を勝手に賭けるな」

 

 即座に断られてしまった。

 自然に誘えばOKしてくれるかと思ったんだが、駄目だったか~。

 

「対戦、よろしくお願いします」

 

 挨拶は大事だ。古事記にもそう書いてあるはず。

 

 

「「デュエル!」」

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆丸藤翔 LP:4000、手札:5枚。

 

 

 翔のデッキは、さっき見たから【ビークロイド】で確定だな。

 

 

「先攻はボクが貰う!ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

翔 手札:5→6枚。

 

「ボクは手札から魔法カード【手札抹殺】を発動!お互い手札を全て捨て、その枚数分だけドローする!」

翔 手札:6→5→0→5枚。

 

【手札抹殺】

通常魔法

(1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。

 

<翔が墓地に送ったカード>

①スチームロイド

②ドリルロイド

③ジャイロイド

④シャトルロイド

⑤ワンダーガレージ

 

<クロトが墓地に送ったカード>

①マリスボラス・フォーク

②ヘルウェイ・パトロール

③バトルフェーダー

④闇の誘惑

⑤グローリアス・ナンバーズ

 

「ボクは手札から【ドラゴンロイド】を捨てて効果発動!デッキから【エクスプレスロイド】を手札に加える!」

翔 手札:5→4→5枚。

 

【ドラゴンロイド】

効果モンスター

星8/風属性/機械族/攻2900/守1000

このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●デッキから風属性以外の「ロイド」モンスター1体を手札に加える。

●このターン、融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

(2):1ターンに1度、このカードが墓地に存在する場合に発動できる。墓地のこのカードはターン終了時までドラゴン族になる。

 

「ボクは手札から【エクスプレスロイド】を召喚!そして効果発動!墓地から【スチームロイド】、【ドリルロイド】を手札に加える!」

翔 手札:5→4→6枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

エクスプレスロイド ★4 ATK400

 

【エクスプレスロイド】

効果モンスター

星4/地属性/機械族/攻 400/守1600

(1):このカードの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、「エクスプレスロイド」以外の自分の墓地の「ロイド」モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

 

「次にボクは手札から魔法カード【融合賢者】を発動!デッキから【融合】を手札に加える!」

翔 手札:6→5→6枚。

 

【融合賢者】

通常魔法

自分のデッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。

 

「そしてボクは手札から魔法カード【融合】を発動!手札の【スチームロイド】、【ドリルロイド】、【サブマリンロイド】を融合!出でよ!【スーパービークロイド-ジャンボドリル】!」

翔 手札:6→5→2枚。

 

【融合】

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

 

<丸藤翔のフィールド>

エクスプレスロイド ★4 ATK400

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3000

 

【スーパービークロイド-ジャンボドリル】

融合・効果モンスター

星8/地属性/機械族/攻3000/守2000

「スチームロイド」+「ドリルロイド」+「サブマリンロイド」

このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。

このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 

「おぉっ!出たぜ翔のエースモンスターだ!」

「攻撃力3000!効果破壊耐性を付与した貫通能力持ちなんだナァ!」

 

「ボクは手札から魔法カード【貪欲な壺】を発動!墓地のモンスター5体をデッキに加え、デッキから2枚ドロー!」

翔 手札:2→1→3枚。

 

【貪欲な壺】

通常魔法

(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。

そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。

その後、自分はデッキから2枚ドローする。

 

<翔が墓地からデッキに戻したカード>

①スチームロイド

②ドリルロイド

③ジャイロイド

④シャトルロイド

⑤ドラゴンロイド

 

「ボクは手札から永続魔法【未来融合-フューチャー・フュージョン】を発動!」

翔 手札:3→2枚。永続魔法:0→1枚。

 

【未来融合-フューチャー・フュージョン】

永続魔法

(1):このカードの発動後1回目の自分スタンバイフェイズに発動する。自分のEXデッキの融合モンスター1体をお互いに確認し、そのモンスターによって決められた融合素材モンスターを自分のデッキから墓地へ送る。

(2):このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに発動する。このカードの(1)の効果で確認したモンスターと同名の融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

 

「ボクはカードを2枚セットしてターンエンド!」

翔 手札:2→0枚。伏せカード:0→2枚。

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆丸藤翔 LP:4000、手札:0枚。伏せカード:2枚。永続魔法:1枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

エクスプレスロイド ★4 ATK400

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3000

 

 

 伏せカードは気になるけど、それ以外は何とでもなるかな。

 未来融合で何を出す気なんだろう。【スーパービークロイド-ステルス・ユニオン】辺りかな?

 

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:5→6枚。

 

「俺は墓地の【ヘルウェイ・パトロール】を除外して効果発動!手札の【マリスボラス・スプーン】を特殊召喚!」

クロト 手札:6→5枚。

 

【ヘルウェイ・パトロール】

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200

(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々のレベル×100ダメージを相手に与える。

(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。

 

<白河クロトのフィールド>

マリスボラス・スプーン ★2 DEF500

 

【マリスボラス・スプーン】

効果モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻 100/守 500

このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合に「マリスボラス・スプーン」以外の「マリスボラス」と名のついたモンスターが自分フィールド上に召喚・特殊召喚された時、自分の墓地から悪魔族・レベル2モンスター1体を選択して特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。「マリスボラス・スプーン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

「俺は手札から【マリスボラス・ナイフ】を召喚!そして効果発動!墓地の【マリスボラス・フォーク】を特殊召喚する!」

クロト 手札:6→5枚。

 

<白河クロトのフィールド>

マリスボラス・スプーン ★2 DEF500

マリスボラス・ナイフ ★2 ATK600

マリスボラス・フォーク ★2 DEF400

 

【マリスボラス・ナイフ】

効果モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻 600/守 100

このカードが召喚に成功した時、

自分の墓地から「マリスボラス・ナイフ」以外の

「マリスボラス」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。

 

【マリスボラス・フォーク】

効果モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻 400/守 400

自分のメインフェイズ時、手札からこのカード以外の悪魔族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

 

「レベル2のモンスターが3体!来るぞ翔!」

 

 何でコナミはそのネタを知ってるんだか。まぁ、ノリが良いのは良いことだな。

 

「俺はレベル2【マリスボラス・スプーン】、【マリスボラス・ナイフ】、【マリスボラス・フォーク】の3体でオーバーレイ!」

 

「3体素材のエクシーズモンスターか。何が来るんだろうな!」

「少なくとも、オレは見たことないんだナァ」

 

「エクシーズ召喚!現れよ!ランク2!【No.96 ブラック・ミスト】!」

 

<白河クロトのフィールド>

No.96 ブラック・ミスト ☆2 ATK100 ORU:3

 

【No.96 ブラック・ミスト】

エクシーズ・効果モンスター

ランク2/闇属性/悪魔族/攻 100/守1000

レベル2モンスター×3

(1):このカードが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その相手モンスターの攻撃力を半分にし、その数値分このカードの攻撃力をアップする。

 

「このままバトルフェイズに入る!【No.96 ブラック・ミスト】で【エクスプレスロイド】に攻撃だ!」

 

「この瞬間、リバースカードオープン!罠カード【スーパーチャージ】発動!デッキから2ドロー!」

翔 手札:0→2枚。伏せカード:2→1枚。

 

【スーパーチャージ】

通常罠

(1):自分フィールドのモンスターが機械族の「ロイド」モンスターのみの場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

 

 防御カードじゃなかったのか。失敗したなぁ。

 

「ならこちらも【No.96 ブラック・ミスト】のORUを1つ取り除いて効果発動!相手モンスターの攻撃力を半分にし、その数値分このカードの攻撃力をアップ!」

No.96 ブラック・ミスト ORU:3→2

 

No.96 ブラック・ミスト ATK100→300

vs

エクスプレスロイド ATK400→200 ※戦闘破壊

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3000

 

「ぐっ!…このくらいなら問題ないよ!」

翔 LP:4000→3900

 

「更に俺は手札から速攻魔法【RUM-クイック・カオス】発動!【No.96 ブラック・ミスト】を対象にカオスエクシーズチェンジ!現れよ!ランク3!【CNo.96 ブラック・ストーム】!」

クロト 手札:5→4枚。

 

【RUM-クイック・カオス】

速攻魔法

(1):「CNo.」モンスター以外の自分フィールドの「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。

その自分のモンスターよりランクが1つ高く、同じ「No.」の数字を持つ「CNo.」モンスター1体を、対象のモンスターの上に重ねてエクストラデッキからX召喚する。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK1000 ORU:3

 

【CNo.96 ブラック・ストーム】

エクシーズ・効果モンスター

ランク3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1000

闇属性レベル3モンスター×4

(1):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは相手も受ける。

(2):このカードが「No.96 ブラック・ミスト」をX素材としている場合、以下の効果を得る。

●このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その相手モンスターの攻撃力を0にし、このカードの攻撃力はその相手モンスターの元々の攻撃力分アップする。

 

「俺のバトルフェイズは終了していない!【CNo.96 ブラック・ストーム】で【スーパービークロイド-ジャンボドリル】に攻撃!」

 

「【CNo.96 ブラック・ストーム】のORUを1つ取り除いて効果発動!相手モンスターの攻撃力を0にし、このカードの攻撃力はその相手モンスターの元々の攻撃力分アップ!」

CNo.96 ブラック・ストーム ORU:3→2

 

「これは…不味いぞ翔!」

「【CNo.96 ブラック・ストーム】の効果発動を許せば、翔への戦闘ダメージはお互いの攻撃力の合計、つまり4000だ」

「この攻撃を受けたら翔のライフが尽きてしまうんだナァ!」

 

 おい外野。生存フラグ立てんな。

 

「させないよ!ボクは手札から【工作列車シグナル・レッド】の効果発動!このカードを手札から特殊召喚し、その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてバトルさせる!」

翔 手札:2→1枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3000

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

 

【工作列車シグナル・レッド】

効果モンスター

星3/地属性/機械族/攻1000/守1300

(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。

このカードを手札から特殊召喚し、その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。

このカードはその戦闘では破壊されない。

 

 さっきの【スーパーチャージ】でドローしてきたか!

 【工作列車シグナル・レッド】の効果でダメージ計算まで進んでしまうから【CNo.96 ブラック・ストーム】の効果を発動するタイミングが間に合わない!

 

 これだからネームドは油断ならないな!

 

チェーン②工作列車シグナル・レッド

チェーン①CNo.96 ブラック・ストーム

 

CNo.96 ブラック・ストーム ATK1000

vs

工作列車シグナル・レッド DEF1300

 

「ちっ!だが【CNo.96 ブラック・ストーム】の効果により俺への戦闘ダメージはお互いが受ける!」

クロト LP:4000→3700

 

「うぐっ!」

翔 LP:3900→3600

 

CNo.96 ブラック・ストーム ATK1000→2000

 

「メインフェイズ2に移行。俺はカードを2枚セットしてターンエンドだ」

クロト 手札:4→2枚。伏せカード:0→2枚。

 

 

◆白河クロト LP:3700、手札:2枚。伏せカード:2枚。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK2000 ORU:2

 

vs

 

◆丸藤翔 LP:3600、手札:1枚。伏せカード:1枚。永続魔法:1枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3000

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

 

 

「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイフェイズへ移行!」

翔 手札:1→2枚。

 

「ここで【未来融合-フューチャー・フュージョン】の効果発動!エクストラデッキの【スーパービークロイド-ステルス・ユニオン】を見せ、その融合素材4体をデッキから墓地に送る!」

 

<翔が墓地からデッキに戻したカード>

①トラックロイド

②エクスプレスロイド

③ドリルロイド

④ステルスロイド

 

「メインフェイズに移行。ボクは手札から魔法カード【アイアンドロー】を発動!デッキから2ドロー!」

翔 手札:2→1→3枚。

 

【アイアンドロー】

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分フィールドのモンスターが機械族の効果モンスター2体のみの場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。

このカードの発動後、ターン終了時まで自分は1回しかモンスターを特殊召喚できない。

 

 まるで十代みたいなドロー力だな。融合デッキは手札消費が激しいからドローソースを多めに積んで対処してあるんだろう。

 でもさ、俺の対戦相手ってドローソース握ってる確率高くない?気のせい?

 

「ボクは手札から永続魔法【一族の結束】を発動!」

翔 手札:3→2枚。永続魔法:1→2枚

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3000→3800

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

 

【一族の結束】

永続魔法

(1):自分の墓地の全てのモンスターの元々の種族が同じ場合、自分フィールドのその種族のモンスターの攻撃力は800アップする。

 

「ボクは手札から魔法カード【融合回収】を発動!墓地の【融合】と【サブマリンロイド】を手札に加える!」

翔 手札:2→1→3枚。

 

「そしてボクは手札から【サブマリンロイド】を召喚!」

翔 手札:3→2枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3800

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

サブマリンロイド ★4 ATK800→1600

 

【サブマリンロイド】

効果モンスター

星4/水属性/機械族/攻 800/守1800

このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

この時、相手ライフに与える戦闘ダメージはこのカードの元々の攻撃力と同じ数値になる。

また、このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時、このカードの表示形式を守備表示にできる。

 

「バトルフェイズに入るよ!」

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3800

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

サブマリンロイド ★4 ATK1600

 

「【サブマリンロイド】でダイレクトアタック!」

 

サブマリンロイド ★4 ATK1600→800

 

「っ!」

クロト LP:3700→2900

 

「【サブマリンロイド】は戦闘を行ったダメージステップ終了時、このカードの表示形式を守備表示にできる!」

 

サブマリンロイド ★4 ATK1600→DEF1600

 

「ここでボクは手札から速攻魔法【エネミーコントローラー】を発動!【サブマリンロイド】をリリースして【CNo.96 ブラック・ストーム】のコントロールを奪う!」

翔 手札:2→1枚。

 

【エネミーコントローラー】

速攻魔法

(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。

●相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。

●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

 

「させるか!その効果にチェーンして俺は伏せていたカウンター罠【ナンバーズ・プロテクト】発動!【エネミーコントローラー】の効果を無効にして破壊する!」

クロト 伏せカード:2→1枚。

 

【ナンバーズ・プロテクト】

カウンター罠

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):自分フィールドに「No.」Xモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「No.」Xモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。

 

チェーン②ナンバーズ・プロテクト

チェーン①エネミーコントローラー ※無効化

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3800

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

 

「ならボクも手札を1枚捨ててリバースカードオープン!罠カード【サンダー・ブレイク】発動!【CNo.96 ブラック・ストーム】を破壊する!」

翔 手札:1→0枚。伏せカード:1→0枚。

 

【サンダー・ブレイク】

通常罠

(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

「甘いな!その効果にチェーンして俺は伏せていた永続罠【ナンバーズ・ウォール】発動!「No.」と名のついたモンスターは、カードの効果では破壊されない!」

クロト 伏せカード:1→0枚。永続罠:0→1枚。

 

【ナンバーズ・ウォール】

永続罠

自分フィールド上に「No.」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。

このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのフィールド上の「No.」と名のついたモンスターは、カードの効果では破壊されず、「No.」と名のついたモンスター以外との戦闘では破壊されない。

自分フィールド上の「No.」と名のついたモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。

 

チェーン②ナンバーズ・ウォール

チェーン①サンダー・ブレイク ※無効化

 

「これでも駄目か…!仕方ない、メインフェイズ2に移行。【スーパービークロイド-ジャンボドリル】を守備表示に変更する!」

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3800→DEF2000

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

サブマリンロイド ★4 DEF1600

 

「ボクはこれでターンエンドだ」

 

 

◆白河クロト LP:2900、手札:2枚。伏せカード:0枚。永続罠:1枚。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK2000 ORU:2

 

vs

 

◆丸藤翔 LP:3600、手札:0枚。伏せカード:0枚。永続魔法:2枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 DEF2000

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

 

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:2→3枚。

 

「俺は手札から【ジャイアントウィルス】を召喚!」

クロト 手札:3→2枚。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK2000 ORU:2

ジャイアントウィルス ★2 ATK1000

 

【ジャイアントウィルス】

効果モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻1000/守 100

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、相手ライフに500ポイントダメージを与える。

さらに自分のデッキから「ジャイアントウィルス」を任意の数だけ表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。

 

「俺は手札から魔法カード【強制転移】発動!お互いのフィールドのモンスター1体のコントロールを入れ替える!」

クロト 手札:2→1枚。

 

「!?」

 

【強制転移】

通常魔法

(1):お互いのプレイヤーは、それぞれ自身のフィールドのモンスター1体を選ぶ。

そのモンスター2体のコントロールを入れ替える。

このターン、そのモンスターは表示形式を変更できない。

 

「俺は【ジャイアントウィルス】を選択する!」

「ボクは…【工作列車シグナル・レッド】を選択する」

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK2000 ORU:2

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 DEF2000

ジャイアントウィルス ★2 ATK1000

 

「バトルフェイズに移行する!【CNo.96 ブラック・ストーム】で【ジャイアントウィルス】を攻撃!」

 

「【CNo.96 ブラック・ストーム】のORUを1つ取り除いて効果発動!相手モンスターの攻撃力を0にし、このカードの攻撃力はその相手モンスターの元々の攻撃力分アップ!」

CNo.96 ブラック・ストーム ORU:2→1

 

CNo.96 ブラック・ストーム ATK2000→3000

vs

ジャイアントウィルス ATK1000→0 ※戦闘破壊

 

「うわぁぁぁっ!」

翔 LP:3600→600

 

「戦闘破壊された【ジャイアントウィルス】の効果発動!相手ライフに500ポイントダメージを与える!」

 

「ぐぅっ!」

翔 LP:600→100

 

「更にデッキから【ジャイアントウィルス】を任意の数まで特殊召喚できる!」

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK3000 ORU:1

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

ジャイアントウィルス ★2 DEF100

ジャイアントウィルス ★2 DEF100

 

「メインフェイズ2に移行」

 

「俺はレベル2【ジャイアントウィルス】でオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れよ!ランク2!【No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター】!」

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK3000 ORU:1

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター ☆2 DEF0 ORU:2

 

【No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター】

エクシーズ・効果モンスター

ランク2/闇属性/悪魔族/攻1300/守 0

闇属性レベル2モンスター×2

(1):相手がモンスターの効果を発動した時、このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし、相手に500ダメージを与える。

 

「俺はカードを1枚セットしてターンエンド」

クロト 手札:1→0枚。伏せカード:0→1枚。

 

 

◆白河クロト LP:2900、手札:0枚。伏せカード:1枚。永続罠:1枚。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK3000 ORU:1

工作列車シグナル・レッド ★3 DEF1300

No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター ☆2 DEF0 ORU:2

 

vs

 

◆丸藤翔 LP:100、手札:0枚。伏せカード:0枚。永続魔法:2枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 DEF2000

 

 

 あっちゃー。鉄壁のLP100残ってしまったか。次のターンで未来融合から融合体が出てくるし、ジャンボドリルもステルスユニオンも貫通効果持ちだ。ちょっと不味いかも?

 ただし、ジャッジ・バスターが居るからモンスター効果は使えない。どう攻めて来る?

 

 

「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイフェイズへ移行!」

翔 手札:0→1枚。

 

「ここで【未来融合-フューチャー・フュージョン】の効果発動!エクストラデッキから【スーパービークロイド-ステルス・ユニオン】を融合召喚する!」

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 DEF2000

スーパービークロイド-ステルス・ユニオン ★9 ATK3600→4400

 

【スーパービークロイド-ステルス・ユニオン】

融合・効果モンスター

星9/地属性/機械族/攻3600/守3000 

「トラックロイド」+「エクスプレスロイド」+「ドリルロイド」+「ステルスロイド」

1ターンに1度、自分のメインフェイズ時にフィールド上に存在する機械族以外のモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。

この効果によってモンスターを装備している場合、相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃をする事ができる。

このカードが攻撃をする場合、このカードの元々の攻撃力は半分になる。

このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が越えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

 

「【スーパービークロイド-ジャンボドリル】を攻撃表示に変更!バトルフェイズに入る!」

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 DEF2000→ATK3800

スーパービークロイド-ステルス・ユニオン ★9 ATK4400

 

「【スーパービークロイド-ジャンボドリル】で【No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター】に攻撃!」

 

「だが俺は伏せていた永続罠【強制終了】を発動する!【工作列車シグナル・レッド】を墓地に送ってバトルフェイズを終了させる」

クロト 伏せカード:1→0枚。永続罠:0→1枚。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK3000 ORU:1

No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター ☆2 DEF0 ORU:2

 

【強制終了】

永続罠

自分フィールド上に存在するこのカード以外のカード1枚を墓地へ送る事で、このターンのバトルフェイズを終了する。

この効果はバトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。

 

「くっ、ボクはこのままターンエンド!」

 

 

◆白河クロト LP:2900、手札:0枚。伏せカード:0枚。永続罠:2枚。

 

<白河クロトのフィールド>

CNo.96 ブラック・ストーム ☆3 ATK3000 ORU:1

No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター ☆2 DEF0 ORU:2

 

vs

 

◆丸藤翔 LP:100、手札:0枚。伏せカード:0枚。永続魔法:2枚。

 

<丸藤翔のフィールド>

スーパービークロイド-ジャンボドリル ★8 ATK3800

スーパービークロイド-ステルス・ユニオン ★9 ATK4400

 

 

 惜しかったな。【サイクロン】辺りの伏せ除去カードを引かれていたら負けてたぞ。

 

 最後の手札は召喚したりセットしなかったところを見ると上級モンスターかな。

 【ユーフォロイド】か【アーマロイドガイデンゴー】辺りか。

 

 【カイトロイド】の可能性もあるけど、アレは直接攻撃時しか効果発動できないはずだから大丈夫だろう。

 

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!…あっ」

クロト 手札:0→1枚。

 

 やっべ。【RUM-七皇の剣】じゃん。デッキから抜くの忘れてたな。

 このデュエルはこのカードを使わなくても勝てそうだし、そのまま続行するか。

 

「そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

 

「バトルフェイズに移行する。【CNo.96 ブラック・ストーム】で【スーパービークロイド-ステルス・ユニオン】に攻撃!」

 

「【CNo.96 ブラック・ストーム】のORUを1つ取り除いて効果発動!【スーパービークロイド-ステルス・ユニオン】の攻撃力を0にし、このカードの攻撃力はその相手モンスターの元々の攻撃力分アップする!」

CNo.96 ブラック・ストーム ORU:1→0

 

CNo.96 ブラック・ストーム ATK3000→6600

vs

スーパービークロイド-ステルス・ユニオン ATK4400→0 ※戦闘破壊

 

「うわぁぁぁっ!」

翔 LP:100→0

 

 

「対戦、ありがとうございました」

「対戦、ありがとうございました」

 

~~~

 

 ラーイエロー寮に戻った俺は、夕食を採り終えた後に自室に戻り、ベットの上でゴロゴロしながら先ほどのデュエル内容について考えていた。

 

 翔、結構強くね? 今の時点で原作アニメ最終回くらいの強さあるでしょアレ。原作終了時だと彼は学内でもトップクラスの実力だったからな。

 隼人とのデュエルを見ていた時はそんなに強くないなとか思ったんだけど…俺とのデュエルの時は別人のように強かったような?

 デュエリストパックで強化されたビークロイドカードとか持ってたら普通に負けていたかも知れないな。

 

 はっ!まさか、彼にも眠れる2つ目の人格が…無い無い。

 俺の強さにビビっていたせいで普段の慢心やら油断が無くなっていたとか?…自分で言ってて恥ずかしいわ。驕りが過ぎる。

 

「やはりネームドキャラは強い。それもあるだろうけど、今の翔に追い詰められるとか、俺もまだまだ弱いってことなんだろうなぁ」

 

 彼に対しては失礼な言い分だろうが、今の翔くらいのデュエリストに苦戦していては命に関わるからな。

 今後も在学中にまだまだ厄いイベントが続くだろうし、どんどんカードプールが充実していくならエドとか亮さんとかメチャクチャ強そうだしな。

 この世界で敵フィールドに居るデストロイフェニックスガイさんとか見たくないぜ。せめてディストピアガイさんくらいにして欲しい。

 

 俺も修行とかしないとダメか?

 滝に打たれたり、熊を叩き伏せたり、アンドゥドローとかやる?

 

「今度、久し振りにコナミに10連組手でも提案してみようかな。あれ大変なんだよな~。そうも言ってられないか」

 

 あーだこーだと自身の強化プランを考えていると、気付いたら眠りに落ちていた…。




丸藤翔のデッキは【ビークロイド】です。現在のデッキで使用したカードプールはアニメGXに登場した物やタッグフォース3までに登場した物で構成されています。いずれ強化カードを手に入れた場合はもっと柔軟な動きが出来るようになる可能性を秘めたデッキですね。

クロトのデッキは【マリスボラス】です。テーマと言っても2021年10月時点の現状で3枚しか存在しないので、他の相性のいいカードと混ぜてあります。アニメZEXALⅡにてNo.96が使用したデッキテーマでもあるので、なるべくアニメで使用したカードを使わせてみました。

次回の更新は10月中を予定しています。

荒魂マサカド様、魚肴様、ryoto様、白銀神雅魅様、メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。

未完の本作の今後の扱いについて

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