【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~ 作:嘘つき熊さん
今回はオシリスレッドの生徒3人とのバトルロイヤルです。
そろそろ冬の寒さが本格的になり始めた11月初旬の休日、今月行われる学園祭での出店届をラーイエロー寮で記入している俺の私用の携帯電話元へ1本の電話がかかって来た。
「もしもし…なんだ鈴木か。何だ?」
『おぅ…久し振りだなクロト。今時間大丈夫か?出来れば相談に乗って欲しいんだが…』
電話の相手は地元の幼馴染の1人である鈴木。見た目はまんまジャ〇アンみたいな奴だ。昔は性格もまんまジャイ〇ンだったな。今はマイルドなジ〇イアンだ。
久し振りに聞くその声は電話越しでも分かるくらいに落ち込んでいたが、コイツのことだ。どうせまた自虐風彼女自慢でもしてくるんだろう。氏ねばいいのに。
『どうしよう。オレ、愛に嫌われたかもしれない…』
「ププッ!ザマァw!」
『ちょっ!?テメェ!!』
「おっと、すまん。つい本音が出てしまった」
電話先で鈴木がそこそこキレかけていたが、とりあえず謝ったからセーフだろう。
そもそもリア充に優しくする居理由なんてないしな。なんならこの世のリア充は全て弾け飛べばいいと思っている。
ちなみに、愛と言うのは中学生時代から鈴木が付き合っている『高橋 愛』のことだ。
俺にとっては中学校時代の料理部の先輩で、年齢は俺達より一つ上。料理が上手い黒髪ロングヘア―のお嬢様風美少女である。
それが、何をトチ狂ってしまったのか鈴木ごときに一目惚れしてしまったらしく、彼女が中学卒業式のタイミングで鈴木に告白し、2人は付き合うことになった。
この世界の七不思議のひとつだ。
『なんだか、最近ちょっと愛に避けられている気がしてさ…』
「あー、あれだな。お前の通ってる2流高校と違って先輩は超一流の調理学校に通ってるからな。そこでお前よりいい男でも見つけたんだろ」
付き合い始めた当初なんて、初デートでTシャツGパンの装いでラーメン屋に誘ったり、延々とゲーセンで格ゲーでアーケードモードやってたりしてたくせによ。
そんな奴が彼女と名前で呼び合う食らうに進展してるとか…やるじゃん。
『お前なぁ!こっちは真面目に相談してるんだぞ!』
「それならまず、相談する相手を考えろ。何で俺に相談してんの?その手の話は彼女持ちの佐藤かコミュお化けのコナミにでも相談しろよ」
俺は彼女とか居たことないんだよ!DTなんだよ!
女の子と付き合ったこともない俺に恋愛相談とかしてくんなヴォケが!やっぱり自慢したいだけなんじゃねえのコイツ?処す?処す?
『佐藤にも相談したけどあまり参考にはならなくてさ。お前に相談したら?だってさ。コナミとかは論外だろ?』
「なるほど」
小学生時代から1人の女の子と一途に付き合っている経験豊富な佐藤なら俺より良いアドバイスを送るかと思ったんだが、アイツでもお手上げなのか。
いや、佐藤は結構腹黒いからな。鈴木は恋愛関係になると途端にヘタレになって面倒くさくなるからウンザリして俺に丸投げした可能性が高いな。
コナミは『とにかく話しかければいいんだ』くらいしか言わなさそうだから、確かに論外か。
『多分、他の男説は無いと思うんだよ。愛の学校ってほぼ女子高だしさ』
「ふーん」
俺は、電話先の幼馴染の声を聞きながら、先輩について思い出していた。
そう言えば、夏休み辺りに先輩から鈴木の誕生日やら好きな食べ物、短期間で出来るアルバイトについて色々と聞かれてたっけ。
電話先の鈴木の誕生日は確か11月の下旬だったな。
『確か夏休み明けくらいからかな?普段なら毎日お弁当を作ってくれるのに最近はあまり作ってくれないし…』
「…へぇー」
俺は、電話先の友人の声を聞きながら、先輩について更なる情報を思い出していた。
友人と旅行に行きたいなんて話も言ってたから、ユーリ経由で知った学生がギリギリ手が届きそうな価格の旅館を紹介したりしたな。
友人、ねぇ。それって女友達じゃないですよね?って言ったら顔を真っ赤にして俯いてたな。
否定しないってことは、そう言うことだろう。相手の男だと思われる鈴木には是非弾け飛んで欲しい。
『毎日時間を合わせて下校しているのに最近は用事があるって言われて断られたりさ…』
「…ほーん」
俺は、電話先の元友人の声を適当に聞き流しながら一応はその原因を考察してみる。
高橋先輩…忙しい…誕生日…11月…あぁ、なるほど。大体分かったわ。
クソが!
『ようやく手を握ったりできるようになってさ。そろそろ次の段階へ進みたいとかも思ってたり…なんてな!なんてな!それでさ…』
「…」
俺は、電話先の生ゴミが発する雑音を無視して手にしていた携帯電話をベットに投げ捨てると、今聞いたことや考えていたことを全て忘れてバニーラと遊び始めた。
生ごみの分際で俺の貴重な時間を使わせやがって…人生で最大の時間の無駄使いをしてしまった。佐藤の野郎、こうなることが分かってて俺にぶん投げやがったな?
その後、1分ほど放置してもまだ何か電話先から音がするので、俺は携帯電話の電源を切って出店届を提出するために部屋を出た。
~~~
出店届を提出してからGXメダルがまだ30枚ほどしか集まっていないことを思い出した俺はオベリスクブルーの男子寮へとやって来ていた。
プライドの高いここの連中なら、ラーイエローの俺が勝負を挑めばいつもの見下した態度で偉そうにデュエルを受けてくれるんじゃないかと考えたからだ。
何を隠そう、俺はオベリスクブルーのモブ男子生徒とデュエルするのがかなり好きだ。
理由は単純。連中は基本的にこちらを見下してくるので、そんな連中パワーカードをふんだんに使ったデッキでぶちのめして煽りまくるのが滅茶苦茶楽しいからだ。
連中相手ならチート能力を使ってることでの罪悪感なんて微塵も感じずに済むのが特にいい。
最近は俺の顔を見ただけで逃げる連中も居るので、某RPGのメ〇ルスラ〇ムみたいな存在になりつつある。経験値は殆どないんだけどね。
「頼もー。…何だこの張り紙」
オベリスクブルーの寮に付いた俺は、道場破りよろしくフレンドリーに寮の中に声を掛けてみたが、返答は無かった。
魔力探知で寮内に生徒が居ることは確認できているので扉をこじ開けて寮内に侵入しようと試みようとすると、その扉に張り紙が貼ってあることに気付いた。
なになに…。
『白河、赤羽、遊城、GXメダルデュエルお断り』
「なんだこりゃ」
「その張り紙は赤羽君と遊城君の被害者たちが張った物だよ」
俺が扉の張り紙を見ていると、寮内から吹雪さん藤原先輩が現れた。
俺の声が聞こえたのでわざわざ自室から様子を見に来てくれたらしい。良い人すぎる。
「被害者?」
「9月から10月末にかけて、赤羽君と遊城君がオベリスクブルーの男子生徒たちにGXメダルデュエルを仕掛けまわったんだよ」
「結果は赤羽君たちの全戦全勝。オベリスクブルーの生徒たちの殆どは2人にGXメダルを奪い尽くされてしまったんだ」
くっそ!メタル狩り…じゃなくてメダル狩りをされてしまった後か!
十代はコナミにデュエルやろうぜって誘われただろう…おのれコナミめ!
「それは分かったんですが…何で俺の名前まで入ってるんですか?」
「えっ?」
「いやいや、普段からオベリスクブルー狩りみたいなことやっておいて、心当たりが無いなんて言わないよね?」
吹雪さんと藤原先輩から呆れたような声が聞こえてきた。
あー、普段からやってたアレがこんな影響を及ぼすとは…ちょっと反省しよう。
「仕方ないか。出直します」
「せっかくここまで足を運んでもらったんだし、ボクたちで良ければ一度くらいなら対戦相手になるよ?」
「うん。君となら良いデュエル経験を積めそうだしね」
確かに彼らならこちらのデュエル経験も積めるだろうし、負けるつもりは無いからメダルも確保できるだろう。だけどねぇ…。
「申し出はありがたいですけど、強いと分かっている人とは本選まで戦う気はないんですよ。美味しい物は最後まで取っておく主義なので、ね?」
「おや、そうかい?」
「そういうことなら仕方ないか。またね」
「えぇ、また」
2人に別れを告げて俺はブルー男子寮を後にした。
さて、どうしたものか。
ここから近いブルー女子寮に乗り込んでも良いが、ブルー女子は一部を除いてマジで弱いからな。異性への弱い者いじめはあまりしたくない。
かといってラーイエロー寮の生徒には全員デュエルを断られている。
もう、残った行先は1つしかないか。
~~~
オシリスレッドの寮付近に辿り着くと、二階への階段付近で猫のファラオと無表情で見つめあうレインを発見した。
何やってんだアイツ。
「ナァ~」
「…ニャ」
?
「ナァ~」
「…ニャ~ン」
!?
えっ、ちょっ、今、アイツもしかして、猫の鳴き真似やったの?マジで?
しまった!スマホで録音しておけばよかった!いや、今からでも…あぁっ!スマホは自室のベットの上だ!
くそっ!鈴木め!こんな時まで俺の邪魔をしやがって!!
足で地面に思い切り憤りをぶつけると、ドゴッ!と言う音が響いてしまう。ウカツ!
「「!?」」
その音を聞いたレインとファラオがビクッ!と驚いていた。そしてファラオはその音にビビったのか何処かへ立ち去ってしまった
その後ろ姿を見送った後、レインは背中をプルプル震わせながらこちらを見ずに語り掛けてきた。
「………いつから見てた?」
「ボク、サキキタバカリ。ナニモ、ミテナイヨ?」
「………そう」
レインはゆっくりと立ち上がり、そのまま何事もなかったかのように立ち去った。
すれ違う際にレインの頬がうっすらと赤くなっていたことに気付いた。
非常に珍しい物を見た。いや初めてレインの赤面なんて見たわ。よほど恥ずかしかったのだろう。録音できなかったのが非常に悔やまれる。
レイン相手以外なら『ねぇねぇ!今どんな気持ち?えっ?今、ニャ~ンって言った?言ったよね?ねぇねぇ!』とか言って煽るのも面白いかと思っただろう。
実際、明日香やツァンがやっていたら確実に煽りちらしただろう。きっと面白い反応が返ってくるに違いない。
だが、冗談の通じ無さそうな彼女相手にそれをやると無言で背後に回られてプラシドソードで『イヤー!』されて『グワー!』となって『白/河』にされかねないので諦めた。
誠に遺憾で非常に残念だが、俺の中での最優先作戦名は常に『命大事に』である。
~~~
レインと別れてからレッド寮周辺をウロウロして見ると、暇そうにしていたオシリスレッドの生徒3人を発見した。
あれはタッグフォース3の登場人物だな。この辺りに監視カメラは…無さそうだな。良し、ここならあのカードを使っても大丈夫だろう。
「およ?ラーイエロー?なんでこんなところにいるの~?」
このとぼけた感じの男子生徒は【通常モンスター】使いの久保勇二だったはず。
喋るセリフが全部ひらがなで読みづらかったってことくらいしか覚えていないな。
「そんなことより、ボクはハラが減った」
こっちの様子などお構いなしのハラペコ男子生徒は【ゴエモン】デッキ使いの金田光弘だな。
彼だけは【ゴエモン】デッキに一切シナジーの無い【大邪神 レシェフ】が投入されていたからよく覚えている。
その理由が遊戯王のゲーム『DM8 破滅の大邪神』にてレシェフのグラフィックが『がんばれゴエモン』シリーズのゴエモンインパクトになってしまうという裏技があったから、じゃないかって説が有力だったな。
「彼は確か、ラーイエローの白河さんですね。コナミさんを探しに来たんですか?彼なら今は居ませんよ?」
こっちの男版委員長みたいに礼儀正しい男子生徒は確か…【妖精】デッキ使いの西野祐太だった…と思う。
正直、彼のことはあまり覚えていない。オシリスレッドの生徒のデッキは殆ど色物で大した強さじゃなかったから印象に薄いんだよ。
そもそも【妖精】デッキってのがなぁ。第三期くらいまでの「妖精」やら「精霊」と名のついた通常モンスターがデッキの大半を占めている時点でお察しなんだよな。
カグヤとかシラユキが入っているわけじゃないし…エクストラデッキもなさそうだからイングナルも入っていないだろう。
テーマカード貰えない何処かの双子の片割れが使ってそう。
「知ってるよ」
そう。今、コナミはブルー女子の加藤とデートしてるんだろ?デート中だ。いつも通りだな。
ブルー男子の田中康彦のチャラ男カウントダウンが始まったわけだ。
そしてコナミからの情報によると、十代、翔、隼人の3人に万丈目を加えた4人は島の火山付近に向かっているそうだ。
何でも新たなネオスペーシアンがそこに居るとかなんとか。多分、カブトムシの奴だな。
まぁ今の十代にはハネクリボーだけでなくユベルやネオスも一緒だからダークネスとか出ない限りは問題ないだろう。
「なら、さがしびとはてんじょういんさんかな~?」
「ハラ減った~」
「天上院さんなら先ほどカイザー亮と一緒に灯台の方に向かうのを見ましたね」
亮さん、見かけないと思ったらまだ明日香と一緒に灯台部やってるのか。
この寒い中でよくやるよ。明日香とかあの露出多めの制服で寒くないのかな?
「いや、俺が探していたのは君たちだ」
「「「?」」」
3人とも不思議そうな顔をしている。
半年以上同じシマに住んでるからお互いに顔くらいは知っているが、まともに話をしたのは今日が初めてだからな。
「君たち三人にGXメダルデュエルを申し込む。賭けるメダルは全員10枚。先攻は貰うが俺は1人でいい。そちらは3人まとめて全員でどうだ?」
「「「!?」」」
今度は3人とも驚きの表情をしているな。当然と言えば当然だ。1対3など正気の沙汰ではないからな。
「ルールはバトルロイヤルルール。全員1ターン目に攻撃は出来ないから気を付けることだ。あぁ、もちろん君たち三人が賭けるGXメダルは1人10枚で良いぞ。俺は30枚賭けよう」
おーおー困惑しているね。
「もし万が一に俺が負けた場合は、バトルロイヤルルールらしく最後の1人になるまで勝敗を決めて総取りするか、30枚を仲良く三等分するかを決めるといい」
本来、ラーイエローの俺がオシリスレッドの彼らに挑もうとすると、大体の生徒は拒否して来るだろう。
だが、彼らはオシリスレッドの生徒とはいえデュエリストだ。
俺がラーイエローだとしても、ここまであからさまに馬鹿にされたら頭に来ているだろう。どうなるかな?
「いくらなんでも、ぼくらをばかにしすぎじゃない~?いいよ。やるよ~」
「空腹を紛らわすためにそのデュエル、受けてやる!」
「貴方の実力は試験の時に見させてもらっていますが、流石に傲慢が過ぎますよ。今の言葉、後悔してもらいます!」
良し!俺の印象を生贄に捧げて彼らのデュエル権を得たぞ。良い感じにやる気も漲って来たみたいだな。
既にデュエルディスクを構えて臨戦態勢となっている彼ら3人の正面に立ち、俺はデュエルディスクを構える。
「対戦、よろしくお願いします」」
挨拶は大事だ。古事記にもそう書いてあるはず。
「「「「デュエル!」」」」
◆白河クロト LP:4000、手札:5枚。
vs
◆久保勇二 LP:4000、手札:5枚。
◆金田光弘 LP:4000、手札:5枚。
◆西野祐太 LP:4000、手札:5枚。
形式上、バトルロイヤルルールを取ったから彼ら同士で攻撃したり出来るんだが、こちらにヘイトを集めまくったからそれはしないだろうな。
相手はオシリスレッドとはいえ多勢に無勢。そして、オベリスクフォースの連中を相手にしていた時のようなインチキカードは今回は使わないつもりだ。
「先攻は俺が貰う!俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
クロト 手札:5→6枚。
この手札なら…あの手で行くか。
「俺が手札から【忍者マスター HANZO】を召喚!その効果を発動してデッキから【忍法 変化の術】を手札に加える!」
クロト 手札:6→5→6枚。
<白河クロトのフィールド>
忍者マスター HANZO ★4 ATK1800
【忍者マスター HANZO】
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「忍法」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「忍者マスター HANZO」以外の「忍者」モンスター1体を手札に加える。
「俺が手札から魔法カード【二重召喚】を発動!その効果により手札から【王虎ワンフー】を召喚!」
クロト 手札:6→5→4枚。
【二重召喚】
通常魔法
(1):このターン自分は通常召喚を2回まで行う事ができる。
<白河クロトのフィールド>
忍者マスター HANZO ★4 ATK1800
王虎ワンフー ★4 ATK1700
【王虎ワンフー】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、攻撃力1400以下のモンスターが召喚・特殊召喚に成功した時、その攻撃力1400以下のモンスターを破壊する。
「更に手札から永続魔法【強者の苦痛】を発動!」
クロト 手札:4→3枚。永続魔法:0→1枚。
【強者の苦痛】
永続魔法
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、そのモンスターのレベル×100ダウンする。
「カードを2枚セットして手札から魔法カード【命削りの宝札】を発動!手札が3枚になるまでドロー!」
クロト 手札:3→1→0→3枚。伏せカード:0→2枚。
【命削りの宝札】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
おっ、来たか。もう一度だけ周囲に監視カメラがあるかを確認して…良し、無いよな。
「俺は手札からフィールド魔法【オレイカルコスの結界】を発動!」
クロト 手札:3→2枚。フィールド魔法:0→1枚。
【オレイカルコスの結界】
フィールド魔法
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、そのモンスターを全て破壊する。
(2):自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップする。
(4):自分フィールドに表側攻撃表示モンスターが2体以上存在する場合、自分フィールドの攻撃力が一番低いモンスターを相手は攻撃対象に選択できない。
(5):このカードは1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
<白河クロトのフィールド>
忍者マスター HANZO ★4 ATK1800→2300
王虎ワンフー ★4 ATK1700→2200
「あのふぃーるどまほうはみたことないなぁ」
「確かにな」
「何やら不安な感じにさせてくるカードですね…」
「気のせいだ」
実際に気のせいだ。俺は秘密結社「ドーマ」の構成員とかじゃないから、これはただのOCG次元産のカードだよ。
あの妙に格好いいBGMも流れないし、額に変なマークとかも出ないし、デュエルに負けてもAIBOの魂を奪われたりもしないから安心して欲しい。
秘密結社「ドーマ」に関しては一般的に情報封鎖されているらしいので、このカードがこの世界ではかつてどういうものだったかを知る人はあまりいないだろう。
ただ、それでもこのカードを使っているところを海馬社長辺りに見られると色々と面倒くさそうだったから今まで使わなかっただけなんだ。
そもそも使いどころが難しいカードでもあるからね。
「俺は更にカードを2枚セットしてターンエンド!」
クロト 手札:2→0枚。伏せカード:2→4枚。
【命削りの宝札】にはエンドフェイズに手札を全て捨てる効果があるが、俺の手札は0枚なので何も起きないぞ。
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。伏せカード:4枚。
<白河クロトのフィールド>
忍者マスター HANZO ★4 ATK2300
王虎ワンフー ★4 ATK2200
vs
◆久保勇二 LP:4000、手札:5枚。
◆金田光弘 LP:4000、手札:5枚。
◆西野祐太 LP:4000、手札:5枚。
「これは…【苦痛ワンフー】だね~」
「しかもガン伏せか。邪魔くさいな。突破する方法を考えていたら腹が減って来たぞ」
「確かに厄介な布陣ですが、それだけでこのほぼ1対3の不利状態を解決できるとは思わないことですね」
流石に有名な型だから知っているか。
「ぼくのたーん。どろーふぇいず、どろ~。そのまますたんばい、めいんふぇいずへいこう~」
久保勇二 手札:5→6枚。
「ぼくはてふだからそっこうまほう【サイクロン】をはつどう~。【強者の苦痛】をはかいするよ~」
久保勇二 手札:6→5枚。
【サイクロン】
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
「ちっ、早速【強者の苦痛】が割られたか」
クロト 永続魔法:1→0枚。
「ぼくはてふだからまほうかーど【融合】をはつどう~。てふだの【ミノタウルス】と【ケンタウロス】をゆうごうして【ミノケンタウロス】をゆうごう~」
久保勇二 手札:5→4→2枚。
【融合】
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
<久保勇二のフィールド>
ミノケンタウロス ★6 ATK2000
【ミノケンタウロス】
融合モンスター
星6/地属性/獣戦士族/攻2000/守1700
「ミノタウルス」+「ケンタウロス」
「ぼくはてふだからまほうかーど【闇の量産工場】をはつどう~。ぼちの【ミノタウルス】と【ケンタウロス】をかいしゅう~」
久保勇二 手札:2→1→3枚。
【闇の量産工場】
通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
「ぼくはモンスターをうらがわでせっと、かーどを1まいせっとしてたーんえんど~」
久保勇二 手札:3→2→1枚。
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。永続魔法:0枚。伏せカード:4枚。
忍者マスター HANZO ★4 ATK2300
王虎ワンフー ★4 ATK2200
vs
◆久保勇二 LP:4000、手札:1枚。伏せカード:1枚。
<久保勇二のフィールド>
ミノケンタウロス ★6 ATK2000
裏側守備表示モンスター
◆金田光弘 LP:4000、手札:5枚。
◆西野祐太 LP:4000、手札:5枚。
「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
金田光弘 手札:5→6枚。
「ボクも手札から速攻魔法【サイクロン】を発動する!伏せカードを破壊だ!」
金田光弘 手札:6→5枚。
「破壊された【ミラーフォース・ランチャー】の効果発動!デッキから【聖なるバリア -ミラーフォース-】をセットする!」
クロト 伏せカード:4→3→5枚。
【ミラーフォース・ランチャー】
永続罠
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに手札からモンスター1体を捨てて発動できる。自分のデッキ・墓地から「聖なるバリア -ミラーフォース-」1枚を選んで手札に加える。
(2):セットされたこのカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。墓地のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「聖なるバリア -ミラーフォース-」1枚を選び、そのカードとこのカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
「伏せカードを破壊したはずなのに、伏せカードが増えるだって!?」
「うわぁ~、みらーふぉーすか~」
「しかもこのターンに発動可能と来ましたか」
今回の場合だと全員1ターン目は攻撃できないからあまり意味は無いんだけどな。
「ボクは手札から魔法カード【増援】を発動!デッキの【覆面忍者ヱビス】を手札に加える!」
金田光弘 手札:5→4→5枚。
【増援】
通常魔法
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
「ボクは手札から儀式魔法【大邪神の儀式】を発動!手札の【忍者義賊ゴエゴエ】と【覆面忍者ヱビス】をリリースして手札から【大邪神 レシェフ】を儀式召喚する!」
金田光弘 手札:5→4→2→1枚。
<金田光弘のフィールド>
大邪神 レシェフ ★8 ATK2500
【大邪神 レシェフ】
儀式・効果モンスター
星8/光属性/悪魔族/攻2500/守1500
「大邪神の儀式」により降臨。
手札の魔法カードを1枚捨てる。相手フィールド上モンスター1体のコントロールをエンドフェイズ時まで得る。この効果は1ターンに1度だけ使用する事ができる。
海外の「カプセルモンスターズ編」にてアレキサンダー大王が操るエースモンスターだったり、遊戯王のゲーム『DM8 破滅の大邪神』でラスボスとして登場するモンスターだな。
【大邪神 レシェフ】には手札の魔法カード1枚を禁止カード【心変わり】と同等の効果にするモンスター効果が備わっているが、1ターン目に使っても意味が無いから今は問題ないな。
「ボクはカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
金田光弘 手札:1→0枚。伏せカード:0→1枚。
「俺はエンドフェイズ時に伏せていた罠カード【砂塵の大嵐】を発動!久保と金田の伏せカードを破壊する!」
クロト 伏せカード:5→4枚。
【砂塵の大嵐】
通常罠
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。
「「!?」」
久保勇二 伏せカード:1→0枚。
<久保勇二の破壊された伏せカード>
①ジャスティブレイク
金田光弘 伏せカード:1→0枚。
<金田光弘の破壊された伏せカード>
①激流葬
あぶねー!【ジャスティブレイク】に【激流葬】!?
危険なカードばかり伏せてるんじゃないよ!どちらも食らったらゲームエンドだったわ!
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:4枚。
忍者マスター HANZO ★4 ATK2300
王虎ワンフー ★4 ATK2200
vs
◆久保勇二 LP:4000、手札:1枚。伏せカード:0枚。
<久保勇二のフィールド>
ミノケンタウロス ★6 ATK2000
裏側守備表示モンスター
◆金田光弘 LP:4000、手札:0枚。伏せカード:0枚。
<金田光弘のフィールド>
大邪神 レシェフ ★8 ATK2500
◆西野祐太 LP:4000、手札:5枚。
「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
西野祐太 手札:5→6枚。
「ボクは手札から魔法カード【手札抹殺】を発動します!手札があるプレイヤーは手札を全て捨て、捨てた枚数分だけデッキからドローします!」
西野祐太 手札:6→5→0→5枚。
【手札抹殺】
通常魔法
(1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。
<西野祐太の捨てたカード>
①そよ風の精霊
②踊る妖精
③魔導師の力
④妖精王オベロン
⑤棘の妖精
久保勇二 手札:1→0→1枚。
<久保勇二の捨てたカード>
①ケンタウロス
何ともまぁ凄い手札だったんだな。完全に事故ってたんじゃねえか。
本当に「妖精」とか「精霊」とかって名前の入ったカードを適当にぶっこんだデッキなのか?この中では一番真面そうな性格のくせに、使用デッキは一番酷いな。
「ボクは手札から魔法カード【死者蘇生】を発動します!墓地の【妖精王オベロン】を特殊召喚します!」
西野祐太 手札:5→4枚。
【死者蘇生】
通常魔法
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF1500
【妖精王オベロン】
効果モンスター
星6/水属性/植物族/攻2200/守1500
(1):このカードがモンスターゾーンに守備表示で存在する限り、自分フィールドの植物族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
魔法・罠カードはそこそこまともなんだな。
「更にボクは手札からフィールド魔法【聖域の歌声】を発動します!フィールド上に表側守備表示で存在する全てのモンスターの守備力は500ポイントアップです!」
西野祐太 手札:5→4枚。フィールド魔法:0→1枚。
【聖域の歌声】
フィールド魔法
フィールド上に表側守備表示で存在する全てのモンスターの守備力は500ポイントアップする。
<久保勇二のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF1500→2000
「ボクは手札から魔法カード【泉の精霊】を発動します!その効果で墓地の装備魔法【魔導師の力】を手札に加えます!」
西野祐太 手札:4→3→4枚。
【泉の精霊】
通常魔法
自分の墓地から装備魔法カード1枚を手札に加える。その装備魔法カードはこのターン発動できない。
「ボクはモンスターを裏側守備表示でセット!更にカードを1枚セットしてターンエンドです!」
西野祐太 手札:4→3→2枚。伏せカード:0→1枚。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF2000
裏側守備表示モンスター
「エンドフェイズに永続罠【忍法 変化の術】を発動する!リリースするのは【忍者マスター HANZO】、デッキから呼び出すのは【アルティメット・インセクト LV5】!」
クロト 伏せカード:4→3枚。永続罠:0→1枚。
【忍法 変化の術】
永続罠
(1):自分フィールドの表側表示の「忍者」モンスター1体をリリースしてこのカードを発動できる。
リリースしたモンスターのレベル+3以下のレベルを持つ獣族・鳥獣族・昆虫族モンスター1体を、手札・デッキから特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
「えっ!?」
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV5 ★5 ATK2300→2800
【アルティメット・インセクト LV5】
効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻2300/守 900
「アルティメット・インセクト LV3」の効果で特殊召喚した場合、このカードがフィールド上に存在する限り、全ての相手モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。
自分のターンのスタンバイフェイズ時、表側表示のこのカードを墓地に送る事で「アルティメット・インセクト LV7」1体を手札またはデッキから特殊召喚する(召喚・特殊召喚・リバースしたターンを除く)。
【忍法 変化の術】で特殊召喚したから、今は攻撃力ダウン効果は使えない。
「あ、あぶなかった~」
「【アルティメットワンフー】だったか」
「今はまだ大丈夫ですが、今後出せるモンスターが制限されてしまいますね…」
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。永続罠:1枚。伏せカード:3枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV5 ★5 ATK2800
vs
◆久保勇二 LP:4000、手札:1枚。伏せカード:0枚。
<久保勇二のフィールド>
ミノケンタウロス ★6 ATK2000
裏側守備表示モンスター
◆金田光弘 LP:4000、手札:0枚。伏せカード:0枚。
<金田光弘のフィールド>
大邪神 レシェフ ★8 ATK2500
◆西野祐太 LP:4000、手札:2枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF2000
裏側守備表示モンスター
やはりオシリスレッドの生徒だけあって全員そんなに強くないな。
全員合わせても、LP:2000&手札3枚の明日香や三沢、万丈目辺りよりも遥かに弱そう。
【通常モンスター】使いの久保勇二、この中だとコイツが一番強いな。
通常モンスターサポートは一発でそこそこ強力なものが多い。こいつは最優先で倒そう。
【ゴエモン】デッキ使いの金田光弘、コイツもそこそこだと思うがこの盤面でこいつが出来ることは少ないだろう。
【大邪神 レシェフ】だけは早めに処理したいところだ。
【妖精】デッキ使いの西野祐太、コイツは論外。ただの雑魚だ。
最後で良いだろ。
「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイへ移行!」
クロト 手札:0→1枚。
「このタイミングで俺は【アルティメット・インセクト LV5】を墓地に送り、デッキから【アルティメット・インセクト LV7】を特殊召喚する!」
【アルティメット・インセクト LV7】
効果モンスター
星7/風属性/昆虫族/攻2600/守1200
「アルティメット・インセクト LV5」の効果で特殊召喚した場合、このカードが自分フィールド上に存在する限り、全ての相手モンスターの攻撃力・守備力は700ポイントダウンする。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK2600→3100
<久保勇二のフィールド>
ミノケンタウロス ★6 ATK2000→1300
裏側守備表示モンスター
<金田光弘のフィールド>
大邪神 レシェフ ★8 ATK2500→1800
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF2000→1300
裏側守備表示モンスター
「メインフェイズに移行!俺は伏せていた魔法カード【マジック・プランター】を発動!【忍法 変化の術】を墓地に送ってデッキから2ドロー!」
クロト 手札:1→0→2枚。永続罠:1→0枚、伏せカード:4→3枚。
【マジック・プランター】
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
「俺は手札から【ライオウ】を召喚!」
クロト 手札:2→1枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK1900→2400
【ライオウ】
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
「バトルフェイズに移行!【ライオウ】で【ミノケンタウロス】に攻撃!」
ライオウ ATK2400
vs
ミノケンタウロス ATK1300 ※戦闘破壊
「ぐぅっ!」
久保勇二 LP:4000→2900
<久保勇二のフィールド>
裏側守備表示モンスター
「ここで俺は伏せていた罠カード【ライヤー・ワイヤー】を発動!墓地の【アルティメット・インセクト LV5】を除外して久保の裏側守備モンスターを破壊する!」
クロト 伏せカード:3→2枚。
【ライヤー・ワイヤー】
通常罠
自分の墓地の昆虫族モンスター1体をゲームから除外し、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを破壊する。
<久保勇二のフィールド>
モンスター無し
破壊したのはやはり【ミノタウロス】か。
さっき墓地から回収していたモンスターだし、消去法で考えると確定だったからな。
「止めだ!【アルティメット・インセクト LV7】で久保にダイレクトアタック!」
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
「うわぁぁぁぁっ!」
久保勇二 LP:2900→0
「そして【王虎ワンフー】で【大邪神 レシェフ】に攻撃!」
王虎ワンフー ATK2200
vs
大邪神 レシェフ ATK1800 ※戦闘破壊
「っ!」
金田光弘 LP:4000→3600
「メインフェイズ2に移行…カードを1枚セットしてターンエンドだ」
クロト 手札:1→0枚、伏せカード:2→3枚。
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:3枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
vs
◆久保勇二 LP:0、手札:1枚。伏せカード:0枚。
◆金田光弘 LP:3600、手札:0枚。伏せカード:0枚。
<金田光弘のフィールド>
モンスター無し
◆西野祐太 LP:4000、手札:2枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF1300
裏側守備表示モンスター
「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
金田光弘 手札:0→1枚。
「ボクはカードを1枚セットしてターンエンド!」
金田光弘 手札:1→0枚。伏せカード:0→1枚。
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:3枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
vs
◆久保勇二 LP:0、手札:1枚。伏せカード:0枚。
◆金田光弘 LP:3600、手札:0枚。伏せカード:1枚。
<金田光弘のフィールド>
モンスター無し
◆西野祐太 LP:4000、手札:2枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF1800
裏側守備表示モンスター
伏せカードが1枚だけか。さっきの【激流葬】の件があるし、汎用の魔法罠カードである可能性が高いか。
「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
西野祐太 手札:2→3枚。
「ボクはモンスターを裏側守備表示でセットします!」
金田光弘 手札:3→2枚。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF1300
裏側守備表示モンスター
裏側守備表示モンスター
「更に手札からカードを1枚セットしてターンエンドです!」
金田光弘 手札:2→1枚。伏せカード:1→2枚。
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:3枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
vs
◆久保勇二 LP:0、手札:1枚。伏せカード:0枚。
◆金田光弘 LP:3600、手札:0枚。伏せカード:1枚。
<金田光弘のフィールド>
モンスター無し
◆西野祐太 LP:4000、手札:1枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:2枚。
<西野祐太のフィールド>
妖精王オベロン ★6 DEF1300
裏側守備表示モンスター
裏側守備表示モンスター
ミラーフォースを警戒して攻撃をしてこなかったのか?
最後の手札は1ターン目に回収した【魔導師の力】だろうか。それともブラフとして伏せたかな?
でもまぁ、もう消化試合感が凄いな。モンスター除去カードを引かれない限りはこのまま幕引きだろう。
【アルティメットワンフー】って【オシリスの天空竜】の招来弾みたいなもんだし、相手はもう普通にモンスターを召喚することすらできない。
「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイへ移行!」
クロト 手札:0→1枚。
「俺は手札から【魔導戦士 ブレイカー】を召喚!召喚成功時に効果を発動して魔力カウンターを1つ乗せる!」
クロト 手札:1→0枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
魔導戦士 ブレイカー ★4 ATK1600→1900→2400
魔導戦士 ブレイカー 魔力カウンター:0→1
【魔導戦士 ブレイカー】
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1000
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする。
(3):このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
「【魔導戦士 ブレイカー】の魔力カウンターを1つ取り除き、金田の伏せカードを破壊する!」
魔導戦士 ブレイカー ATK2400→2100、魔力カウンター:0→1
「【リビングデッドの呼び声】が!」
金田光弘 LP:3600、伏せカード:1→0枚。
レシェフを復活させるための罠カードか。
妨害のカードじゃないなら、これで終わりだな。
「バトルフェイズに移行!【魔導戦士 ブレイカー】で金田にダイレクトアタック!」
魔導戦士 ブレイカー ATK2100
「うぅっ!」
金田光弘 LP:3600→1500
「追撃!【王虎ワンフー】で金田にダイレクトアタック!」
王虎ワンフー ATK2200
「ぐわぁぁぁぁぅっ!」
金田光弘 LP:1500→0
さて、残りは西野だけだが、モンスターはともかく伏せカード2枚は怖いな。
攻めるけどさ。
「【アルティメット・インセクト LV7】で【妖精王オベロン】を攻撃!」
「リバースカードオープン!罠カード【閃光のバリア -シャイニング・フォース-】発動!相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊します!」
金田光弘 伏せカード:2→1枚。
【閃光のバリア -シャイニング・フォース-】
通常罠
相手フィールド上に攻撃表示モンスターが3体以上存在する場合、相手の攻撃宣言時に発動する事ができる。相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て破壊する。
ミラーフォースの完全下位互換じゃん。ミラフォってこの世界の今の時間軸だとそこまで入手しづらいカードってわけでもないんだけど…何でそんなの使ってんの?
「チェーンして俺は伏せていた罠カード【トラップ・スタン】を発動!このターン、このカード以外のフィールドの罠カードの効果は無効化される!」
クロト 伏せカード:3→2枚。
「!?」
【トラップ・スタン】
通常罠
(1):このターン、このカード以外のフィールドの罠カードの効果は無効化される。
チェーン②トラップ・スタン
チェーン①閃光のバリア -シャイニング・フォース- ※効果無効
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
vs
妖精王オベロン ★6 DEF1300 ※戦闘破壊
<西野祐太のフィールド>
裏側守備表示モンスター
裏側守備表示モンスター
「追撃!【ライオウ】で裏側守備表示モンスターに攻撃!」
ライオウ ★4 ATK2400
vs
裏側守備表示モンスター → 本の精霊 ホーク・ビショップ DEF1200→1700→1000 ※戦闘破壊
【本の精霊 ホーク・ビショップ】
通常モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1400/守1200
本の精霊。とても高い知恵を持ち、多彩な攻撃をしかけてくる。
<西野祐太のフィールド>
裏側守備表示モンスター
「メインフェイズ2に移行。そのままターンエンドだ」
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:2枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
魔導戦士 ブレイカー ★4 ATK2100
vs
◆久保勇二 LP:0、手札:1枚。伏せカード:0枚。
◆金田光弘 LP:0、手札:0枚。伏せカード:0枚。
◆西野祐太 LP:4000、手札:1枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<西野祐太のフィールド>
裏側守備表示モンスター
西野祐太、コイツのデッキはまるでチーム太陽レベルのデッキの劣化版だな。
あちらは【手をつなぐ魔神】や【スクラム・フォース】による防御、【スピード・ワールド2】によるバーンダメージ、ロマン型切り札の【眠れる巨人ズシン】と言う勝ち筋があった。
コイツのデッキってどうやって勝つつもりなんだ?【魔導師の力】とか【団結の力】による装備ビートとかなのか?
「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
西野祐太 手札:1→2枚。
「ボクは手札から魔法カード【おとり人形】発動!そちらのミラーフォースは破壊させてもらいます!」
西野祐太 手札:2→1枚。
【おとり人形】
通常魔法
魔法&罠カードゾーンにセットされたカード1枚を選択して発動する。選択したカードをめくって確認し、そのカードが罠カードだった場合、強制発動させる。
発動タイミングが正しくない場合、その効果を無効にし破壊する。そのカードが罠カード以外だった場合、元に戻す。このカードは発動後、墓地へ送らずにデッキに戻す。
クロト 伏せカード:2→1枚。
「更にボクは手札から装備魔法【疫病ウィルス ブラックダスト】発動!そちらの【アルティメット・インセクト LV7】に装備します!」
西野祐太 手札:1→0枚。装備魔法:0→1枚。
【疫病ウィルス ブラックダスト】
装備魔法
このカードの装備モンスターは攻撃をする事ができない。
その装備モンスターのコントローラーの2回目のエンドフェイズ時、その装備モンスターを破壊する。
また、この効果で装備モンスターを破壊した場合、このカードを持ち主の手札に戻す。
また懐かしいカードを連発して来るなぁ。
「このままターンエンドです!」
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
魔導戦士 ブレイカー ★4 ATK2100
vs
◆久保勇二 LP:0、手札:1枚。伏せカード:0枚。
◆金田光弘 LP:0、手札:0枚。伏せカード:0枚。
◆西野祐太 LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。装備魔法:1枚。
<西野祐太のフィールド>
裏側守備表示モンスター
「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイへ移行!」
クロト 手札:0→1枚。
伏せカードは【魔導師の力】で確定だろうし、こりゃ勝ったな。
「俺が【魔導戦士 ブレイカー】をリリースして手札から【虚無魔人】をアドバンス召喚!」
クロト 手札:1→0枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
虚無魔人 ★6 ATK2400→2900
【虚無魔人】
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1200
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いにモンスターを特殊召喚できない。
「バトルフェイズに入る。【王虎ワンフー】で裏側守備表示モンスターに攻撃!」
王虎ワンフー ATK2200
vs
裏側守備表示モンスター → そよ風の精霊 DEF1800→2300→1600 ※戦闘破壊
【そよ風の精霊】
効果モンスター
星3/風属性/天使族/攻 0/守1800
このカードが自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する限り、自分のスタンバイフェイズ毎に自分は1000ライフポイント回復する。
<西野祐太のフィールド>
モンスター無し
「【ライオウ】でダイレクトアタック!」
ライオウ ATK2400
「うぅっ!」
西野祐太 LP:4000→1600
「【虚無魔人】でダイレクトアタック!」
虚無魔人 ATK2900
「うわぁぁぁぁっ!」
西野祐太 LP:1600→0
◆白河クロト LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。
<白河クロトのフィールド>
王虎ワンフー ★4 ATK2200
アルティメット・インセクト LV7 ★7 ATK3100
ライオウ ★4 ATK2400
虚無魔人 ★6 ATK2900
vs
◆久保勇二 LP:0、手札:1枚。伏せカード:0枚。
◆金田光弘 LP:0、手札:0枚。伏せカード:0枚。
◆西野祐太 LP:0、手札:0枚。フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。装備魔法:1枚。
「対戦、ありがとうございました」
クロト GXメダル:30→40→50→60枚。
「1たい3でまけちゃった…」
「これは、ハラ減ったなんて言ってる場合じゃないな…」
「惨敗です…」
~~~
オシリスレッドの生徒を蹴散らした後、俺はラーイエローの寮に戻って来て先ほどのデュエルを振り返っていた。
今回のデュエル、正直なところ俺は普通に負けると思っていた。
タッグデュエル大会は魅力的だが、絶対に本戦に参加しなければならない理由は特にないため、最悪負けても良いかと思って挑んだんだが…。
「まさか、小学生の低学年時代に適当に作ったデッキで、しかも1対3で勝ててしまうとは…」
【オレイカルコスの結界】と【ミラーフォース・ランチャー】を追加した以外、そこまでレアカードを使っていないデッキにも拘らず、圧倒的人数差を覆して勝利してしまった。
これは決して俺が強いわけではなく、オシリスレッドの生徒が弱すぎるだけだ。彼らのデッキとの相性も良かったと思う。
「明日香たちが相手だったらタイマンでも後攻1ターン目でやられているだろうからなぁ」
あの実力がオシリスレッドの生徒の平均くらいならオベリスクブルー男子の連中が調子づく気持ちも分かる。
今回の俺の態度に関しては、連中のことばかりを悪く言えないな。
俺自身、チート能力に任せてやりたい放題やっているクズ野郎だという自覚くらいはある。特に直すつもりないけどね。
「あの連中、デッキ内容が原作タッグフォース3の時と殆ど変化していなかったな。購買に行ってパックを開けたりしないのだろうか?」
久保勇二が使用していた【ミノケンタウロス】、あれを呼び出すくらいなら購買の融合パックに入っている【始祖竜ワイアーム】の方が遥かに強い。
あのデッキには【覚醒戦士 クーフーリン】と言う儀式モンスターも入っていたらしい。せめて通常モンスター軸の融合デッキか儀式デッキのどちらかに特化させた方が良いだろう。
金田光弘が使用していた【大邪神 レシェフ】、あれはそもそも【ゴエモン】デッキにピン刺しするようなカードじゃない。
【ゴエモン】デッキか【大邪神 レシェフ】のどちらかに絞って特化にするかにした方がいい。購買の儀式パックには【高等儀式術】も入っているからな。
西野祐太のデッキは…あれはなんだ?勝つ気があるのか?
良く入学試験を通ったなと本気で思うぞ。勝利を目指すなら大規模なデッキ編集が必要だろう。
「デッキを変えない理由は、やっぱり拘りなんだろうな」
原作ゲームでも原作アニメでも、キャラクターに個性を持たせると言う大人の事情があるのだろうとはいえ、登場人物の殆どはなんらかの癖のあるデッキを好んで使っていた。今更突っ込むのも野暮な話と言う物か。
拘り過ぎて彼らが退学になったとしても、自身の選択によるものだから止む無しだな。
「ともかく、GXメダルも60枚まで集まった。期限までには何とか集まりきるだろう」
俺はGXメダルを専用のメダルケースに仕舞い直すと、そのままベットにダイブして睡魔に身を任せた。
主人公のデッキは【メタビート】です。【王虎ワンフー】を用いた【苦痛ワンフー】・【アルティメットワンフー】を主軸にしています。少年期に学校で使用していたデッキを回収したものの為、エクストラデッキにカードが入っておらず、最近使用していたデッキに比べると弱めですね。
久保勇二のデッキは【通常モンスター】デッキです。攻撃力高めの下級モンスターに通常モンスターのサポートカードがそこそこ入っていて3人の中では多分一番強い。ただ、融合と儀式ギミックが両方入っているデッキなので事故りやすさが上がっています。
金田光弘のデッキは【ゴエモン】デッキです。【忍者義賊ゴエゴエ】を始めとした昔のゲームソフト『ゴエモン』シリーズのキャラクターをモチーフとしたモンスターが主軸です。そのデッキにピン刺しされた何のシナジーもない【大邪神 レシェフ】とその儀式魔法が事故要員となりえるデッキです。
西野祐太のデッキは【妖精】デッキです。モンスターに【ミストボディ】などの装備魔法で強化して戦うデッキのようですが、デッキに投入されたモンスターの質が低く、相手のモンスター魔法罠を除去する手段もないため、色々とイマイチです。
次回の更新は11月初旬の予定です。
戦車様、Skazka Priskazka様、必殺雷撃人様、荒魂マサカド様、メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。
未完の本作の今後の扱いについて
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全削除でOK
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チラ裏に移動でOK
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どちらでもOK