【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:墓守再び

今回はタッグデュエル。恐竜大好きちゃんとのタッグでオベリスクブルー男子2名とのデュエルとなります。


第百四十四話 月一試験7&メダル争奪戦4

 月一テストを明日に控えた11月の昼食後、先ほどまで一緒にテスト勉強を行っていたツァンたちと別れた俺は、本校舎のロビーのベンチに座っておやつ代わりのドローパン(ツナマヨ味)を食べながら、パンと一緒に購入していた漫画雑誌を読みふけっていた。

 あっ、もちろん雑誌が汚れない様にパンはビニール越しに持っているぞ。孤児院時代はこの手の雑誌は共同財産だったからその辺りの配慮が今も生きているのだ。

 

 前世でも発売していたこの漫画雑誌はこの世界でもほぼ同じ名前と同じ連載作品で販売されているが、連載時期や掲載内容にところどころ違いがあったりする。

 連載時期について具体的に言うと、シ〇ィーハンターと聖闘〇星矢とドラゴ〇ボール、ワンピ〇スとナ〇トとBLE〇CH、鬼〇の刃と呪〇廻戦とヒ〇アカが同時に連載していると言う混沌とした状態になっている。

 バトル漫画に偏っているよな。俺はギャグ漫画の方が好きなので、銀〇とか斉〇君とかボー〇ボとかも見たいんだが、今は連載されていないようで少し悲しい。

 

「へぇ…この世界のワン〇ースだと、エ〇ス生存するんだな。こっちの呪〇廻戦で五〇悟に瞬殺されたこの噛ませキャラは見覚え無いなぁ…」

 

 掲載内容について具体的に言うと、前世では本来途中で死んでしまうはずだった主人公寄りの重要人物が見覚えのないキャラクターの行動が遠因となって助かったり、逆に強敵の強さを知らしめるための見覚えのない噛ませ犬が増えてたりしている。

 前世で俺が死ぬ前に原作が完結して内容を知っている作品に関しては『こういうifストーリーもアリっちゃありかな?』と思ったりもするが、前世で俺が死んでしまって原作が完結するのを見れなかった作品に関しては『せっかくだから本来のストーリーが知りたかったな』と思うこともある。

 

「鬼〇の刃でもサイコロステーキ先輩がミートボール先輩になってたり、ヒ〇アカでもステ〇ンにやられるヒーローに見知らぬキャラが増えていたりと、物語に大きく影響しない部分も所々変わってたりするなぁ」

 

 他にもヤ〇チャの代わりに見知らぬZ戦士が身代わりになったり、〇ジの代わりに見知らぬ木の葉の忍が身代わりになったりと、前世の記憶からすればどの作品にも1人だけオリキャラが混ざっていたりする感じだ。

 何か意味が有ったりするのだろうか?

 

「あら、クロトじゃない」

「テスト前日に漫画を読んでいるなんて、余裕ね。クロ坊?」

 

 自身の名前を呼ぶ声に気付いて漫画から視線を戻すと、目の前にオベリスクブルー女子の制服を着た明日香と雪乃、更にオベリスクブルーの制服を着た三沢と神楽坂が立っていた。

 

「休憩中なんだよ。…ん?その手に持っているディスクは…そっちはこれからテスト勉強か?」

 

 明日香の手にはブルーレイディスクらしき物が入ったケースが握られており、そのタイトルには『エド・フェニッスクス』の文字が見える。

 

 ちなみに、前世のこの時代では記憶媒体と言えばVHSが役目を終えてDVDが登場し始めた頃だったと思うが、この世界だと殆どブルーレイになっている。

 武藤遊戯が高校生時代に持っていた『ボッキン♡パラダイス』は確かVHSだったし、今はその10年以上先の時代と考えれば妥当と言えるだろう。

 あの作品には続編が登場していたらしく、中身は見せて貰っていないが鈴木が以前所持していた。隠し場所は高橋先輩に伝えておいたから、きっと没収されているはずだ。ザマァ。

 

「えぇ。今回の試験で昨今のプロデュエリストに関する問題が出るじゃない?」

「その資料を明日香の友人が最近手に入れたみたいだから、これから一緒に視聴覚室で見ようかと思ってるの」

 

 そう言えばそんな話があったな。となると、あの手に持っている資料は恐らくエド・フェニックスの過去試合をまとめた記録画像集とかだろうな。

 そう言う話なら明日香や雪乃の言う通り、あの映像資料は今回のテスト範囲に含まれていそうな内容が収録されている気がする。

 

「もし暇だったら白河も一緒に見るか?」

「プロの手腕を見るのも勉強になるぞ?」

 

 三沢や神楽坂も俺が一緒に見ることに反対ではなさそうだ。

 

「そうだな。俺も付き合うよ。視聴覚室だろ?先に行っておいてくれ」

「分かったわ」

「また後でね」

 

 実を言うとエド・フェニックスの試合は殆ど見たことが無かった。良い機会だし、お言葉に甘えさせて貰うとしよう。

 俺は食べ終わったドローパンの袋をゴミ箱に捨て、読んでいた漫画をビニール袋に戻してから四人の後を追った。

 

~~~

 

『ボクは【エターナル・ドレッド】のエフェクトにより時計カウンターを2つ個以上乗せ、戦闘破壊された【D-HERO ドレッドサーヴァント】のエフェクトにより【幽獄の時計塔】を破壊してセメタリーに送る!』

 

 俺、明日香、雪乃、三沢、神楽坂の五人はアカデミアの視聴覚室にてエド・フェニックスが初めて【D-HERO】デッキを使用した時の試合を見ていた。

 

『カモン!【D-HERO ドレッドガイ】!そしてそのエフェクト発動!カモン!【D-HERO ダイハードガイ】!そして【D-HERO デビルガイ】!』

 

 画面上には、劣勢と思われていたエド・フェニックスのフィールドに3体のモンスターが突如出現したことでエドが試合をしているスタジアムの観客席から歓声が響き渡り、エドの相手デュエリストはただただ驚愕している。

 

『行け!ドレッドガイ!ボルテック・ドラゴンを粉砕しろ!プレデター・オブ・ドレッドノート!!』

『うわあぁぁぁっ!』

 

 相手デュエリストのエースモンスター【超電磁稼動ボルテック・ドラゴン】を破壊し終えた後は残りのモンスターでダイレクトアタックを敢行し、エド・フェニックスの勝利に終わった。

 

「【D-HERO】、この癖の強いカードをここまで巧みに操るなんて…流石は近年最も注目される若手プロのエド・フェニックスね」

「デュエルの腕前だけでなく、観客への見せ方も上手いわ。これが同年代のプロのデュエルなのね」

 

 明日香や雪乃は驚いているが、ここまでなら原作アニメを見て【D-HERO】のことを知っている俺としてはそこまで驚くポイントは無かった。このくらいなら同年代でもコナミや赤馬辺りはもっと強いからな。

 以前、DDとエドパパ事件の際に【D-HERO】カードを返却する際、アークファイブ次元でエドのそっくりさんが使用したカードを混ぜておいたから、途中で出てきた【D-HERO ディストピアガイ】辺りにも特に驚きはしなかったのだが…。

 

 問題はこの後、今年の10月に行われたエド・フェニックスがプロデュエリストのトップランカー入りを果たした試合での出来事だ。

 

『ボクは手札から速攻魔法【瞬間融合】を発動!そのエフェクトによりフィールドの【D-HERO Bloo-D】と【D-HERO ドグマガイ】を融合!カモン!最後のD!【Dragoon D-END】!』

 

 いやいやいや!出番早いよ!【Dragoon D-END】!

 

 原作アニメだと千里眼グループと共同して1000億円とか言う頭おかしい莫大な開発費を掛けて作ったカードだろ!?

 確かにこの世界ではエドパパ生きてるから出て来たとしても不思議じゃないんだろうけどさぁ!!

 

『【Dragoon D-END】で【ファントム・ドラゴン】に攻撃!アルティメット・D・バースト!』

『ぐわぁぁぁぁっ!』

 

 【Dragoon D-END】にまつわる万丈目のイベントが全部消し飛んだんだろうなぁ。原作アニメでも名シーンの1つだから生で見たかったんだけどなぁ。

 元々この世界の万丈目は兄弟仲がかなり良い方なので、万丈目がプロデュエリストになるためのスポンサー契約に苦戦すること自体が発生し無さそうではあったけどね。

 

「『E・HEROを超えるHERO』と言い切るだけのことは有るな」

「これは研究のし甲斐があるデュエリストだな」

 

 ただ、映像を見る限りは【フュージョン・デステニー】はまだ持っていなさそうだし、デスフェニも持っていないはずだ。

 あの辺りのカードを持っていないなら、油断できる相手ではないが勝てない相手と言うほどではない。

 

 ならば、ヨシッ!

 

~~~

 

 翌日の昼過ぎ、お馴染みの月一テストの実技試験の時間となった。

 

 今回は来月にタッグデュエル大会が控えていることもあり、試験内容もタッグ戦となったようだ。

 そして今、試験リング上にはオシリスレッドのコナミ&オベリスクブルー女子の加藤友紀のペア、そしてコナミに片思いしていた加藤友紀を奪われた(と勘違いしている)ブルー男子の田中康彦&彼ら3人と特に接点のないラーイエローの清水季也のペアのデュエルだ。

 

「コナミ!ボクは君を倒して彼女を取り戻す!」

「?」

 

 以前は清潔感溢れる爽やか好青年だった田中康彦の現状だが、目の下には深いクマが出来ており、整えられていた制服や髪はボロボロ。無残としか言いようのないほどに荒んでいた。

 恐らくこの数週間の間にコナミと加藤友紀がデートしてイチャイチャしているシーンでも見せつけられたのだろう。可哀そう。

 

 ただ、加藤友紀は先月まで田中康彦とタッグパートナーを組んでいた女性ではあったが、別に田中康彦と彼氏彼女の関係ではなかったはずだし、彼女から彼に対する恋愛感情は元々存在していなかった為、筋違いの逆恨みである。

 更に、悲しいことにコナミも加藤友紀も彼が何故あんな状態なのか気付いていないようだ。そもそも彼から恋愛感情を抱かれていたことに気付いて無さそうだったしな。可哀そう。

 

 そんな中、デュエルは清水季也の先攻から始まり、後攻の加藤友紀のターンを経て田中康彦へと回って来る。

 彼はオベリスクブルー男子の上位陣らしい堅実なデュエルを展開し、加藤由紀の敷いた盤面をある程度崩すことに成功していたのだが…。

 

「オレは手札を1枚捨てて魔法カード【ジョーカーズ・ストレート】を発動!デッキから【クィーンズ・ナイト】を特殊召喚し、デッキから【キングス・ナイト】を手札に加えてそのまま召喚!続いて【キングス・ナイト】の召喚時の効果発動!デッキから【ジャックス・ナイト】を特殊召喚する!」

 

「1ターンで絵札の三銃士をフィールドに揃えた!?」

 

【ジョーカーズ・ストレート】

通常魔法

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分の手札を1枚選んで捨て、デッキから「クィーンズ・ナイト」1体を特殊召喚し、デッキから「キングス・ナイト」「ジャックス・ナイト」の内1体を手札に加える。その後、モンスター1体を召喚できる。このターン、自分は戦士族・光属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

(2):自分・相手のエンドフェイズに、自分の墓地の戦士族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。

 

 コナミの猛攻を受けた田中康彦&清水季也のペアはあっという間に劣勢に陥っていく。

 

「こちらのモンスターと伏せカードは全滅したが、そちらのモンスターは全て攻撃を終えた!これでこのバトルフェイズ、凌ぎ切ったぞ!」

 

 

赤羽コナミ&加藤友紀 LP:5500、モンスター:3、伏せカード:0

赤羽コナミ 手札:5枚。

加藤友紀 手札:1枚。

 

田中康彦&清水季也 LP:1500、モンスター:0、伏せカード:0

田中康彦 手札:2枚。

清水季也 手札:1枚。

 

「それはどうかな?」

「!?」

 

「手札から速攻魔法【神速召喚】を発動!デッキから【アルカナ トライアンフジョーカー】を手札に加え、【クィーンズ・ナイト】【キングス・ナイト】をリリースしてアドバンス召喚!」

 

「バトルフェイズ中にアドバンス召喚!?」

 

【神速召喚】

速攻魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。レベル10モンスター1体を召喚する。自分フィールドに「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」が全て存在する場合、代わりに以下の効果を適用できる。

●デッキから闇属性以外の攻撃力?のレベル10モンスター1体を手札に加える。その後、レベル10モンスター1体を召喚できる。

 

「【アルカナ トライアンフジョーカー】の攻撃力はお互いの手札の数×500アップする!」

 

「向こうの手札は4枚、こちらの手札は2枚…攻撃力3000!?」

 

【アルカナ トライアンフジョーカー】

効果モンスター

星10/光属性/戦士族/攻 ?/守2500

(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」を1体ずつ墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。

(2):このカードの攻撃力は、お互いの手札の数×500アップする。

(3):手札を1枚捨てて発動できる。捨てたカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の、相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。

 

「行け!【アルカナ トライアンフジョーカー】!ダイレクトアタックだ!」

 

「あぁぁぁぁっ!」

田中康彦&清水季也 LP:1500→0

 

 因縁のデュエルはコナミのペアの勝利で幕を閉じた。

 

 デュエル後、コナミは地面に四つん這いになっている田中康彦へと手を差し伸べるが、彼はその手を払いのけて立ち上がり、ふらふらと一人観客席へと歩いて戻っていった。

 コナミや加藤友紀を含め、彼の友人たちもその姿を見てどう声を掛けていいか迷っているようだった。

 

 

 コナミは当たり前の様に絵札の三銃士系統の強化カードを拾っているな。この調子だと、【絵札融合】や【ジョーカーズ・ワイルド】とかも所持してそうだ。

 ここがもしヴレインズの世界だったら【アルカナ エクストラジョーカー】辺りも持っているんだろうなぁ。

 

 田中康彦に関しては…俺からはどうすることもどうするつもりもない。彼とは別に親しい仲じゃないし、可哀そうだな~と思うくらいか。

 今後、タッグフォース4以降の変な英語を使うチャラ男になっていくか、それとも立ち直るかは今の俺にはどうなるか分からないな。

 

~~~

 

 そんな濃いデュエルの少し後、試験リングの中央にて、俺は同じ料理部仲間のブルー女子と話をしていた。

 

「あの、白河君…こんにちは…」

「よっす」

 

 対戦者の名前は宇佐美彰子。彼女の友人たちや多くのプレイヤーからウサミンと呼ばれて親しまれていた【恐竜族】デッキ使いの少女だ。

 原作ゲームでは家庭事情が大変らしく卒業後は家業を継ぐことを目標としていた少女、だったかな。

 

「今日のタッグパートナーは宇佐美か」

「うん…よろしくね」

 

 この世界の彼女は俺と同じく料理部に所属しているので、ツァンたちほどではないがそこそこ接点のある女生徒だ。

 臆病な性格で異性が苦手なのは原作ゲームと変わらないらしく、女性同士であれば普通に喋れるようだが男性全般に対して同じようにオドオドした話し方になってしまうようだ。

 

「そうそう。文化祭への料理部の出店の申請は受理されたみたいだぞ」

「あっ、そうなんだ…よかった」

 

 部活同時にはよく話しかけたり逆に話しかけられたりもしたので嫌われてはいない…はずだ。

 彼女から恐竜の話題を振られてもよく分からなかったため、代わりにデュエルモンスターズの恐竜族デッキに関するカードの話などを良くしていた結果、俺の持つ知識をあっという間に吸収していき、オベリスクブルー女子の中でも屈指の実力者となっていった。

 

「そう言えば、今日の対戦相手は何処だ?」

「えっと…あの人たちじゃないかな?」

 

 宇佐美が視線を観客席の方へ向けると、今まさに試験リングに降りてきたオベリスクブルー男子が2名、こちらに向かって歩いて来ていた。

 

 あれは確か…打田英人と高田純二朗、だったかな?

 

「ふむ、お前達がオレ達の対戦相手でいいのか?」

「そうらしいぞ」

 

 打田英人がこちらに話しかけてみたのでとりあえず言葉を返しておいた。

 

 彼は【スキルドレイン】を駆使して戦うパワーデッキの使い手だったはずだな。確かに多様なデッキをタッグフォース4以降では女番長が使用してたっけ。

 【神獣王バルバロス】などの妥協召喚可能な最上級モンスターや【電動刃虫】などのデメリット効果を持つ高火力の下級モンスターのデメリットを【スキルドレイン】で消しつつ、こちらの効果モンスターの効果も消してくるそこそこ厄介な相手だな。

 

「ラーイエローとオベリスクブルーの女子か。ふん、勝負は見えたな!」

「うぅ…」

 

 高田純二朗の高圧的な態度に宇佐美は委縮してしまっているようだ。

 

 彼はデッキは60枚ギリギリまでカードを突っ込んだ【リクルーター】使いだったな。

 永続罠でライフダメージを軽減し、【カオスポッド】や【魔導雑貨商人】などの効果モンスターや【キラー・トマト】などのリクルーターで墓地を肥やしながら【カオス・ネクロマンサー】や【残骸爆破】などで勝負を決めて来る戦い方を好んだはずだ。

 

 今のカードプールでも、やろうと思えば自分から特攻させて戦闘破壊させることによって下記のようなリクルートを1ターンで行うことも可能だ。

 

 【コーリング・ノヴァ】

 →【シャインエンジェル】

 →【ユーフォロイド】

 →【UFOタートル】

 →【破面竜】

 → 幻竜族モンスター

 

 LP4000環境では、相手モンスターに【ジャンク・アタック】を装備させて【天空の聖域】や【スピリットバリア】を張った上で自爆特攻させれば1ターンキルも視野に入るので油断はできない。

 

 彼らはそれぞれがオベリスクブルー男子の中でも上位に位置する実力者でもあるので、自信に満ちた発言をするのも納得できる。

 打田英人が使用する【スキルドレイン】はフィールド上のモンスターの効果を無効にするカードであり、墓地で効果が発動するタイプのリクルーターの効果は無効化されない為、なかなか相性のいいタッグと言える。

 

 まぁ、それでも俺と宇佐美とのタッグで負ける相手ではないけどな。

 

「GXメダルは賭けるか?」

「無駄なことを聞くな。聞くまでも無いだろう」

「ふん、当然、賭ける!各人30枚ずつでどうだ?」

 

 30枚か。俺としてはこの30枚を手に入れれば丁度90枚に到達するから問題ない。むしろ助かる。

 だが、宇佐美は先日の時点で既に100枚以上のメダルを確保していたはずだ。彼女としてはここでメダルを賭ける必要はない。

 

「し、白河君。私はそれでもいいよ」

 

 そんなことを俺が考えていると、宇佐美が俯きながらも自分の意思を伝えて来る。

 

「いいのか?」

「昨日、今持っているメダルは60枚って言ってたよね?も、もしここで私たちが勝てば白河君のメダルも揃うでしょ?」

「それはそうだが…」

「わ、私は少し余剰分があるから大丈夫…」

 

 本当に良い娘だな!

 これ以上しつこく聞くと逆に失礼だろう。ここは彼女のご好意に甘えさせて貰おうかな。

 

「ありがとうな」

「う、うん」

 

「ふむ、決まったようだな?」

「あぁ。メダルは各人30枚ずつでOKだ」

 

 メダルの取り決めは終わった。後は勝敗を決するだけだな。

 

「白河、お前相手に手加減などと言う無駄なことはしない。じっくり見せてもらおう、お前たちの実力をな!」

「ふん、身の程知らずめ!ラーイエローとブルー女子の分際でオレたちオベリスクブルーにデュエルを挑むとは!速攻で終わらせてやる!」

 

 対峙しているオベリスクブルー男子2人がこちらに向けてデュエルディスクを構える。

 向こうは準備万端の様だし、こちらもデュエルで答えるとしよう。

 

「それじゃ…あの、対戦よろしくお願いしますね…」

「対戦よろしくお願いします」

 

 挨拶は大事だ。古事記にもそう書いてあるはず。

 

 

「「「「デュエル!」」」」

 

 

◆白河クロト&宇佐美彰子 LP:8000

白河クロト 手札:5枚。

宇佐美彰子 手札:5枚。

 

vs

 

◆打田英人&高田純二朗 LP:8000

打田英人 手札:5枚。

高田純二朗 手札:5枚。

 

 

「先攻はオレたちが貰う。オレのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

打田 手札:5→6枚。

 

「オレは手札から【神獣王バルバロス】をリリース無しで召喚する!」

打田 手札:6→5枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

神獣王バルバロス ★8 ATK3000→1900

 

【神獣王バルバロス】

効果モンスター

星8/地属性/獣戦士族/攻3000/守1200

(1):このカードはリリースなしで通常召喚できる。

(2):このカードの(1)の方法で通常召喚したこのカードの元々の攻撃力は1900になる。

(3):このカードはモンスター3体をリリースして召喚する事もできる。

(4):このカードがこのカードの(3)の方法で召喚に成功した場合に発動する。相手フィールドのカードを全て破壊する。

 

「そしてオレは手札から魔法カード【アドバンスドロー】を発動!【神獣王バルバロス】をリリースしてデッキから2ドロー!」

打田 手札:5→4→6枚。

 

【アドバンスドロー】

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在するレベル8以上のモンスター1体をリリースして発動できる。

デッキからカードを2枚ドローする。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

モンスター無し

 

「更にオレは手札から速攻魔法【デーモンとの駆け引き】を発動!デッキから【バーサーク・デッド・ドラゴン】を特殊召喚する!」

打田 手札:6→5枚。

 

【デーモンとの駆け引き】

速攻魔法

レベル8以上の自分フィールド上のモンスターが墓地へ送られたターンに発動する事ができる。

自分の手札またはデッキから「バーサーク・デッド・ドラゴン」1体を特殊召喚する。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3500

 

【バーサーク・デッド・ドラゴン】

効果モンスター

星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0

このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。

相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。

自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。

 

「追加だ!オレは手札の【神機王ウル】と墓地の【神獣王バルバロス】を除外し、手札から【獣神機王バルバロスUr】を特殊召喚する!」

打田 手札:5→4→3枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3500

獣神機王バルバロスUr ★8 ATK3800

 

【獣神機王バルバロスUr】

効果モンスター

星8/地属性/獣戦士族/攻3800/守1200

(1):このカードは、自分の手札・フィールド・墓地から獣戦士族モンスターと機械族モンスターを1体ずつ除外して手札から特殊召喚できる。

(2):このカードの戦闘で相手が受ける戦闘ダメージは0になる。

 

 レベル8のモンスターが2体!来る…いやエクストラデッキが0枚だから来ないぞアストラル!

 

「オレはカードを1枚セットしてターンエンド!そして、エンドフェイズに【バーサーク・デッド・ドラゴン】の攻撃力は500下がる」

打田 手札:3→2枚。伏せカード:0→1枚。

バーサーク・デッド・ドラゴン ATK3500→3000

 

 

◆白河クロト&宇佐美彰子 LP:8000

白河クロト 手札:5枚。

宇佐美彰子 手札:5枚。

 

vs

 

◆打田英人&高田純二朗 LP:8000、伏せカード:1枚。

打田英人 手札:2枚。

高田純二朗 手札:5枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3000

獣神機王バルバロスUr ★8 ATK3800

 

 

 恐らく彼の伏せカードの1枚はお得意の【スキルドレイン】だろうが、彼は汎用罠カードも多数取り入れていたはずだ。

 伏せカードが【スキルドレイン】以外だった場合に何が飛んでくるか分からないので動き方には注意したいところだ。

 

 

「わ、私のターン。ドローフェイズ、ドロー!スタンバイ、メインフェイズへ移行します」

宇佐美 手札:5→6枚。

 

「私は手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動し、デッキからフィールド魔法【ロストワールド】を手札に加えます」

宇佐美 手札:6→5→6枚。

 

【テラ・フォーミング】

通常魔法

(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。

 

「続けて私は手札から魔法カード【化石調査】を発動し、デッキから【魂喰いオヴィラプター】を手札に加えます」

宇佐美 手札:6→5→6枚。

 

【化石調査】

通常魔法

(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。

 

「この瞬間、オレは手札の【パペット・キング】の効果発動!自身を特殊召喚する!」

打田 手札:2→1枚

 

【パペット・キング】

効果モンスター

星7/地属性/戦士族/攻2800/守2600

(1):相手がドロー以外の方法でデッキからモンスターを手札に加えた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードがこのカードの(1)の効果で特殊召喚に成功した場合、次の自分ターンのエンドフェイズに発動する。このカードを破壊する。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3000

獣神機王バルバロスUr ★8 ATK3800

パペット・キング ★7 ATK2800

 

 遊戯王Rに登場した女性デュエリスト、北森玲子、だっけ?その人が使っていたチェスモンスターの一体だな。

 天馬兄弟が居るんだからあの美人さんや他のカードプロフェッサーもこの世界に居るのかもしれないな。

 

「わ、私は手札からフィールド魔法【ロストワールド】を発動します!」

宇佐美 手札:6→5枚。フィールド魔法:0→1枚。

 

【ロストワールド】

フィールド魔法

(1):恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。

(2):1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。

(3):相手フィールドにトークンがある限り、相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。

(4):1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK3000→2500

獣神機王バルバロスUr ★8 ATK3800→3300

パペット・キング ★7 ATK2800→2300

 

「私は手札から【魂喰いオヴィラプター】を召喚します!」

宇佐美 手札:5→4枚。

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

魂喰いオヴィラプター ★4 ATK1800

 

【魂喰いオヴィラプター】

効果モンスター

星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500

「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。

(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

 

 どうやら宇佐美は伏せカードを除去するカードは引けなかったみたいだな。

 このまま相手が宇佐美の展開を見ているだけならば宇佐美の勝利はほぼ確定しそうだが…。

 

「【魂喰いオヴィラプター】の召喚成功時、その効果を発動します!デッキから【幻創のミセラサウルス】を墓地に送ります!」

 

「更に【魂喰いオヴィラプター】の召喚成功時、【ロストワールド】の効果も発動します!相手のフィールドに【ジュラエッグトークン】を守備表示で特殊召喚します!」

 

「ならばここでリバースカードオープン!1000LPを払って永続罠【スキルドレイン】発動!フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される!」

打田英人&高田純二朗 LP:8000→7000、伏せカード:1→0枚。永続罠:0→1枚。

 

「!?」

 

【スキルドレイン】

永続罠

1000LPを払ってこのカードを発動できる。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。

 

 伏せカードは【スキルドレイン】で合っていたか。だが、これで【幻創のミセラサウルス】をデッキから墓地に送ることは出来なくなってしまったな。

 更に【バーサーク・デッド・ドラゴン】の弱体化が解除され、【パペット・キング】の自壊効果も無くなったな。

 

チェーン③スキルドレイン

チェーン②ロストワールド

チェーン①魂喰いオヴィラプター ※効果無効化

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

バーサーク・デッド・ドラゴン ★8 ATK2500→3000

獣神機王バルバロスUr ★8 ATK3300

パペット・キング ★7 ATK2300

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

 

 展開の起点を潰されてしまったか。これではデッキ内に眠る彼女の切り札にアクセスできない。

 フィールドから効果を発動するだけが能じゃない。このくらいで彼女のデッキは止まらないだろうな。

 

「私は手札から魔法カード【封印の黄金櫃】を発動し、デッキから【ジャイアント・レックス】を除外します」

宇佐美 手札:4→3枚。

 

【封印の黄金櫃】

通常魔法

(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。

 

「そして除外された【ジャイアント・レックス】の効果発動です!自身を特殊召喚します!」

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

魂喰いオヴィラプター ★4 ATK1800

ジャイアント・レックス ★4 ATK2000

 

【ジャイアント・レックス】

効果モンスター

星4/地属性/恐竜族/攻2000/守1200

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードは直接攻撃できない。

(2):このカードが除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。

 

「ふむ、【スキルドレイン】の盲点を突いてきたか。やるな!」

 

 打田の言う通り、【スキルドレイン】はフィールド以外にある効果モンスターの効果は無効にできない。

 墓地や除外ゾーンにあるモンスターの効果は普段通りに使えるわけだ。

 

「バトル!【ジャイアント・レックス】で【ジュラエッグトークン】に攻撃!」

 

「なるほど、そのフィールド魔法か」

 

「こ、ここで【ロストワールド】の効果発動です!【ジュラエッグトークン】の戦闘破壊の代わりに私のデッキの【ベビケラサウルス】を破壊します!」

 

「ほう…?」

 

「更に効果破壊された【ベビケラサウルス】の効果発動!デッキからチューナーモンスター【ジュラック・ガリム】を特殊召喚します!」

 

【ベビケラサウルス】

効果モンスター

星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500

(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。

デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

魂喰いオヴィラプター ★4 ATK1800

ジャイアント・レックス ★4 ATK2000

ジュラック・ガリム ★2 DEF0 ※チューナー

 

【ジュラック・ガリム】

チューナー(効果モンスター)

星2/炎属性/恐竜族/攻1200/守 0

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時に発動する。相手は手札を1枚捨ててこのカードの効果を無効にできる。捨てなかった場合、このカードを破壊したモンスターを破壊する。

 

「メインフェイズ2に移行します」

 

 【ジュラック・ガリム】か。【ジュラック】デッキですらあまり使われない珍しいモンスターを出してきたな。

 わざわざこの場面でチューナーを呼び出すと言うことはシンクロ召喚するのだろうが、モンスター効果は無効化されているぞ?何をする気なんだろうか?

 

「私はレベル4【魂喰いオヴィラプター】と【ジャイアント・レックス】にレベル2【ジュラック・ガリム】をチューニング!シンクロ召喚!来て!レベル10【ジュラック・メテオ】!」

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

ジュラック・メテオ ★10 ATK2800

 

【ジュラック・メテオ】

シンクロ・効果モンスター

星10/炎属性/恐竜族/攻2800/守2000

「ジュラック」と名のついたチューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター2体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、フィールド上のカードを全て破壊する。その後、自分の墓地からチューナー1体を選んで特殊召喚できる。

 

「恐竜族の最上級シンクロモンスターか。だが、無駄だ!その強力なフィールドリセット効果も今は使えんぞ!」

 

「わ、分かっています!だから私は…手札から魔法カード【テールスイング】を発動します!」

宇佐美 手札:3→2枚。

 

「何っ!?」

 

【テールスイング】

通常魔法

自分フィールド上に表側表示で存在するレベル5以上の恐竜族モンスター1体を選択して発動する。

相手フィールド上に存在する裏側表示モンスターまたは選択した恐竜族モンスターのレベル未満のモンスターを合計2体まで選択し、持ち主の手札に戻す。

 

「その効果により、【バーサーク・デッド・ドラゴン】と【獣神機王バルバロスUr】をあなたの手札に戻します!」

 

「むぅっ!」

打田英人 手札:2→4枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 ATK2300

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

 

 おぉっ、良い感じに決まったな。

 【バーサーク・デッド・ドラゴン】は手札に居てもほぼ役に立たないし、【獣神機王バルバロスUr】を出す為にはコストが足りないから再召喚は出来ないはずだ。

 

「わ、私はカードを2枚セットしてターンエンドです…」

宇佐美 手札:2→0枚。伏せカード:0→2枚。

 

 

◆白河クロト&宇佐美彰子 LP:8000、フィールド魔法:1枚。伏せカード:2枚。

白河クロト 手札:5枚。

宇佐美彰子 手札:0枚。

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

ジュラック・メテオ ★10 ATK2800

 

vs

 

◆打田英人&高田純二朗 LP:7000、伏せカード:0枚。永続罠:1枚。

打田英人 手札:2枚。

高田純二朗 手札:5枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 ATK2300

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

 

 

「ようやくオレのターンだな。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

高田 手札:5→6枚。

 

「オレは手札から【天空の使者 ゼラディアス】を墓地に送って効果発動!デッキからフィールド魔法【天空の聖域】を手札に加える!」

高田 手札:6→5→6枚。

 

【天空の使者 ゼラディアス】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻2100/守 800

(1):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「天空の聖域」1枚を手札に加える。

(2):フィールドに「天空の聖域」が存在しない場合にこのカードは破壊される。

 

「オレは手札から速攻魔法【サイクロン】を発動!【ロストワールド】を破壊する!」

高田 手札:6→5枚。

 

【サイクロン】

速攻魔法

(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

白河クロト&宇佐美彰子 フィールド魔法:1→0枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 ATK2300→2800

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

 

 伏せカードじゃなくてフィールド魔法を破壊した?目に見える攻守ダウン効果が鬱陶しかったとか?

 それとも【ロストワールド】の『トークン以外のモンスターを効果対象に取れない』効果を嫌ったのか?

 

「オレは手札からフィールド魔法【天空の聖域】を発動!」

高田 手札:5→4枚。フィールド魔法:0→1枚。

 

【天空の聖域】

フィールド魔法

(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、天使族モンスターの戦闘で発生するそのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。

 

「そしてオレは手札から装備魔法【ジャンク・アタック】を発動!そちらの【ジュラック・メテオ】に装備するぞ!」

高田 手札:4→3枚。装備魔法:0→1枚。

 

【ジャンク・アタック】

装備魔法

装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。

 

「オレは手札から【シャイン・エンジェル】を召喚!」

高田 手札:3→2枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 ATK2800

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

シャイン・エンジェル ★4 ATK1400

 

【シャイン・エンジェル】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻1400/守 800

このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから攻撃力1500以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。

 

 おっ、出たな。昔はリクルーターと言えばコイツを含む6属性のモンスター達だったよな。

 

「【パペット・キング】を守備表示に変更!」

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 ATK2800→DEF2600

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

シャイン・エンジェル ★4 ATK1400

 

 【パペット・キング】を守備表示にしたのは伏せカード対策かな?

 全員攻撃表示だった場合、ミラフォの1枚で全滅しちゃうからね。

 

「バトル!【シャイン・エンジェル】で【ジュラック・メテオ】に攻撃!」

 

「り、リバースカードオープン!罠カード【聖なるバリア -ミラーフォース-】発動です!」

白河クロト&宇佐美彰子 伏せカード:2→1枚。

 

【聖なるバリア -ミラーフォース-】

通常罠

(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。

 

「浅はかだな!1500LPを払い、チェーンして手札から速攻魔法【我が身を盾に】を発動!【聖なるバリア -ミラーフォース-】は無効だ!」

高田 手札:3→2枚。

打田英人&高田純二朗 LP:7000→5500

 

【我が身を盾に】

速攻魔法

1500ライフポイントを払って発動する。

相手が発動した「フィールド上のモンスターを破壊する効果」を持つカードの発動を無効にし破壊する。

 

チェーン②我が身を盾に

チェーン①聖なるバリア -ミラーフォース- ※効果無効&破壊

 

 なるほど。伏せカードを割らなかった理由は破壊効果への対策カードを所持していたからか。

 だけど、ミラフォじゃなくて【神風のバリア -エア・フォース-】や【砂塵のバリア -ダスト・フォース-】なら宇佐美の罠が決まったのに、惜しいなぁ。

 

「戦闘は続行される!さぁ、散って来い【シャイン・エンジェル】!」

 

シャイン・エンジェル ATK1400 ※戦闘破壊

vs

ジュラック・メテオ ATK2800

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 DEF2600

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

 

「オレへの戦闘ダメージは【天空の聖域】の効果により0!更にここで【ジャンク・アタック】と【シャイン・エンジェル】の効果が発動する!」

 

「【ジュラック・メテオ】に装備された【ジャンク・アタック】の効果により700ダメージを与える!」

 

「あうっ!」

白河クロト&宇佐美彰子 LP:8000→7300

 

「戦闘破壊された【シャイン・エンジェル】の効果により、オレはデッキから新たな【シャイン・エンジェル】を呼び出す!」

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 DEF2600

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

シャイン・エンジェル ★4 ATK1400

 

 その後、2体目と3体目の【シャイン・エンジェル】にて同様のコンボによりダメージが蓄積され、3体目の【シャイン・エンジェル】の効果により【コーリング・ノヴァ】が呼び出される。

 

「くぅっ!」

白河クロト&宇佐美彰子 LP:7300→6600→5900

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 DEF2600

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

コーリング・ノヴァ ★4 ATK1400

 

【コーリング・ノヴァ】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻1400/守 800

(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキから攻撃力1500以下の天使族・光属性モンスター1体を特殊召喚する。フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、代わりに「天空騎士パーシアス」1体を特殊召喚できる。

 

「【コーリング・ノヴァ】は【シャイン・エンジェル】とほぼ同じ効果を持つ。後は分かるな?さぁ、散って来い【コーリング・ノヴァ】!」

 

コーリング・ノヴァ ATK1400 ※戦闘破壊

vs

ジュラック・メテオ ATK2800

 

 【コーリング・ノヴァ】により、先ほどのリプレイのようなコンボが展開され、こちらのライフを削っていく。

 

「あぁぁっ!」

白河クロト&宇佐美彰子 LP:5900→5200→4500→3800

 

 そして、第二第三の【シャイン・エンジェル】にて同様のコンボによりダメージが蓄積され、第三の【シャイン・エンジェル】の効果により【コーリング・ノヴァ】が呼び出される。

 

「戦闘破壊された3体目の【コーリング・ノヴァ】の効果により、デッキから【天空騎士パーシアス】を呼び出す!」

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

パペット・キング ★7 DEF2600

ジュラエッグトークン ★1 DEF0

天空騎士パーシアス ★5 ATK1900

 

【天空騎士パーシアス】

効果モンスター

星5/光属性/天使族/攻1900/守1400

(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

 

 パーシアス?リクルーターじゃないぞ?デッキから呼び出せるリクルーターが居なくなったのか?

 

「逝け、【天空騎士パーシアス】!【ジュラック・メテオ】に攻撃!」

 

天空騎士パーシアス ATK1900 ※戦闘破壊

vs

ジュラック・メテオ ATK2800

 

「【ジュラック・メテオ】に装備された【ジャンク・アタック】の効果により950ダメージを与える!」

 

「きゃぁぁぁっ!」

白河クロト&宇佐美彰子 LP:3800→2850

 

 【シャイン・エンジェル】の攻撃力の半分=700×3体で2100ダメージ。

 【コーリング・ノヴァ】の攻撃力の半分=700×3体で2100ダメージ。

 【天空騎士パーシアス】の攻撃力の半分=950ダメージ。

 

 合計で5150ダメージか。LP4000環境だと結構怖いコンボだな。

 

「メインフェイズ2に移行!オレは手札から魔法カード【貪欲な壺】を発動!墓地のモンスター5体をデッキに戻してデッキから2ドロー!」

高田 手札:2→1→3枚。

 

【貪欲な壺】

通常魔法

(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから2枚ドローする。

 

<高田が墓地からデッキに戻したモンスター>

①コーリング・ノヴァ

②コーリング・ノヴァ

③コーリング・ノヴァ

④シャイン・エンジェル

⑤シャイン・エンジェル

 

「オレはカードを2枚セットしてターンエンド!」

高田 手札:3→1枚。伏せカード:0→2枚。

 

「こ、ここでリバースカードオープン!罠カード【ジュラック・インパクト】を発動します!」

白河クロト&宇佐美彰子 伏せカード:1→0枚。

 

【ジュラック・インパクト】

通常罠

自分フィールド上に攻撃力2500以上の恐竜族モンスターが存在する場合に発動できる。フィールド上のカードを全て破壊する。

 

「「なっ、何ぃ!?」」

 

「その効果により、フィールド上のカードを全て破壊します!」

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

モンスター無し

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

モンスター無し

 

打田英人&高田純二朗 フィールド魔法:1→0枚。伏せカード:2→0枚。装備魔法:1→0枚。永続罠:1→0枚。

 

「オレのエンドフェイズ時にフィールドのカード全破壊…だと!?」

「そのカードがあればさっきの攻防を凌げたはずだ!何故このタイミングで!」

 

 俺が動きやすくなるため…だろうな。いやはや、良い子過ぎんだろ。

 

 

◆白河クロト&宇佐美彰子 LP:2850、フィールド魔法:0枚。伏せカード:0枚。

白河クロト 手札:5枚。

宇佐美彰子 手札:0枚。

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

モンスター無し

 

vs

 

◆打田英人&高田純二朗 LP:5500、フィールド魔法:0枚。伏せカード:0枚。装備魔法:0枚。永続罠:0枚。

打田英人 手札:4枚。

高田純二朗 手札:2枚。

 

<打田英人&高田純二朗のフィールド>

モンスター無し

 

 

 ここまでお膳立てされたらもう負けることは無いな。

 それなら、宇佐美が出そうとしていたエースをお披露目してちゃちゃっとこのデュエルを終わりにしてしまおうかな。

 

 

「俺のターンだ。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:5→6枚。

 

「俺は手札から【幻創のミセラサウルス】を墓地に送って効果発動!このメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない」

クロト 手札:6→5枚。

 

【幻創のミセラサウルス】

効果モンスター

星4/炎属性/恐竜族/攻1800/守1000

「幻創のミセラサウルス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。

(2):自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

 

「更に墓地の【幻創のミセラサウルス】と墓地の恐竜族3体を除外して効果発動!デッキからレベル4【ディノインフィニティ】を特殊召喚する!」

 

<白河クロトが除外したモンスター>

①幻創のミセラサウルス

②ジャイアント・レックス

③ジュラック・ガリム

④ジュラック・メテオ

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

ディノインフィニティ ★4 ATK0→4000

 

【ディノインフィニティ】

効果モンスター

星4/地属性/恐竜族/攻 ?/守 0

(1):このカードの元々の攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×1000になる。

 

「レベル4モンスターが攻撃力4000だと!?」

 

 【スキルドレイン】が相手で無ければ前の彼女のターンで登場していただろう彼女のエースモンスターだ。

 恐竜族のぶっ壊れモンスターである究極で伝導な恐獣さんはまだ持っていないらしい。

 

「そして除外された【ジャイアント・レックス】の効果発動!自身を特殊召喚する!」

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

ディノインフィニティ ★4 ATK40000→3000

ジャイアント・レックス ★4 ATK2000→2600

 

 ここでもう俺の勝利はほぼ確定なんだが…せっかくだからこの世界では多分まだ見たことのないモンスターでも出してみようかな。

 

「俺は手札からチューナーモンスター【スクラップ・ラプター】を召喚!」

クロト 手札:5→4枚。

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

ディノインフィニティ ★4 ATK3000

ジャイアント・レックス ★4 ATK2600

スクラップ・ラプター ★4 ATK1400

 

【スクラップ・ラプター】

チューナー・効果モンスター

星4/地属性/恐竜族/攻1400/守1000

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「スクラップ」モンスター1体を召喚できる。

(2):このカードが「スクラップ」カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「スクラップ・ファクトリー」1枚またはチューナー以外の「スクラップ」モンスター1体を手札に加える。

 

「俺はレベル4【ジャイアント・レックス】にレベル4【スクラップ・ラプター】をチューニング!」

 

 合計レベルは8!

 

「屈強なる太古の王者よ、全ての敵を蹴散らせ。シンクロ召喚!現れよレベル8!【ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット】!」

 

<白河クロト&宇佐美彰子のフィールド>

ディノインフィニティ ★4 ATK3000

ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット ★8 ATK3000

 

【ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット】

シンクロ・効果モンスター

星8/地属性/恐竜族/攻3000/守 0

恐竜族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。

(3):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。

(4):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドのカード1枚を破壊できる。

 

「バトルフェイズに移行!【ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット】でダイレクトアタック!」

 

「させるか!オレは手札から【速攻のかかし】を墓地に送って効果発動!バトルフェイズを終了させてやる!」

高田 手札:1→0枚。

 

【速攻のかかし】

効果モンスター

星1/地属性/機械族/攻 0/守 0

(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時にこのカードを手札から捨てて発動できる。その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。

 

 へぇ、かかし系のカードってそこそこレアなカードなんだけど、持ってるもんなんだな。

 最後に使用した壺で引き寄せたカードかな?

 

「無駄だ!チェーンして手札から速攻魔法【墓穴の指名者】を発動!お前の墓地の【速攻のかかし】を除外し、同名モンスターの効果を無効化する!」

クロト 手札:4→3枚。

 

「馬鹿な!?」

 

【墓穴の指名者】

速攻魔法

(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。

 

チェーン②墓穴の指名者

チェーン①速攻のかかし ※効果無効化

 

 似たような効果の【バトルフェーダー】ならこのカードでの無効は出来なかったんだが、運が無かったな。

 

「【速攻のかかし】の効果が無効…ダイレクトアタックが継続される!?」

 

「ギガサバットストライク!」

 

ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット ATK3000

 

「ぐあぁぁぁっ!」

打田英人&高田純二朗 LP:5500→2500

 

「止めだ!【ディノインフィニティ】でダイレクトアタック!インフィニティ・ファング!」

 

ディノインフィニティ ATK3000

 

「あぁぁぁっ!」

打田英人&高田純二朗 LP:2500→0

 

 

 

「宇佐美、ナイスデュエル」

 

 俺のターンでここまで好き放題で来たのは前のターンで彼女がフィールドを一掃しておいてくれたお陰だ。

 

「し、白河君こそ、ナイスデュエルでした…」

 

 宇佐美は恥ずかしながらも、俺が上げた右手に軽く手を合わせてハイタッチを交わしてくれた。




主人公および宇佐美彰子のデッキは【恐竜族】です。『ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-』にて超強化された恐竜族を軸とした型となります。ストラクの看板モンスターである【究極伝導恐獣】は強力すぎるので今回は登場見送りとし、GX時代からの恐竜族の有名カード【ディノインフィニティ】、リンク環境以外でも出せる【ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット】を登場させてみました。

打田英人のデッキは【スキルドレイン】です。【スキルドレイン】のカード自体は登場時は一部デッキに採用されるくらいのカードでしたが、シンクロモンスター全盛期になると【王宮の弾圧】と共に準制限カードになるほどの性能を見せました。【スキルドレイン】を引けなくてもそこそこ善戦は出来ます。

高田純二朗のデッキは【リクル特攻】のつもりだったのですが、LP4000環境でリクルーターで墓地肥やししている余裕があるかと言われれば微妙だったので、爆発力のあると【ジャンク天使】の構成になりました。【ジャンク・アタック】を引けなかったら負けます。

次回の更新は11月下旬頃の予定です。

戦車様、メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。

タッグデュエル大会の主人公のパートナーは?

  • コナミ君
  • 遊城十代
  • 万丈目準
  • 三沢大地
  • 天上院明日香
  • 丸藤亮
  • 天上院吹雪
  • 藤原優介
  • ツァン・ディレ
  • 藤原雪乃
  • レイン恵
  • その他
  • TF大会には出場しない
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