【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:タッグフォースBブロック

今回は三沢大地と藤原優介のデュエルをピックアップしています。


第百四十九話 タッグフォース3

 タッグデュエル大会タッグフォース、Cブロックの第一試合は三沢と藤原先輩のタッグのデュエルだ。

 

「相手はオベリスクブルー女子の中でも上位のデュエリスト、油断できませんね」

「そうだね。だけど、普段のボクたちの実力を発揮できさえすれば十分に勝機はあるよ」

 

「よおし!ちょうどデュエルな気分だし!マジ勝ちにいくし!やるわよ周子!」

「はぁい。デュエルやりま~す」

 

 彼らの相手はタッグフォースシリーズ皆勤賞にしてGXタッグフォースシリーズでは最強の一角である石原姉妹、注目の対戦カードだ。

 この世界の石原姉妹は見た目も性格もデッキ性能もタッグフォース3ではなく、タッグフォース6仕様になっている。シンプルに強いタイプだ。

 

 姉の法子はギャル系…と言えばいいのか、明るく砕けた話し方をする金髪ショートカットの女学生だ。まともそうでぶっ飛んだ妹と比べるとなんだかんだで結構まともな性格をしていると思う。

 彼女のこの世界での使用デッキは【帝コントロール】。帝の名を冠する上級モンスターをアドバンス召喚し、その効果で相手のボードアドバンテージを奪っていくビートダウンデッキだ。この世界では希少カードの最上級の帝モンスターは多分いない…はずだ。

 ちなみにアニメGXにもこれに近しいデッキが登場しており、2年生の翔と1年生の剣山のタッグデュエルの相手をした氷丸と雷丸と言うキャラクターが帝モンスターを使用していた。

 

 妹の周子は緩い話し方をするのんびりした性格の一見真面そうに見える茶髪ボブカットの女学生だ。だがその中身はタッグフォース6では年下と思われる彼氏のコナミに対してお兄ちゃん呼びし始めるやべー奴である。

 彼女のこの世界での使用デッキは【お触れホルス】。【ホルスの黒炎竜】と【王宮のお触れ】のカードを用いて相手の魔法・罠を封殺して来るデッキを使用している。この世界のレダメは超が付く希少カードなので入っていないと思われる。

 こちらのデッキもアニメGXに登場しており、3年生の十代とデュエルした空野と言うキャラクターが使用していたデッキでもある。

 

 先ほどの氷丸と雷丸たちや空野がタッグフォース未参戦だったのは、既にタッグフォース1時代から同デッキ使いだった彼女たち姉妹が居たからなのかも知れないな。

 

 

「「「「デュエル!」」」」

 

 

◆三沢大地&藤原優介 LP:8000

三沢 手札:5枚

藤原 手札:5枚

 

vs

 

◆石原姉妹 LP:8000

法子 手札:5枚

周子 手札:5枚

 

 

「先攻はこちらが貰っていいんですか~?じゃあ、私のターンで~す。ドロ~。スタンバイ、メインフェイズに移行です」

周子 手札:5→6枚

 

「私は手札から~【ホルスの黒炎竜 LV4】を召喚で~す」

周子 手札:6→5枚

 

<石原姉妹のフィールド>

ホルスの黒炎竜 LV4 ★4 ATK1600

 

【ホルスの黒炎竜 LV4】

効果モンスター

星4/炎属性/ドラゴン族/攻1600/守1000

このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、コントロールを変更する事はできない。

このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地に送る事で 「ホルスの黒炎竜 LV6」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

 

「次に手札から~魔法カード【レベルアップ!】を発動で~す。LV4を墓地に送ってデッキからLV6を特殊召喚で~す」

周子 手札:5→4枚

 

【レベルアップ!】

通常魔法

フィールド上に表側表示で存在する「LV」を持つモンスター1体を墓地へ送り発動する。

そのカードに記されているモンスターを、召喚条件を無視して手札またはデッキから特殊召喚する。

 

<石原姉妹のフィールド>

ホルスの黒炎竜 LV6 ★6 ATK2300

 

【ホルスの黒炎竜 LV6】

効果モンスター

星6/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1600

このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法の効果を受けない。

このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、このカードを墓地に送る事で「ホルスの黒炎竜 LV8」1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

 

「最後にカードを2枚セットしてターンエンドで~す」

周子 手札:4→2枚

石原姉妹 伏せカード:0→2枚。

 

 

◆三沢大地&藤原優介 LP:8000

三沢 手札:5枚

藤原 手札:5枚

 

vs

 

◆石原姉妹 LP:8000、伏せカード:2枚。

法子 手札:5枚

周子 手札:2枚

 

<石原姉妹のフィールド>

ホルスの黒炎竜 LV6 ★6 ATK2300

 

 

「オレのターンだ!ドローフェイズ、ドロー!スタンバイ、メインフェイズに移行!」

三沢 手札:5→6枚

 

「オレは手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動!デッキから【煌めく聖夜】を手札に加える!」

三沢 手札:6→5→6枚

 

【テラ・フォーミング】

通常魔法

(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。

 

「オレは手札から【ホーリーナイツ・レイエル】を召喚!そして効果発動!デッキから【聖なる篝火】を手札に加える!」

三沢 手札:6→5→6枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・レイエル ★4 ATK1800

 

【ホーリーナイツ・レイエル】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻1800/守 700

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ホーリーナイツ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

(2):墓地のこのカードを除外し、「ホーリーナイツ・レイエル」以外の自分の墓地の「ホーリーナイツ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

 

「そしてオレは手札から魔法カード【聖なる篝火】を発動!デッキから【聖夜に煌めく竜】を手札に加える!」

三沢 手札:6→5→6枚

 

【聖なる篝火】

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):デッキから「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。

相手フィールドに闇属性モンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、さらに手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚できる。

 

「次にオレは手札からフィールド魔法【煌めく聖夜】を発動する!このカードにより、オレは通常召喚に加えて1度だけ、「ホーリーナイツ」モンスターを召喚できる!」

三沢 手札:6→5枚。

三沢&藤原 フィールド魔法:0→1枚。

 

【煌めく聖夜】

フィールド魔法

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を召喚できる。

(2):自分ターンに、自分フィールドの表側表示のドラゴン族・光属性・レベル7モンスターが手札に戻った場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

 

「更に手札から永続魔法【聖なる降誕】を発動!そして効果発動!手札から【ホーリーナイツ・オルビタエル】をデッキに戻し、デッキから【古聖戴サウラヴィス】を手札に加える!」

三沢 手札:5→4→3→4枚

三沢&藤原 永続魔法:0→1枚。

 

【聖なる降誕】

永続魔法

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):自分メインフェイズに発動できる。手札の天使族・光属性モンスター1体を相手に見せ、デッキからドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を手札に加える。その後、見せたモンスターをデッキの一番下に戻す。

(2):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。

 

「ここでオレは手札から【ホーリーナイツ・アステル】を召喚する!」

三沢 手札:4→3枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・レイエル ★4 ATK1800

ホーリーナイツ・アステル ★4 ATK500

 

【ホーリーナイツ・アステル】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻 500/守2000

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドの光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースし、手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。

(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドのドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は相手ターン終了時まで1000アップする。

 

「オレは【ホーリーナイツ・アステル】の効果発動!【ホーリーナイツ・レイエル】をリリース!手札から出でよ【聖夜に煌めく竜】!」

三沢 手札:3→2枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・アステル ★4 ATK500

聖夜に煌めく竜 ★7 ATK2500

 

【聖夜に煌めく竜】

効果モンスター

星7/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2300

(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

(2):フィールドのこのカードは、闇属性モンスターとの戦闘では破壊されず、闇属性モンスターの効果では破壊されない。

(3):1ターンに1度、このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをエンドフェイズまで除外する。この効果を発動した場合、このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。

 

「特殊召喚に成功した【聖夜に煌めく竜】の効果発動!そちらの伏せカード1枚を破壊させて貰おう!」

 

「それなら~、チェーンしてリバースカードオープンで~す。【聖夜に煌めく竜】を対象に速攻魔法【月の書】を発動しま~す」

石原姉妹 伏せカード:2→1枚。

 

【月の書】

速攻魔法

(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示にする。

 

「そうはさせない!手札から【古聖戴サウラヴィス】を墓地に送って効果発動!【月の書】の発動を無効にする!」

三沢 手札:2→1枚

 

「あらら~」

 

【古聖戴サウラヴィス】

儀式・効果モンスター

星7/光属性/ドラゴン族/攻2600/守2800

「精霊の祝福」により降臨。

(1):自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。

(2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻して発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。

 

チェーン③古聖戴サウラヴィス

チェーン②月の書 ※発動無効

チェーン①聖夜に煌めく竜

 

「【王宮のお触れ】ではなかったか…ならこのままバトルフェイズに入る!」

 

 あの伏せカードを【王宮のお触れ】と踏んで強気に攻める気だな。

 

「【聖夜に煌めく竜】で【ホルスの黒炎竜 LV6】に攻撃!そしてダメステ時に【聖夜に煌めく竜】の効果で【ホルスの黒炎竜 LV6】をエンドフェイズまで除外する!」

 

「えぇ~」

 

<石原姉妹のフィールド>

モンスター無し

 

「行け!【聖夜に煌めく竜】!ダイレクトアタックだ!」

 

聖夜に煌めく竜 ATK2500

 

「キャァ~」

石原姉妹 LP:8000→5500

 

「追撃を行う!【ホーリーナイツ・アステル】でダイレクトアタック!」

 

ホーリーナイツ・アステル ATK500

 

「あぅっ」

石原姉妹 LP:5500→5000

 

「メインフェイズ2に移行する!フィールドの【聖夜に煌めく竜】を手札に戻して手札の【ホーリーナイツ・シエル】の効果発動!このカードを特殊召喚する!」

三沢 手札:1→2→1枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・アステル ★4 ATK500

ホーリーナイツ・シエル ★4 DEF800

 

【ホーリーナイツ・シエル】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻1700/守 800

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが手札に存在する場合、「ホーリーナイツ・シエル」以外の自分フィールドの、「ホーリーナイツ」モンスターまたはドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。このカードを特殊召喚する。

(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。手札からドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を特殊召喚する。

 

「そして【聖夜に煌めく竜】が手札に戻ったことで【煌めく聖夜】の効果が発動!デッキから1ドローする!」

三沢 手札:1→2枚

 

「オレはカードを1枚セットしてターンエンド!」

三沢 手札:2→1枚

三沢&藤原 伏せカード:0→1枚。

 

「そしてエンドフェイズに【ホルスの黒炎竜 LV6】はそちらのフィールドに戻る」

 

<石原姉妹のフィールド>

ホルスの黒炎竜 LV6 ★6 ATK2300

 

「あっ、ホルスちゃんお帰り~。それはそれとして~リバースカードオープンで~す。永続罠【王宮のお触れ】発動で~す」

石原姉妹 伏せカード:1→0枚。永続罠:0→1枚。

 

【王宮のお触れ】

永続罠

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、このカード以外のフィールドの全ての罠カードの効果は無効化される。

 

「やはり【王宮のお触れ】が伏せてあったか…」

 

 

◆三沢大地&藤原優介 LP:8000、フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。伏せカード:1枚。

三沢 手札:1枚

藤原 手札:5枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・アステル ★4 ATK500

ホーリーナイツ・シエル ★4 DEF800

 

vs

 

◆石原姉妹 LP:5000、永続罠:1枚。伏せカード:0枚。

法子 手札:5枚

周子 手札:2枚

 

<石原姉妹のフィールド>

ホルスの黒炎竜 LV6 ★6 ATK2300

 

 

 三沢の最後の手札は【聖夜に煌めく竜】で確定だな。フィールドには【ホーリーナイツ・アステル】が居るから相手ターンに特殊召喚することも可能な状態だ。

 三沢が【天翔ける騎士】を所持していればさっきのターンにもう一度【聖夜に煌めく竜】を手札から呼び出して破壊効果を使えたんだろうが…いや、ここまで【ホーリーナイツ】カードを集められているだけでも凄いことだよな。

 

 

「じゃ、私のターン。ドロー。スタンバイ、メインフェイズに移行~」

法子 手札:5→6枚

 

「私は手札から【風帝ライザー】を公開して魔法カード【帝王の深怨】を発動~。デッキから【帝王の烈旋】を手札に加えちゃうよ」

法子 手札:6→5枚

 

【帝王の深怨】

通常魔法

「帝王の深怨」は1ターンに1枚しか発動できない。

(1):手札の攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体または攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体を相手に見せて発動できる。

デッキから「帝王の深怨」以外の「帝王」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 

「チェーンして【ホーリーナイツ・アステル】の効果発動!自身をリリースして手札から【聖夜に煌めく竜】を特殊召喚する!」

三沢 手札:1→0枚

 

チェーン②ホーリーナイツ・アステル

チェーン①帝王の深怨

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・シエル ★4 DEF800

聖夜に煌めく竜 ★7 ATK2500

 

法子 手札:5→6枚

 

「特殊召喚に成功した【聖夜に煌めく竜】の効果発動!【王宮のお触れ】を破壊する!」

 

「うわっ、マジ~?」

「私のお触れちゃんが~」

石原姉妹 伏せカード:1→0枚。

 

「良し!【王宮のお触れ】を破壊した!ナイスだよ三沢君!」

「あのカードを藤原先輩のターンまで残しておくわけには行きませんからね」

 

 【風帝ライザー】を手札に持っている上で【帝王の烈旋】なんて危ないカードを手札に加えられちゃったけど【王宮のお触れ】は消せたことで罠カードの発動が出来るようになったな。

 【ホーリーナイツ】は強力な魔法・罠カードがあるから三沢としては早めに破壊しておきたかったんだろう。

 

「私は手札から速攻魔法【帝王の烈旋】を発動~」

法子 手札:6→5枚

 

【帝王の烈旋】

速攻魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

(1):このターン、自分がモンスターをアドバンス召喚する場合に1度だけ、自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。

 

「やらせないさ!リバースカードオープン!フィールドの【聖夜に煌めく竜】を手札に戻して罠カード【聖なる煌炎】発動!【帝王の烈旋】の効果を無効にして破壊する!」

三沢 手札:0→1枚

三沢&藤原 伏せカード:1→0枚。

 

【聖なる煌炎】

通常罠

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分フィールドのドラゴン族・光属性・レベル7モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。その効果を無効にし破壊する。

 

チェーン②聖なる煌炎

チェーン①帝王の烈旋 ※効果無効&破壊

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・シエル ★4 DEF800

 

「あちゃ~」

 

 【聖夜に煌めく竜】が手札に戻ったが、【煌めく聖夜】のドロー効果を発動できるのは自分のターンだけだ。相手ターンも使えればかなり強かったんだけど残念だよな。

 

「どうしよっかな~。まずは…私は手札から永続魔法【帝王の開岩】を発動~」

法子 手札:5→4枚。

石原姉妹 永続魔法:0→1枚。

 

【帝王の開岩】

永続魔法

「帝王の開岩」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。

(2):自分が表側表示でモンスターのアドバンス召喚に成功した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●そのモンスターとカード名が異なる攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。

●そのモンスターとカード名が異なる攻撃力2800/守備力1000のモンスター1体をデッキから手札に加える。

 

「この瞬間、永続魔法【聖なる降誕】の効果を発動できる!手札から【聖夜に煌めく竜】を特殊召喚する!」

 

「えぇ~、また~?」

 

チェーン②聖なる降誕

チェーン①進撃の帝王

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・シエル ★4 DEF800

聖夜に煌めく竜 ★7 ATK2500

 

三沢 手札:1→0枚

法子 永続魔法:0→1枚。

 

「そして特殊召喚に成功した【聖夜に煌めく竜】の効果発動!どちらにすべきか…ここは【ホルスの黒炎竜 LV6】を破壊する!」

 

<石原姉妹のフィールド>

モンスター無し

 

「うげぇ~。その効果ってターン1制限とかないの~?」

「私のホルスちゃんも破壊されちゃった~」

 

 だけど、流石にこれでこのターン中に【聖夜に煌めく竜】を手札に戻す手段も手札から特殊召喚する手段も無いだろうな。

 

「それから私は手札から速攻魔法【緊急テレポート】を発動~。デッキから【クレボンス】を特殊召喚しちゃうよ」

法子 手札:4→3枚

 

【緊急テレポート】

速攻魔法

(1):手札・デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンのエンドフェイズに除外される。

 

<石原姉妹のフィールド>

クレボンス ★2 DEF400

 

【クレボンス】

チューナー(効果モンスター)

星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400

このカードが攻撃対象に選択された時、800ライフポイントを払って発動できる。その攻撃を無効にする。

 

「よーし。私は【クレボンス】をリリースして、手札から【風帝ライザー】をアドバンス召喚しちゃうよ」

法子 手札:3→2枚

 

<石原姉妹のフィールド>

風帝ライザー ★6 ATK2400

 

【風帝ライザー】

効果モンスター

星6/風属性/鳥獣族/攻2400/守1000

(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動する。そのカードを持ち主のデッキの一番上に戻す。

 

「【風帝ライザー】の効果発動~。【聖夜に煌めく竜】はデッキトップへどうぞ~」

 

「更に【帝王の開岩】の効果発動~。デッキから【氷帝メビウス】を手札に加えちゃうよ~」

 

法子 手札:3→4枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

ホーリーナイツ・シエル ★4 DEF800

 

「くっ、だがこれくらいは必要経費さ」

 

「これでもかな~?私は800LPを払って手札から装備魔法【早すぎた埋葬】を発動~。【ホルスの黒炎竜 LV6】を特殊召喚しちゃうよ」

法子 手札:4→3枚。

石原姉妹 LP:5000→4200、装備魔法:0→1枚。

 

【早すぎた埋葬】

装備魔法

(1):800LPを払い、自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。

そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。このカードが破壊された時にそのモンスターは破壊される。

 

「何っ!?」

「これは不味そうだね…」

 

<石原姉妹のフィールド>

風帝ライザー ★6 ATK2400

ホルスの黒炎竜 LV6 ★6 ATK2300

 

 そう言えば、この世界ではまだ【早すぎた埋葬】は制限止まりだったな。

 さて、三沢の手札は0枚。フィールド・墓地に効果を発動できるカードは無いはず。このターンの攻撃は防げないだろう。

 

「これでオールオッケー。バトルフェイズに入るよ!【ホルスの黒炎竜 LV6】で【ホーリーナイツ・シエル】を攻撃~!」

 

ホルスの黒炎竜 LV6 ATK2300

vs

ホーリーナイツ・シエル DEF800 ※戦闘破壊

 

<三沢&藤原のフィールド>

モンスター無し

 

 【ホルスの黒炎竜】によるモンスターの戦闘破壊を許してしまったか~。

 

「続いて【風帝ライザー】でダイレクトアタックしちゃうよ~!」

 

風帝ライザー ATK2400

 

「ぐはっ!」

三沢&藤原 LP:8000→5600

 

「よっし!メインフェイズ2に移行に移行しちゃうよ。私はカードを1枚セットしてターンエンド」

法子 手札:3→2枚。

石原姉妹 伏せカード:0→1枚。

 

「ここで【ホルスの黒炎竜 LV6】の効果発動しちゃよ。このカードを墓地に送ってデッキから【ホルスの黒炎竜 LV8】を特殊召喚しちゃうよ!」

石原姉妹 装備魔法:1→0枚。

 

<石原姉妹のフィールド>

風帝ライザー ★6 ATK2400

ホルスの黒炎竜 LV8 ★8 ATK3000

 

【ホルスの黒炎竜 LV8】

効果モンスター

星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守1800

このカードは通常召喚できない。「ホルスの黒炎竜 LV6」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。

このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、魔法カードの発動を無効にし破壊する事ができる。

 

 出たな。シンプルに強い魔法カードメタモンスター。効果モンスターによる除去が増えてからは影が薄くなったけど、それでも出されると面倒なモンスターには違いない。

 

「イエーイ!」

「やったねお姉ちゃん!」

 

 石原姉妹はハイタッチをして喜びを表現している。

 

「やはり彼女のデッキにも投入していたか!」

「これでこちらの魔法カードの発動は封じられたも同然か…」

 

 対して三沢たちは渋い表情だ。これで三沢たちはかなり苦しい展開になってきたから当然ではあるか。

 

 

◆三沢大地&藤原優介 LP:5600、フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。伏せカード:0枚。

三沢 手札:0枚

藤原 手札:5枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

モンスター無し

 

vs

 

◆石原姉妹 LP:4200、永続魔法:1枚。永続罠:0枚。伏せカード:1枚。

法子 手札:2枚

周子 手札:2枚

 

<石原姉妹のフィールド>

風帝ライザー ★6 ATK2400

ホルスの黒炎竜 LV8 ★8 ATK3000

 

 

「すいません、藤原先輩。ホルスを残してしまいました」

「気にしないで。互いに助け合うのがタッグパートナーさ。大丈夫、ボクが何とかしてみせるよ」

 

 流石に三沢と言えど、【帝コントロール】と【お触れホルス】の2つを相手では手数が足りなかったか。

 【王宮のお触れ】を破壊したおかげで罠カードは使えるが、【ホルスの黒炎竜 LV8】のせいで魔法カードを封じられているのは痛いな。

 

 石原姉の手札には先ほどサーチした【氷帝メビウス】がある。そしてあの伏せカードは『帝王』魔法罠カードの可能性が高い。

 藤原先輩のデッキは多分【武神】だと思うけど…この状況を打破できるだろうか?

 

 

「ボクのターン!ドローフェイズ、ドロー!スタンバイ、メインフェイズに移行!」

藤原 手札:5→6枚

 

「ボクは手札から【召喚僧サモンプリースト】を召喚!召喚時の効果が発動して守備表示となる!」

藤原 手札:6→5枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 ATK800→DEF1600

 

【召喚僧サモンプリースト】

効果モンスター

星4/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1600

(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはリリースできない。

(3):1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

 

「更に手札の【簡易融合】を捨てて【召喚僧サモンプリースト】の効果発動!デッキから【武神-トリフネ】を特殊召喚!」

藤原 手札:5→4枚

 

「チェーンしてリバースカードオープン!永続罠【連撃の帝王】を発動っちゃう!【風帝ライザー】をリリースして手札から【氷帝メビウス】をアドバンス召喚しちゃうよ!」

石原姉妹 伏せカード:1→0枚。永続罠:0→1枚。

 

【連撃の帝王】

永続罠

(1):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにこの効果を発動できる。モンスター1体をアドバンス召喚する。

 

チェーン②連撃の帝王

チェーン①召喚僧サモンプリースト

 

法子 手札:2→1枚。

 

<石原姉妹のフィールド>

ホルスの黒炎竜 LV8 ★8 ATK3000

氷帝メビウス ★6 ATK2400

 

【氷帝メビウス】

効果モンスター

星6/水属性/水族/攻2400/守1000

(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。

 

<三沢&藤原のフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

武神-トリフネ ★4 DEF500

 

【武神-トリフネ】

効果モンスター

星4/光属性/獣戦士族/攻1500/守 500

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードをリリースして発動できる。「武神-トリフネ」を除く、種族が異なる「武神」モンスター2体をデッキから守備表示で特殊召喚する。

(2):このカードが墓地に存在し、自分が「武神」XモンスターのX召喚に成功した時に発動できる。このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。

 

「アドバンス召喚に成功した【氷帝メビウス】の効果発動!フィールド魔法【煌めく聖夜】と永続魔法【聖なる降誕】を破壊しちゃうよ!」

 

「更に永続魔法【帝王の開岩】の効果発動!デッキから【邪帝ガイウス】を手札に加えちゃうよ!」

 

チェーン②帝王の開岩

チェーン①氷帝メビウス

 

三沢&藤原 フィールド魔法:1→0枚、永続魔法:1→0枚。

法子 手札:2→3枚

石原姉妹 永続魔法:1→0枚。

 

「【武神-トリフネ】をリリースして効果発動!デッキから【武神器-ムラクモ】と【武神-マヒトツ】を特殊召喚する!」

藤原 手札:5→4枚

 

<三沢&藤原のフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

武神器-ムラクモ ★4 DEF900

武神器-ヤサカニ ★4 DEF700

 

【武神器-ムラクモ】

効果モンスター

星4/光属性/獣族/攻1600/守 900

自分のメインフェイズ時、自分フィールド上に「武神」と名のついた獣戦士族モンスターが存在する場合、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。

「武神器-ムラクモ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

【武神器-ヤサカニ】

効果モンスター

星4/光属性/鳥獣族/攻1800/守 700

自分のメインフェイズ2で、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。デッキから「武神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。この効果を発動するターン、自分は「武神」と名のついたカード以外の魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。

「武神器-ヤサカニ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

「ボクはレベル4【武神器-ムラクモ】と【武神器-ヤサカニ】の2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!出でよ、ランク4!【武神帝-スサノヲ】!」

 

<三沢&藤原のフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

武神帝-スサノヲ ☆4 ATK2400 ORU:2

 

【武神帝-スサノヲ】

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/光属性/獣戦士族/攻2400/守1600

レベル4「武神」モンスター×2

(1):「武神帝-スサノヲ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。

(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。

(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「武神」モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。

 

「良し!藤原先輩のエースモンスターが出たぞ!」

 

「【武神帝-スサノヲ】のエクシーズ召喚成功時、墓地の【武神-トリフネ】の効果発動!このカードを【武神帝-スサノヲ】の装備カードとする!」

三沢&藤原 装備カード:0→1枚。

 

「そしてボクは【武神帝-スサノヲ】のORUを1つ取り除いて効果発動!デッキから【武神器-ハバキリ】を手札に加える!」

藤原 手札:4→5枚

武神帝-スサノヲ ORU:2→1

 

<藤原がORUとして墓地に送ったモンスター>

①武神器-ムラクモ

 

「バトルだ!【武神帝-スサノヲ】で【ホルスの黒炎竜 LV8】に攻撃!」

 

「ダメージステップ時に手札から【オネスト】を墓地に送って効果発動!【ホルスの黒炎竜 LV8】の攻撃力分、【武神帝-スサノヲ】の攻撃力がアップする!」

藤原 手札:5→4枚

 

【オネスト】

効果モンスター

星4/光属性/天使族/攻1100/守1900

(1):自分メインフェイズに発動できる。フィールドの表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。

(2):自分の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

 

武神帝-スサノヲ ATK2400→5400

vs

ホルスの黒炎竜 LV8 ATK3000 ※戦闘破壊

 

<石原姉妹のフィールド>

氷帝メビウス ★6 ATK2400

 

「うぐっ!」

石原姉妹 LP:4200→1800

 

「ここで【武神帝-スサノヲ】に装備された【武神-トリフネ】の効果発動!戦闘破壊した【ホルスの黒炎竜 LV8】を除外する!」

 

 オネストまで手札に握っていたのか。フィールドに【武神帝-スサノヲ】、手札には【武神器-ハバキリ】があり、相手伏せカードは無し。

 このタイミングで使用できる手札誘発もなさそうだし、これは勝負あったかな。

 

「そして…【武神帝-スサノヲ】は相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる!」

 

「お、お姉ちゃ~ん」

「あ~、ゴメン周子。これ無理っぽい~」

 

「【武神帝-スサノヲ】で【氷帝メビウス】に攻撃!」

 

「ダメージ計算時に手札から【武神器-ハバキリ】を墓地に送って効果発動!【武神帝-スサノヲ】の攻撃力は倍になる!」

藤原 手札:5→4枚

 

武神帝-スサノヲ ATK2400→4800

vs

氷帝メビウス ATK2400 ※戦闘破壊

 

「キャァァァァッ!」

石原姉妹 LP:1800→0

 

 

「そんなぁ~負けちゃった~」

「いや~、完敗しちゃったな~」

 

「魔法カードを1枚も使わずに手札2枚からあれほどの展開、流石ですね藤原先輩」

「ははっ、ありがとう。でも、三沢君が事前に相手の盤面を崩していてくれたお陰だよ」

 

 石原姉が前のターンにサーチしたのが【邪帝ガイウス】のようなカードだったらあるいは…いや、藤原先輩にはまだ手札が多く残っていたし、墓地には効果を発動できる【ホーリーナイツ・アステル】などがまだ残っていた。結果は変わらなかったかな。

 

~~~

 

 Cブロック第二試合はオベリスクブルー女子の枕田ジュンコと浜口ももえのタッグ、そして同じくオベリスクブルー女子の海野幸子とオベリスクブルー男子の水城流次のタッグの試合だった。

 

 ジュンコとももえはデッキ相性はそれほど良くないものの長年に渡る友人関係であることもあり、息の合った戦い方を披露していた。

 だが、デッキ相性が抜群に良い海野幸子と水城流次のタッグには一歩及ばなかった。

 

◆枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:650、フィールド魔法:1枚。永続魔法:1枚。伏せカード:0枚。

ジュンコ 手札:0枚

浜口ももえ 手札:1枚

 

<ジュンコ&ももえのフィールド>

ハーピィ・レディ・SB ★4 DEF1300

 

vs

 

◆海野幸子&水城流次 LP:6700、フィールド魔法:1枚、永続魔法:2枚。永続罠:1枚。伏せカード:1枚。

海野 手札:3枚

水城 手札:1枚

 

<海野&水城のフィールド>

超古深海王シーラカンス ★7 ATK2800

城塞クジラ ★7 ATK2350

白闘気双頭神龍 ★10 ATK3300

神龍トークン ★10 ATK3300

 

「ダメージステップ開始時、【潜海奇襲】の効果発動!【ハーピィ・レディ・SB】を破壊!【超古深海王シーラカンス】でダイレクトアタックしますわ!」

 

「キャァァァッ!」

ジュンコ&ももえ LP:2000→0

 

 

「はぁ。コナミがパートナーで無ければ調子が出ませんわね」

「ボク、殆ど何もしてない…」

 

「一回戦負け~!?悔しい~!」

「あらぁ…ガッカリですわ…」

 

 属性デッキ六人衆の彼も一応彼女のフォローくらいはしていたが、殆ど海野の独壇場だったな。彼女があそこまで強くなったのはほぼ確実に大体コナミの影響だろうなぁ。

 そのうち【大要塞クジラ】とか【海竜神-リバイアサン】とか出してきそうだな。あの辺りのカードプールまで来られるとかなり厄介なデュエリストになりそうだ。

 

~~~

 

 Cブロック第三回戦は俺が依然戦ったオベリスクブルーの男子の打田英人と高田純二朗のタッグ、そしてクロノス・デ・メディチと茂野間ネオの教師タッグだ。

 

 クロノス校長が居る時点で結果はお察しだったが、その相方の茂野間ネオも相当な伏兵だったのがこの試合で良く分かった。

 

 

◆打田英人と高田純二朗 LP:2000、フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。

打田 手札:1枚

高田 手札:2枚

 

<打田&高田のフィールド>

神獣王バルバロス ★8 ATK1900

 

vs

 

◆教師タッグ LP:8000、フィールド魔法:1枚、永続魔法:1枚。伏せカード:1枚。

クロノス 手札:3枚

茂野間 手札:2枚

 

<教師タッグのフィールド>

アーティファクト-デュランダル ☆5 ATK2400 ORU:1

古代の機械熱核竜 ★9 ATK3000

古代の機械超巨人 ★9 ATK3300

 

 

 打田の【スキルドレイン】によるパワーデッキもクロノス校長の【古代の機械】デッキの前には一歩及ばなかった。

 相棒の高田の【ジャンク天使】も茂野間の【アーティファクト】による妨害を受けてほぼ機能していない状態だ。

 

 アンティーク・ギアが苦手な相手ターンでの妨害をアーティファクトで担うと言う理想的な形が取られており、攻守隙の無いタッグだ。

 

「バトルなノーネ!【古代の機械熱核竜】で【神獣王バルバロス】を攻撃!」

 

古代の機械熱核竜 ATK3000

vs

神獣王バルバロス ATK1900 ※戦闘破壊

 

「ぐはっ!」

打田&高田 LP:2000→900

 

「ダメージステップ終了時に【古代の機械熱核竜】の効果発動!そちらの伏せカードを破壊する―ノ!」

 

「くそっ!【聖なるバリア -ミラーフォース-】が!」

打田&高田 伏せカード:1→0枚。

 

「「ガジェット」モンスターをリリースしてアドバンス召喚した【古代の機械熱核竜】は1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できるノーネ!ダイレクトアタック!」

 

「ぐわぁぁぁっ!」

打田&高田 LP:900→0

 

 

「直接指導する機会は減ってしまいましたが、まだまだ生徒たちに負けるわけには行かないノーネ!」

「だが、悪くないデュエルだったぜ!」

 

「ふむ、やはり彼らの実力の方が上という事か」

「完封されてしまった…だが、次はこう上手くはいかないぞ!」

 

 オベリスクブルー男子の上位勢はプライドの高くて偉そうな連中が多いが、それに見合う実力に加えて、何度負けても這い上がろうとする精神力がある奴らが多い。こいつらとか属性デッキ六人衆辺りがそうだな。

 我が強いと言うかハングリー精神が強いと言うか…その辺りがオベリスクブルー下位でくすぶっている口だけの連中や負け犬根性が染みついてしまったオシリスレッド下位の連中との違いだろうな。

 

~~~

 

 Cブロック第四回戦はオベリスクブルーの属性六人衆の二人である白石光一と黒川唯一のタッグ、そして外部参加者のボーイとオシリスレッドの須見英樹のタッグだ。

 

 相変わらずのギャンブルデッキであるボーイと【大革命】を狙うハイリスクハイリターンなデッキを扱う須見に対し、堅実に強めな属性六人衆たち。

 ギャンブルデッキはハマれば強いのだが、それだけでデュエルに全て勝利できるほど甘くはない。現実は非常なのだ。

 

 

◆白石光一&黒川唯一 LP:5500、フィールド魔法:1枚。伏せカード:1枚。

白石 手札:1枚

黒川 手札:1枚

 

<白石&黒川のフィールド>

魔導戦士 ブレイカー ★4 ATK1600

カオス・ソーサラー ★6 ATK2300

カオス・ゴッデス-混沌の女神- ★8 ATK2500

 

vs

 

◆ボーイ&須見英樹 LP:1000、永続魔法:1枚、永続罠:0枚、伏せカード:1枚。

ボーイ 手札:3枚

須見 手札:2枚

 

<ボーイ&須見のフィールド>

サンド・ギャンブラー ★3 ATK300

マキシマム・シックス ★6 ATK2900

 

 

「速攻魔法【サイクロン】発動!永続魔法【セカンド・チャンス】を破壊!そのままバトルだ!【魔導戦士 ブレイカー】で【サンド・ギャンブラー】に攻撃!」

 

「リバースカードオープン!永続罠【モンスターBOX】発動!」

 

【モンスターBOX】

永続罠

このカードのコントローラーは自分スタンバイフェイズ毎に500LPを払う。またはLPを払わずにこのカードを破壊する。

(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動する。コイントスを1回行い、裏表を当てる。当たった場合、その攻撃モンスターの攻撃力は、このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、バトルフェイズ終了時まで0になる。

 

「【セカンド・チャンス】無しに当てられるかな?」

 

「舐めるな学生が!オレはプロだぞ!効果発動…「表」を選択してコイントス!…表だ!」

 

魔導戦士 ブレイカー ATK1600→0

vs

サンド・ギャンブラー ATK300

 

「ぐっ!…まだだ!【カオス・ソーサラー】で【サンド・ギャンブラー】に攻撃!」

白石&黒川 LP:5500→5200

 

「無駄だぜ!永続罠【モンスターBOX】効果発動!「表」を選択してコイントス!…表だ!」

 

カオス・ソーサラー ATK2300→0

vs

サンド・ギャンブラー ATK300

 

「がっ!…まだまだ!【カオス・ゴッデス-混沌の女神-】で【サンド・ギャンブラー】に攻撃!」

白石&黒川 LP:5200→4900

 

「しつこいぞ!永続罠【モンスターBOX】効果発動!「表」を選択してコイントス!…なっ、裏…だと!」

 

カオス・ゴッデス-混沌の女神- ATK2500

vs

サンド・ギャンブラー ATK300 ※戦闘破壊

 

「うわぁぁぁぁっ!」

ボーイ&須見 LP:1000→0

 

 

「ハハハ!勝ったぞ!どうだ私のこの輝き!」

「オレたちが勝ったのか…全然気づかなかった…今度はもっと存在感のあるデュエルにするさ…」

 

「ほんのちょっと…ツキに見放されたぜ!やはりあのスカーフが無いと…いや、次は無いと思いな!」

「やられた! 今回の勝ちはお前に譲るぜ」

 

 ボーイ(光雄君)は明日香のスカーフを返却した後もプロギャンブラーとしては優秀な実績を残しているらしいが、デュエルではそうもいかなかったようだ。相方はコイントスよりも遥かに成功しづらい【大革命】デッキ使いじゃなおさらだ。

 一方、属性デッキ六人衆のタッグはお互いのデッキが光属性と闇属性なのを考慮してカオスモンスターを投入したりシンクロモンスターを採用したりしていたりしている。三沢ほどではないが以前よりも順調に強くなっているだろう。

 

~~~

 

 Cブロックの試合も全て終わった。残ったのは三沢&藤原先輩のタッグ、海野&水城のタッグ、クロノス校長と茂野間ネオの教師タッグ、属性デッキ六人衆の白石&黒川のタッグだ。

 

「Cブロックは三沢たちが勝つか、クロノス校長たちか勝つか…これはちょっと予測できないな」

 

 現時点ではクロノス校長に比べて、三沢たちも十分見劣りしないデュエリスト達だ。どちらが勝っても不思議じゃない。

 なにより、このCブロックの勝者が俺達Dブロックの勝者とデュエルするわけだから出来るだけ情報を集めておきたいところだ。

 

「クロト」

「分かってるよ」

 

 レインの言葉を聞き、俺達は観客席から立ち上がって移動を始める。

 

 次はいよいよDブロックの試合、つまり俺達の試合が含まれているからだ。

 

 今から選手控室に移動しなければならないので同じDブロックのツァンたちの試合を直接見れないのが残念だな。

 でも、今は他人のことよりも自分のことをちゃんと考えよう。油断して足元を掬われて負けました、なんてことの無いように俺も気を引き締めていかないとな。




藤原のデッキは以前と同じく【武神】です。

石原姉妹のデッキはそれぞれゲームで使用していた【帝コントロール】と【お触れホルス】にいくつかカードを足したものとなっています。

三沢の私用したデッキは【ホーリーナイツ】です。タッグフォース以前の遊戯王ゲームの付録カードとして登場した【ホーリー・ナイト・ドラゴン】が発想元のカテゴリだろうと思われるデッキで、【ホーリー・ナイト・ドラゴン】のリメイクモンスターと思われる【聖夜に煌めく竜】や「レベル7・光属性・ドラゴン族」を酷使する戦術で戦うデッキとなっています。

次回の更新は12月下旬予定です。

メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。

未完の本作の今後の扱いについて

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