【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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前回のあらすじ:隼人就職

今回の対戦カードはコナミ君とアメリカ校代表のモブです。


第百五十六話 学園対抗デュエル1

 2月初旬、ついに学園対抗デュエルが開始されようとしていた。

 

 既にこのデュエルアカデミア本校のある島には各校の代表選手6名とその引率の教師が到着しており、普段は月一デュエルが行われるデュエルリングにて今まさに開会式が執り行われている。

 デュエルリング上部にあるリング全体を見回せる部屋には、本校のクロノス校長、ノース校の一ノ瀬校長、アメリカ校のマッケンジー校長など、デュエルアカデミアのお偉方が勢揃いしているみたいだ。

 

 この対抗デュエルの展開によっては、俺は三幻魔事件でのやらかしの責任を海馬社長に取らされてデュエルアカデミアを退学処分にされてしまう。

 女神からのミッションで俺は十代と同時期にアカデミアを卒業しなければ消されてしまうので、何としても俺以外の本校代表生徒にも頑張ってもらいたい。

 

「まさか、あの青髪は『宝玉獣のヨハン』じゃないか?」

「ヨーロッパで開催されたアマチュアの世界大会で優勝した奴か!?」

 

「なんだあの変な形のデュエルディスク?」

「何でも、変形してカードを飛ばせるらしいぞ」

「何の意味があるんだ?」

「さぁ?」

 

「どうして彼はワニを背負っているんだろう?」

「片目を包帯で隠しているのはあれか?邪気眼なのか?」

 

「あれはまさか、ガラム財閥の元御曹司か?」

「一時期は行方不明だって話だったが、生きていたんだな」

 

 各校の代表選手のうち、何人かは見覚えのある連中がいる。アニメGX第三期にて留学生組として登場した人物たちだ。

 それぞれが個性的過ぎて周りの生徒たちがコソコソと話している声が聞こえて来る。

 

 アークティック校1年生のヨハン・アンデルセン。

 ウエスト校1年生のオースチン・オブライエン。

 サウス校1年生のジム・クロコダイル・クック。

 イースト校1年生のアモン・ガラム。

 

 他の生徒は全員デュエルアカデミアの制服を着ているのに何故か彼らだけ個性あふれる格好をしていてめちゃくちゃ浮いている。

 彼ら四人が今回の対抗デュエルにおける最大の障害であり、今後のストーリー展開における分岐点に関わる人物だろう。

 

 実はハノイの騎士としてであればジムとオブライエンに関しては過去に面識があったりする。向こうは仮面越しでしか俺を知らないのでこちらには気づいていないだろう。

 ヨハンやアモンに関しても噂だけなら良く耳にしていた。特にアモンが所属するガラム財閥に関しては個人的に思うところもある。

 

~~~

 

 しばらくすると開会式が終わり、早速アカデミア本校の生徒とアメリカ校の生徒のデュエルが開始された。

 

 他の選手たちは全員が観客席へと移動し、デュエルリングにはこれから対戦する2名のみが残り、それぞれがデュエルディスクを構えて対峙している。

 

「よろしく!楽しいデュエルにしよう!」

 

 リング上に残る2人のうちの1人、赤い帽子を目深に被った黒髪の少年であるコナミは相手の選手に呼びかける。

 

「ふふん、ボクたちアメリカ校の実力を見せてあげようじゃないか!」

 

 それに対してリング上に居るもう一人の選手、アメリカ校独自の白い制服に身を包んだ奇抜な髪型の青年が流暢な日本語で言葉を返している。

 どうやら本校以外の代表選手たちはこの対抗デュエルに向けて日本語の勉強も同時にこなしていたようだ。デュエルの腕は知らんが、同じ高校生としてはハイスペックすぎるな。

 

「コナミ~!面白いデュエルを見せてくれ~!」

「コナミ君~!頑張るッスよ~!」

「コナミ~!気張るんだナァ~!」

 

 観客席から十代たちがリング上に居るコナミに声援を送っている。

 隼人もI2社への入社手続きで忙しい中をなんとか時間を取って応援に駆け付けたらしい。

 

『相手はあの本校生だ!気を抜くんじゃないぞ!』

『油断しないでね!』

『トップバッターは任せたぞー!』

 

 十代たちから少し離れた席からはアメリカ校の生徒たちがリング上の選手に対して英語で声援を送っている。

 

 

「「デュエル!」」

 

 

◆コナミ LP:4000

 

vs

 

◆アメリカ校代表 LP:4000

 

 

 コナミが負けるとは考えにくいが、どんなデュエルを見せてくれるかな?

 

 

「先攻はボクが貰う!ボクのターン、ドロー!」

アメリカ校代表 手札:5→6枚。

 

「ボクは手札から【サンダー・シーホース】を墓地に送って効果発動!デッキから【OToサンダー】2体を手札に加える!」

アメリカ校代表 手札:6→5→7枚。

 

【サンダー・シーホース】

効果モンスター

星4/光属性/雷族/攻1600/守1200

「サンダー・シーホース」の効果は1ターンに1度しか使用できず、この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。

(1):このカードを手札から捨てて発動できる。デッキから攻撃力1600以下の雷族・光属性・レベル4の同名モンスター2体を手札に加える。

 

「ボクは手札から【OToサンダー】を召喚!」

アメリカ校代表 手札:7→6枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

OToサンダー ★4 ATK1300

 

【OToサンダー】

効果モンスター

星4/光属性/雷族/攻1300/守 600

(1):1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。手札から「OToサンダー」以外の雷族・光属性・レベル4のモンスター1体を召喚する。

 

「【OKaサンダー】の効果を発動!ボクは手札から【OKaサンダー】を召喚!」

アメリカ校代表 手札:6→5枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

OToサンダー ★4 ATK1300

OKaサンダー ★4 ATK1400

 

【OKaサンダー】

効果モンスター

星4/光属性/雷族/攻1400/守 700

(1):1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。手札から「OKaサンダー」以外の雷族・光属性・レベル4のモンスター1体を召喚する。

 

「【OKaサンダー】の効果を発動!手札から【ONiサンダー】を召喚!」

アメリカ校代表 手札:5→4枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

OToサンダー ★4 ATK1300

OKaサンダー ★4 ATK1400

ONiサンダー ★4 ATK900

 

【ONiサンダー】

効果モンスター

星4/光属性/雷族/攻 900/守 400

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ONiサンダー」以外の雷族・光属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。

 

「召喚成功時、【ONiサンダー】の効果を発動!デッキから【ONeサンダー】を手札に加える!」

アメリカ校代表 手札:4→5枚。

 

「ここでボクは手札から永続魔法【平和の使者】を発動!」

アメリカ校代表 手札:5→4枚。永続魔法:0→1枚。

 

【平和の使者】

永続魔法

フィールド上に表側表示で存在する攻撃力1500以上のモンスターは攻撃宣言をする事ができない。

このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に100ライフポイントを払う。

または、100ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。

 

「最後にボクはカードを2枚セットしてターンエンド!」

アメリカ校代表 手札:4→2枚。伏せ:0→2枚。

 

 

◆コナミ LP:4000、手札:5枚。

 

vs

 

◆アメリカ校代表 LP:4000、手札:2枚、永続魔法:1枚、伏せ:2枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

OToサンダー ★4 ATK1300

OKaサンダー ★4 ATK1400

ONiサンダー ★4 ATK900

 

 

 未OCGカードに【OToNaRiサンダー】と言う〇〇サンダーが4体フィールドに揃った時にデッキから特殊召喚できるモンスターが居るが、もう少しでその特殊召喚を狙えそうな構成だな。

 

 彼の使用したカードの殆どは漫画版の遊戯王ZEXALの『サンダー・スパーク』戦で登場したものばかりだ。と言うことは、彼のデッキは恐らくシンプルな【雷族】デッキって所か。

 この世界でなら【電池メン】や【エレキ】のモンスターも入っているかも知れないが、流石に【サンダー・ドラゴン】デッキなんて恐ろしいデッキではないはずだ。そう願いたい。

 

 彼の残りの手札は【OToサンダー】と【ONeサンダー】で確定だ。

 このターンは【サンダー・シーホース】の効果で特殊召喚が出来なかったのだろうが、恐らく次のターンでエクシーズ召喚辺りを仕掛けて来そうだ。

 

 全体的に悪くないデッキ構成だと思うが、【ライオウ】、【電光-雪花-】、【避雷神】、【放電ムスタンガン】辺りのメタ効果持ちモンスターを並べられなかったのは残念だな。

 伏せカード次第だが、あのくらいの布陣でコナミを止めることはできないだろう。

 

 

「オレのターン、ドロー!」

コナミ 手札:5→6枚。

 

「オレは手札から魔法カード【手札抹殺】を発動!お互いに手札を捨て、捨てた枚数分ドローする!」

コナミ 手札:6→5→0→5枚。

 

【手札抹殺】

通常魔法

(1):手札があるプレイヤーは、その手札を全て捨てる。その後、それぞれ自身が捨てた枚数分デッキからドローする。

 

<コナミが捨てたカード>

①インフェルニティ・デーモン

②インフェルニティ・ネクロマンサー

③インフェルニティ・ビートル

④インフェルニティ・リベンジャー

⑤舞い戻った死神

 

「手札入れ替えか。よほど初手が悪かったようだな!」

アメリカ校代表 手札:2→0→2枚。

 

<アメリカ校代表が捨てたカード>

①OToサンダー

②ONeサンダー

 

 うっ、吐き気を催すような邪悪で極悪な捨て札だな。俺が対戦相手じゃなくて心底良かったと思う。

 これもう、後攻1ターンキル圏内じゃね?

 

「オレは手札から魔法カード【闇の誘惑】を発動!デッキから2ドローし、手札の【インフェルニティ・ドワーフ】を除外する」

コナミ 手札:5→4→6→5枚。

 

【闇の誘惑】

通常魔法

(1):自分はデッキから2枚ドローし、その後手札の闇属性モンスター1体を除外する。手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。

 

「更にオレは手札から魔法カード【無の煉獄】を発動!デッキから1ドロー!」

コナミ 手札:5→4→5枚。

 

【無の煉獄】

通常魔法

自分の手札が3枚以上の場合に発動できる。

自分のデッキからカードを1枚ドローし、このターンのエンドフェイズ時に自分の手札を全て捨てる。

 

「オレは手札から魔法カード【ライトニング・ストーム】を発動!そちらのフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する!」

コナミ 手札:5→4枚。

 

「なっ!?」

 

【ライトニング・ストーム】

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。

●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

 

 うわっ、ドローカードのゴリ押しで強引に手札にバック破壊カードを引き込みやがった。

 

「やらせないさ!チェーンしてリバースカードオープン!罠カード【和睦の使者】発動!このターン、ボクのモンスターは戦闘では破壊されず、戦闘ダメージも0になる!」

アメリカ校代表 伏せ;2→1枚。

 

【和睦の使者】

通常罠

(1):このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる。

 

チェーン②和睦の使者

チェーン①ライトニング・ストーム

 

アメリカ校代表 永続魔法:1→0枚、伏せ;1→0枚。

 

<アメリカ校代表の破壊された伏せカード>

①これで許して

 

 凄い名前のカードだ。確かあれも未OCGのカードだったかな。確かライフコストを払って相手モンスター効果を無効にするカードだったっけ。

 効果破壊系の魔法・罠はセットしていなかったけど、このターンで敗北することは避けられたみたいだ。

 

「オレはカードを2枚セットして手札から永続魔法【虚無の波動】を発動!」

コナミ 手札:4→2→1枚。伏せ:0→2枚。永続魔法:0→1枚。

 

【虚無の波動】

永続魔法

自分の手札が0枚の場合、自分フィールド上に表側表示で存在する「インフェルニティ」と名のついた全てのモンスターの攻撃力・守備力は400ポイントアップする。

また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で、自分の手札を全て墓地へ送る。

 

「【虚無の波動】の効果発動!フィールドのこのカードを墓地に送り、手札を全て墓地に送る!」

コナミ 手札:1→0枚。永続魔法:1→0枚。

 

「自分から手札を捨てる?一体、何を考えているんだ?」

 

 これでアイツの手札は0枚。ハンドレスコンボの準備が整った。恐らく伏せカードはあのぶっ壊れカードだろう。

 

「ここでオレはリバースカードオープン!永続魔法【インフェルニティガン】発動!」

コナミ 伏せ:2→1枚。永続魔法:0→1枚。

 

【インフェルニティガン】

永続魔法

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。手札から「インフェルニティ」モンスター1体を墓地へ送る。

(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の「インフェルニティ」モンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。

 

 知ってた。彼はもう終わりですね。

 

「【インフェルニティガン】の効果発動!このカードを墓地へ送り、墓地の【インフェルニティ・ネクロマンサー】と【インフェルニティ・デーモン】を特殊召喚する!」

コナミ 永続魔法:1→0枚。

 

<コナミのフィールド>

インフェルニティ・ネクロマンサー ★3 DEF2000

インフェルニティ・デーモン ★4 ATK1800

 

【インフェルニティ・ネクロマンサー】

効果モンスター

星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000

このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。

1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。

 

【インフェルニティ・デーモン】

効果モンスター

星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200

(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。

 

「特殊召喚成功時、【インフェルニティ・デーモン】の効果発動!デッキから2枚目の【インフェルニティガン】を手札に加える!」

コナミ 手札:0→1枚。

 

 ちなみにこの世界では【インフェルニティガン】もあの竜も無制限だ。

 

「手札を1枚伏せ、【インフェルニティ・ネクロマンサー】の効果発動!墓地から【インフェルニティ・ビートル】を特殊召喚する!」

コナミ 手札:1→0枚。伏せ:1→2枚。

 

<コナミのフィールド>

インフェルニティ・ネクロマンサー ★3 DEF2000

インフェルニティ・デーモン ★4 ATK1800

インフェルニティ・ビートル ★2 DEF0 ※チューナー

 

【インフェルニティ・ビートル】

チューナー(効果モンスター)

星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0

自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。

 

「チューナーモンスター!シンクロ召喚か!」

 

「オレはレベル4【インフェルニティ・デーモン】とレベル3【インフェルニティ・ネクロマンサー】にレベル2【インフェルニティ・ビートル】をチューニング!」

 

「合計レベルは、レベル9のシンクロモンスター!?」

 

「破壊神より放たれし聖なる槍よ 今こそ魔の都を貫け!シンクロ召喚!現れよレベル9!【氷結界の龍 トリシューラ】!」

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

 

【氷結界の龍 トリシューラ】

シンクロ・効果モンスター

星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上

(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる(手札からはランダムに選ぶ)。

 

「【氷結界の龍 トリシューラ】の効果発動!相手の手札をランダムに1枚、フィールドの【OToサンダー】、墓地の【OToサンダー】を除外!」

 

「合計3枚もカードを除外するのか!?」

アメリカ校代表 手札:3→2枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

OKaサンダー ★4 ATK1400

ONiサンダー ★4 ATK900

 

「そしてオレはリバースカードオープン!2枚目の【インフェルニティガン】発動!」

コナミ 伏せ:2→1枚。永続魔法:0→1枚。

 

「あっ」

 

 ガンもトリシューラも3積みだろうし、あのインフェルニティ達には名称ターン1制限がない。

 コナミがトリシューラ3体揃えるまで展開は続くだろうな。

 

 

~~~ コナミぶん回し中 ~~~

 

 

コナミ 手札:0枚。伏せ:2枚。

アメリカ校代表 手札:0枚。

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

 

<アメリカ校代表のフィールド>

ONiサンダー ★4 ATK900

 

「3体目の【氷結界の龍 トリシューラ】の効果発動!手札は無いみたいだから、フィールドの【ONiサンダー】、墓地の【サンダー・シーホース】を除外する!」

 

<アメリカ校代表のフィールド>

モンスター無し

 

<アメリカ校代表が除外されたカード>

①OToサンダー

②OKaサンダー

③ONiサンダー

④OToサンダー

⑤ONeサンダー

⑥サンダー・シーホース

⑦バッテリーリサイクル

⑧雷の裁き

 

「更にオレはフィールドのレベル9【氷結界の龍 トリシューラ】2体でオーバーレイ!」

 

「…」

 

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ、ランク9!【真竜皇V.F.D.】」

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

真竜皇V.F.D. ☆9 ATK3000 ORU:2

 

【真竜皇V.F.D.】

エクシーズ・効果モンスター

ランク9/闇属性/幻竜族/攻3000/守3000

レベル9モンスター×2体以上

(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。このターン、以下の効果を適用する。この効果は相手ターンでも発動できる。

●フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは攻撃できず、効果を発動できない。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の手札の「真竜」モンスターの効果で破壊するモンスターを相手フィールドからも選ぶ事ができる。

 

 オーバーキル過ぎる。アメリカ校代表君、随分前から目が死んでるぞ。

 

「オレはこれでターンエンド!」

 

 

◆コナミ LP:4000、手札:0枚。伏せ:2枚。

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

真竜皇V.F.D. ☆9 ATK3000 ORU:2

 

vs

 

◆アメリカ校代表 LP:4000、手札:0枚、伏せ:0枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

モンスター無し

 

 

「ボクのターン、ドロー」

アメリカ校代表 手札:0→1枚。

 

「メインフェイズ前に【真竜皇V.F.D.】のORUを1つ取り除いて効果発動!オレは闇属性を選択する!」

真竜皇V.F.D. ORU:2→1

 

 これでこのターン、フィールド上のモンスターは全て闇属性になって効果を発動できず、攻撃も出来ないな。

 

「ボクはモンスターをセットしてターンエンド」

アメリカ校代表 手札:1→0枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

裏側守備モンスター

 

「エンドフェイズにリバースカードオープン!罠カード【インフェルニティ・ブレイク】発動!墓地の【インフェルニティガン】を除外してそちらの伏せモンスターを破壊する!」

コナミ 伏せ:2→1枚。

 

【インフェルニティ・ブレイク】

通常罠

自分の手札が0枚の場合に発動できる。

自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を選択してゲームから除外し、相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

 

 あれは三回目のデーモンの効果でサーチしたカードだったな。

 

「…」

 

<アメリカ校代表のフィールド>

モンスターなし

 

<アメリカ校代表が破壊されて墓地に送られたされたカード>

①ザ・カリキュレーター

 

 最後の抵抗すら許されなかったか…。

 

 

◆コナミ LP:4000、手札:0枚。伏せ:1枚。

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

真竜皇V.F.D. ☆9 ATK3000 ORU:1

 

vs

 

◆アメリカ校代表 LP:4000、手札:1枚、伏せ:0枚。

 

<アメリカ校代表のフィールド>

モンスター無し

 

 

「オレのターン、ドロー!」

コナミ 手札:0→1枚。

 

「オレは手札から【インフェルニティ・ミラージュ】を召喚!」

コナミ 手札:1→0枚。

 

【インフェルニティ・ミラージュ】

効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

このカードは墓地からの特殊召喚はできない。

自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついたモンスター2体を選択して発動できる。選択したモンスターを特殊召喚する。

 

 もうやめて!とっくに彼の心のライフはゼロよ!

 

「【インフェルニティ・ミラージュ】をリリースして効果発動!このカードを墓地へ送り、墓地の【インフェルニティ・ネクロマンサー】と【インフェルニティ・デーモン】を特殊召喚する!」

 

<コナミのフィールド>

インフェルニティ・ネクロマンサー ★3 DEF2000

インフェルニティ・デーモン ★4 ATK1800

 

「特殊召喚成功時、【インフェルニティ・デーモン】の効果発動!デッキから【インフェルニティ・バリア】を手札に加える!」

コナミ 手札:0→1枚。

 

「手札を1枚伏せ、【インフェルニティ・ネクロマンサー】の効果発動!墓地から【インフェルニティ・ビートル】を特殊召喚する!」

コナミ 手札:1→0枚。伏せ:2→3枚。

 

<コナミのフィールド>

インフェルニティ・ネクロマンサー ★3 DEF2000

インフェルニティ・デーモン ★4 ATK1800

インフェルニティ・ビートル ★2 DEF0 ※チューナー

 

「オレはレベル4【インフェルニティ・デーモン】とレベル3【インフェルニティ・ネクロマンサー】にレベル2【インフェルニティ・ビートル】をチューニング!」

 

「シンクロ召喚!現れよレベル9!【浮鵺城】!」

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

真竜皇V.F.D. ☆9 ATK3000 ORU:1

浮鵺城 ★9 DEF3000

 

【浮鵺城】

シンクロ・効果モンスター

星9/風属性/機械族/攻 0/守3000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地のレベル9モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、召喚・特殊召喚されたレベル8以下のモンスターは、そのターンには攻撃できない。

 

「【浮鵺城】の効果発動!墓地の【氷結界の龍 トリシューラ】を特殊召喚する!」

 

<コナミのフィールド>

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

真竜皇V.F.D. ☆9 ATK3000 ORU:1

浮鵺城 ★9 DEF3000

氷結界の龍 トリシューラ ★9 ATK2700

 

「更にオレはフィールドのレベル9【氷結界の龍 トリシューラ】2体でオーバーレイ!」

 

「2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ、ランク9!【神樹獣ハイペリュトン】!」

 

<コナミのフィールド>

真竜皇V.F.D. ☆9 ATK3000 ORU:1

浮鵺城 ★9 DEF3000

神樹獣ハイペリュトン ☆9 ATK2600 ORU:2

 

【神樹獣ハイペリュトン】

エクシーズ・効果モンスター

ランク9/地属性/植物族/攻2600/守1900

レベル9モンスター×2

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分ターンに、自分が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。対象のカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。

(2):相手ターンに、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)となるX素材をこのカードから1つ取り除き、その発動を無効にし破壊する。

 

 マジで死体蹴りは止めて差し上げろ。

 

「このままバトルだ!【神樹獣ハイペリュトン】でダイレクトアタック!」

 

神樹獣ハイペリュトン ATK2600

 

「ぐはぁっ!」

アメリカ校代表 LP:4000→1400

 

「トドメだ!【真竜皇V.F.D.】でダイレクトアタック!」

 

真竜皇V.F.D. ATK3000

 

「うわぁぁぁっ!」

アメリカ校代表 LP:1400→0

 

 

「勝負あり!アカデミア本校の勝利です!」

 

 デュエルリングに上った響先生により、デュエルの勝者が宣言された。

 これで本校の勝利数は1。対抗デュエル優勝を目指すために、せめてあと3~4回は勝ちたいところだな。

 

「楽しいデュエルだったな!」

「…」

「またやろう!じゃあな!」

「…」

 

 顔から表情を失って立ち去るアメリカ校代表の選手に対し、コナミはニコニコした笑顔で手を振りながら別れを告げている。

 個人的にはあの惨い状態からも決してサレンダーせずにデュエルを続行したアメリカ校代表君には敬意を払いたい。

 

「よっしゃー!やったぜコナミ!」

「まずは一勝っスね!」

「やったんだナァ!」

「ふん、当然だな」

「今までの彼を見ていたら妥当な結果ね」

「オレたちも負けていられないな」

 

 本校の生徒たちはもう慣れたもので次の対戦カードに興味を映しているし、なんならコナミのファンたちが彼に向けて称賛の声を送っている。

 

『スゲー!あの赤帽子の奴、滅茶苦茶強いじゃねーか!』

『What!?アンビリバボー!?』

『奴は一体何者なんだ…』

『ボクは奴に勝てるだろうか…』

『あの力、なるほど。あの方が警戒するわけだ』

 

 だが、先ほどの試合を見てしまった他の代表選手たちは興奮して騒いでいたり目が点となったまま固まっていたりする。あのコブラでさえ冷や汗を流しているくらいだ。

 

「せ、静粛に!次の試合を開始しますので、各校の代表者はリングに降りてきて下さい!」

 

 結局その日はコナミが作り上げた微妙な空気が漂う中、他の代表選手たちの試合が行われて行ったのだった。




コナミのデッキは【インフェルニティ】です。入学デュエル時にザックリと一度だけ使用しましたが、フルデュエルをしていなかったので使ってもらいました。この世界では、ガンもトリシューラもV.F.D.も無制限です。つまり地獄です。

アメリカ校代表のデッキは【雷族】です。レベル4モンスターを並べてエクシーズ召喚するシンプルで基本的なデッキだったのですが、先攻1ターンでのみ許された時間を相手展開の妨害に費やせなかったため、惨敗してしまいました。せめて【ライオウ】だけでも立たせておければ…。

次回の更新は明日予定です。デュエル無しのストーリー補足回となります。

メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。

未完の本作の今後の扱いについて

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