【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~ 作:嘘つき熊さん
今回はアークティック校とウエスト校の代表選手のデュエルです。
学園対抗デュエル3日目、俺達アカデミア本校生はトップバッターのコナミのお陰で幸先のいいスタートを切れていた。
一昨日はアークティック校の試合に試合が無く、一昨日の試合で勝利したのはアメリカ校に勝利した俺達アカデミア本校、サウス校に勝利したノース校、イースト校に勝利したウエスト校だ。
昨日はアカデミア本校に試合が無く、昨日の試合で勝利したのはノース校に勝利したアメリカ校、サウス校に勝利したウエスト校、アークティック校に勝利したイースト校だ。
今日はアメリカ校に試合が無く、今日の試合でサウス校がイースト校に勝利している。
そして今、俺の目の前ではアークティック校1年生ヨハンとウエスト校の1年生リックのデュエルが行われようとしている。
~~~
デュエルリング上でヨハンとリックがデュエルディスクを構えて対峙している。
「『宝玉獣のヨハン』、相手にとって不足はないね」
「そういうお前もウエスト校の鬼教師と呼ばれているプロフェッサーコブラの息子なんだろ?」
「そうだよ」
「へへっ、どんなデュエルを見せてくれるのか楽しみだぜ!」
ヨハンのデッキは世間の噂通り【宝玉獣】デッキなのだろう。対するリックに関しては情報が少なすぎて調べきれなかった。
本来は生存していないはずのプロフェッサーコブラの養子、俺としてもこのデュエルの展開には非常に興味がある。
「頑張れよー!ヨハーン!」
「【宝玉獣】見せてくれー!」
「兄貴たち、何時の間にあの人と仲良くなったんスか?」
「相変わらず、誰とでもすぐに仲良くなる奴なんだナァ」
先日ヨハンと出会ったらしい十代たちがヨハンに声援を送っている。その隣にはハネクリボーやネオス、そしてユベルも居る。
ユベルは嫌そうな顔をしているものの、ヨハンや周りに対して特に何かをするわけでもなさそうなので少し安心した。
「「デュエル!」」
◆ヨハン LP:4000
vs
◆リック LP:4000
「先攻はオレが貰うぜ!オレのターン、ドロー!」
ヨハン 手札:5→6枚。
「オレは手札から魔法カード【強欲で金満な壺】を発動!エクストラデッキからカードを6枚裏側除外してデッキから2ドロー!」
ヨハン 手札:6→5→7枚。
【強欲で金満な壺】
通常魔法
(1):自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
ネームドキャラクター特有のドロー力が来たな。
「オレは手札から【宝玉の守護者】と【宝玉の先導者】をペンデュラムスケールにセッティング!」
ヨハン 手札:7→5枚。Pスケール:2-5
【宝玉の守護者】
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守1800
【Pスケール:青2/赤2】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、1ターンに1度、自分フィールドの「究極宝玉神」モンスター及び「宝玉獣」カードは効果では破壊されない。
【モンスター効果】
(1):自分の「宝玉獣」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、自分の手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。その戦闘を行う自分のモンスターは、攻撃力・守備力がダメージ計算時のみ元々の数値の倍になり、ダメージステップ終了時に破壊される。
【宝玉の先導者】
ペンデュラム・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1300/守1000
【Pスケール:青5/赤5】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、自分フィールドの「究極宝玉神」モンスター及び「宝玉獣」カードは、相手の効果の対象にならない。
【モンスター効果】
(1):このカードをリリースして発動できる。デッキから、「究極宝玉神」モンスター、「宝玉獣」モンスター、「宝玉」魔法・罠カードの内、いずれか1枚を手札に加える。
えっ?ペンデュラム召喚するの!?
「さぁ行くぜ!ペンデュラム召喚!」
「させないよ!手札から罠カード【タイフーン】発動!【宝玉の守護者】を破壊する!」
リック 手札:5→4枚。
【タイフーン】
通常罠
相手フィールドに魔法・罠カードが2枚以上存在し、自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
「うぉっ!やってくれるぜ!」
ヨハン 手札:7→5枚。Pスケール:5
おぉっ、手札から罠カードを発動か。リックは結構いいカード使ってくるみたいだな。
それにしてもまさかヨハンがペンデュラム召喚を使おうとするは思わなかったな。やはり先入観ってのは駄目だなぁ。
「それなら手札から【宝玉獣 サファイア・ペガサス】を通常召喚するぜ!」
ヨハン 手札:5→4枚。
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1800
【宝玉獣 サファイア・ペガサス】
効果モンスター
星4/風属性/獣族/攻1800/守1200
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「宝玉獣」モンスター1体を選び、永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
(2):表側表示のこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合、墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
「【宝玉獣 サファイア・ペガサス】の効果発動!デッキから魔法・罠ゾーンに【宝玉獣 エメラルド・タートル】を表側でセットする!」
ヨハン 永続魔法:0→1枚。
これが【宝玉獣】デッキ最大の特徴、フィールドで戦闘・効果破壊されるかカード効果によって宝玉獣モンスターを魔法・罠ゾーンにセットできる。
それだけなら何の効果もなくただ魔法・罠ゾーンを圧迫するだけだが、様々な専用サポートカードによって色んな動きが出来るのだ。
「オレはカードを2枚セットしてターンエンドだ!」
ヨハン 手札:4→2枚。伏せ:0→2枚。
◆ヨハン LP:4000、手札:2枚、永続魔法:1枚、伏せ:2枚。Pスケール:5
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1800
vs
◆リック LP:4000、手札:4枚。
「ボクのターン、ドロー!」
リック 手札:4→5枚。
「ボクは手札から魔法カード【テラ・フォーミング】を発動!デッキから【ヴェノム・スワンプ】を手札に加えるよ!」
リック 手札:5→4→5枚。
【テラ・フォーミング】
通常魔法
(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
「そして手札からフィールド魔法【ヴェノム・スワンプ】を発動!」
リック 手札:5→4枚。フィールド魔法:0→1枚。
【ヴェノム・スワンプ】
フィールド魔法
お互いのターンのエンドフェイズ毎に、フィールド上に表側表示で存在する「ヴェノム」と名のついたモンスター以外の表側表示で存在する全てのモンスターにヴェノムカウンターを1つ置く。
ヴェノムカウンター1つにつき、攻撃力は500ポイントダウンする。この効果で攻撃力が0になったモンスターは破壊される。
【ヴェノム・スワンプ】か。彼のデッキはアニメで父親が使用していた【ヴェノム】デッキなのだろうか?
あのフィールド魔法って今となってはそんなに強くはないけれど、処理がかなりややこしいからあんまり敵に回したくないんだよなぁ。
「ボクは手札から【ラミア】を通常召喚!」
リック 手札:4→3枚。
【ラミア】
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1300/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから爬虫類族・レベル8モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが除外された場合、自分フィールドの爬虫類族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは次のターンの終了時まで効果では破壊されない。
<リックのフィールド>
ラミア ★4 ATK1300
「【ラミア】の効果発動!デッキから【ダーク・アリゲーター】を手札に加えるよ!」
「チェーンして手札の【カゲトカゲ】の効果発動!自身を特殊召喚する!」
【カゲトカゲ】
特殊召喚・効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1100/守1500
このカードは通常召喚できず、このカードの効果で特殊召喚できる。このカードはS素材にできない。
(1):自分がレベル4モンスターの召喚に成功した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
チェーン②カゲトカゲ
チェーン①ラミア
リック 手札:3→2→3枚。
<リックのフィールド>
ラミア ★4 ATK1300
カゲトカゲ ★4 DEF1500
「ボクは手札から魔法カード【トレード・イン】を発動!手札から【ダーク・アリゲーター】を墓地に送ってデッキから2ドロー!」
リック 手札:3→2→1→3枚。
【トレード・イン】
通常魔法
(1):手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
「ボクはレベル4【ラミア】と【カゲトカゲ】2体でオーバーレイ!エクシーズ召喚!来い、ランク4!【キングレムリン】!」
<リックのフィールド>
キングレムリン ☆4 ATK2300 ORU:2
【キングレムリン】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/爬虫類族/攻2300/守2000
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから爬虫類族モンスター1体を手札に加える。
「【キングレムリン】のORUを1つ取り除いて効果発動!デッキから【未界域のツチノコ】を手札に加える!」
リック 手札:3→4枚。
キングレムリン ORU:2→1
「そして手札の【未界域のツチノコ】を相手に見せて効果発動!相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる!」
リック 手札:4→3→2→3枚。
【未界域のツチノコ】
効果モンスター
星3/闇属性/爬虫類族/攻1300/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。自分の全ての手札の中から、相手がランダムに1枚選び、自分はそのカードを捨てる。それが「未界域のツチノコ」以外だった場合、さらに手札から「未界域のツチノコ」1体を特殊召喚し、自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードが手札から捨てられた場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
「オレが選ぶのか?ならそのカードだ!」
「ボクは君に選ばれたカード【ヤモイモリ】を墓地に送る。そして【未界域のツチノコ】を特殊召喚してデッキから1ドロー!」
リック 手札:4→3→2→3枚。
<リックのフィールド>
キングレムリン ☆4 ATK2300 ORU:1
未界域のツチノコ ★3 ATK1300
「バトル!【キングレムリン】で【宝玉獣 サファイア・ペガサス】を攻撃!」
「攻撃宣言時にリバースカードオープン!永続罠【宝玉の集結】を発動させてもらう!」
ヨハン 伏せ:2→1枚、永続罠:0→1枚。
【宝玉の集結】
永続罠
このカードの(1)(2)の効果は同一チェーン上では発動できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「宝玉獣」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動できる。デッキから「宝玉獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送り、自分フィールドの「宝玉獣」カード1枚とフィールドのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。対象のカードを持ち主の手札に戻す。
キングレムリン ATK2300
vs
宝玉獣 サファイア・ペガサス ATK1800 ※戦闘破壊
「ぐぅっ!」
ヨハン LP:4000→3500
「【宝玉獣 サファイア・ペガサス】の効果発動!こいつは破壊された際に自身の魔法・罠ゾーンに表側でセットできる!」
ヨハン 永続魔法:1→2枚。
「そして永続罠【宝玉の集結】の効果を発動させてもらう!デッキから【宝玉獣 アンバー・マンモス】を特殊召喚する!」
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK1700
【宝玉獣 アンバー・マンモス】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1700/守1600
自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、このカードに攻撃対象を変更できる。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
「おっと、追撃は出来そうにないね。メインフェイズ2に移行。ボクはカードを3枚セットしてターンエンド!」
リック 手札:3→0枚。伏せ:0→3枚。
「そしてエンドフェイズにフィールド魔法【ヴェノム・スワンプ】の効果が発動するよ!」
「!?」
「ヴェノムモンスター以外にヴェノムカウンターが乗る!」
<リックのフィールド>
キングレムリン ☆4 ATK2300→1800 ORU:1 VC:0→1
未界域のツチノコ ★3 ATK1300→800 VC:0→1
『うぐっ』
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK1700→1200 VC:0→1
「アンバー・マンモス!?大丈夫か!」
『だ、大丈夫だヨハン。まだ戦える!』
カードの精霊アンバー・マンモスが【ヴェノム・スワンプ】による毒を受けて苦しそうにしていて、その姿を見たヨハンが心配そうにしている。
俺がヨハンの対戦相手じゃなくてよかった。攻撃するたびに彼と宝玉獣の掛け合いを見せられるとか心が痛みそうだ。
◆ヨハン LP:3500、手札:2枚、永続魔法:2枚、永続罠:1枚、伏せ:1枚。Pスケール:5
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK1200 VC:1
vs
◆リック LP:4000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚、伏せ:3枚。
<リックのフィールド>
キングレムリン ☆4 ATK1800 ORU:1 VC:1
未界域のツチノコ ★3 ATK800 VC:1
「オレのターン、ドロー!」
ヨハン 手札:2→3枚。
「オレは【宝玉の集結】の効果発動!このカードを墓地に送り、魔法・罠ゾーンにいる【宝玉獣 サファイア・ペガサス】とそちらの伏せカードを手札に戻す!」
ヨハン 永続罠:1→0枚
「その効果にチェーンしてリバースカードオープン!罠カード【毒蛇の供物】発動!【キングレムリン】をリリースしてそちらのPゾーンの【宝玉の先導者】と残りの伏せカードを破壊するよ!」
リック 伏せ:3→2枚。
【毒蛇の供物】
通常罠
(1):自分フィールドの爬虫類族モンスター1体と、相手フィールドのカード2枚を対象として発動できる。その自分の爬虫類族モンスター1体と、その相手のカード2枚を破壊する。
チェーン②毒蛇の供物
チェーン①宝玉の集結
<リックのフィールド>
未界域のツチノコ ★3 ATK800 VC:1
「伏せカードは破壊されてしまったけど、【宝玉獣 サファイア・ペガサス】は手札に戻せる!」
ヨハン 手札:3→4枚。永続魔法:2→1枚、永続罠:1→0枚、伏せ:1→0枚、Pスケール:無し
<ヨハンが破壊された伏せカード>
①宝玉の解放
【宝玉の解放】は墓地に送られた時にデッキから宝玉獣をセットする効果があるが、発動タイミングを逃したか。
そして【毒蛇の供物】のリリース要員を攻撃力の低い【未界域のツチノコ】ではなく【キングレムリン】にしたプレイング、これは恐らくあの伏せカードに理由があるはずだ。
「オレは手札から【宝玉獣 サファイア・ペガサス】を通常召喚!その効果を発動してデッキから魔法・罠ゾーンに【宝玉獣 コバルト・イーグル】を表側でセットする!」
ヨハン 手札:4→3枚。永続魔法:1→2枚
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK1200 VC:1
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1800
「メインフェイズだ!オレは手札から魔法カード【レア・ヴァリュー】発動!さぁ、魔法&罠ゾーンの【宝玉獣】を1体選んでくれ!」
ヨハン 手札:3→2枚。
【レア・ヴァリュー】
通常魔法
(1):自分の魔法&罠ゾーンに「宝玉獣」カードが2枚以上存在する場合に発動できる。
自分の魔法&罠ゾーンの「宝玉獣」カード1枚を相手が選ぶ。相手が選んだカードを墓地へ送り、自分はデッキから2枚ドローする。
「今度はボクが墓地に送るカードを選ぶの?じゃあその綺麗な緑色の亀でいいかな」
「選ばれた魔法&罠ゾーンの【宝玉獣 エメラルド・タートル】を墓地に送ってデッキから2ドロー!」
ヨハン 手札:2→4枚。永続魔法:2→1枚。
「オレは手札から永続魔法【宝玉の樹】を発動!」
ヨハン 手札:4→3枚。永続魔法:1→2枚
【宝玉の樹】
永続魔法
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、「宝玉獣」モンスターが魔法&罠ゾーンに置かれる度に、このカードにジェムカウンターを1つ置く。
(2):ジェムカウンターが置かれているこのカードを墓地へ送って発動できる。このカードに置かれていたジェムカウンターの数だけ、デッキから「宝玉獣」モンスターを永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
「バトルだ!【宝玉獣 サファイア・ペガサス】で【未界域のツチノコ】に攻撃!」
宝玉獣 サファイア・ペガサス ATK1800
未界域のツチノコ ★3 ATK800 ※戦闘破壊
「うわぁっ!」
リック LP:4000→3000
<リックのフィールド>
モンスター無し
「だけどここでリバースカードオープン!永続罠【ダメージ=レプトル】発動!デッキから【イピリア】を特殊召喚するよ!」
リック 伏せ:2→1枚、永続罠:0→1枚。
【ダメージ=レプトル】
永続罠
1ターンに1度、爬虫類族モンスターの戦闘によって自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
その時に受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つ爬虫類族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
<リックのフィールド>
イピリア ★2 DEF500
【イピリア】
効果モンスター
星2/地属性/爬虫類族/攻 500/守 500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。
「特殊召喚された【イピリア】の効果発動!デッキから1ドロー!」
リック 手札:0→1枚。
「オレのバトルフェイズは続いているぜ!【宝玉獣 アンバー・マンモス】で【イピリア】に攻撃!」
「リバースカードオープン!永続罠【毒蛇の怨念】発動!」
リック 伏せ:1→0枚、永続罠:1→2枚。
【毒蛇の怨念】
永続罠
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、爬虫類族以外の自分のモンスターは、攻撃できず、効果を発動できない。
(2):自分フィールドの表側表示の爬虫類族モンスターが、戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル4以下の爬虫類族モンスター1体を特殊召喚する。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。除外されている自分の爬虫類族モンスターを全て墓地に戻す。
宝玉獣 アンバー・マンモス ATK1200
vs
イピリア DEF500 ※戦闘破壊
「【毒蛇の怨念】の効果発動!デッキから【ヴェノム・サーペント】を特殊召喚するよ!」
<リックのフィールド>
ヴェノム・サーペント ★4 DEF800
【ヴェノム・サーペント】
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1000/守 800
1ターンに1度だけ、相手フィールド上モンスター1体にヴェノムカウンターを1つ置く事ができる。
「メインフェイズ2に移行する。オレは手札からカードを1枚セットしてターンエンドだ!」
ヨハン 手札:3→2枚。伏せ:0→1枚。
「そしてエンドフェイズにフィールド魔法【ヴェノム・スワンプ】の効果が発動するよ!」
「またかよ!?」
「そう、またさ!ヴェノムモンスター以外ににヴェノムカウンターが乗る!」
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK1200→700 VC:1→2
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1800→1300 VC:0→1
『ぐぅっ!』
『あぁっ!』
「アンバー・マンモス!?サファイア・ペガサス!?」
◆ヨハン LP:3500、手札:2枚、永続魔法:2枚、伏せ:1枚。
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK700 VC:2
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1300 VC:1
vs
◆リック LP:3000、手札:1枚。フィールド魔法:1枚、伏せ:0枚。永続罠:2枚。
<リックのフィールド>
ヴェノム・サーペント ★4 DEF800
「ボクのターン、ドロー!」
リック 手札:1→2枚。
「【ヴェノム・サーペント】の効果発動!【宝玉獣 アンバー・マンモス】にヴェノムカウンターを置く!」
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK700→200 VC:2→3
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1300 VC:1
「そして【ヴェノム・サーペント】を攻撃表示に変更し、バトルだ!」
<リックのフィールド>
ヴェノム・サーペント ★4 DEF800→ATK1000
「【ヴェノム・サーペント】で【宝玉獣 サファイア・ペガサス】に攻撃!」
「何!?攻撃力の低いモンスターで攻撃だって!?」
リックの狙いは【ダメージ=レプトル】によるデッキからの特殊召喚かな。
恐らく呼び出すのは【ヴェノム】の中核モンスターであるアイツだろうな。
宝玉獣 サファイア・ペガサス ATK1300
vs
ヴェノム・サーペント ATK1000 ※戦闘破壊
<リックのフィールド>
モンスター無し
「うぐっ!?だけどここで【ダメージ=レプトル】の効果発動!デッキよりモンスターを呼び出す!来い、【毒蛇王ヴェノミノン】!」
リック LP:3000→2700
<リックのフィールド>
毒蛇王ヴェノミノン ★8 ATK0→4000
【毒蛇王ヴェノミノン】
効果モンスター
星8/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードはこのカード以外の効果モンスターの効果では特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地の爬虫類族モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードはフィールド上に表側表示で存在する限り、「ヴェノム・スワンプ」の効果を受けない。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、このカード以外の自分の墓地の爬虫類族モンスター1体をゲームから除外する事で、このカードを特殊召喚する。
<リックの墓地の爬虫類族>
①ダーク・アリゲーター
②ラミア
③カゲトカゲ
④ヤモイモリ
⑤未界域のツチノコ
⑥キングレムリン
⑦イピリア
⑧ヴェノム・サーペント
「攻撃力…4000だって!?」
「更に【毒蛇の怨念】の効果発動!デッキより【イピリア】を特殊召喚!」
<リックのフィールド>
毒蛇王ヴェノミノン ★8 ATK4000
イピリア ★2 DEF500
「特殊召喚された【イピリア】の効果発動!デッキから1ドロー!」
リック 手札:2→3枚。
今の【宝玉獣 アンバー・マンモス】の攻撃力はたったの200。ヨハンのLPは3500。そしてまだバトルフェイズは終わっていない。
【毒蛇王ヴェノミノン】の攻撃を受けてしまえば勝負が決まるが、はたしてどうなるかな?
「行け!【毒蛇王ヴェノミノン】!【宝玉獣 アンバー・マンモス】に攻撃!」
「攻撃宣言時にリバースカードオープン!罠カード【ダメージ・ダイエット】を発動!ダメージを半減させてもらうぜ!」
ヨハン 伏せ:1→0枚。
【ダメージ・ダイエット】
通常罠
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。
「ヴェノム・ブロー!」
毒蛇王ヴェノミノン ATK4000
vs
宝玉獣 アンバー・マンモス ATK200 ※戦闘破壊
「ぐあぁぁぁっ!」
ヨハン LP:3500→1600
おぉっ、凌いだか。やるなぁ。
「【宝玉獣 アンバー・マンモス】の効果発動!破壊された際に自身の魔法・罠ゾーンに表側でセットできる!」
ヨハン 永続魔法:2→3枚。
「更に【宝玉の樹】にジェムカウンターが1つ乗る!」
ヨハン ジェムカウンター:0→1個
「耐えられちゃったね。ならメインフェイズ2に移行」
「何とか凌いだぜ…」
「ボクは【イピリア】をリリース!手札から【ヴェノム・ボア】をアドバンス召喚!」
リック 手札:3→2枚。
<リックのフィールド>
毒蛇王ヴェノミノン ★8 ATK4000
ヴェノム・ボア ★5 ATK1600
【ヴェノム・ボア】
効果モンスター
星5/地属性/爬虫類族/攻1600/守1200
1ターンに1度だけ、相手フィールド上モンスター1体にヴェノムカウンターを2つ置く事ができる。
この効果を使用したターンこのモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
「【イピリア】が墓地に送られたことで【毒蛇王ヴェノミノン】の攻撃力がさらに上がるよ!」
<リックのフィールド>
毒蛇王ヴェノミノン ★8 ATK4000→4500
「攻撃力4500、これは本格的にヤバいぜ…」
「更に【ヴェノム・ボア】の効果発動!【宝玉獣 サファイア・ペガサス】にヴェノムカウンターを置くよ!」
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK1300→800 VC:1→2
『ぐっ!?』
「サファイア・ペガサス!?」
「そしてカードを2枚セットしてターンエンド!」
リック 手札:2→0枚。伏せ:0→2枚。
「そしてエンドフェイズにフィールド魔法【ヴェノム・スワンプ】の効果が発動するよ!」
「!?」
「ボクの【毒蛇王ヴェノミノン】と【ヴェノム・ボア】は【ヴェノム・スワンプ】の効果を受けないよ」
<リックのフィールド>
毒蛇王ヴェノミノン ★8 ATK4500
ヴェノム・ボア ★5 ATK1600
『ぐぅぅぅっ!?』
「サファイア・ペガサス、今は耐えてくれ!」
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK800→300 VC:2→3
◆ヨハン LP:1600、手札:2枚、永続魔法:3枚、ジェムカウンター:1個、伏せ:0枚。
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK300 VC:3
vs
◆リック LP:3000、手札:0枚。フィールド魔法:1枚、伏せ:2枚。永続罠:2枚。
<リックのフィールド>
毒蛇王ヴェノミノン ★8 ATK4500
ヴェノム・ボア ★5 ATK1600
本来はコブラのデッキだった【ヴェノム】デッキを用いるリックに対し、アニメ通り【宝玉獣】デッキを用いるヨハンのデュエルは長期戦となっていた。
リックが使う永続罠【ダメージ=レプトル】と【毒蛇の怨念】による展開、【毒蛇の供物】や【ヴェノム・スワンプ】による妨害も的確だったのもある。
だが、『相手のカードを破壊する魔法・罠をほぼ使わない』というヨハンのプレイスタンスがリックの戦術と相性が悪かったのが一番の要因だろう。
そして、リックの墓地には自身のモンスターを破壊できる【ヤモイモリ】が居て、更に伏せカードがある。
あの伏せカードがもし【毒蛇神ヴェノミナーガ】を特殊召喚する【蛇神降臨】だった場合、このターンで決着を付けなければヨハンの負けは濃厚だ。
【毒蛇神ヴェノミナーガ】は原作の神のカードに近い強固な効果耐性を持ち、【毒蛇王ヴェノミノン】と同等の戦闘破壊耐性を持つ。
ここまで墓地が肥えてしまっている以上、仮にヨハンではなく俺が対戦相手だったとしてもかなり厳しい状況だ。
壊獣のような相手モンスターのリリースか【痛み分け】のような相手プレイヤーに墓地送りを強制できるカード以外での除去方法が思いつかない。
対してヨハンの魔法・罠ゾーンには【宝玉獣 コバルト・イーグル】と【宝玉獣 アンバー・マンモス】、そして永続魔法【宝玉の樹】にジェムカウンターが1つ乗っている。
アニメでの彼のデッキには宝玉獣が1体ずつしかデッキに入っていないと言うトンデモデッキだったが、この世界での彼なら最初のターンのペンデュラムモンスターの様に宝玉に関連するモンスターならデッキに入れている可能性がある。
あと1体、宝玉獣が魔法・罠ゾーンに並べばあのカードの使用条件を満たして逆転が可能になるだろう。
「オレのターン、ドロー!」
ヨハン 手札:2→3枚。
「オレは【宝玉の樹】を墓地に送って効果発動!デッキから【宝玉獣 トパーズ・タイガー】を魔法・罠ゾーンに表側表示でセット!」
ヨハン 永続魔法:3→2→3枚。
「オレは手札から魔法カード【虹の架け橋】を発動!デッキから【宝玉の恵み】を手札に加える!」
ヨハン 手札:3→2→3枚。
【虹の架け橋】
通常魔法
(1):デッキから「宝玉」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
「そしてオレは手札から魔法カード【宝玉の恵み】を発動!墓地の【宝玉獣 エメラルド・タートル】を魔法・罠ゾーンに表側表示でセット!」
ヨハン 手札:3→2枚。永続魔法:3→4枚。
【宝玉の恵み】
通常魔法
自分の墓地の「宝玉獣」と名のついたモンスターを2体まで選択して発動できる。
選択したモンスターを永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く。
「行くぜ!オレは魔法・罠ゾーンの【宝玉獣】カード4枚を墓地に送り、手札から魔法カード【宝玉の氾濫】を発動!」
ヨハン 手札:3→2枚。永続魔法:4→0枚。
「そのカードは、ヨーロッパ大会の決勝戦で使用したカード!?」
【宝玉の氾濫】
通常魔法
自分の魔法&罠カードゾーンの「宝玉獣」と名のついたカード4枚を墓地へ送って発動できる。フィールド上のカードを全て墓地へ送る。
さらにこの効果によって墓地へ送った相手フィールド上のカードの数まで、自分の墓地の「宝玉獣」と名のついたモンスターを可能な限り特殊召喚する。
「チェーンしてリバースカードオープン!罠カード【ヴェノム・スプラッシュ】を発動!【宝玉獣 サファイア・ペガサス】に乗っているヴェノムカウンター3つを取り除き、君に2100ポイントのダメージを与えるよ!」
リック 伏せ:2→1枚。
宝玉獣 サファイア・ペガサス ★4 ATK300→1800 VC:3→0
【ヴェノム・スプラッシュ】
通常罠
ヴェノムカウンターが乗ったモンスター1体を選択して発動する。
そのカードのヴェノムカウンターを取り除き、取り除いたヴェノムカウンターの数×700ポイントダメージを相手ライフに与える。
「甘いぜ!オレもチェーンして墓地から【ダメージ・ダイエット】を除外して効果発動!効果ダメージを半分にする!」
チェーン③ダメージ・ダイエット
チェーン②ヴェノム・スプラッシュ
チェーン①宝玉の氾濫
「うわぁぁっ!」
ヨハン LP:1600→550
『ヨハン!』
「だ、大丈夫さ。サファイアペガサス!」
危なかったが、なんとか耐えたな。
「【宝玉の氾濫】の効果により、フィールド上のカードを全て墓地へ送る!」
ヨハン 永続魔法:4→0枚。
<ヨハンのフィールド>
モンスター無し
「くっ!?」
リック フィールド魔法:1→0枚、永続罠:2→0枚、伏せ:1→0枚。
<リックのフィールド>
モンスター無し
<リックの墓地に送られた伏せカード>
①蛇神降臨
まさか本当に既に【蛇神降臨】を引いてセットしていたとはな。本当に紙一重の試合だったんだな。
「さらにこの効果によって墓地へ送った相手フィールド上のカードの数まで、自分の墓地の「宝玉獣」と名のついたモンスターを可能な限り特殊召喚出来る!効果で墓地に送ったカードは5枚!」
「5体のモンスターの特殊召喚…!」
「来い!サファイア・ペガサス!アンバー・マンモス!トパーズ・タイガー!コバルト・イーグル! エメラルド・タートル!」
<ヨハンのフィールド>
宝玉獣 サファイアペガサス ★4 ATK1800
宝玉獣 アンバー・マンモス ★4 ATK1700
宝玉獣 トパーズ・タイガー ★4 ATK1600
宝玉獣 コバルト・イーグル ★4 ATK1400
宝玉獣 エメラルド・タートル ★3 DEF2000
【宝玉獣 トパーズ・タイガー】
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1600/守1000
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、ダメージステップの間、攻撃力が400ポイントアップする。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
【宝玉獣 コバルト・イーグル】
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1400/守 800
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついたカード1枚を選択して持ち主のデッキの一番上に戻す。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
【宝玉獣 エメラルド・タートル】
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 600/守2000
1ターンに1度、このターン攻撃を行った自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。選択した自分のモンスターを守備表示にする。
このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。
「特殊召喚成功時、【宝玉獣 サファイアペガサス】の効果発動!墓地の【宝玉獣 アメジスト・キャット】を魔法・罠ゾーンに置く!」
ヨハン 永続魔法:0→1枚。
リックの手札は0枚、伏せカードは全て墓地に送られ、今使える墓地発動カードもない。これでフィニッシュだな。
「バトルだ!【宝玉獣 サファイアペガサス】、【宝玉獣 アンバー・マンモス】でダイレクトアタック!」
「うわぁぁぁっ!」
リック LP:3000→1200→0
「勝負あり!アークティック本校の勝利です!」
デュエルリングに上った響先生により、デュエルの勝者が宣言された。
「ガッチャ!楽しいデュエルだったぜ二人とも!」
『Great!【宝玉獣】のヨハンの実力、見せて貰ったぜ!』
『リックを退けるとは…ヨハン、噂以上の実力の様だ』
『ウエスト校もアークティック校も予想以上にレベルが高い。要注意だな』
世界的にも有名な【宝玉獣】のヨハンと、彼に肉薄する実力のデュエリストの試合を見て観客席からも様々な声が聞こえて来る。
「父さん、ごめん。負けちゃったよ」
「気にするなリック。次は勝てるようにすればよいのだ。父さんも全力で手伝おう」
「うん、ありがとう父さん」
試合が終わってウエスト校の生徒たちが集まっている観客席へと戻ったリックとコブラの会話が聞こえて来る。
その声の方へ視線を向けて見ると、デュエルの敗北に落ち込んでうつむいている息子に対し、彼の肩に手を当てながら腰を下げて目線を合わせて笑顔で励ます父親の姿があった。
オブライエンを含めた他のウエスト校の選手もその光景を見て穏やかな表情を浮かべている。
この会話の様子を見る限りだと、ただ単に仲の良い親子って感じだ。この世界のコブラは異世界編の事件を起こさない可能性が出て来たな。
いや、あの事件は本当に死人が出てしまうほどに悲惨なものだ。まだ油断はできない。
カードゲームの世界で死人が出るってマジ?マジなんです。
「静粛に!本日最後の試合を開始しますので、各校の代表者はリングに降りてきて下さい!」
ウエスト校とアークティック校とのデュエルが終わり、そのデュエルを見た観客の興奮も冷めやらぬまま、デュエルリングでは本日最後の試合であるアカデミア本校とノース校の試合が始まろうとしていた。
ヨハンのデッキは【宝玉獣】デッキです。メインデッキに宝玉獣モンスター7種1体ずつに加えて宝玉に関係のあるペンデュラムモンスター2種しか入っていないトンデモデッキですが、豊富なサポートカードとツヨツヨなドロー力でデッキを回しています。まだ8体目の宝玉獣も究極宝玉神も未入手です。
リックのデッキは【ヴェノム】です。アニメ原作ではプロフェッサーコブラの使用したデッキです。それに加えて漫画版GXで小日向やジムの使用した爬虫類族モンスターや爬虫類族のサポートカードをふんだんに盛り込んでいます。
次回の更新は2月下旬予定です。
メイン弓様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。
未完の本作の今後の扱いについて
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どちらでもOK