【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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いつものモブ戦…ではなくなってしまったようです。

タッグフォースのキャラ、レイン恵戦です。


第四十話 レイン恵

<クロト視点>

 

小学校6年生の夏休みのある日の早朝、俺は舞網市に3泊4日の旅行に出かけるコナミ、ユーゴ、リン、シスター、セレナ、バレットの見送りに来ていた。…決して仲間外れにされたわけではない。決してだ。

 

先日、赤馬レイから彼らの元に舞網市で開催されるデュエル大会『舞網チャンピオンシップ』のジュニア部門(中学生以下)への出場券と当日の新幹線のチケットが封入された封筒が届いたのだ。LDS本社ビルでのデュエルの記録映像を見て、彼らなら参加条件を満たせる実力だと判断したのだそうだ。

 

ちなみに、俺には届かなかった。多分恐らく何の確証もないが、きっと赤馬零児からの嫌がらせである。あの陰険な赤マフラーめ!【Emヒグルミ】を使ったことを根に持っているのだろうか…。

 

「じゃあクロト、行ってくるよ。お土産はドローパンでいいか?」

 

「他の食べ物にしてくれ」

 

コナミよ、なんでわざわざドローパンをチョイスした?あんなギャンブル性の高い土産は要らん。

 

「じゃあ行ってくるぜクロト!お土産はバナナパンでいいいいよな?」

 

「お土産と言えば、定番のクッキーでいいのかしら?」

 

「日本ナシで頼む。品種は『幸水』か『二十世紀』な」

 

ユーゴ、バナナパンとか何処の土産か分からんだろう?リン、せっかくだから地元の名産品にしてくれ。

 

「クロト、ちゃんとこちらへの道順は分かる?ハンカチとティッシュは持った?私も付き添おうか?」

 

「俺は初めてのお使いを任された子供か!分かるわ!」

 

シスターが苦笑いながらこちらを心配しているような振る舞いで声を掛けてくる。嘘だな!俺には分かる!あの顔は絶対この状況を楽しんでいやがる!ちなみにシスターはコナミ、ユーゴ、リンの3人の保護者として付き添うそうだ。

 

「クロト!この大会で私が優勝して、お前に優勝トロフィーを見せつけてやるからな!」

 

「あぁ、うん。頑張ってな」

 

「クロト、なんだかすまないな」

 

セレナは大会へのやる気を漲らせている。バレットはまるで置いて行かれるような俺の状況に同情しているようだ。止めてくれ、その視線は俺に効く。

 

「最終日には俺も現地に行けるから、観客席で観戦することにするよ。皆、せっかくだから優勝を目指せよ」

 

「もちろんだ」

 

「当然だぜ!」

 

「やるからには私も勝ちに行くわ!」

 

「私は勝つ!」

 

やる気とワクワクに満ちた表情を浮かべた彼ら4人と保護者役の2人は楽しそうに新幹線へと乗り込んで行き、その新幹線は目的地へと走って行った…。

 

「さて、俺も別の大会に向かうとするか」

 

そう、なんだかんだで俺も今日は別の大会があるのだった。

 

 

~~~

 

<クロト視点>

 

コナミたちを見送ってから数時間後、俺はいつものようにハノイスタイルでデュエル大会に参加していた。

 

「これより決勝戦を開始いたします。両選手は対戦コートの内側へお入り下さい」

 

対戦コートに入り、対戦相手の…見たことある少女と対峙していた。

 

「…勝敗を」

 

レ、レイン恵…。間違いない、あの特徴的なツインテールではないが、あの髪型になる前のショートカットの銀髪、無表情の割に整った顔、そして…どう見ても未来のデュエルアカデミアの赤紫の制服!いやいや、せめて服は変えて来いよ…!もうちょい創意工夫しろよ!

 

「両者とも準備はよろしいでしょうか!それでは決勝戦、開始して下さい」

 

大会実況者の一声の後、デュエルが開始される!

 

「「対戦、よろしくお願いいたします」」

 

挨拶は大事だ。古事記にそう書いてあるはず。

 

「「デュエル!」」

 

◆ハノイの騎士(クロト) LP:4000

 

VS

 

◆レイン恵 LP:4000

 

「先攻は私、私のターン。ドローフェイズ、ドロー。そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」

レイン恵 手札:5→6枚。

 

 

待て待て待て待て待て!落ち着け!冷静になれ俺!KOOLになるんだ!こういう時は素数を数えるんだ!1、3,5,7,9,11ってこれは奇数だ!アホか!!

 

レイン恵だと!?彼女が登場するのは少なくともあと20年以上は先だろう!!それに何よりも、彼女の正体がタッグフォース4~6と同様である場合はかなり不味い!!

 

 

「手札から、魔法カード【闇の誘惑】、発動。デッキより2枚ドロー」

レイン恵 手札:5→7→6枚。

 

「手札から、魔法カード【天使の施し】、発動。デッキより3枚ドロー、2枚を墓地へ送る」

レイン恵 手札:5枚。

 

「墓地に送られた【牛頭鬼】の効果、発動。墓地の【シノビネクロ】を除外。手札から、【ゾンビ・マスター】特殊召喚」

レイン恵 手札:5→4枚。

 

<レイン恵のフィールド>

ゾンビ・マスター ★4 ATK1800

 

「効果の発動の為に除外された【シノビネクロ】の効果、発動。自身を特殊召喚」

レイン恵 手札:5→4枚。

 

<レイン恵のフィールド>

ゾンビ・マスター ★4 ATK1800

シノビネクロ ★2 DEF0

 

「手札から、フィールド魔法【アンデットワールド】、発動。フィールドの表側表示モンスター、及び墓地のモンスターは、全てアンデット族になる。お互いはアンデット族モンスターしか、アドバンス召喚できない」

レイン恵 手札:3枚。

 

 

あー、間違いなさそう。アレって【シンクロアンデット】だろ?しかも本来のこの世界のこの時代のカードプールに合わせたものでなく、未来のデッキをそのまま持ってきているっぽい。下手すると全盛期のデッキの可能性がある、と言うか多分そうだ。

 

それに加えて、彼女の前でシンクロデッキを使うのは非常に不味い。イリアステルに俺と言うイレギュラーの存在を知られることになる。ドクトルやらロジェやらで手一杯なのに、未来組の相手までしてられないぞ…。

 

 

「【ゾンビ・マスター】の効果、発動。手札の【ソンビキャリア】を墓地へ送り、墓地の【ソンビキャリア】を蘇生」

レイン恵 手札:2枚。

 

<レイン恵のフィールド>

ゾンビ・マスター ★4 ATK1800

シノビネクロ ★2 DEF0 ※チューナー

ゾンビキャリア ★2 DEF0 ※チューナー

 

「【シノビネクロ】の効果、発動。デッキより1枚ドロー、その後1枚捨てる」

レイン恵 手札:2→3→2枚。

 

確か、【シノビネクロ】がフィールドにいるときに墓地からモンスターが特殊召喚された時の効果だな。無口だから効果の説明が分かりにくいぞ…。チート知識が無ければ即死だった。

 

「レベル4【ゾンビ・マスター】に、レベル2【ソンビキャリア】をチューニング、シンクロ召喚。来て、レベル6【蘇りし魔王 ハ・デス】」

 

<レイン恵のフィールド>

蘇りし魔王 ハ・デス ★6 ATK2450

シノビネクロ ★2 DEF0 ※チューナー

 

「レベル6【蘇りし魔王 ハ・デス】に、レベル2【シノビネクロ】をチューニング、シンクロ召喚。来て、レベル8【ダークエンド・ドラゴン】」

 

<レイン恵のフィールド>

ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600

 

「【シノビネクロ】の効果、フィールドから離れた為、自身を除外」

 

シンクロ召喚を滅ぼすためにやってくるメンバーがシンクロ召喚使うのってどうなんだと思う…。

 

「私は、カードを1枚セット、ターンエンド」

レイン恵 手札:1枚。

 

 

◆ハノイの騎士(クロト) LP:4000

 

VS

 

◆レイン恵 LP:4000、手札:1、伏せカード:1、フィールド魔法:1

 

<レイン恵のフィールド>

ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600

 

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」

ハノイ 手札:5→6枚。

 

「私は手札から魔法カード【ハリケーン】発動!フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す!」

ハノイ 手札:5枚。

 

「チェーンして、伏せカード【和睦の使者】、発動。このターン、自分のモンスターは戦闘では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージは0になる」

レイン恵 伏せカード:1→0

 

チェーン②和睦の使者

チェーン①ハリケーン

 

ちっ、和睦の使者のチェーン発動を許してしまったか。このターンでの決着は無理そうだ。

 

「効果処理に入る。【和睦の使者】の効果は発動する。その後に【ハリケーン】の効果によりフィールドの【アンデットワールド】はそちらの手札に戻る。墓地送りが確定している【和睦の使者】はそのまま墓地に送られる」

 

「…分かった」

レイン恵 手札:1→2、フィールド魔法:1→0

 

ともかくあの【ダークエンド・ドラゴン】をフィールドに残したままターンを渡すのは危険だ。さっさと退場してもらおう。

 

「貴方の、力を、私に、見せて?」

 

試されているんだろうか…?だが、このまま何もせずに負けるのは癪だよな!

デュエルに熱が入ってきているので、あまりシンクロ召喚を使用しない方がいいことを忘れ始めている。

 

「私は手札から【召喚僧サモンプリースト】を召喚!」

ハノイ 手札:4枚。

 

「【召喚僧サモンプリースト】が召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはリリースできない」

 

<ハノイのフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

 

「【召喚僧サモンプリースト】の効果発動!1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動でき、デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。私はデッキから2体目の【召喚僧サモンプリースト】この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない」

ハノイ 手札:3枚。

 

「【召喚僧サモンプリースト】はこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはリリースできない」

 

<ハノイのフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

 

「【召喚僧サモンプリースト】の効果発動!1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動でき、デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。私はデッキから【レスキューキャット】この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない」

ハノイ 手札:2枚。

 

<ハノイのフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

レスキューキャット ★4 ATK300

 

「【レスキューキャット】の効果発動!フィールドのこのカードを墓地へ送って発動でき、デッキからレベル3以下の獣族モンスター2体を特殊召喚する。俺は2体の【X-セイバー エアベルン】を特殊召喚!この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される」

 

<ハノイのフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

X-セイバー エアベルン ★3 ATK1600 チューナー

X-セイバー エアベルン ★3 ATK1600 チューナー

 

「サモサモキャットベルンベルン…」

 

未来にもその忌まわしい呪文が残っているのか…。

 

「私はレベル4の【召喚僧サモンプリースト】にレベル3の【X-セイバー エアベルン】をチューニング!シンクロ召喚!出でよレベル7!【PSYフレームロード・Ζ】!」

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

X-セイバー エアベルン ★3 ATK1600 チューナー

 

「私は【PSYフレームロード・Ζ】の効果発動!1ターンに1度、相手フィールドの特殊召喚された表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。この効果は相手ターンでも発動できる!私は【PSYフレームロード・Ζ】とそちらの【ダークエンド・ドラゴン】を除外!」

 

「…そう」

 

<ハノイのフィールド>

召喚僧サモンプリースト ★4 DEF1600

X-セイバー エアベルン ★3 ATK1600 チューナー

(PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500) ※除外中

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

 

ホント無口な娘だなー。このまま進めていいんだよな?

 

「私はレベル4の【召喚僧サモンプリースト】にレベル3の【X-セイバー エアベルン】をチューニング!シンクロ召喚!出でよレベル7!【月華竜 ブラック・ローズ】!」

 

「…ブラック・ローズ・ドラゴン!?」

 

<ハノイのフィールド>

月華竜 ブラック・ローズ ★7 ATK2400

(PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500) ※除外中

 

「【月華竜 ブラック・ローズ】が特殊召喚に成功した時、 または相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。 相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない」

 

「…これは」

 

ふふふ、驚いているようだな!これで次のターンの相手の特殊召喚の牽制になると共に、次の俺のターンで帰還する【PSYフレームロード・Ζ】と共に帰還する【ダークエンド・ドラゴン】は【月華竜 ブラック・ローズ】によってバウンスされる!完璧だな!ヨシッ!

レイン恵の驚いている理由を勘違いしているアホの図。

 

「私はカードを1枚セットしてターンエンド!」

ハノイ 伏せカード:1

 

◆ハノイの騎士(クロト) LP:4000、手札:1、伏せカード:1

 

<ハノイのフィールド>

月華竜 ブラック・ローズ ★7 ATK2400

(PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500) ※除外中

 

VS

 

◆レイン恵 LP:4000、手札:2、伏せカード:0、フィールド魔法:0

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

 

 

アンデット族は展開力に優れているが、除去手段に乏しい。

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー。そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」

レイン恵 手札:2→3枚。

 

「手札から、魔法カード【強欲な壺】、発動。デッキより2枚ドロー」

レイン恵 手札:2→4枚。

 

「手札から、フィールド魔法【アンデットワールド】、発動。フィールドの表側表示モンスター、及び墓地のモンスターは、全てアンデット族になる。お互いはアンデット族モンスターしか、アドバンス召喚できない」

レイン恵 手札:3枚。フィールド魔法:1

 

「私の墓地には、【ゾンビ・マスター】、【ソンビキャリア】、【蘇りし魔王 ハ・デス】。ボチヤミサンタイ…」

 

やっべ。【シンクロアンデット】とデュエルしているのに、墓地の闇属性モンスターのカウント忘れたな。う~ん、ヤバいかな?

 

「手札から、【ダーク・アームド・ドラゴン】、特殊召喚」 ※特殊召喚:1

レイン恵 手札:2枚。

 

<レイン恵のフィールド>

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

 

「相手フィールド上にレベル5以上のモンスターが特殊召喚された時に【月華竜 ブラック・ローズ】の効果は発動する。 相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。「月華竜 ブラック・ローズ」の効果は1ターンに1度しか使用できない」

レイン恵 手札:2→3枚。

 

「それなら、また手札から、【ダーク・アームド・ドラゴン】、特殊召喚。【月華竜 ブラック・ローズ】の効果は、1ターンに1度のみ。もう発動できない」 ※特殊召喚:2

レイン恵 手札:2枚。

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

 

知ってた。【ダーク・アームド・ドラゴン】の特殊召喚には名称ターン1制限とかないからな。【月華竜 ブラック・ローズ】では【ダーク・アームド・ドラゴン】の登場を防ぐことはできないよな…。やっべー。やっべーよコレ。

 

「【ダーク・アームド・ドラゴン】の効果、発動。墓地の【蘇りし魔王 ハ・デス】を除外、発動。【月華竜 ブラック・ローズ】、破壊」

 

「ちっ!」

 

<ハノイのフィールド>

(PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500) ※除外中

 

「手札から、【ユニゾンビ】、召喚。」

レイン恵 手札:1枚。

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

ユニゾンビ ★3 ATK1300 ※チューナー

 

「【ユニゾンビ】、効果発動。手札の【馬頭鬼】を墓地に送り、自身のレベルを1上げる」

レイン恵 手札:1→0枚。

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

ユニゾンビ ★3→4 ATK1300 ※チューナー

 

「墓地から、【馬頭鬼】を除外して、効果発動。墓地から【牛頭鬼】を蘇生」 ※特殊召喚:3

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

ユニゾンビ ★4 ATK1300 ※チューナー

牛頭鬼 ★4 ATK1700

 

「【牛頭鬼】の効果、発動。デッキから、【グローアップ・ブルーム】を墓地へ送る」

 

【グローアップ・ブルーム】!?いやいやいや!そんなカード、原作で君は持ってなかっただろうが!

 

「【アンデットワールド】がフィールドに存在した状態で、墓地に送られた【グローアップ・ブルーム】、効果発動。自身を除外して、デッキから【死霊王 ドーハスーラ】を、特殊召喚」 ※特殊召喚:4

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

牛頭鬼 ★4 ATK1700

ユニゾンビ ★4 ATK1300 ※チューナー

死霊王 ドーハスーラ ★8 ATK2800

 

【死霊王 ドーハスーラ】!?せめて【真紅眼の不死竜】とかにしとけよ!?

 

【死霊王 ドーハスーラ】の効果は以下の通りだ。【アンデットワールド】影響下では、フィールドと墓地のモンスターは全てアンデット族となるので、フィールドと墓地で発動するモンスター効果は全て【死霊王 ドーハスーラ】に無効化される可能性があるわけだ!キツイねぇ!

 

<死霊王 ドーハスーラ>

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):「死霊王 ドーハスーラ」以外のアンデット族モンスターの効果が発動した時に発動できる。以下の効果から1つを選んで適用する。このターン、自分の「死霊王 ドーハスーラ」の効果で同じ効果を適用できない。

●その効果を無効にする。

●自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する。

(2):フィールドゾーンに表側表示でカードが存在する場合、自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。

 

「レベル4【牛頭鬼】に、レベル4となった【ユニゾンビ】をチューニング、シンクロ召喚。来て、レベル8【スクラップ・ドラゴン】」 ※特殊召喚:5

レイン恵 LP:4000→3000、手札0

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

死霊王 ドーハスーラ ★8 ATK2800

スクラップ・ドラゴン ★8 ATK2800

 

【スクラップ・ドラゴン】!?…なーんてなぁ。くくくっ…特殊召喚を5回、したよなぁ?

 

「【スクラップ・ドラゴン】の効果、発動。自身と貴方の伏せカードを選択。そして破壊」

 

「くそっ!ミラーフォースが!(棒)」

ハノイ 伏せカード:1→0

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

ダーク・アームド・ドラゴン ★7 ATK2800

死霊王 ドーハスーラ ★8 ATK2800

 

「貴方のフィールドに、カードは無い。墓地のカードも、使用できるものはない。これで、終わり?」

 

「…」

 

勝ち誇ってる勝ち誇ってる。だ…駄目だ。まだ笑うな…。こらえるんだ…。し…しかし…。

 

「貴方の全力、見せて欲しかった。…仕方ない、バトルフェイズに…」

 

そんなに見たいのかぁ?見せてやろうじゃないか!このインチキカードをなぁ!

 

「この瞬間!手札のモンスターの効果発動!このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず!相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる!」

 

「…えっ!?」

 

「キミのデュエルは素晴らしかった!コンビネーションも戦略も!だが、しかし、まるで全然!この俺を倒すには程遠いんだよねぇ!」

 

「…なっ!?」

 

「自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、私は手札から【原始生命態ニビル】を特殊召喚する!その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる!この効果は相手ターンでも発動できる!」

ハノイ 手札:1→0枚。

 

(PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500) ※除外中

原始生命態ニビル ★11 ATK3000

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

原始生命態トークン ★11 DEF3000

 

【原始生命態ニビル】の効果発動は手札からだ。そして【原始生命態ニビル】は岩石族。アンデット族の効果しか無効化できない【死霊王 ドーハスーラ】では対処できまい!くくくくく、あはははは!あーっはっはっはっはー!

 

「あれだけ展開しておいて、最後に残ったのは守備表示のトークンだけ!俺の消費カードは1枚のみ!悔しいでしょうねぇ!」

 

「なに…このモンスター…」

 

「ふっ、その驚く顔が見たかった!登場を引っ張った甲斐があったというものだぁ!」

 

無表情だった美形の顔は、驚愕の表情に変わっている…。…ヒャッハァー!たまんねぇなあー!!【原始生命態ニビル】を使うときは、この瞬間がたまんねぇんだよなぁ!

 

「どうした?バトルフェイズに入るのか?」

 

「…!?…ターンエンド」

 

 

◆ハノイの騎士(クロト) LP:4000、手札:0、伏せカード:0

 

<ハノイのフィールド>

(PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500) ※除外中

原始生命態ニビル ★11 ATK3000

 

VS

 

◆レイン恵 LP:4000、手札:0、伏せカード:0

 

<レイン恵のフィールド>

(ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600) ※除外中

原始生命態トークン ★11 DEF3000

 

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイフェイズへ移行」

ハノイ 手札:0→1枚。

 

「この瞬間!【PSYフレームロード・Ζ】の効果により除外されていたモンスターが帰還する!」

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★11 ATK3000

 

<レイン恵のフィールド>

ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600

原始生命態トークン ★11 DEF3000

 

「私も、墓地から【死霊王 ドーハスーラ】、効果発動!墓地から守備表示で蘇生!」

 

<レイン恵のフィールド>

ダークエンド・ドラゴン ★8 ATK2600

原始生命態トークン ★11 DEF3000

死霊王 ドーハスーラ ★8 DEF1000

 

おーおー、最初の無表情が嘘のようだな。ムッとしているのが顔を見ればよく分かる。とはいえ、【死霊王 ドーハスーラ】が厄介なことには変わりない…。どうしたものかな。…そう言えば、前の俺のターンで運よく墓地に落としたあれがあったな。

 

「メインフェイズへ移行」

 

「私は墓地から魔法カード【ギャラクシー・サイクロン】を除外して効果発動!墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。私はそちらの【アンデットワールド】を破壊する!」

 

「…むっ」

レイン恵 フィールド魔法:1→0

 

これで【死霊王 ドーハスーラ】は俺にとってはただの置物だな。【死霊王 ドーハスーラ】はそれぞれの効果を1ターンに1回、アンデット族の効果発動をトリガーに、アンデット族効果無効化とフィールド・墓地のモンスター1体を選んで除外する効果があるが、俺のデッキにアンデット族は手札誘発の妖怪少女くらいだ。問題ないだろう。

 

「私は手札から魔法カード【天使の施し】発動!デッキから3枚ドローして2枚墓地に送る!」

ハノイ 手札:0→3→1枚。

 

良し、これにどう対応するかな?

 

「墓地に送られた【ダンディライオン】の効果発動!自分フィールドに「綿毛トークン」(植物族・風・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する!このトークンは特殊召喚されたターン、アドバンス召喚のためにはリリースできない」

 

【アンデットワールド】を残していたら、この効果にチェーンされて【死霊王 ドーハスーラ】の効果発動され、効果を無効化されていただろうな。

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★11 ATK3000

綿毛トークン ★1 DEF0

綿毛トークン ★1 DEF0

 

「私は手札のチューナーモンスター【斬機ナブラ】を通常召喚!」

ハノイ 手札:1→0

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★11 ATK3000

綿毛トークン ★1 DEF0

綿毛トークン ★1 DEF0

斬機ナブラ ★4 ATK500 ※チューナー

 

「…サイバース族?」

 

「レベル1【綿毛トークン】2体にレベル4【斬機ナブラ】をチューニング!シンクロ召喚!レベル6!シンクロチューナー!【瑚之龍】!!」

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★11 ATK3000

瑚之龍 ★6 ATK2400 ※シンクロチューナー

 

「…シンクロチューナー!?」

 

「墓地の【レベル・スティーラー】の効果発動!このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。俺はレベル11の【原始生命態ニビル】を対象として発動!対象のレベルを下げて墓地の【レベル・スティーラー】を特殊召喚する!」

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★11→10 ATK3000

瑚之龍 ★6 ATK2400 ※シンクロチューナー

レベル・スティーラー ★1 DEF0

 

「レベル1【レベル・スティーラー】にレベル6【瑚之龍】をチューニング!シンクロ召喚!招来せよ!レベル7!シンクロチューナー!【シューティング・ライザー・ドラゴン】!!」

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★10 ATK3000

シューティング・ライザー・ドラゴン ★7 DEF1700 ※シンクロチューナー

 

「…シンクロチューナーの、シューティング・スター…!?」

 

「S召喚されて墓地に送られた【瑚之龍】の効果発動!自分はデッキから1枚ドローする!」

ハノイ 手札:0→1

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★10 ATK3000

シューティング・ライザー・ドラゴン ★7 DEF1700

 

「【シューティング・ライザー・ドラゴン】このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。フィールドのこのカードより低いレベルを持つモンスター1体をデッキから墓地へ送り、そのモンスターのレベル分だけこのカードのレベルを下げる!このターン、自分は墓地へ送ったそのモンスター及びその同名モンスターのモンスター効果を発動できない!」

 

「私はデッキからレベル4【斬機シグマ】を墓地に送り、【シューティング・ライザー・ドラゴン】のレベルを4下げる」

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★10 ATK3000

シューティング・ライザー・ドラゴン ★7→3 DEF1700

 

「墓地の【レベル・スティーラー】の効果発動!このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。俺はレベル10の【原始生命態ニビル】を対象として発動!対象のレベルを下げて墓地の【レベル・スティーラー】を特殊召喚する!」

 

【レベル・スティーラー】は忘れちまったぜ。名称ターン1制限なんて言葉はよぉ…!

 

<ハノイのフィールド>

PSYフレームロード・Ζ ★7 ATK2500

原始生命態ニビル ★10→9 ATK3000

シューティング・ライザー・ドラゴン ★3 DEF1700

レベル・スティーラー ★1 DEF0

 

さぁ、このデュエルもフィナーレだ!せっかくだから、ド派手なモンスターを見せてやろうじゃないか!

調子に乗って完全にイリアステルのことを忘れているアホの図。

 

「レベル1の【レベル・スティーラー】とレベル7【PSYフレームロード・Ζ】にレベル3となった【シューティング・ライザー・ドラゴン】をチューニング!シンクロ召喚!出でよ!レベル11!【氷結界の還零龍 トリシューラ】!!」

 

<ハノイのフィールド>

原始生命態ニビル ★9 ATK3000

氷結界の還零龍 トリシューラ ★11 ATK2700

 

「レベル11のトリシューラ…」

 

「【氷結界の還零龍 トリシューラ】がS召喚に成功した時に効果発動!相手フィールドのカードを3枚まで選んで除外する。私は【ダークエンド・ドラゴン】【原始生命態トークン】【死霊王 ドーハスーラ】を除外!」

 

「私の、フィールドが、がら空きに…」

 

「バトルフェイズに移行。【原始生命態ニビル】でダイレクトアタック!」

 

「うぅっ!」

レイン恵 LP:4000 → 1000

 

「【氷結界の還零龍 トリシューラ】でダイレクトアタック!」

 

「あぁぁぁぁっ!」

レイン恵 LP:1000 → 0

 

 

「「対戦、ありがとうございました」」

 

 

~~~

 

<クロト視点>

 

大会が終わったので孤児院へ一度帰ろうと思い、俺はハノイの衣装を脱いで会場の通路を歩いている。今回のデュエルはかなり楽しかったので意気揚々と歩いていると、ふと思い出してしまった。今日やらかした内容を…。

 

やっべー!レイン恵の目の前でシンクロ召喚を!しかも【月華竜 ブラック・ローズ】とか!【シューティング・ライザー・ドラゴン】とか!如何にも訳ありなモンスターを出しまくってしまったぁぁぁ!!

 

 

レイン恵。遊戯王タッグフォースシリーズにて、ナンバリング4以降に登場するモブキャラの1人である。そうただのモブキャラである。遊戯王5D'sにて、主人公の最後の敵として立ちはだかる組織イリアステル、その手先のサイボーグと言う点を除けば、だが!

 

絶望の未来が訪れるのを未然に防ぐ為、シンクロ召喚やネオドミノシティを亡き者にするため、過去の歴史の改竄を平気でやってのける連中である。俺と言う歴史のイレギュラーが存在が居るなんて知ったら…。

 

 

ざんねん!!わたしの ぼうけんは これで おわってしまった!!

 

 

ヤバすぎる!というか本当に何でこの時代に居るんだよ!ここってGX時代だぞ!お前が出るのは5D's時代!20~30年くらい時間間違えているから!絶対に俺と言うイレギュラー存在がバレたー!

 

そんなことを考えながら歩いていると、見たことのある銀髪ショートの少女が待っていた。…全力で回れ右をして逃げた!

 

「ハノイの騎士、いえ白河クロト。貴方に言っておきたい、ことがある」

 

「なぁー!」

 

この女!魔力で脚力を限界まで強化した俺と並走しているだとー!しかも無表情で怖い!もうだめだ!おしまいだぁー!勝てるわけがない!や、やられる!?

 

「次は、私が、勝つから」

 

「…えっ?」

 

そういうと、彼女は俺との並走を止め、どこかへ走り去っていった。た、助かった…のか?

 

~~~

 

<レイン視点>

 

日本の何処かにある安アパートの1つ、妙な色のカーテンと謎めいた大型の機械を除けば家具が冷蔵庫とベッドしかないその5畳半のワンルームで大型の通信端末を起動し、彼女は自らのマスターたるZONEとその仲間たちへ定期報告を実施していた。

 

「…以上が、現在までの、報告です」

 

「なるほど。シグナーの竜と酷似したシンクロモンスターを操る少年か…」

 

「白河クロト…今まで過去を変えてきたけど、こんな人物はどんな世界線にもいなかったはずだよ」

 

「決まりだな。その者がその時代のイレギュラー。どんな小さな障害でも、異物は排除せねばならん」

 

彼女のマスターとその仲間たちは、彼こと白河クロトの処遇について話し合っている。

 

「いや、まだ障害となると決まったわけじゃないよ。もしかしたらこちらの有利に働く人物になるかも知れない」

 

「お前はいつも甘いのだアンチノミー。その考えは破滅を招くぞ!」

 

どうやら、処分するか様子を見るかで意見が分かれているようだ。

 

「レイン、一つ確認したいのですが、その白河クロトは貴方を見て動揺していたと言っていましたね?」

 

彼女のマスターが私に問いかける。私は事実のみを返答するだけ。

 

「…肯定。…デュエルが始まる前、彼は私の顔を見て、明らかに動揺していた」

 

「どういうことだZONE?」

 

「まさか、レインの正体を知っていた…?」

 

「馬鹿な!今の奴はゼロリバースから約20年前の人間だ!私たちの様に未来から来たものでない限り、そのようなことに気付けるはずが…!」

 

「未来から来た…まさか、そういうことなのでしょうか?」

 

「ZONE?」

 

「有り得ない話ではないのかもしれません。私たちはこれまで幾度となく歴史改変を行ってきました。その消えたはずの歴史の中で、我々とは別の未来を辿った並行世界があるとしたら…」

 

「そんな、馬鹿な!」

 

「いや、アポリア。確かに、あながちあり得ない話でもないかも知れないよ。ほら、シグナーの竜に近いシンクロモンスター以外にも、ボクたちの知らないモンスターがいる」

 

「【原始生命態ニビル】、【氷結界の還零龍 トリシューラ】か。確かに我々のデータベースにはこのようなモンスターは居ない…」

 

「エクシーズ召喚やエクシーズモンスターなども、白河クロトがI2社と共同してシンクロと同時期に世に広めたのでしたね?」

 

「…肯定」

 

「異なる召喚方法、我々の知らないモンスターを駆使する存在か…」

 

「数か月前にペンデュラム召喚なんてのも出てきている。明らかにボクたちの生きた世界とは異なる歴史になってきているよ」

 

話し合いはなかなか終わらないようだ。

 

「レイン」

 

「…はい」

 

「貴方には、引き続き白河クロトの監視を命じます」

 

「…了解」

 

「ゴースト達には、ペンデュラム召喚とその生みの親とされる榊遊矢、そして我々の歴史には存在しないオベリスクフォースと言う組織の調査を命じます」

 

「なるほど…。下手に始末してしまえば、藪をつついて蛇を出す可能性があるということだな」

 

「そうだね。この一件に関しては慎重に対応した方がいいね」

 

「最後にレイン、貴方や貴方の仲間の体調に不備は見られませんか?」

 

「…はい、問題ありません」

 

「よろしい。ご苦労様でしたレイン。引き続き、任務を遂行してください」

 

「…了解」

 

そういうと未来からの通信は途絶えた。

 

「白河クロト、次に戦うことがあれば、今度こそ、私が勝つ」

 

~~~

 

<???視点>

 

とある場所にて…。

 

「おや?この大会で使用されているモンスター、【ダンディライオン】…?これは確か、十代が昔に書いていた絵がモデルになったモンスターじゃあ…」

 

イリアステルとは別のところで、新たな騒乱の種が生まれようとしていた…!?




舞網チャンピオンシップ、開幕です。オリ主は参加できません。

そして、レイン恵戦です。彼女の持つ【シンクロアンデット】デッキは、オリ主を監視しているうちに、ゲームで登場した時の現状のデッキでは彼の実力を測るには力不足と考え、未来のカードを利用して大幅に強化されています。

負けず嫌いなオリ主はそれに対して全力で応戦。【原始生命態ニビル】、【氷結界の還零龍 トリシューラ】だけでなく、GX本編でも重要な意味を持つ【ダンディライオン】を使用してしまいました。

それにより、イリアステルに妙な勘違いをされたり、遊戯王史上トップ5に入るであろうヤバイ存在に気付かれ始めました。


次回の更新は12/28(月) AM6:00予定です。

戦車様、四季式様、誤記報告ありがとうございました。修正しました。

オリ主にヒロインは必要でしょうか?

  • 不要だ!そういうのはいいからデュエルだ!
  • いる!原作イメージが壊れないオリヒロで!
  • いる!原作改変ものだし、原作キャラで!
  • いる!TFならモブキャラ攻略でしょ
  • いる!オリ主ならハーレムを目指せ!
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