【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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DM時代の登場人物、中ボスのパンドラ戦です。

デュエルは短いです。


第四十三話 奇術師

<クロト視点>

 

『舞網チャンピオンシップ』も今日で最終日の4日目、ジュニア部門は昨日から本選まで勝ち上がったデュエリスト達でバトルロイヤルを行っている。俺は昨日から宿泊している舞網市にあるビジネスホテルの食堂で、朝食を食べながら備え付けのテレビに映る舞網チャンピオンシップのニュースを見ていた。と言うか、舞網チャンピオンシップのニュースしかしていない。

 

…ふむふむ。コナミ、ユーゴ、リン、セレナも順調に勝ち星を挙げているみたいだ。参加選手リストをよく見ると、デニス、ユート、瑠璃の名前があった。なるほど、だからこの町に居たんだな。と言うかデニスも居たのか。ならばユーリも会場には来ていそうだな。

 

この町からの参加者は、LDSメンバー以外だと知っている名前は榊遊矢、柊柚子、権現坂、紫雲院素良、日影、月影、茂古田未知夫、大漁旗鉄平、三沢大地くらいか。

 

…ん?三沢大地?マジか。あの男、アクションデュエルとかやれるのか?と言うかこの町の出身になっているのか…?あの原作アニメでの全裸ダッシュはエンターテインメントだった?

 

紫雲院素良はこの町の出身で、今は遊勝塾の所属になっているみたいだな。この平和な世界を満喫しているようで何よりだ。あの顔芸を披露するような展開にはなって欲しくないな。方中 ミエル、九庵堂 栄太、暗黒寺、勝鬨は見当たらないな…。あっ、一昨日の予選で敗退してるな。

 

朝食を食べ終わり、宿泊しているホテルの部屋に戻って来た。またもや勝手に出てきたバニーラを弄りながら、前日より町中にて情報収集をしてもらっていたワイトたちから調査結果を聞いている。

 

「そういうことか。先日のパンドラの襲撃にはそういう理由があったんだな。そっちの件は赤馬レイとランサーズに連絡して任せておくのがいいかな。本命は…俺が行くしかないかぁ」

 

「バニー!」

 

「「「ワイトもそう思います!」」」

 

目の前でウサギと骨の集団が騒いでいる。楽しそうでなりよりだ。ただ、俺みたいに精霊が見える人間にしか聞こえない声とはいえ、朝っぱらから騒ぎ過ぎだ。

 

それにしても、嫌な事件になりつつあるなぁ…。この調子だと既に被害は出ていそうだな…。一応、赤馬レイには他言無用と言うことで今の状況を伝えておくか。ハゲは信用ならないし、赤マフラーは俺に敵愾心があるから連携とか無理だろうしな…。

 

俺は携帯端末で赤馬レイに今の状況をまとめたメッセージを送り、ワイト達に町の調査の再開を頼みつつ、出かける準備を整えて舞網チャンピオンシップの会場へと向かった。

 

~~~

 

<クロト視点>

 

舞網チャンピオンシップの会場に到着すると、会場中は当たり前だが人だらけだった。空席など存在せず、通路にも人が居る始末だ。バニーラは小型化して俺の肩に乗りながら会場を興味深そうに眺めている。お前、そんなことも出来たのか…。

 

会場を見回すとここから向かい側の観客席に榊遊勝と榊洋子の榊夫婦が座っているのが見える。その横にいるのは柊塾長か。いや、この世界だと榊遊勝が普通に居るから講師の1人だろうか。よく見ればピンク髪の幼女と青髪のショタ、金髪の痺れデ…ポッチャリ君も隣に座っている。もう入塾したんだな。

 

会場に備え付けられている超巨大モニターの画面は4分割され、それぞれのエリアで戦うデュエリストたちの雄姿が映し出されていた。

 

 

おっ、火山エリアで榊遊矢がペンデュラム召喚をやる準備を整えてレディース(略)をやり始めたな。相手は…セレナか。セレナの場には伏せカードが2枚か…うん、多分無理だぞトマト君。

 

…あーあ、EXデッキからペンデュラム召喚した【オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン】と手札からペンデュラム召喚した【EMヘイタイガー】と【EMシルバー・クロウ】が【奈落の落とし穴】でまとめて破壊&除外されてしまったな。トマト君の表情が一気に曇ったな。

 

…あーあ、返しのターンで逆にセレナにペンデュラム召喚されてトマト君は敗北しちゃったな。めっちゃ凹んでるな。口の動きを読んだところ、「オレだけのペンデュラム召喚が…」とか言ってそうだな。

 

ここでコナミが来たか。コナミとセレナはもう何度もデュエルしているが、コナミは毎回デッキを変えてくるからな。今回はどうなることやら。

 

 

今度は氷山エリアで柊柚子&権現坂ペアと別のタッグ(ハリルとオルガだっけ?)がデュエルしてるな。柊柚子は融合を、権現坂はシンクロを使いこなしているようだし、これはほぼ原作アニメ再現の結果に終わりそうだな。そのデュエルをユーゴとリンが近くで見ている以外は原作通りだな。

 

このデュエルの勝者タッグが恐らく【SR】と【WW】のタッグに襲われることになるのか…。南無…。

 

 

遺跡エリアでは、ユート&瑠璃ペアと鎧を着た男2人のペアがデュエルしてるな。…鎧、弱いな。お、残ってる鎧2人と乱入してきて2対4になったぞ。…それでも負けるのか。

 

ただ、遺跡の柱の上から日影と月影がその様子を窺っているところを見るに、この後はまた混戦になるんだろうな。

 

 

密林エリアでは茂古田未知夫と大漁旗鉄平が原作通りタッグを組んでいるみたいだな。勝負を仕掛けた相手は、紫雲院素良か。彼に原作通りの実量があるなら、1対2でも勝敗は分からないだろうな。

 

その近くでペンデュラム召喚を駆使するデニスと、ウォータードラゴンを繰り出している三沢がデュエルしているから、もしかしたら一波乱あるかも?

 

 

原作みたいにモニターが故障して映像が見られなくなる(原作ではLDSが意図的にやっていた)ようなことにはならず、会場は大盛り上がりのようだ。向かい側の観客席に榊遊勝は息子だけでなく色々なデュエリストの姿を真剣に確認している。…何を考えているんだか。出来ればそのまま観客をやっていて欲しいが…。

 

…おや、着信か。相手は…俺はどうやら用事が出来たみたいだからこれ以上は見られないのが残念だ。

 

 

~~~

 

陽が落ち始めた夕暮れ時、舞網市のとある倉庫にその集団は居た。

 

「パンドラ様、全員出動準備完了しています」

 

「よろしい。では、総員出動!舞網チャンピオンシップとやらを悲劇のショーに塗り替えて差し上げましょうか!」

 

「「「イエッサー!」」」

 

仮面を付けた黒スーツの男を筆頭に、別の仮面を付けた青スーツの集団が倉庫からワラワラと出てくる。そこへ…。

 

「目標を目視で確認した。ランサーズ、突撃!奴らを普通に拘束しろ!」

 

「「「おぉぉぉぉぉぉ!」」」

 

ハノイの騎士の号令により、物陰に潜んでいたランサーズがオベリスクフォースたちに突撃し、次々に彼らを物理で普通に拘束し始めた。

 

「おやおや、待ち伏せですか。少年、貴方が彼らのリーダーかな?」

 

「今はそのようなところだ」

 

派手な赤紫のスーツを纏い、顔には黒と水色の縞模様があしらわれた変な大きい仮面にシルクハットという、いかにもなマジシャン風の装いの男が、手がプルプルしているので怒っているのは明白だが、余裕ありげにこちらへと視線を移してきた。

 

そして、彼の傍らには赤紫の衣装と褐色肌に白銀の髪を持つ最上級魔術師の精霊が、己の主を見て心苦しそうにしている。

 

「お初にお目にかかります。私、奇術師のパンドラ。不肖ながらオベリスクフォースの部隊長を務めております」

 

「私はハノイの騎士だ。短い間だがよろしく頼む」

 

一応、挨拶をされたのでちゃんと返しておく。挨拶は大事だからな。

 

 

奇術師パンドラ。自身を「マスター・オブ・マジシャン」と称する、DM時代に存在したレアカード強奪集団「グールズ」に所属するレアハンター。別名「ブラック・マジシャン使いの奇術師」。

 

DM時代に千年アイテムの一つを持つレアカード強奪集団「グールズ」首領マリク・イシュタールに洗脳され、レアハンターにされてしまった元奇術師の男である。溺愛していた母の死、奇術の失敗による恋人の死により過去に二度強い自殺願望に駆られた時期があるそうだ。あっ、アニメ版の続きなら、恋人は別れただけで生きているんだっけ?

 

使用デッキはその別名通り【ブラック・マジシャン】。【ブラック・マジシャン】単体の運用だけであればデュエルキング武藤遊戯を凌駕する腕前である。バトルシティではバーンカードや破壊カードは禁止されていたようだが、グールズにとっては知ったことではなかったようで、モンスター除去系の魔法罠を搭載しており、デッキ自体の完成度も当時にしては高めだ。当時にしては、ね。

 

黒魔術師の弟子の存在を知らなかった理由は…洗脳の所為で新たなカードの情報を仕入れる行為を怠ったためではないかと俺は推測している。後付け設定の犠牲者ではきっとないはずだ。

 

境遇的には同情の余地があるオッサンだが、その辺りはぶっ飛ばしてから考えよう。

 

 

「あぁ、貴方が昨日我々の邪魔をしたという子供ですか。では貴方を始末すればこの者たちも烏合の衆となるのでしょう」

 

「どうだろうな」

 

「ご謙遜を。では、デュエルと参りましょうか」

 

「望むところだ」

 

なんというか、まるで自然な流れっぽくデュエルが始まってしまう。流石はifとはいえ遊戯王ワールド。

 

 

「あなたは私のショーを楽しんでいただけるたった一人の観客…」

 

「対戦、よろしくお願いいたします」

 

挨拶は大事だ。古事記にそう書いてあるはず。

 

 

 

「「デュエル!」」

 

◆ハノイの騎士(クロト) LP:4000

 

VS

 

◆奇術師パンドラ LP:4000

 

 

今のデュエルディスクはオートシャッフル機能があるため、本場のマジシャンのショット・ガン・シャッフル(OCG次元だとマシンガンシャッフルと言う)が見られないのは少し残念だ。

 

「先攻は私が頂きますよ。私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

パンドラ 手札:5→6枚。

 

「私は手札から【怨念のキラードール】を召喚。このカードが永続魔法の効果によってフィールド上から墓地に送られた場合、自分のターンのスタンバイフェイズ時に墓地から特殊召喚できます」

パンドラ 手札:5枚。

 

<パンドラのフィールド>

怨念のキラードール ★4 ATK1600

 

「私は手札から永続魔法【エクトプラズマー】を発動!お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のエンドフェイズ時に1度だけ、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選び、そのモンスターをリリースし、リリースしたそのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える!」

パンドラ 手札:4枚。

 

「私はカードを2枚セットしてターンエンド」

パンドラ 手札:2枚、伏せカード:2

 

「エンドフェイズに永続魔法【エクトプラズマー】の効果により【怨念のキラードール】を生贄に捧げる!その攻撃力の半分、800LPダメージを受けなさい!」

 

「くっ!」

ハノイ LP:4000 → 3200

 

 

◆ハノイの騎士(クロト) LP:3200

 

VS

 

◆奇術師パンドラ LP:4000、手札:2、伏せカード:2、永続魔法:1

 

 

DM時代と変わらない戦術。この程度ならオベリスクフォース1人の方が強いぞ。コイツをわざわざ洗脳して戦力にしないといけないほどにオベリスクフォースは弱っていると思えばいいのだろうか?

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

ハノイ 手札:5→6枚。

 

「私は手札から永続魔法【六武の門】発動。「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに武士道カウンターを2つ置く。自分フィールドの武士道カウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。●2つ:フィールドの「六武衆」効果モンスターまたは「紫炎」効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。●6つ:自分の墓地の「紫炎」効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する」

ハノイ 手札:5枚。

 

「私は手札から永続魔法【六武衆の結束】発動。「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。武士道カウンターが置かれているこのカードを墓地へ送って発動できる。このカードに置かれていた武士道カウンターの数だけ、自分はデッキからドローする」

ハノイ 手札:4枚。

 

「このカードは通常召喚できない。自分フィールドにモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。私は手札から【フォトン・スラッシャー】を特殊召喚。自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在する場合、このカードは攻撃できない」

ハノイ 手札:3枚。

 

<ハノイのフィールド>

フォトン・スラッシャー ★4 ATK2100

 

「私は手札から【真六武衆-カゲキ】召喚。このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下の「六武衆」モンスター1体を特殊召喚する。自分フィールドに「真六武衆-カゲキ」以外の「六武衆」モンスターが存在する場合、このカードの攻撃力は1500アップする」

ハノイ 手札:2枚。門の武士道カウンター:0→2、結束の武士道カウンター:0→1

 

<ハノイのフィールド>

フォトン・スラッシャー ★4 ATK2100

真六武衆-カゲキ ★3 ATK200

 

「【真六武衆-カゲキ】の効果により【六武衆の影武者】を特殊召喚する」

ハノイ 手札:1枚。門の武士道カウンター:2→4、結束の武士道カウンター:1→2

 

<ハノイのフィールド>

フォトン・スラッシャー ★4 ATK2100

真六武衆-カゲキ ★3 ATK200 → 1700

六武衆の影武者 ★2 DEF1800 ※チューナー

 

「私は永続魔法【六武衆の結束】の効果発動。このカードを墓地へ送って発動できる。このカードに置かれていた武士道カウンターの数だけ、自分はデッキからドローする。私は武士道カウンターの数、つまり2枚ドローする」

ハノイ 手札:1→3枚。

 

「私はレベル3【真六武衆-カゲキ】にレベル2【六武衆の影武者】をチューニング!シンクロ召喚!現れよレベル5!【真六武衆-シエン】!」

ハノイ 門の武士道カウンター:4→6

 

<ハノイのフィールド>

フォトン・スラッシャー ★4 ATK2100

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

 

「シンクロ召喚!?バカな…!マジシャンのこの私ですら知らない召喚方法があるというのか!?」

 

アンタの情報って数年前の物だからなぁ。知らないのも無理ないかもしれないけどさ…。

 

「私は永続魔法【六武の門】発動。自分フィールドの武士道カウンターを4つ取り除き、自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。私はデッキから【六武衆の師範】を手札に加える」

ハノイ 手札:3→4枚、門の武士道カウンター:6→2

 

「自分フィールドに「六武衆」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。私は手札から【六武衆の師範】を特殊召喚!」

ハノイ 手札:3枚、門の武士道カウンター:2→4

 

<ハノイのフィールド>

フォトン・スラッシャー ★4 ATK2100

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

六武衆の師範 ★5 ATK2100

 

「私は永続魔法【六武の門】発動。自分フィールドの武士道カウンターを4つ取り除き、自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。私はデッキから【真六武衆-キザン】を手札に加える」

ハノイ 手札:3→4枚、門の武士道カウンター:4→0

 

「自分フィールドに「真六武衆-キザン」以外の「六武衆」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。私は手札から【真六武衆-キザン】を特殊召喚!」

ハノイ 手札:3枚、門の武士道カウンター:0→2

 

<ハノイのフィールド>

フォトン・スラッシャー ★4 ATK2100

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

六武衆の師範 ★5 ATK2100

真六武衆-キザン ★4 ATK1800

 

「私はフィールドのレベル4【フォトン・スラッシャー】と【真六武衆-キザン】でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよランク4!【H-C エクスカリバー】!」

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

六武衆の師範 ★5 ATK2100

H-C エクスカリバー ☆4 ATK2000

 

モンケッソクカゲキカゲムシャシエンシハンキザンキザンエクスカリバー!マガタマケイコクセンコクセット までは出来なかったな。

 

「エクシーズ召喚!?し…知らね~~!」

 

オベリスクフォースは融合しか使わないからな。新たに登場した召喚方法を覚える暇もなく洗脳されて実践投入されたと思うと同情してしまうな。

 

「自分フィールドに「真六武衆-キザン」以外の「六武衆」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。私は手札から【真六武衆-キザン】を特殊召喚!」

ハノイ 手札:2枚、門の武士道カウンター:2→4

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

六武衆の師範 ★5 ATK2100

H-C エクスカリバー ☆4 ATK2000

真六武衆-キザン ★4 ATK1800

 

「私は永続魔法【六武の門】発動。自分フィールドの武士道カウンターを4つ取り除き、自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。私はデッキから【真六武衆-キザン】を手札に加える」

ハノイ 手札:2→3枚、門の武士道カウンター:4→0

 

「自分フィールドに「真六武衆-キザン」以外の「六武衆」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。私は手札から【真六武衆-キザン】を特殊召喚!」

ハノイ 手札:2枚、門の武士道カウンター:0→2

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

六武衆の師範 ★5 ATK2100

H-C エクスカリバー ☆4 ATK2000

真六武衆-キザン ★4 ATK1800

真六武衆-キザン ★4 ATK1800

 

「私はフィールドのレベル4【真六武衆-キザン】と【真六武衆-キザン】でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよランク4!【六武衆の影-紫炎】!」

ハノイ 手札:2枚、門の武士道カウンター:2→4

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK2500

六武衆の師範 ★5 ATK2100

H-C エクスカリバー ☆4 ATK2000

六武衆の影-紫炎 ☆4 ATK2500

 

「私は永続魔法【六武の門】発動。自分フィールドの武士道カウンターを4つ取り除き、自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。私はデッキから【六武衆の露払い】を手札に加える」

ハノイ 手札:2→3枚、門の武士道カウンター:4→0

 

「自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。私は手札から【大将軍 紫炎】を特殊召喚!このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は1ターンに1度しか魔法・罠カードを発動できない。また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりに自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる」

ハノイ 手札:2枚

 

「私は手札から永続魔法【一族の結束】を発動。自分の墓地の全てのモンスターの元々の種族が同じ場合、自分フィールドのその種族のモンスターの攻撃力は800アップする。私の墓地のモンスターは全て戦士族だ」

ハノイ 手札:1枚

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK2500 → 3300

六武衆の師範 ★5 ATK2100 → 2900

H-C エクスカリバー ☆4 ATK2000 → 2800

六武衆の影-紫炎 ☆4 ATK2500 → 3300

大将軍 紫炎 ★7 ATK2500 → 3300

 

「【H-C エクスカリバー】のORUを2つ取り除いて効果発動。このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる」

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK3300

六武衆の師範 ★5 ATK2900

H-C エクスカリバー ☆4 ATK2800 → 4000

六武衆の影-紫炎 ☆4 ATK3300

大将軍 紫炎 ★7 ATK3300

 

「…に、2倍っ!?」

 

「バトルフェイズに移行。【H-C エクスカリバー】でダイレクトアタック」

 

「…なーんちゃって!ふふふ、奇術師の罠にかかりましたね!リバースカードオープン!【マジシャンズ・ナビゲート】!手札から【ブラック・マジシャン】1体を特殊召喚します!その後、デッキからレベル7以下の魔法使い族・闇属性モンスター1体を特殊召喚する!私は更にデッキから2枚目の【ブラック・マジシャン】を特殊召喚しますよ!」

パンドラ 手札:2→1、伏せカード:2→1

 

…【真六武衆-シエン】の効果で無効化するか?…いや、もう一つの伏せカードがミラフォのような攻撃反応型だった場合、こちらのモンスターが全滅する可能性がある。【マジシャンズ・ナビゲート】のカード効果を通せば【大将軍 紫炎】の効果により、奴はこのターンこれ以上の魔法罠を発動できない。…ここは通すか。

 

<ハノイのフィールド>

真六武衆-シエン ★5 ATK3300

六武衆の師範 ★5 ATK2900

H-C エクスカリバー ☆4 ATK4000

六武衆の影-紫炎 ☆4 ATK3300

大将軍 紫炎 ★7 ATK3300

 

<パンドラのフィールド>

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

 

「やれやれ、危ないところでした…そして、自分が相手ターンに魔法・罠カードの効果を発動した場合に発動でき、このカードを手札から特殊召喚します!現れよ!【マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン】!」

パンドラ 手札:1→0

 

<パンドラのフィールド>

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン ★7 DEF2500

 

「攻撃対象が増えたことで戦闘の巻き戻しが起こる。【H-C エクスカリバー】で【マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン】を攻撃」

 

H-C エクスカリバー ☆4 ATK4000

vs

マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン ★7 DEF2500

 

「くっ!せっかく呼び寄せた【マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン】が戦闘破壊されてしまった…」

 

<パンドラのフィールド>

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

 

「【六武衆の師範】で【ブラック・マジシャン】を攻撃」

 

六武衆の師範 ★5 ATK2900

vs

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

 

「ぐぬぬっ!【ブラック・マジシャン】まで戦闘破壊されてしまった…」

 

「【真六武衆-シエン】で【ブラック・マジシャン】を攻撃」

 

真六武衆-シエン ★5 ATK3300

vs

ブラック・マジシャン ★7 DEF2100

 

「【ブラック・マジシャン】たちが、全滅…」

 

「【大将軍 紫炎】でダイレクトアタック」

 

大将軍 紫炎 ★7 ATK3300

 

「ふはははっ!馬鹿め!リバースカードオープン!…何故!?何故この伏せカードが発動しない!?」

 

「馬鹿め。【大将軍 紫炎】がフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は1ターンに1度しか魔法・罠カードを発動できない」

 

「へ?」

 

「お前に次のターンなど回ってこない。やれ、紫炎」

 

お前はさっき【マジシャンズ・ナビゲート】を発動しただろう?

 

「しまっ…ぎゃぁぁぁぁっ!」

パンドラ LP:4000 → 700

 

「【六武衆の影-紫炎】でダイレクトアタック」

 

六武衆の影-紫炎 ☆4 ATK3300

 

「うぎゃぁぁぁぁっ!」

パンドラ LP:700 → 0

 

 

 

「これで終わりだな」

 

俺の勝ち!なんで負けたか明日まで考えといてください!…なんてな。

 

答えは簡単だ。【六武衆】の効果を知らなかったからだ。昔は凄腕と呼ばれていても、数年間のブランクがあるデュエリストが、現役のデュエリストに勝てるなんて、相当努力と知識の習得をしないと無理だぞ?

 

~~~

 

デュエルが終わると周囲のオベリスクフォースもランサーズによって捕縛されていた。そして…。

 

『名も知らぬデュエリストよ。我が主を忌まわしき洗脳から一時的に解放してくれたこと、礼を言わせてくれ』

 

奇術師パンドラの精霊のカード、絵違いのブラック・マジシャンが話しかけてきた。カードを切り刻まれてもエクトプラズマーの生贄にされても主人を見捨てないなんて主人想いの精霊だな。遊戯戦で裏切ったように見えたのは、ただのモンスター効果だしなぁ。

 

「気にするな。アンタと同じ顔の精霊には世話になっているしな。そもそも洗脳を解けたわけではないんだから…。ところで、アンタの主を洗脳した人物についてだが…」

 

『あぁ、それは…』

 

やはりそうか。おかしいと思っていたんだよな。今の奇術師パンドラがオベリスクフォースを率いるに値する人物にはとても見えないからな。今回の黒幕はやはりアイツか…。気が重いなぁ。

 

「ハノイ顧問、別動隊から連絡がありました。監視していたターゲットが行動を起こしたようです」

 

「そうか、分かった。C班、D班、E班、ここは任せるぞ!私は別動隊と合流する!」

 

「「「イエッサー!」」」

 

それはもうやらなくていいから…。俺は内心苦笑いしながら、今回の騒動の黒幕の元へ急行した…。




舞網チャンピオンシップも最終日。何故か三沢が居ますが今回は特に関わりません。

奇術師パンドラの【ブラック・マジシャン】デッキは数年前からほぼ変化がありません。それを何となく予想していたにも関わらず【六武衆】を使用するオリ主は鬼ですね。

次回で舞網チャンピオンシップ(の裏方)編の黒幕との戦いとなり、この章の大筋は完結となります。

次回の更新は、12/31(木) AM6:00以降です。

戦車様、必殺雷撃人様、四季式様、メイン弓様、誤字報告ありがとうございました。修正しました。

オリ主にヒロインは必要でしょうか?

  • 不要だ!そういうのはいいからデュエルだ!
  • いる!原作イメージが壊れないオリヒロで!
  • いる!原作改変ものだし、原作キャラで!
  • いる!TFならモブキャラ攻略でしょ
  • いる!オリ主ならハーレムを目指せ!
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