【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~ 作:嘘つき熊さん
セレナやデニスと同じく、原作ほどカードプールは充実していないようですが…。
<???視点>
ハノイの騎士こと白河クロトがオベリスクフォースとのデュエルを行っていたと同時期、ハートランドシティの南エリアに…海馬モクバは居た。
DMのストーリーが終わって数年が経過し、当時小学生だった海馬モクバは青年となっていた。腰まで伸びていた長髪を肩近くまでで切りそろえ、白のスーツに青のネクタイと言う出で立ちの彼の周囲には、長身な彼よりもさらに背の高い直属の黒スーツの部下たちが控えている。
「磯野、河豚田。市民の救助活動の経過状況を報告しろ」
「はっ!Dー8地区、D-9地区の避難・救助活動は完了しております。幸いにも死者や重傷者はなく、現在は仮設の救護施設にて数百名が治療中です」
「Eー8地区、E-9地区も同様です。ただ、Fー8地区とF-9地区はまだ敵勢力とLDSの有志のデュエリスト達が交戦中です」
「そうか、分かった」
Dr.ドクトルがリアルソリッドビジョンシステムを持ち出し、それをオベリスクフォースが使用して暴れている影響でハートランドシティは戦場さながらの様相を呈していた。シティ内に存在していた海馬コーポレーションの支部も半壊しており、そこを活動拠点の1つとしていたモクバはI2社と合同でハートランドシティの救助活動を実施していた。そんな時…。
「…なに?それは本当か?…分かった、持ち場に戻れ」
「…はっ!失礼いたしました!」
「どうした磯野?なにか問題があったのか?」
部下の磯野がなにやら緊急の報告を受けたらしい。その内容を問うと…。
「はい、モクバ様。つい先ほどのことですが、ハートランドシティ中央部付近で強大なアドバンス召喚反応があったということです。現在、詳細は解析中とのことですが…」
「アドバンス召喚反応か…」
アドバンス召喚反応で強大と評されるものと言えば、彼の兄である海馬瀬人の持つ【青眼の白龍】くらいのはずなのだが…。
「ほ、報告します!先ほどのアドバンス召喚反応の解析結果が出ました!アドバンス召喚されたモンスターは…【オベリスクの巨神兵】とのことです!!」
「【オベリスクの巨神兵】だと!?そんな馬鹿なことがあるか!」
部下の報告を受けた河豚田がすぐさまそう叫んでいた。確かにあり得ないはずだ。三幻神のカードは間違いなく数年前にこの世界から失われたことは、自身も自身の兄もその目で確認している。となれば…。
「ペガサスが言っていた、白河クロトだな…。磯野!すぐに兄様に報告を入れろ!河豚田は【オベリスクの巨神兵】を召喚したデュエリストの位置を割り出せ!」
「「はっ!了解いたしました!」」
白河クロト。I2社と懇意にしている謎の多いデュエリストだが、海馬コーポレーションと関わることはなく、また悪影響もなかったために放置していたが、そろそろ一度会っておくべきだろうか?海馬モクバは自身のデッキを再確認しながら、そんなことを考えていた…。
~~~
<クロト視点>
ハートランドシティ中央付近に位置するこの場所で、路地裏で逃げ惑うハートランドシティの住人やLDSのデュエリストをカード化していたオベリスクフォースを倒した俺は、何故か今度はハートランドシティの住人である黒咲隼というデュエリストに勝負を挑まれていた。どうしてこうなった?
「始めはそうだった。圧倒的な敵に対してオレたちは、とにかく自分を守るのだけで精一杯だった。だがもはやオレたちは無抵抗で打倒されるえものではない!」
だから、俺じゃねえ!俺の所為じゃねぇぇぇ!話を聞けやぁぁぁ!
「貴様らオベリスクフォースがどれだけ居ようが…オレ一人で殲滅してやる!」
「…対戦、よろしくお願いいたします」
こんな時でも挨拶は大事だ。古事記にそう書いてあるはず。
「「「「デュエル!」」」」
ハノイの騎士(クロト) LP:4000
VS
黒咲隼 LP:4000
「先攻はオレが貰う!オレのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
黒咲隼 手札:5→6枚。
「オレは手札から【RR-バニシング・レイニアス】召喚!このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに1度だけ発動できる。手札からレベル4以下の「RR」モンスター1体を特殊召喚する!効果で手札から【RR-トリビュート・レイニアス】を特殊召喚!」
黒咲隼 手札:5→4枚。
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
RR-トリビュート・レイニアス ★4 ATK1800
「オレは【RR-トリビュート・レイニアス】の効果発動!デッキから【RR-ミミクリー・レイニアス】を墓地に送る!墓地の【RR-ミミクリー・レイニアス】効果発動!自身を除外してデッキから【RR-ネスト】を手札に加える!」
黒咲隼 手札:4→5枚。
「オレは手札から永続魔法【RR-ネスト】発動!自分フィールドに「RR」モンスターが2体以上存在する場合にこの効果を発動できる。自分のデッキ・墓地の「RR」モンスター1体を選んで手札に加える。オレはデッキから【RR-アベンジ・ヴァルチャー】を手札に加える!」
黒咲隼 手札:4→5枚。
「オレはレベル4【RR-バニシング・レイニアス】と【RR-トリビュート・レイニアス】でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ!ランク4!【鳥銃士カステル】!」
<黒咲のフィールド>
鳥銃士カステル ☆4 ATK2000、ORU:2
「オレはカードを2枚伏せてターンエンドだ」
黒咲隼 手札:3枚。
ハノイ LP:4000、手札:5
黒咲隼 LP:4000、手札:3、伏せカード:2
<黒咲のフィールド>
鳥銃士カステル ☆4 ATK2000、ORU:2
改めて思うが、展開力と手札補充力がとんでもないな。どうやらレイドラプターズのエクシーズモンスターを手に入れていないようだな。そうでないとあの布陣でフォース・ストリクスを出さない理由が分からない。
「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」
ハノイ 手札:5→6枚。
「私は手札からフィールド魔法【異次元の古戦場-サルガッソ】発動!エクシーズ召喚に成功する度に、そのプレイヤーは500ポイントダメージを受ける。また、エクシーズモンスターをコントロールしているプレイヤーは、それぞれ自分のエンドフェイズ毎に500ポイントダメージを受ける」
ハノイ 手札:5枚、フィールド魔法:0→1
「エクシーズ封じだと!させん!オレは伏せカード【ラプターズ・ガスト】発動!自分フィールドに「RR」カードが存在し、魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する!」
黒咲隼 伏せカード:2→1
チェーン②ラプターズ・ガスト
チェーン①異次元の古戦場-サルガッソ
「【異次元の古戦場-サルガッソ】は破壊されたか。なら私は手札から通常魔法【精神操作】発動!相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。対象は【鳥銃士カステル】」
ハノイ 手札:4枚。
「なに!オレのモンスターを!?貴様ぁ!」
<ハノイのフィールド>
鳥銃士カステル ☆4 ATK2000、ORU:2
「【鳥銃士カステル】の効果発動。ORUを2つ取り除き、このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。対象は【RR-ネスト】」
「どこまでもオレのモンスターを利用するつもりか!そうはさせん!伏せカード【禁じられた聖杯】発動!【鳥銃士カステル】はターン終了時まで、攻撃力が400アップし、効果は無効化される!」
黒咲隼 伏せカード:1→0
チェーン②禁じられた聖杯
チェーン①鳥銃士カステル
<ハノイのフィールド>
鳥銃士カステル ☆4 ATK2000、ORU:2→0
「【鳥銃士カステル】の効果を封じられたか。私は【ザ・キャリブレーター】召喚。このカードの攻撃力は、相手フィールド上のエクシーズモンスターのランクの合計×300ポイントアップする」
ハノイ 手札:3枚。
<ハノイのフィールド>
鳥銃士カステル ☆4 ATK2000、ORU:0
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
「バトルフェイズに移行。【ザ・キャリブレーター】でダイレクトアタック!」
「ぐぅっ!だがこの瞬間!手札の【RR-アベンジ・ヴァルチャー】の効果発動!自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「RR」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない!」
黒咲隼 LP:4000 → 2500、手札3→2
<黒咲のフィールド>
RR-アベンジ・ヴァルチャー ★4 ATK1700
「メインフェイズ2に移行。私は手札から速攻魔法【神の写し身との接触】発動!自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する!フィールドの【鳥銃士カステル】と手札の【シャドール・リザード】を融合!現れよ!【エルシャドール・ウェンディゴ】!」
ハノイ 手札:2→1枚。
<ハノイのフィールド>
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
「融合!やはり貴様はオベリスクフォース!」
「違う。【エルシャドール・ウェンディゴ】の効果は、このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは特殊召喚された相手モンスターとの戦闘では破壊されない。この効果は相手ターンでも発動できる。このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える」
「そして、墓地に送られた【シャドール・リザード】効果発動!このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「シャドール・リザード」以外の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。私はデッキから【シャドール・ビースト】を墓地に送る。更に墓地に送られた【シャドール・ビースト】の効果発動。自分はデッキから1枚ドローする」
ハノイ 手札:1→2枚。
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
「私はカードを2枚セットしてターンエンド」
ハノイ 手札:0枚。
ハノイ LP:4000、手札:0、伏せカード:2
<ハノイのフィールド>
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
黒咲隼 LP:2500、手札:2、伏せカード:0、永続魔法:1
<黒咲のフィールド>
RR-アベンジ・ヴァルチャー ★4 ATK1700
「やはり貴様らのデュエルには…鉄の意志も鋼の強さも感じられない!オレのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
黒咲隼 手札:2→3枚。
「オレは魔法カード【天使の施し】発動!デッキから3枚カードをドローして2枚墓地に送る!」
黒咲隼 手札:2→5→3枚。
「オレは手札から【RR-バニシング・レイニアス】召喚!このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに1度だけ発動できる。手札からレベル4以下の「RR」モンスター1体を特殊召喚する!効果で手札から【RR-ネクロ・ヴァルチャー】を特殊召喚!」
黒咲隼 手札:2→1枚。
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
RR-アベンジ・ヴァルチャー ★4 ATK1700
RR-ネクロ・ヴァルチャー ★4 DEF1600
「この瞬間、私は伏せカード【狡猾な落とし穴】発動。自分の墓地に罠カードが存在しない場合に発動できる。フィールド上のモンスター2体を選択して破壊する。フィールドの【RR-アベンジ・ヴァルチャー】と【RR-ネクロ・ヴァルチャー】を破壊する」
ハノイ 伏せカード:2→1
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
RRモンスターがフィールドに2体揃った時点で永続魔法【RR-ネスト】の発動を許すことになるし、そもそもエクシーズ主体のデッキを相手に同レベルモンスターを並べさせるわけがないだろう?
「くそっ!カードを一枚伏せてターンエンドだ!」
黒咲隼 手札:1→0枚、伏せカード:0→1。
ハノイ LP:4000、手札:0、伏せカード:1
<ハノイのフィールド>
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
黒咲隼 LP:2500、手札:0、伏せカード:1、永続魔法:1
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」
ハノイ 手札:0→1枚。
「私は通常魔法【強欲で貪欲な壺】発動。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする」
ハノイ 手札:0→2枚。
「私は【エクシーズ・アヴェンジャー】を召喚。このカードはエクシーズモンスターの効果を受けない。また、このカードがエクシーズモンスターとの戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、このカードを破壊したエクシーズモンスターのランクによって、以下の効果を発動する。●ランク3以下:相手はエクストラデッキのカード1枚を選んで墓地へ送る。●ランク4:自分は相手のエクストラデッキのカード1枚を選んで墓地へ送る。●ランク5以上:相手はそのエクシーズモンスターのランクの数だけ、エクストラデッキのカードを選んで墓地へ送る」
ハノイ 手札:1枚。
<ハノイのフィールド>
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
エクシーズ・アヴェンジャー ★4 ATK1800
「バトルフェイズに移行。【ザ・キャリブレーター】で【RR-バニシング・レイニアス】を攻撃」
「伏せカード【RR-レディネス】発動!このターン、自分フィールドの「RR」モンスターは戦闘では破壊されない!」
黒咲隼 伏せカード:1→0
「だが戦闘ダメージは受けて貰う」
「ぐっ!」
黒咲隼 LP:2500 → 2300
「更に【ザ・キャリブレーター】で【RR-バニシング・レイニアス】を攻撃」
「ぐぅっ!」
黒咲隼 LP:2300 → 1800
「メインフェイズ2に移行。私はレベル4モンスター2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよランク4【ガガガガンマン】!」
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
ガガガガンマン ☆4 DEF2400 ORU:2
「今度はエクシーズ召喚だと!?」
「【ガガガガンマン】のORUを一つ取り除いて効果発動!相手に800ダメージを与える」
ガガガガンマン ORU:2→1
「ぐぉぉっっ!」
黒咲隼 LP:1800 → 1000
「私はこれでターンエンド」
ハノイ LP:4000、手札:1、伏せカード:1
<ハノイのフィールド>
ザ・キャリブレーター ★4 ATK1500
エルシャドール・ウェンディゴ ★6 DEF2800
黒咲隼 LP:1000、手札:0、伏せカード:0、永続魔法:1
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
「オレは…仲間を必ず奪い返す!オレのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
黒咲隼 手札:0→1枚。
「オレは【強欲な壺】発動!自分はデッキから2枚ドローする!…くっ!」
黒咲隼 手札:0→2枚。
散々展開を邪魔したからな。万策尽きたのだろう。墓地の【RR-レディネス】の効果があるのであと1ターンは耐えられるだろうが、それで終わりだ…。
「なんだ…?このカードは…!これなら行ける!」
なんて思っていたんだけど、まーたなんか相手のEXデッキが光り輝いているんだよなぁ…。
「自分フィールドに「RR-ファジー・レイニアス」以外の「RR」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。オレは【RR-ファジー・レイニアス】を特殊召喚!」
黒咲隼 手札:1枚。
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
RR-ファジー・レイニアス ★4 DEF1500
「オレは永続魔法【RR-ネスト】発動!自分フィールドに「RR」モンスターが2体以上存在する場合にこの効果を発動できる。自分のデッキ・墓地の「RR」モンスター1体を選んで手札に加える。オレはデッキから【RR-ペイン・レイニアス】を手札に加える!」
黒咲隼 手札:1→2枚。
「オレは【RR-ペイン・レイニアス】の効果発動!このカードをX召喚の素材とする場合、鳥獣族モンスターのX召喚にしか使用できない。このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「RR」モンスター1体を対象として発動できる。自分はそのモンスターの攻撃力か守備力の内、低い方の数値分のダメージを受け、このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードのレベルは、対象のモンスターのレベルと同じになる。オレは【RR-ファジー・レイニアス】を選択し、その攻撃力500分のLPダメージを受けて【RR-ペイン・レイニアス】を特殊召喚し、そのレベルを【RR-ファジー・レイニアス】と同じ4とする!」
黒咲隼 LP:1000 → 500、手札:2→1枚。
<黒咲のフィールド>
RR-バニシング・レイニアス ★4 ATK1300
RR-ファジー・レイニアス ★4 DEF1500
RR-ペイン・レイニアス ★1→4 DEF100
手札と伏せカードがあるから大丈夫だとは思うが…。何で俺がピンチの時には全く起きないくせに、相手のピンチには時々こういう展開が待っているんだろうか…。理不尽だ…。
「オレはレベル4【RR-バニシング・レイニアス】、【RR-ファジー・レイニアス】【RR-ペイン・レイニアス】でオーバーレイ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!エクシーズ召喚!現れろ!ランク4!【RR-ライズ・ファルコン】!」
<黒咲のフィールド>
RR-ライズ・ファルコン ☆4 ATK100、ORU:3
「だが、そのモンスターでは私の布陣を崩すことは…」
「まだだ!手札から【RUM-レイド・フォース】発動!自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターよりランクが1つ高い「RR」モンスター1体を、対象の自分のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する!オレはランク4【RR-ライズ・ファルコン】を対象とする!獰猛なるハヤブサよ。激戦を切り抜けしその翼翻し 寄せ来る敵を打ち破れ!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろ!ランク5!【RR-ブレイズ・ファルコン】!」
黒咲隼 手札:0枚。
<黒咲のフィールド>
RR-ブレイズ・ファルコン ☆5 ATK1000、ORU:4
増えたEXデッキモンスターって1枚じゃないのかよ!それズルじゃん!第一、なんでRRモンスターがEXデッキに入っていないのにRR専用RUMがデッキに入っているんだよ!
「オレは【RR-ブレイズ・ファルコン】のORUを1つ消費して効果発動!1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える!貴様のフィールドの特殊召喚されたモンスターは2体!よって500×2で1000LPダメージだ!消えろぉ!!」
RR-ブレイズ・ファルコン ☆5 ATK100、ORU:4→3
「ぐぁぁぁぁっ!」
ハノイ LP:4000 → 3000
エルシャドール・ウェンディゴは戦闘破壊耐性しかないからな。だけどあのシャドールですぜ?
「…だが、ここで【エルシャドール・ウェンディゴ】効果発動!自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える!私は墓地の【神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)】を手札に加える!」
ハノイ 手札:1→2
「オレも墓地に送った【RR-ファジー・レイニアス】の効果発動!このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから【RR-ファジー・レイニアス】1体を手札に加える!」
黒咲隼 手札:0→1枚。
RUM-レイド・フォースが墓地に落ちたが、もう流石にランクアップマジックはあったとしてもその先のエクシーズモンスターが居ないだろ?三度目の正直って言うだろ?二度あることは三度ある?馬鹿、止めろ。フラグを立てるな!
「そして!!墓地の【RUM-レイド・フォース】効果発動!墓地のこのカードと手札の「RR」カード1枚を除外し、「RUM-レイド・フォース」以外の自分の墓地の「RUM」魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える!墓地の【RUM-レイド・フォース】と手札の【RR-ファジー・レイニアス】を除外し!墓地から【RUM-レヴォリューション・フォース】を手札に加える!」
黒咲隼 手札:1→0→1枚。
あ、これはダメな奴ですね…。
「バトルだ!【RR-ブレイズ・ファルコン】でダイレクトアタック!」
「手札より【虹クリボー】効果発動!相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターは攻撃できない!対象は【RR-ブレイズ・ファルコン】だ」
ハノイ 手札:2→1
「まだ終わらん!手札より速攻魔法【RUM-レヴォリューション・フォース】発動!自分フィールドの「RR」Xモンスター1体を対象として発動できる。ランクが1つ高い「RR」モンスター1体を、対象の自分のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する!対象はランク5【RR-ブレイズ・ファルコン】!誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れろ!ランク6!【RR-レヴォリューション・ファルコン】!!」
黒咲隼 手札:1→0枚。
<黒咲のフィールド>
RR-レヴォリューション・ファルコン ☆6 ATK2000、ORU:4
ランクアップマジックで虹クリボーの効果をすり抜けてきた!?…知ってた。もう突っ込まんぞ!
「バトルだ!【RR-レヴォリューション・ファルコン】でダイレクトアタック!レヴォリューショナル・エアレイドォ!」
「ぐぶぉぉぉっ!」
ハノイ LP:3000 → 1000
「メインフェイズ2に移行…ターンエンド」
結構なダメージを貰ってしまったが…使ったよなぁ?最後のその速攻魔法をよぉ!!
「ここで私は伏せカードの永続罠【影依の偽典】発動!自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分のフィールド・墓地から、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。その後、この効果で特殊召喚したモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない!」
ハノイ 伏せカード:1→0
「な、なに!?このタイミングでトラップだと!」
「私は墓地の【エルシャドール・ウェンディゴ】と闇属性【エクシーズ・アヴェンジャー】を除外して、EXデッキより【エルシャドール・ミドラーシュ】を融合召喚!そして【エルシャドール・ミドラーシュ】と同じ属性を持つ相手フィールドのモンスター【RR-レヴォリューション・ファルコン】を選んで墓地へ送る!」
「【RR-レヴォリューション・ファルコン】を墓地に送る…!?」
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ミドラーシュ ★5 ATK2200
「【エルシャドール・ミドラーシュ】は融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。このカードがモンスターゾーンに存在する限り、その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える」
「今度は特殊召喚制限だと…くっ!ターンエンドだ!」
ハノイ LP:1000、手札:1、伏せカード:0、永続罠:1
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ミドラーシュ ★5 ATK2200
黒咲隼 LP:1000、手札:0、モンスター:0、伏せカード:0、永続魔法:1
「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」
ハノイ 手札:1→2枚。
「私は通常魔法【おろかな埋葬】発動。デッキからモンスター1体を墓地へ送る。私はデッキから【影依の巫女 エリアル】を墓地に送る。墓地に送られた【影依の巫女 エリアル】効果発動。このカードが効果で墓地へ送られた場合、お互いの墓地のカードを合計3枚まで対象として発動できる。そのカードを除外する。私は【RR-ファジー・レイニアス】【RR-レディネス】【RUM-レヴォリューション・フォース】を除外する」
ハノイ 手札:1枚。
「させん!チェーンして墓地から【RR-レディネス】効果発動!自分の墓地に「RR」モンスターが存在する場合に墓地のこのカードを除外して発動できる。このターン、自分が受ける全てのダメージは0になる!」
チェーン②RR-レディネス
チェーン①影依の巫女 エリアル
発動条件があるとはいえフリーチェーンで墓地発動できる防御カードとか反則だよなぁ。
「永続罠【影依の偽典】発動。私は墓地の【シャドール・リザード】と水属性【影依の巫女 エリアル】を除外して、EXデッキより【エルシャドール・アプカローネ】を融合召喚」
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ミドラーシュ ★5 ATK2200
エルシャドール・アプカローネ ★6 ATK2500
「【エルシャドール・アプカローネ】が特殊召喚に成功した場合、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードの効果を無効にする。私は【RR-ネスト】の効果を無効化する」
「ぐっ…」
「更に【エルシャドール・アプカローネ】は戦闘では破壊されない。このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「シャドール」カード1枚を選んで手札に加える。その後、手札を1枚選んで捨てる効果を持つ」
「私はカードを1枚伏せてこれでターンエンドだ」
ハノイ 手札:1→0、伏せカード:0→1
ハノイ LP:1000、手札:0、伏せカード:0、永続罠:1
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ミドラーシュ ★5 ATK2200
エルシャドール・アプカローネ ★6 ATK2500
黒咲隼 LP:1000、手札:0、モンスター:0、伏せカード:0、永続魔法:1(効果無効)
「オレのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ…」
黒咲隼 手札:0→1枚。
「私はここで伏せカード【はたき落とし】発動。相手のドローフェイズ時に、相手が通常のドローをした時に発動する事ができる。相手はドローしたカード1枚をそのまま墓地へ捨てる」
ハノイ 伏せカード:1→0
「くっ!ぐぅぉぉぉっ!…ターンエンド」
黒咲隼 手札:1→0枚。
先ほど墓地に送ったカードはモンスターカード、レディネスは除外した。もう何も出来まい…とか言ってたらまたなんか起こりそうだし、これ以上は何かされる前に封殺して倒すよ。
ハノイ LP:1000、手札:0、伏せカード:0、永続罠:1
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ミドラーシュ ★5 ATK2200
エルシャドール・アプカローネ ★6 ATK2500
黒咲隼 LP:1000、手札:0、モンスター:0、伏せカード:0、永続魔法:1(効果無効)
「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行」
ハノイ 手札:0→1枚。
「私は墓地の光属性【ザ・キャリブレーター】と闇属性【シャドール・ビースト】を除外して手札から【混沌の創世神】を特殊召喚!」
ハノイ 手札:1→0枚。
<ハノイのフィールド>
エルシャドール・ミドラーシュ ★5 ATK2200
エルシャドール・アプカローネ ★6 ATK2500
混沌の創世神 ★8 ATK2300
「バトルフェイズに移行。【混沌の創世神】でダイレクトアタック!」
「すまない、瑠璃、ユート。どうやらオレはここまでのようだ…」
黒咲隼 LP:1000 → 0
「対戦、ありがとうございました」
~~~
<クロト視点>
デュエル後、項垂れている黒咲を無視して近くに止めてあるDホイールに向かって歩く。本来なら意味のないデュエルだっただろうが、黒咲が多少強化されただけでも成果があったと思いたい。
「ま、待て!貴様、何故オレをカード化しない!貴様らオベリスクフォースは…」
「俺はオベリスクフォースではない(怒りの腹パン)!」
「うぼぁっ!」
あ、ついムカついたので腹パンしちゃった…。黒咲は凄い表情をしながら膝から崩れ落ちて気絶したが…生きてるよな?うん、生きてるな。ヨシッ!あー、でもこれどうしよ?…せや!
~~~
<黒咲視点>
「…ん?ここは…ぐっ!!」
オレはどうやら眠っていたらしい。起き上がって周囲を確認しようとすると謎の腹痛が襲ってきた。まるで何者かに全力で腹部を殴打されたような痛みだ。
「おっ、目を覚ましたようだね」
「!?誰だ!!」
突然、背後から声が聞こえたので、オレは跳ね起きてバク転をしながらその声の主と距離を取る。
「凄い身体能力だな…まずは自己紹介をしておこうか。ボクは志島北斗。ハートランドシティの救護活動を支援しているLDS所属のデュエリストの一人だ」
「…黒咲隼だ」
声を掛けてきた男、志島北斗が言うには、奴自身も先ほどまで意識を失っており、意識を失う前の記憶が曖昧らしい。そして気が付けばこの路地裏に居て、すぐ傍にオレが倒れていたそうだ。オレの服装がオベリスクフォースでは無かった為にハートランドシティの住人と判断した奴は、LDS本隊に連絡を入れた後にオレが目を覚ますまで周囲の警戒をしていたらしい。
「一応、礼を言っておこう」
「一応、受け取っておくよ。もう少ししたらLDS本隊から救助部隊が到着するから少しだけ待っていてくれ」
そういうと奴は周囲の警戒に戻っていった。…おかしい。何かを忘れている気がする…。だが、そんなことを考えている暇はない。戦闘の最中にはぐれてしまった瑠璃とユートを探さなければ!
そうして、北斗が救助部隊を連れて戻ってきた頃には、そこに黒咲の姿はなかった…。
海馬コーポレーションの人間も来ているので、モクバに登場してもらいました。社長も出てくるのか、このままモクバと何かしらの接触があるのか、それとも何も起こらずに終わるのかは今後の展開次第ですね。
アークファイブの黒咲は、原作エクシーズ次元だとカイトのそっくりさんと並んで最強クラスのデュエリストです。最強クラスのエクシーズ使いならカードを創造するくらいできるでしょ?という適当な感じでエクストラデッキにカードが増えました。当然、オリ主には出来ません。
最初は「思ったほど強くないな?」と思って余裕をかましていましたが、追い詰められてからは必死でした。ギリギリで踏み留まってネフィリムは使いませんでした。いずれは出ると思います。
北斗はオリ主がオカルトパワーでカードから元に戻しました。そしてオリ主は気絶した黒咲を北斗に押し付けて逃げました。
次回の更新は1/3(日) AM6:00予定です。
戦車様、四季式様、誤字報告ありがとうございました。修正しました。
オリ主にヒロインは必要でしょうか?
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不要だ!そういうのはいいからデュエルだ!
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いる!原作イメージが壊れないオリヒロで!
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いる!原作改変ものだし、原作キャラで!
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いる!TFならモブキャラ攻略でしょ
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いる!オリ主ならハーレムを目指せ!