【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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新章突入。

今回の相手はタッグフォースシリーズで多分一番有名なモブキャラ、ツァン・ディレです。

TF6のあの容姿でモブキャラとは、当時のタッグフォースシリーズの開発スタッフの本気具合が伺えますね。


原作1年前 嵐の前の暗躍編
第七十四話 ツァン・ディレ


中学校3年生となった春、15歳となって身長も160cmを超えた俺は、今年から春開催になったデュエルアカデミアが主催するデュエル全国模試(中学三年生の部)の筆記試験を終えて、実技試験の会場へと向かっていた。

 

今回の筆記試験はチート知識に頼らずに自分の実力のみで受けてみたが、去年・一昨年とそれほど順位は変わらないだろう。OCG次元の人間でデュエルモンスターズに触れていればそんなに難しい問題じゃない。

 

魔法カードのタイプを全て答えよ(5点)とかだもんな。OCG次元のストラクチャーデッキに付属してくるルールブックの内容を覚えていたら100点中90点は取れるだろう。

 

そんなことを考えていると実技試験会場に到着した。俺の番号は…あそこだな。…あの非常に見覚えのあるピンク頭の少女が今回の実技試験の対戦相手かな?あ、髪色はTF5以降のピンクだけど、髪型はTF4時の地味なツインお下げ型だな。この娘の相手なら、同じ会場にいるコナミにしろよ…。

 

「へぇ…アンタが私の対戦相手?ボクはツァン・ディレ。あんたなんかでボクの相手になるとは思えないけど…相手してあげる」

 

そう言えば、確かこの娘って声優が遊戯王DMのキサラと同じ声の人なんだっけ。聞いてもよく分からないけどさ。

 

「そうか。俺は白河クロトだ。よろしく頼む」

 

凄い不機嫌そうだ。前世ではツンデレと言う言葉はあったが、ツンデレと呼ばれる人種に会ったことが無かったので、これがその人種特有の状態なのか、それとも単に俺が気に入らないだけなのかが判断できない。まぁ、いいや。どうせコナミのヒロイン候補の一人だ。俺がわざわざ仲良くなる必要もないしな。

 

そんな話は置いておいて、試合が始まる前に【真六武衆-シエン】と【六武の門】のメタカードをデッキに大量投入しておこうかな!

 

~~~

 

「それでは実技試験を開始いたします。受験者は対戦コートの内側へお入り下さい」

 

ギリギリだがデッキの調整は間に合った。メタカードを引けるかどうかは運次第だけどな。

 

「両者とも準備はよろしいでしょうか!それでは実技試験デュエル、開始して下さい!」

 

「よぉし、準備OK!」

 

「対戦、よろしくお願いいたします」

 

挨拶は大事だ。古事記にそう書いてあるはず。

 

「「デュエル!」」

 

 

◆白河クロト LP:4000

 

VS

 

◆ツァン・ディレ LP:4000

 

 

「先攻はボクが貰う!ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

ツァン・ディレ 手札:5→6枚。

 

「ボクは手札から魔法カード【増援】を発動!デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える!ボクはデッキから【六武衆-イロウ】を手札に加える!」

ツァン・ディレ 手札:5→6枚。

 

サーチ先がキザンやカゲキじゃない?どういう意図だ?

 

「次にボクは手札から永続魔法【六武衆の結束】を発動!「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。武士道カウンターが置かれているこのカードを墓地へ送って発動できる。このカードに置かれていた武士道カウンターの数だけ、自分はデッキからドローする!」

ツァン・ディレ 手札:5枚。永続魔法:1

 

「更にボクは手札から魔法カード【予想GUY】を発動!自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する!ボクはデッキから通常モンスター【六武衆の侍従】を特殊召喚!」

ツァン・ディレ 手札:4枚。武士道カウンター:0→1

 

<ツァン・ディレのフィールド>

六武衆の侍従 ★3 DEF2000

 

「そしてボクは手札から【六武衆-ザンジ】を召喚!」

ツァン・ディレ 手札:3枚。武士道カウンター:1→2

 

<ツァン・ディレのフィールド>

六武衆の侍従 ★3 DEF2000

六武衆-ザンジ ★4 ATK1800

 

「ここでボクは永続魔法【六武衆の結束】を発動!武士道カウンターが置かれているこのカードを墓地へ送り、このカードに置かれていた武士道カウンターの数だけ、自分はデッキからドローする!武士道カウンターは2つ!よってボクはデッキから2枚ドローする!」

ツァン・ディレ 手札:3→5枚。永続魔法:1→0、武士道カウンター:2→0

 

「自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。さぁ来て!【大将軍 紫炎】!」

ツァン・ディレ 手札:4枚。

 

<ツァン・ディレのフィールド>

六武衆の侍従 ★3 DEF2000

六武衆-ザンジ ★4 ATK1800

大将軍 紫炎 ★7 ATK2500

 

「【大将軍 紫炎】がフィールド上に表側表示で存在する限り、相手は1ターンに1度しか魔法・罠カードを発動できない!また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、代わりに自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できるわ!」

 

「ボクは手札からフィールド魔法【紫炎の霞城】を発動!「六武衆」と名のついたモンスターを攻撃する時、攻撃モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする!」

ツァン・ディレ 手札:3枚。フィールド魔法:1

 

「ボクは手札を2枚伏せてターンエンド!」

ツァン・ディレ 手札:1枚、伏せカード:2

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:5枚

 

VS

 

◆ツァン・ディレ LP:4000、手札:1枚、伏せカード:2

 

<ツァン・ディレのフィールド>

六武衆の侍従 ★3 DEF2000

六武衆-ザンジ ★4 ATK1800

大将軍 紫炎 ★7 ATK2500

 

 

なるほど。タッグフォース4のツァン・ディレはまだ真六武衆シリーズのカードを所持していなかったからな。その状態のデッキなんだろう。なら、伏せカードは【六尺瓊勾玉】や【六武衆の荒行】ではなく、【諸刃の活人剣術】や【六武衆推参!】、あったとしても【究極・背水の陣】辺りだろうか。

 

ただ、【大将軍 紫炎】のモンスター効果はこのデッキにかなり刺さる。早めに除去してしまいたいところだな。

 

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:5→6枚。

 

「俺は手札から【聖騎士アルトリウス】を召喚!」

クロト 手札:5枚。

 

<白河クロトのフィールド>

聖騎士アルトリウス ★4 ATK1800

 

「俺は手札から装備魔法【聖剣カリバーン】を発動!戦士族モンスターにのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は500ポイントアップする!俺は【聖騎士アルトリウス】に【聖剣カリバーン】を装備する!」

クロト 手札:4枚。

 

<白河クロトのフィールド>

聖騎士アルトリウス ★4 ATK1800→2300 ※【聖剣カリバーン】装備中。

 

「一応言っておくけど、【大将軍 紫炎】の効果のことを忘れてないわよね?アンタはもうこのターンは魔法罠を発動できないわよ」

 

「分かってるよ。わざわざ教えてくれるなんて優しいじゃん?」

 

「なっ!?べ、別にアンタの為に言ったんじゃないわよ!」

 

生ツンデレとか初めて見たけど、可愛いというより微笑ましいな。

 

「自分フィールドに「聖剣」装備魔法カードが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。俺は手札から【聖騎士コルネウス】を特殊召喚!」

 

<白河クロトのフィールド>

聖騎士アルトリウス ★4 ATK2300 ※【聖剣カリバーン】装備中。

聖騎士コルネウス ★4 DEF2000

 

「俺はレベル4の【聖騎士アルトリウス】と【聖騎士コルネウス】でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!現れよ!ランク4!【神聖騎士王コルネウス】!」

クロト 手札:3枚。

 

<白河クロトのフィールド>

神聖騎士王コルネウス ☆4 DEF2500 ORU:2

 

「エクシーズ召喚…!?初めて見た…」

 

「【聖騎士コルネウス】をORUとした召喚した「聖騎士」モンスターは以下の効果を得る。この特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにモンスター1体を召喚できる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「聖騎士」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。俺はこの効果を発動して手札から【伝説の預言者マーリン】を召喚!」

クロト 手札:2枚。

 

<白河クロトのフィールド>

神聖騎士王コルネウス ☆4 DEF2500 ORU:2

伝説の預言者マーリン ★3 DEF500

 

「俺は【神聖騎士王コルネウス】のORUを2つ取り除いて効果発動!このカードのORUを任意の数だけ取り除き、その数だけ相手フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す!対象は【大将軍 紫炎】と伏せカード1枚だ!」

神聖騎士王コルネウス ☆4 DEF2500 ORU:2→0

 

「破壊じゃなく、手札に戻す効果!?…【大将軍 紫炎】と伏せカード1枚を手札に戻すわ」

ツァン・ディレ 手札:1→3枚、伏せカード:2→1

 

<ツァン・ディレのフィールド>

六武衆の侍従 ★3 DEF2000

六武衆-ザンジ ★4 ATK1800

 

良し!これで魔法カードが使えるようになったな!

 

「俺は【伝説の預言者マーリン】をリリースして効果発動!デッキから「聖騎士」モンスター1体を特殊召喚する。この効果を発動するターン、自分は「聖騎士」モンスターしか特殊召喚できない。俺はデッキから【魔聖騎士ランスロット】を特殊召喚!」

 

<白河クロトのフィールド>

神聖騎士王コルネウス ☆4 DEF2500 ORU:0

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK2000

 

「俺は【魔聖騎士ランスロット】の効果発動!1ターンに1度、自分フィールド上の「聖騎士」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。デッキから「聖剣」と名のついたカード1枚を手札に加える!俺は【神聖騎士王コルネウス】をリリースして【聖剣アロンダイト】を手札に加える!」

クロト 手札:2→3枚。

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK2000

 

「俺は手札から装備魔法【聖剣アロンダイト】を発動!戦士族モンスターにのみ装備可能。俺は【魔聖騎士ランスロット】に【聖剣アロンダイト】を装備する!」

クロト 手札:2枚。

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK2000 ※【聖剣アロンダイト】装備。

 

「俺は【聖剣アロンダイト】の効果発動!1ターンに1度、相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。装備モンスターの攻撃力を500ダウンし、そのセットされた相手のカードを破壊する!」

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK2000→1500 ※【聖剣アロンダイト】装備。

 

「させない!チェーンしてリバースカードオープン!速攻魔法【六武ノ書】!自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター2体をリリースして発動!自分のデッキから「大将軍 紫炎」1体を自分フィールド上に特殊召喚する!ボクは自分フィールドの【六武衆の侍従】と【六武衆-ザンジ】をリリースしてデッキから【大将軍 紫炎】を特殊召喚!」

ツァン・ディレ 伏せカード:1→0

 

<ツァン・ディレのフィールド>

モンスター無し

 

「なら俺もその効果にチェーンして手札から【アヴァロンの魔女モルガン】を墓地に送って効果発動!自分フィールドに「聖騎士」モンスター及び「聖剣」装備魔法カードが存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。自分フィールドの「聖剣」装備魔法カード1枚を選んで破壊し、その発動を無効にする!俺は自分フィールドの【聖剣アロンダイト】を破壊して【六武ノ書】の発動を無効にする!」

クロト 手札:2→1枚。

 

「手札からカード効果の発動を無効化するモンスター!?」

 

チェーン①聖剣アロンダイト

チェーン②六武ノ書

チェーン③アヴァロンの魔女モルガン

 

「効果処理を行う。【アヴァロンの魔女モルガン】の効果により【聖剣アロンダイト】は破壊されてチェーン②【六武ノ書】の発動を無効にする。チェーン②【六武ノ書】の発動は無効化されているが、発動コストとして墓地に送られた2体はそのまま墓地だ。最後にチェーン①【聖剣アロンダイト】の効果はセットカードだった【六武ノ書】が発動された為、対象を失って不発だが、効果処理時に攻撃力をダウンするので攻撃力は500下がったままだ。【聖剣アロンダイト】が破壊された後でもな」

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK1500

 

「俺は手札から【貪欲な壺】の効果発動!自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから2枚ドローする!」

クロト 手札:1→0→2枚。

 

<クロトが墓地からデッキに戻したモンスター>

①聖騎士アルトリウス

②聖騎士コルネウス

③神聖騎士王コルネウス

④伝説の預言者マーリン

⑤アヴァロンの魔女モルガン

 

ギリギリ来たな…。さて、相手フィールドにモンスター無し、伏せカード無し。手札も【大将軍 紫炎】と【六武衆-イロウ】と伏せカードだった1枚。伏せカードが手札誘発でもある可能性は非常に低い。墓地発動できるカードも無し。…行けるな。

 

「俺は手札から装備魔法【アサルト・アーマー】の効果発動!自分フィールドのモンスターが戦士族モンスター1体のみの場合、そのモンスターに装備できる。装備モンスターの攻撃力は300アップする。俺はフィールドの【魔聖騎士ランスロット】に【アサルト・アーマー】を装備する!」

クロト 手札:2→1枚。

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK1500 → 1800 ※【アサルト・アーマー】装備

 

「装備されている【アサルト・アーマー】を墓地へ送って効果発動!このターン、このカードを装備していたモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる!」

クロト 手札:2→1枚。

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK1800 → 1500 ※2回攻撃

 

「俺は手札から装備魔法【聖剣ガラティーン】の効果発動!戦士族モンスターにのみ装備可能。「聖剣ガラティーン」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。装備モンスターの攻撃力は1000アップし、自分スタンバイフェイズ毎に200ダウンする。1ターンに1度、フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、自分フィールドの戦士族の「聖騎士」モンスター1体を対象として発動できる。その自分の戦士族の「聖騎士」モンスターにこのカードを装備する!俺はフィールドの【魔聖騎士ランスロット】に【聖剣ガラティーン】を装備する!」

クロト 手札:1→0枚。

 

<白河クロトのフィールド>

魔聖騎士ランスロット ★5 ATK1500→2500 ※2回攻撃。※【聖剣ガラティーン】装備

 

「バトルフェイズに移行。【魔聖騎士ランスロット】で1回目のダイレクトアタック!」

 

魔聖騎士ランスロット ATK2500 ※2回攻撃。

 

「あうぅっ…」

ツァン・ディレ LP:4000 → 1500

 

防御札は無いっぽいな。ならこれで終わりだな。

 

「バトルフェイズに続行。【魔聖騎士ランスロット】で2回目のダイレクトアタック!」

 

魔聖騎士ランスロット ATK2500 ※残り1回攻撃。

 

「きゃあぁぁぁ!」

ツァン・ディレ LP:1500 → 0

 

 

「対戦、ありがとうございました」

 

「負け、ちゃった…」

 

~~~

 

実技試験デュエルが終わると、ツァン・ディレは悔しそうな顔をしていた。

 

「ぐ、偶然とは言え…たいしたものじゃない。まあ、次はこうはいかないけどね!」

 

うーん。今の【六武衆】もこの時代なら悪くはないんだろうけどなぁ。このままだとタッグフォース3にも居る【六武衆】使いの生徒とデッキ被るだろうし…素直に受け取ってくれるか分からないけど、テコ入れしてみるか。

 

「君、【六武衆】使いなんだろ?このカード達を見たことある?」

 

「何よこれ。えっ、なに、これ?真・六武衆に影・六武衆!?こんな六武衆もあるんだ…って、これは【六武衆】の融合!?【六武衆】のシンクロ!?【六武衆】のエクシーズ!?」

 

良い反応だなぁ。毎回この反応を見るのもカードを渡す時の楽しみの一つだな。

 

「そうだよ。あとは適当に戦士族のサポートカードとかだな。使ってみる?あげるよ?」

 

「こ、これを全部くれるの!?」

 

「うん」

 

「あ、ありがとう…」

 

「どういたしまして」

 

どうやらちゃんと受け取ってくれたみたいだ。リンク環境なら軍団長やらイゾルテやらも渡したんだけどな。少なくともこれで、モンケッソクカゲキカゲムシャシエンシハンキザンキザンくらいは出来るようになるだろうな。

 

「ねぇ」

 

「うん?」

 

「やっぱりこんなカードをタダで貰えないわよ。何か代わりとなる物をあげないと…」

 

「えぇ…」

 

なんか面倒くさいことを言い出した。なんだかんだで律儀な娘だ。でも、カードとか貰ってもなぁ。俺はOCG版なら全てのカード持っているからなぁ。最近は時々知らないカードも増えてるし…何かいい方法は…おっ、そうだ。

 

「確か、ツァン・ディレは去年・一昨年含めて模試の成績上位者だよな?」

 

「何でいちいちフルネームで呼ぶのよ。ツ、ツァンで良いわよ!」

 

「えぇ、あぁ、うん」

 

顔を真っ赤にしてそう言うツァン・ディレ、もといツァン。口下手なんだろうか。

 

「確かにボクは成績上位者よ。去年も4位だったし。でも、アンタも確か去年の順位は5位だったじゃない。それで?」

 

去年はレインが元のスタンスに戻したらしく、上位500位になっていたからな。繰り上げになって俺が5位だった。確か1位からだと三沢、アモン、明日香、ツァン、俺、万丈目…だったな。万丈目を抜いてやったぜ。上三人は抜くの無理でしょ。

 

「俺、歴史苦手なんだよね。だからさ、歴史の勉強を手伝ってくれない?」

 

これは本当。この世界の歴史は基本的に前世と同じなんだが、所々微妙に違っているから、前世の記憶を継承したチート能力が逆に足を引っ張ることになるんだよな。

 

「えぇっ!?ボ、ボクと!?そ、それってもしかして、ボクに友達になってくれってこと!?」

 

「ん?まぁそうかな」

 

要は、一緒に受験勉強しようぜ!って言ってるわけだからな。大体同じような意味だろう。

 

「しょ、しょうがないわね!と、友達になってあげるわよ!」

 

「おぉ。今後時々で良いから、歴史の勉強を手伝ってくれればいいよ」

 

こうして、ツァンと友達関係になった。久し振りに同年代と電話番号やらメールアドレスの交換とかしたな…。

 

成績優秀な彼女なら、俺の知らない歴史の知識を知ってたりしそうだし、今後はかなり助かるだろうな。




元々タッグフォース4以降の新規キャラクターはアカデミア高等部からの入学と言う設定にするつもりだったので、ようやくツァン・ディレが出せました。

オリ主はわざわざ仲良くなる必要はないとか言っていますが、やっていることはカード(プレゼント)を大量に上げていますので、今までカードを配った人たちの友好度は結構高めです。

ツァン・ディレのデッキは【六武衆】でした。ただし、タッグフォース4時代のデッキなので、真・六武衆も居ませんし、門や勾玉もありません。

オリ主のデッキは【聖騎士】でした。侍相手なら忍者か騎士をぶつけようと思っていたので、ダイスで騎士になりました。

次回の更新は2/10(水) AM7:00予定です。

オリ主にヒロインは必要でしょうか?

  • 不要だ!そういうのはいいからデュエルだ!
  • いる!原作イメージが壊れないオリヒロで!
  • いる!原作改変ものだし、原作キャラで!
  • いる!TFならモブキャラ攻略でしょ
  • いる!オリ主ならハーレムを目指せ!
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