【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~   作:嘘つき熊さん

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地元デュエル大会の決勝戦です。

相手は以前にデッキを渡したことのあるアニメGXキャラの早乙女レイ戦です。


第七十七話 早乙女レイ

地元のデュエル大会の本戦2日目、鈴木、佐藤、田中、田中の妹の楓ちゃんと言う顔見知りばかりの対戦相手を蹴散らした俺は、決勝戦へと進んでいた。

 

大会会場の選手控室に備え付けれらている椅子に座りながら、いつものように勝手に出てきたバニーラを膝の上に乗せてその頭を撫でながら、決勝戦で使用するデッキをサイドデッキを使って調整していた。

 

「相手は恐らくレイちゃんだろうからな。レイちゃんの仮想敵であるカイザー亮と似たようなデッキを使ってあげた方が彼女の為になるんだろうが…デッキは既に登録した分しか使えないからなぁ」

 

今回俺が使うデッキは機械族メインだ。サイドデッキにはサイバードラゴンとその融合体が投入してある。出す機会があるかどうかは分からないが、一応入れておこうかな。

 

そもそも、【ライトロード】相手だと、油断するとあの龍が出て来て負ける可能性もあるからな。流石に8~9歳に負けたくはない。

 

『まもなく、デュエル大会本戦、決勝戦が開始されます。選手の皆様は本会場中央の対戦コートまでお越しください』

 

そんなことを考えていると、室内に取り付けられているスピーカーから大会主催者側からのアナウンスが流れてきた。

 

「良し、じゃあ行きますか!」

 

『バニー!』

 

俺の声を聞き、バニーラが俺の膝から飛び降りたのを確認した後、椅子から立ち上がって忘れ物が無いことを確認した後に控室の扉へと向かう。

 

ここまで来たらもうなるようにしかならないか。じゃあ、のんびりデュエルを楽しむことにしようかな。

 

~~~

 

控室を出て、選手用通路を歩き、大会会場の中央付近にやってきた。観客席には今回の大会に参加して、本選で敗れていった鈴木、佐藤、田中、田中の妹の楓ちゃんと、鈴木の付き添いの高橋先輩が居た。

 

「クロトー。ここまで来たら優勝しろよー」

 

「おー」

 

「ボクたちに勝ったんだから、ちゃんと優勝してよー」

 

「はいはい」

 

「フン、我に勝っておいて、負けることは許さんぞ!」

 

「クソ兄貴は黙ってて。クロトさん、優勝したら何か奢ってくださいね?」

 

「なんでだよ」

 

「白河君、頑張ってね」

 

「了解で~す」

 

観客席にいるギャラリーからの声援?に適当に返事をする。

 

「それではデュエル大会準決勝を開始いたします。受験者は対戦コートの内側へお入り下さい」

 

審判の声を聞き、俺は対戦コートへと入る。相手はシルエットで分かる。俺よりかなり背の低いの黒髪ロングの少女、というより幼女。早乙女レイだ。

 

「白河さん、お久し振りです!私のこと、覚えていますか?」

 

「レイちゃん、久し振り。ここまで勝ち上がって来たってことは、【ライトロード】デッキを上手く使いこなしているようだね」

 

「はい!最初は難しいデッキでしたけど、今はなんとか使いこなせていると思います!これも恋する乙女の底力と、白河さんがデッキに入れておいてくれたデッキメモのお蔭です!」

 

凄い元気だ。若いっていいね。ん…?デッキメモ?あぁ、そうか。【ライトロード】デッキに入れていたカードの効果とか展開例とかをメモしてデッキに挟んでおいたっけ。

 

「あはは。レイちゃんは相変わらずだね。その想いが亮さんに届くといいね」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

凄いキラキラして見えるな。それにしても、数年会っていない人をずっと一途に想い続けられるなんて凄いな。このデュエル大会に参加したのも、俺が『彼と恋人になりたいならデュエルで話し合わないと』なんて言ったことが原因だろう。

 

これで原作のアニメGX通りにいかず、彼女が亮とも十代ともデュエルしないような状況になったら、もしかして余計な手出しをした俺の所為か?もしそうなったら、ヤバイ。罪悪感がヤバい。亮には何としても彼女とデュエルしてもらわないと困るな!その後の展開は…流石に読めないがな。

 

 

「両者とも準備はよろしいでしょうか!それではデュエル大会本戦、決勝戦!デュエル、開始して下さい!」

 

「「対戦、よろしくお願いいたします」」

 

挨拶は大事だ。古事記にそう書いてあるはず。

 

「「デュエル!」」

 

 

◆白河クロト LP:4000

 

VS

 

◆早乙女レイ LP:4000

 

 

「先攻は私が貰います!私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

早乙女レイ 手札:5→6枚。

 

「私は手札から魔法カード【光の援軍】を発動!自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送って発動できる。デッキからレベル4以下の「ライトロード」モンスター1体を手札に加える。私はデッキから【ライトロード・サモナー ルミナス】を手札に加えます!」

早乙女レイ 手札:6→5→6枚。

 

「私はデッキから墓地に送られた【ライトロード・ビースト ウォルフ】の効果発動!このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。このカードがデッキから墓地へ送られた時に発動する。このカードを墓地から特殊召喚する!」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

 

「更に私はデッキから墓地に送られた装備魔法【ライトロード・レイピア】の効果発動!「ライトロード」と名のついたモンスターにのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は700ポイントアップする。このカードがデッキから墓地に送られた時、このカードを自分フィールド上に存在する「ライトロード」と名のついたモンスター1体に装備する事ができる。私は自分フィールドの【ライトロード・ビースト ウォルフ】に【ライトロード・レイピア】を装備!」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100 → 2800 ※【ライトロード・レイピア】装備

 

彼女の墓地のライトロードモンスターは【ライトロード・ウォリアー ガロス】が1体か。なかなか理想的な墓地肥やし状態だな。

 

「私は手札から魔法カード【ソーラー・エクスチェンジ】を発動!手札から「ライトロード」モンスター1体を捨てて発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。その後、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る!私は手札の【ライトロード・ドラゴン グラゴニス】を墓地に送り、デッキから2枚ドロー!」

早乙女レイ 手札:6→5→4→6枚。

 

「私はデッキから墓地に送られた【ライトロード・ビースト ウォルフ】の効果発動!このカードを墓地から特殊召喚する!」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2800 ※【ライトロード・レイピア】装備

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

 

今の【ソーラー・エクスチェンジ】で彼女の墓地には【ライトロード・モンク エイリン】と手札コストの【ライトロード・ドラゴン グラゴニス】が落ちたか。なかなか理想的な墓地肥やし状態だな。

 

「私はモンスターを裏側守備でセット、更に3枚カードを伏せてターンエンドです!」

早乙女レイ 手札:6→5→2枚。伏せカード:3

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2800 ※【ライトロード・レイピア】装備

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

伏せモンスター

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:5枚

 

VS

 

◆早乙女レイ LP:4000、手札:2枚、伏せカード:3、装備魔法;1

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2800 ※【ライトロード・レイピア】装備

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

伏せモンスター

 

 

墓地が肥えまくった上に手札を残したままでこの状態か。やはり【ライトロード】はシンプルに強いよな。あの伏せモンスターは十中八九、ライコウだろうな。

 

防御が薄くなりがちで継戦能力も低いデッキではあるが、レイちゃんは結構伏せカードをセットしてきたな…。デッキを渡したのが随分前だから、彼女に渡したライトロード以外の汎用カードが思い出せない…。もし相手のターンに回ると一気に決められる可能性が高い。なるべくこのターンで倒してしまいたいところなんだが…。

 

彼女の墓地のライトロードモンスターは【ライトロード・ウォリアー ガロス】、【ライトロード・モンク エイリン】、【ライトロード・ドラゴン グラゴニス】。あと一種類で【裁きの龍】の特殊召喚条件が整うわけだしな。

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:5→6枚。

 

「俺は手札から永続魔法【カラクリ解体新書】を発動!「カラクリ」と名のついたモンスターの表示形式が変更される度に、このカードにカラクリカウンターを1つ置く(最大2つまで)。また、フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っているカラクリカウンターの数だけ自分のデッキからカードをドローする」

クロト 手札:6→5枚。

 

「俺は手札から【カラクリ商人 壱七七】を召喚!このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、このカードの表示形式を守備表示にする。このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「カラクリ」と名のついたカード1枚を手札に加える」

クロト 手札:5→4枚。

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ商人 壱七七 ★2 ATK500

 

「そして召喚に成功した【カラクリ商人 壱七七】の効果発動!自分のデッキから「カラクリ」と名のついたカード1枚を手札に加える!俺はデッキから魔法カード【借カラクリ蔵】を手札に加える!」

クロト 手札:4→5枚。

 

この効果を通すか。なら伏せカードにモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊するカウンター罠【ライト・バニッシュ】は無い、かな?

 

「俺は手札の魔法カード【借カラクリ蔵】の効果発動!自分フィールド上に表側表示で存在する「カラクリ」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。自分のデッキからレベル4以下の「カラクリ」と名のついたモンスター1体を手札に加え、選択したモンスターの表示形式を変更する。俺はフィールドの【カラクリ商人 壱七七】の表示形式を変更し、デッキから【カラクリ忍者 参参九】を手札に加える!」

クロト 手札:5→4→5枚。カラクリカウンター:0→1

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ商人 壱七七 ★2 DEF1500

 

「手札の【カラクリ法師 九七六参】の効果発動!このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「カラクリ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更し、このカードをチューナー扱いとして特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族・地属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。俺はフィールドの【カラクリ商人 壱七七】の表示形式を変更し、手札の【カラクリ法師 九七六参】をチューナー扱いで特殊召喚!」

クロト 手札:5→4枚。カラクリカウンター:1→2

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ商人 壱七七 ★2 ATK500

カラクリ法師 九七六参 ★5 DEF1500 ※自身の効果でチューナー扱い

 

「俺は永続魔法【カラクリ解体新書】の効果発動!フィールド上に存在するこのカードを墓地へ送る事で、このカードに乗っているカラクリカウンターの数だけ自分のデッキからカードをドローする。このカードに乗っているカラクリカウンターは2個!よって2枚デッキからカードをドロー!」

クロト 手札:4→6枚。

 

良し、悪くない引きだ。このカードがあれば、最悪の可能性である【裁きの龍】の降臨を許してもなんとかなる。

 

「俺は手札からフィールド魔法【風雲カラクリ城】を発動!自分フィールド上に表側表示で存在する「カラクリ」と名のついたモンスターが、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを攻撃対象に選択した時、その相手モンスター1体の表示形式を変更する事ができる。また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するレベル4以上の「カラクリ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる」

クロト 手札:6→5枚。フィールド魔法:0→1

 

「俺はレベル2【カラクリ商人 壱七七】にチューナー扱いのレベル5【カラクリ法師 九七六参】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル7!【カラクリ将軍 無零】!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK2600

 

「シンクロ召喚!…初めて見た!」

 

レイちゃんが驚きの声を上げた。そう言えば、あげたデッキはこの時代でギリギリ行けそうなカードで統一してたから、チューナーとかシンクロモンスターとか渡していなかったっけ。

 

「【カラクリ将軍 無零】がシンクロ召喚に成功した時、自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。俺はデッキからチューナーモンスター【カラクリ蝦蟇 四六弐四】を特殊召喚!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK2600

カラクリ蝦蟇 四六弐四 ★1 DEF1000 ※チューナー

 

「【カラクリ将軍 無零】の残りの効果を説明しておこう。1ターンに1度、フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、表示形式を変更する事ができる」

 

「俺はレベル7【カラクリ将軍 無零】にレベル1【カラクリ蝦蟇 四六弐四】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル8!【カラクリ大将軍 無零怒】!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大将軍 無零怒 ★8 ATK2600

 

「連続シンクロ召喚!?」

 

「【カラクリ大将軍 無零怒】がシンクロ召喚に成功した時、自分のデッキから「カラクリ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。俺はデッキからチューナーモンスター【カラクリ蝦蟇 四六弐四】を特殊召喚!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大将軍 無零怒 ★8 ATK2600

カラクリ蝦蟇 四六弐四 ★1 ATK200 ※チューナー

 

「【カラクリ大将軍 無零怒】の残りの効果を説明しておこう。1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「カラクリ」モンスターの表示形式が変更された場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする」

 

「墓地の【カラクリ蝦蟇 四六弐四】を除外し、フィールドの【カラクリ蝦蟇 四六弐四】を対象に効果発動!このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「カラクリ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更する」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大将軍 無零怒 ★8 ATK2600

カラクリ蝦蟇 四六弐四 ★1 DEF1000 ※チューナー

 

「この瞬間、【カラクリ大将軍 無零怒】の効果発動!デッキから1枚ドローする!」

クロト 手札:5→6枚。

 

「俺は手札から魔法カード【ギャラクシー・サイクロン】を発動!フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。また、墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。俺はレイちゃんの伏せカード1枚を破壊!」

 

「きゃあっ!…【聖なるバリア -ミラーフォース-】が!」

早乙女レイ 伏せカード:3→2

 

危ねぇー!この時代の汎用カードなら、入れてても不思議じゃないな!この調子だと【魔法の筒】とか【破壊輪】とか【万能地雷グレイモヤ】とか入ってたりするのか!?【カラクリ】は伏せカード除去苦手なんだよ~。

 

「俺はレベル8【カラクリ大将軍 無零怒】にレベル1【カラクリ蝦蟇 四六弐四】をチューニング!シンクロ召喚!現れよ!レベル9!【カラクリ大権現 無零武】!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

 

「レベル9のシンクロモンスター…」

 

「【カラクリ大権現 無零武】がこのカードがシンクロ召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「カラクリ」モンスター1体を特殊召喚する。俺はデッキから【カラクリ忍者 九壱九】を特殊召喚!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 DEF1500

 

「【カラクリ大権現 無零武】の残りの効果を説明しておこう。このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の守備表示モンスターは戦闘では破壊されない。1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「カラクリ」モンスターの表示形式が変更された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する」

 

「【カラクリ忍者 九壱九】も効果を説明しておこう。このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。フィールド上に表側表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、このカードの表示形式を変更する。このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分の墓地に存在するレベル4以下の「カラクリ」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する」

 

「俺は手札から装備魔法【カラクリ蝦蟇油】を発動!このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。自分の墓地の「カラクリ」モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「カラクリ」モンスターの表示形式が変更された場合に発動する。装備モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。俺は墓地の【カラクリ将軍 無零】を対象とし、【カラクリ将軍 無零】を特殊召喚し、【カラクリ蝦蟇油】を装備する!」

クロト 手札:6→5枚。装備魔法:1

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 DEF1500

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK2600 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

 

「【カラクリ将軍 無零】の効果発動!【カラクリ忍者 九壱九】の表示形式を変更する!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 ATK1700

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK2600 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

 

「この瞬間、【カラクリ大権現 無零武】の効果発動!レイちゃんのフィールドの伏せカード1枚を除外する!」

 

「私の伏せカードが…!」

早乙女レイ 伏せカード:2→1

 

「更に【カラクリ蝦蟇油】の効果により、【カラクリ将軍 無零】の攻撃力が500アップする!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 ATK1700

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK2600 → 3100 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

 

「俺は手札から永続魔法【機甲部隊の防衛圏】を発動!自分フィールドにレベル7以上の機械族モンスターが存在する限り、相手は自分フィールドのレベル6以下の機械族モンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の機械族モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える」

クロト 手札:5→4枚。永続魔法:1

 

彼女の手札は2枚。そのうち1枚は【ライトロード・サモナー ルミナス】。伏せカードは1枚。墓地発動できるカードは…無いな。情報が無い手札1枚が【オネスト】ならヤバいが…。行くしかないか!

 

「バトルフェイズに移行。【カラクリ忍者 九壱九】で【ライトロード・ビースト ウォルフ】を攻撃!」

 

カラクリ忍者 九壱九 ATK1700

vs

ライトロード・ビースト ウォルフ ATK2800 ※【ライトロード・レイピア】装備

 

「攻撃力の低いモンスターで攻撃!?…いや、白河さんのフィールドには…!」

 

「俺はフィールド魔法【風雲カラクリ城】の効果を発動!自分フィールド上に表側表示で存在する「カラクリ」と名のついたモンスターが、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを攻撃対象に選択した時、その相手モンスター1体の表示形式を変更する事ができる!【ライトロード・ビースト ウォルフ】を守備表示に変更!」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 DEF300 ※【ライトロード・レイピア】装備

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

伏せモンスター

 

カラクリ忍者 九壱九 ATK1700

vs

ライトロード・ビースト ウォルフ DEF300 ※【ライトロード・レイピア】装備

 

「【カラクリ忍者 九壱九】で【ライトロード・ビースト ウォルフ】を戦闘破壊!そして【カラクリ忍者 九壱九】が戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分の墓地に存在するレベル4以下の「カラクリ」と名のついたモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。俺は墓地より【カラクリ商人 壱七七】を表側守備表示で特殊召喚!」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

伏せモンスター

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 ATK1700

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK3100 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

カラクリ商人 壱七七 ★2 DEF1500

 

「バトルフェイズを続行する。【カラクリ大権現 無零武】で【ライトロード・ビースト ウォルフ】を攻撃!」

 

「この瞬間!リバースカードオープン!永続罠【ライトロード・バリア】発動!自分フィールド上の「ライトロード」と名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る事で、攻撃モンスター1体を選択し、その攻撃を無効にする。私は自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送り、【カラクリ大権現 無零武】を対象とし、その攻撃を無効にします!」

早乙女レイ 伏せカード:1→0、永続罠:0→1

 

なるほど。【機甲部隊の防衛圏】の効果でレベル6以下の【カラクリ忍者 九壱九】は効果の対象に取れず、【ライトロード・バリア】を発動しても攻撃を止められなかったのか。

 

「防がれたか…メインフェイズ2に移行!俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」

クロト 手札:4→2枚。伏せカード:2

 

 

◆白河クロト LP:4000、手札:2枚、伏せカード:2、フィールド魔法:1、装備魔法:1、永続魔法:1

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 ATK1700

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK3100 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

カラクリ商人 壱七七 ★2 DEF1500

 

VS

 

◆早乙女レイ LP:4000、手札:2枚、伏せカード:0、永続罠;1

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

伏せモンスター

 

 

結構ヤバいな。あの伏せモンスターはほぼライコウだ。アレは倒しておきたかった。最低でもリバース効果は使わせておきたかった。

 

こちらの伏せカードを破壊してから【裁きの龍】降臨はかなり不味い。

 

「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

早乙女レイ 手札:2→3枚。

 

「私は裏側守備表示の【ライトロード・ハンター ライコウ】を反転召喚して効果発動!このカードがリバースした場合に発動する。フィールドのカード1枚を選んで破壊できる。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。私は白河さんの伏せカードを破壊します!」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

ライトロード・ハンター ライコウ ★2 ATK200

 

ちっ、やはりライコウだよな。そして、よりにもよってこっちか!良い読みしてるな!

 

「伏せカード【借カラクリ旅籠蔵】は破壊される…」

白河クロト 伏せカード:2→1

 

「私は手札から魔法カード【ソーラー・エクスチェンジ】を発動!手札から【ライトロード・サモナー ルミナス】を捨ててデッキから2枚ドローします!その後、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送ります!」

早乙女レイ 手札:3→2→1→3枚。

 

ここで手札交換か。【借カラクリ整備蔵】が引けていれば止められたんだが…唯一判明していた【ライトロード・サモナー ルミナス】が墓地に送られたから、残りの手札が読めないな…。

 

「行きますよ白河さん!私の墓地の「ライトロード」モンスターが4種類以上います!私は手札から【裁きの龍】を特殊召喚します!!」

早乙女レイ 手札:3→2枚。

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

ライトロード・ハンター ライコウ ★2 ATK200

裁きの龍 ★8 ATKF3000

 

出たか!そして、今の俺に【裁きの龍】の効果を止める術は…あるんだなぁこれがぁ!

 

「墓地の【カラクリ蝦蟇 四六弐四】を除外し、フィールドの【カラクリ忍者 九壱九】を対象に効果発動!そのモンスターの表示形式を変更する!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

カラクリ忍者 九壱九 ★4 DEF1500

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK3100 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

カラクリ商人 壱七七 ★2 DEF1500

 

「この瞬間、【カラクリ大権現 無零武】の効果発動!レイちゃんの【裁きの龍】を除外する!」

 

【裁きの龍】の効果は起動効果!発動される前に除外してしまえばいいのさ!

 

「その効果のことは覚えていますよ!この効果にチェーンして私は手札から速攻魔法【禁じられた聖杯】を発動です!フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が400アップし、効果は無効化される。対象はもちろん、【カラクリ大権現 無零武】です!」

早乙女レイ 手札:2→1枚。

 

「何…だと!?」

 

チェーン①カラクリ大権現 無零武

チェーン②禁じられた聖杯

 

「効果処理をします。チェーン②【禁じられた聖杯】によって【カラクリ大権現 無零武】の攻撃力が400アップし、効果は無効となります!そして、チェーン①【カラクリ大権現 無零武】の効果は無効です!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000 → 3400

カラクリ忍者 九壱九 ★4 DEF1500

カラクリ将軍 無零 ★7 ATK3100 ※【カラクリ蝦蟇油】装備

カラクリ商人 壱七七 ★2 DEF1500

 

そう言えば入れてたな聖杯!そして、今の俺に【裁きの龍】の効果を止める術は…無い!

 

「私は1000LPを払って【裁きの龍】の効果発動!このカード以外のフィールドのカードを全て破壊します!」

早乙女レイ LP:4000→3000

 

だが!その後の攻撃を止めることはできるぜ!

 

「その効果にチェーンして、墓地の罠カード【借カラクリ旅籠蔵】を除外して効果発動!自分フィールドに「カラクリ」モンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの表示形式を変更する!レイちゃんの【裁きの龍】は守備表示に変更だ!」

 

「えぇっ!?墓地から罠カード!?」

 

チェーン①裁きの龍

チェーン②借カラクリ旅籠蔵

 

「こ、効果処理をします。チェーン②【借カラクリ旅籠蔵】の効果により、私の【裁きの龍】は守備表示に変更」

 

<早乙女レイのフィールド>

ライトロード・ビースト ウォルフ ★4 ATK2100

ライトロード・ハンター ライコウ ★2 ATK200

裁きの龍 ★8 DEF2600

 

「そしてチェーン①【裁きの龍】の効果により、このカード以外のフィールドのカードを全て破壊です!」

 

<白河クロトのフィールド>

モンスター無し

 

<早乙女レイのフィールド>

裁きの龍 ★8 DEF2600

 

白河クロト 伏せカード:1→0、フィールド魔法:1→0、装備魔法:1→0、永続魔法:1

 

早乙女レイ 伏せカード:0、永続罠;1→0

 

「うわ~。あれだけ居た俺のモンスターが全滅したよ…でもまだ手はあるんだ。【風雲カラクリ城】が破壊されて墓地へ送られた時、自分の墓地に存在するレベル4以上の「カラクリ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。俺は墓地から【カラクリ大権現 無零武】を特殊召喚する!」

 

<白河クロトのフィールド>

カラクリ大権現 無零武 ★9 ATK3000

 

「もちろん覚えていますよ!私の墓地の「ライトロード」モンスターが4種類以上います!私は手札から2体目の【裁きの龍】を特殊召喚します!!」

早乙女レイ 手札:1→0枚。

 

<早乙女レイのフィールド>

裁きの龍 ★8 DEF2600

裁きの龍 ★8 ATK3000

 

「2体目!?」

 

「私は1000LPを払って2体目の【裁きの龍】の効果発動!このカード以外のフィールドのカードを全て破壊します!」

早乙女レイ LP:3000 → 2000

 

<白河クロトのフィールド>

モンスター無し

 

<早乙女レイのフィールド>

裁きの龍 ★8 ATK3000

 

「マジか~」

 

「バトルです!【裁きの龍】でダイレクトアタック!」

 

「ぐわぁぁぁっ!」

クロト LP:4000 → 1000

 

「ターンエンドです!」

 

 

◆白河クロト LP:1000、手札:2枚、伏せカード:0

 

<白河クロトのフィールド>

モンスター無し

 

VS

 

◆早乙女レイ LP:2000、手札:0枚、伏せカード:0

 

<早乙女レイのフィールド>

裁きの龍 ★8 ATK3000

 

 

「俺のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」

クロト 手札:2→3枚。

 

「レイちゃん、攻めを焦ったね」

 

「えっ?」

 

「さっきのターンの場合、わざわざ2体目の【裁きの龍】の効果を使う必要はなかったんだ。1体目の効果をもう一度使い、その後で2体目を召喚していれば、今のレイちゃんのフィールドには【裁きの龍】が2体残ったんだ」

 

「あっ!」

 

2体残っていても、勝敗は変わらなかったんだけどね。

 

「それでも【裁きの龍】は攻撃力もその効果も強力だ。次のターンまで回れば、もう一度効果を使用して君の勝ちだろう。…次があればだけどなぁ!」

 

「!?」

 

「相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。俺は手札から【サイバー・ドラゴン】を特殊召喚!」

クロト 手札:3→2枚。

 

<白河クロトのフィールド>

サイバー・ドラゴン ★5 ATK2100

 

「サ、サイバー・ドラゴン!?亮様のモンスター!?」

 

「君は一度その身で対峙しておいた方がいざと言うときに気後れしなくていいかなと思ってデッキに入れてみたんだ。これが君の戦おうとする相手、丸藤亮の切り札の一つだ!」

 

「俺は手札から魔法カード【オーバーロード・フュージョン】を発動!自分のフィールド・墓地から、機械族・闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。俺はフィールドの【サイバー・ドラゴン】と墓地のカラクリモンスター6体、合計7体を除外して融合!融合召喚!現れよ!レベル9【キメラテック・オーバー・ドラゴン】!!」

クロト 手札:2→1枚。

 

<墓地のカラクリモンスター>

①カラクリ商人 壱七七

②カラクリ法師 九七六参

③カラクリ忍者 九壱九

④カラクリ将軍 無零

⑤カラクリ大将軍 無零怒

⑥カラクリ大権現 無零武

 

<白河クロトのフィールド>

キメラテック・オーバー・ドラゴン ★9 ATK?

 

「【キメラテック・オーバー・ドラゴン】は融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードが融合召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールド上のカードを全て墓地へ送る。【キメラテック・オーバー・ドラゴン】は融合素材としたモンスターの数だけ相手モンスターを攻撃できる。」

 

「そして【キメラテック・オーバー・ドラゴン】の攻撃力はこのカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×800ポイントになる。俺が融合素材としたモンスターは7体。よってその攻撃力・守備力は5600!」

 

<白河クロトのフィールド>

キメラテック・オーバー・ドラゴン ★9 ATK5600

 

「攻撃力5600!?」

 

「バトルフェイズに移行。【キメラテック・オーバー・ドラゴン】で【裁きの龍】に攻撃!エヴォリューション・レザルト・バースト!7連打!」

 

キメラテック・オーバー・ドラゴン ATK5600

vs

裁きの龍 ATK3000

 

「キャアァァァァッ!」

早乙女レイ LP:2000 → 0

 

 

「「対戦、ありがとうございました」」

 

~~~

 

ヤバかったー!ギリギリだったぞさっきのデュエル!相手は小学生だぜ…?俺もまだまだなんだなぁ。

 

デュエルが終わると観客席から声がかけられる。

 

「クロト、お前、最後の方はマジだったろ。小学生相手に酷ぇなぁ」

 

「うるさい」

 

「クロト、大人げないよ?」

 

「やかましい」

 

「そんなことでは我がライバルは…」

 

「クソ兄貴は黙ってろ。クロトさん、約束通りなにか奢ってくださいね!」

 

「約束はしてないと思うけど…」

 

「白河君、優勝おめでとう!」

 

「ありがとうございます。まともにそう言ってくれるのは高橋先輩くらいですよ」

 

デュエルが終わって対戦コートから出ると、レイちゃんがこっちに歩いてきて話しかけてきた。

 

「白河さん、優勝おめでとうございます!」

 

「ありがとうレイちゃん」

 

「私も強くなったつもりだったんですけど、白河さんにはまだ及びませんでした。流石は亮様を倒した人ですね!」

 

「レイちゃんは強かったよ。あとはもう少し落ち着いてデュエルをすれば俺に勝てるようになるさ」

 

「はい!ありがとうございます!」

 

いやいや、マジで強かったわ。【ライトロード】がってのもあるだろうけど、良く使いこなしていたと思う。…そうだな。どうせだからもう少しテコ入れをしてみようか。

 

「じゃあ、今日は頑張ったレイちゃんにご褒美としてこのカードをあげよう」

 

「うわぁ!ありがとうございます!」

 

前に渡し損なっていたライトロードのチューナーやシンクロ、エクシーズなどのカードをあげると、感極まったレイちゃんが抱き着いてきた。

 

「ちょ、ちょ、レイちゃん!?」

 

「あっ!ごめんなさい!つい…」

 

声を掛けると我に返ったレイちゃんが離れてくれた。…後方の観客席から冷たい視線が突き刺さるが、無視だ無視。

 

「うわぁ、クロトってロリコンだったのか…」

 

「だから同年代の彼女が居なかったのか…」

 

「流石の我でもこれは引くな…」

 

「クロトさんがロリコンか~。面白そうな情報だからリンやセレナにメールで送っておこう」

 

「確かに白河君は、同年代の同じ部の後輩たちには興味無さそうでしたからねえ」

 

観客席でとんでもない誤解が広まっている気がする。とりあえず、楓ちゃん。セレナはともかくリンに妙な情報を送るのは止めてくれ。あの娘から周囲にドンドン嘘情報が拡散されて行きそうで嫌だ。

 

「そういえば白河さん。白河さんは来年度のデュエルアカデミアの入試を受けるんですか?」

 

「クロトで良いよ。みんなそう呼んでるし。…そうだね。一応受けるつもりだよ」

 

「私も来年度の編入試験を受けようと思っているんです!じゃあ、クロト先輩ですね!」

 

「来年度の編入試験を受けるなら、同学年だろ。…いやいや、君って確かまだ小学4年生でしょ」

 

「こっそり受けて、デュエルアカデミアに行こうと思いまして…てへっ♪」

 

「てへっ、じゃないよ」

 

舌を出して片眼を閉じ、額に手を当てるレイちゃん。あざとい…。

 

とりあえずは原作通りの流れになりそうだな。ただ、結構無茶をはずだから、一応アドバイスをしておこう。

 

「編入試験を受けて、こっそりデュエルアカデミアに乗り込んで亮さんに会おうって魂胆だと思うけど、家をしばらく留守にするんだから、出発する前にちゃんと親御さんと話をするんだよ?」

 

「そんなの、反対されますよ!」

 

「反対されると思うけど、親御さんに了承を取るか、せめて置手紙でも作って置いておくんだ。そうしないと、親御さんが君が行方不明になったと思ってしまうからね。君は親御さんを悲しませたいのかい?」

 

「あっ!そこまで考えていませんでした…。分かりました。まずは一度、両親と話してみたいと思います。クロト先輩、ありがとうございました!」

 

この娘は、アニメGXの原作通りなら、原作開始から20話目くらいで、アカデミア編入試験を受けて、こっそりデュエルアカデミアに乗り込んでくる。そして、しばらくの間は誰にも気づかれずにレッド寮で生活することになる。恋する乙女の行動力と言うのは凄まじい限りだ。

 

だが、常識的に考えれば、事情を知らない彼女の親たちは家出か誘拐の可能性を考えて彼女を探し回るだろう。そんな不要な不安を与えるくらいなら、まずはちゃんと親と相談してからにすればいい。もしかしたら、他のまっとうな方法で一時的にアカデミアの島に来る方法が見つかるかもしれないしな。

 

どうしても無理そうなら、俺が手伝うしかないかな。

 

「クロト先輩!あの…厚かましいお願いなんですが、今後もこう言った相談に乗って貰ってもいいですか?」

 

「いいよ。知らないところで無茶される方が怖いからね」

 

「やったぁ!ありがとう!…じゃなかった。ありがとうございます!」

 

相談することを了承すると、また感極まったレイちゃんが抱き着いてきた。…観客席からの視線がとても痛い。

 

そうして、落ち着いて俺から離れたレイちゃんと連絡先を交換し、彼女が亮と会う為の手助けをすることを約束することになり、大会の閉会式が終わった後、彼女は帰路に着いた。

 

亮とレイちゃんが上手く行く可能性は現状低いと思うが、もし上手く行った場合は俺が在学中にレイちゃんがアカデミアに現れることはなくなるだろう。寂しくなるが、それはそれでハッピーエンドだろう。まだ、どう転ぶかは分からないんだけどさ。




【ライトロード】と言うガチデッキに対し、相手が小学生なのもお構いなしに結構本気で相手をする中学生のオリ主。なお、辛勝の模様。オリ主くんさぁ…。

オリ主のデッキは【カラクリ+サイバー】です。早乙女レイが対戦相手だと知って、大急ぎでサイバー・ドラゴンと関連パーツをデッキに入れて調整しました。

レイのデッキは【ライトロード】です。チューナーやシンクロ、エクシーズも無い、シンプルな方ですが、それでも【裁きの龍】はLP:4000制だと反則級です。

デュエル後はレイに更なる強化が入りました。万丈目がジェネクスで優勝できるかが怪しくなってきました。

次回の更新は2/13(土) AM8:00予定です。

戦車様、Skazka Priskazka様、メイン弓様、誤記報告ありがとうございます。修正しました。

オリ主にヒロインは必要でしょうか?

  • 不要だ!そういうのはいいからデュエルだ!
  • いる!原作イメージが壊れないオリヒロで!
  • いる!原作改変ものだし、原作キャラで!
  • いる!TFならモブキャラ攻略でしょ
  • いる!オリ主ならハーレムを目指せ!
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