【未完】遊戯王GXタッグフォース~2度目の人生は赤帽子の幼馴染~ 作:嘘つき熊さん
本話も時系列的には前回と同じ日内です。
今回はタッグ戦です。対戦カードは翔&コナミvsジュンコ&ももえです。
<クロト視点>
遊城十代と天上院明日香のデュエルが明日香の勝利で終わり、丸藤翔は今まさに人生の転換期を迎えようとしていた。
「さぁ丸藤!鮎川先生の所に行くわよ!」
「覗きの現行犯ですからね~。観念して下さいね~」
「だから冤罪なんスよ!退学は嫌ッス!誰か助けて~!」
丸藤翔は両腕をそれぞれ枕田ジュンコと浜口ももえによって拘束され、ズルズルと夜の女子寮へ連れ込まれようとしている。
丸藤と女子2人に身長差があるせいか、今の丸藤の姿は捕獲された宇宙人みたいな状態だな。
「翔、すまねぇ」
「別に遊城君のせいじゃないわよ」
申し訳なさそうな十代の横に居る明日香は、十代を慰めはするけれど友人2人を止めはしないだろう。そう言う約束だからな。
ところで、十代と明日香に微妙な距離を感じるな。アニメ原作だと確か彼らって名前で呼び合っていたよな?やはりあの出会いのイベントを潰してしまったのが不味かったかもしれない。
さて、今回は完全に部外者の俺だが、俺も丸藤に一言声を掛けておいた方がいいかな?
「両手に華だな!良かったな丸藤君!お幸せに!」
「白河君!?この薄情者~!」
「クロト、今のはオレもどうかと思うぞ」
ドナドナされる丸藤に俺なりに精いっぱいの慰めの言葉を送ったが、丸藤には逆効果だったようである。コナミも呆れ顔だ。
「ところで明日香」
「何よクロト。言っておくけれど、貴方が何を言っても今回は駄目よ」
俺が丸藤に助け舟を出そうとしているのを勘付いたらしく、明日香が先手を打ってくる。だが問題ない。彼女はデュエリストだ。
「ふと思ったんだが、丸藤の無罪を証明するのに、何で遊城がデュエルしていたんだ?普通、こういう時は丸藤がデュエルするんじゃないか?」
「えっ、それは、その」
俺の言葉に視線を泳がせてしどろもどろになる明日香。こういう時に原作知識は便利だ。アニメ原作において今回の事件は明日香にとって十代にデュエルを仕掛ける為のきっかけに過ぎなかったことを知っているからな。
「本当はただ単に明日香が遊城とデュエルしてみたかっただけじゃない?」
「そうなのかよ!天上院、ひょっとしてオレに一目惚れか!?」
「えぇっ!?ち、違うわよ!?」
「はいはーい!それならオレもオレも!十代だけじゃなくてオレもデュエルしたいー!」
今度は十代とコナミが俺の言葉に乗って来る。明日香もこのマイペースな二人を同時に相手しているといつものクールさを保ちづらいようだな
「そういうわけで、遊城と明日香はもうデュエルしたんだから、次は丸藤とコナミでそこの2人とタッグデュエルで決着をつけるってのはどうだ?丸藤の未来は丸藤自身が切り開く、それがデュエリストってものだろ?」
ここでデュエリストを強調することが重要だ。
「おぉっ!タッグデュエルか!面白そうだなぁー!羨ましいぜ、翔、コナミ!」
「デュエルならなんでもOK!オレはいつでもいいぜー!」
俺の提案に対して十代とコナミには好印象のようだ。良いぞ良いぞ。もっと騒いで勢いに任せてこちらの提案を飲ませてしまおう。
「の、望むところっスよ!このまま覗き魔にされるより全然マシっす!」
「ちょっと!部外者のくせに勝手に決めないでくれる!」
「そもそも、どうしてラーイエローの人がここに居るんですの?」
丸藤もやけくそ気味にやる気を出してくれたが、枕田と浜口が正論で反撃して来る。なかなか手強いな。
俺がここに居る理由?俺が知りたいよ。俺は早く帰って風呂に入って寝たいぞ。
「まぁ、別にいいんじゃない?」
「「明日香さん!?」」
「丸藤君の未来は、丸藤自身が切り開くもの。確かにクロトの言い分も一理あるわ。と赤羽君がやる気のようだし、ジュンコとももえもタッグデュエルの経験を積めるし、付き合ってあげたらどうかしら?」
話の矛先が逸れて冷静さを取り戻した明日香が俺の意見に同意して来る。どうやらこのままタッグ戦にして、自分と十代がデュエルした理由をうやむやにしたいようだ。なかなか強かだなぁ。
「明日香さんがそう言うなら…やってやろうじゃないの!」
「素敵な殿方が相手じゃないのが残念ですが、たまにはいいかも知れませんね」
どうやら枕田と浜口もやる気になってくれたようだ。良きかな良きかな。
アニメ原作のこの時期の丸藤翔は、デッキ構築や戦術に関しては弱くはないんだけれどメンタル面が未成熟で色々とやらかすのが欠点だ。彼だけだとそこまで強くない枕田と浜口に負けかねない。
なのでタッグデュエルだ。コナミはこういった負けてはいけない時のタッグデュエルでは絶対に負けることは無い。コナミと組めば丸藤が負けることは無いだろう。これで安心して見ていられるな。
~~~
<クロト視点>
湖には2隻のボートが並んで浮いている。それぞれのボートにはコナミと丸藤翔、枕田ジュンコと浜口ももえが立っていて、それぞれがデュエルディスクを構えている。
「オシリスレッドのくせに私とデュエルなんて…いー度胸してるじゃない!言っておくけど、私たちは日々明日香さんに鍛えて貰っているんだからね!」
「昔はそこまで強くなかったですけれど、今は違いますのよ?相手をして差し上げますわ」
アニメとは違い、自身の強さに自信を持ってデュエルへのやる気を漲らせている枕田と浜口。彼女らが強くなったのなら、使用するデッキはタッグフォース寄りになるのだろうか。
「コナミ君、よろしくね!頑張ってボクの無実を掴み取ろう!」
「おぉっ!よろしくな!翔!」
「翔ー!コナミー!頑張れよー!」
同じくやる気を漲らせている丸藤と、いつもデュエルならウェルカムなコナミ。十代は女子寮前の船着場から翔たちを応援している。俺や明日香も同じ場所に居る。
「遊城君、もう夜も遅いわ。女子寮の前で大きな声を出したら迷惑が掛かってしまうわ」
「あっ、悪い」
明日香が十代を窘めているが、湖の上でやるデュエルにはそういう意味があったんだな。確かに湖の上でやるなら寮から離れているので多少騒いだところで寮まで声が聞こえないから迷惑にならないし気付かれにくいわけだ。
「「「「デュエル!」」」」
◆丸藤翔&赤羽コナミ LP:8000
丸藤翔 手札:5枚
赤羽コナミ 手札:5枚
vs
◆枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:8000
枕田ジュンコ 手札:5枚
浜口ももえ 手札:5枚
「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行ですわ」
ももえ 手札:5→6枚。
「私は手札から魔法カード【強欲で謙虚な壺】を発動しますわ。効果によりデッキから3枚カードをめくり、そのうちの1枚【命削りの宝札】を手札に加え、他の2枚をデッキに戻してシャッフルしますわ」
ももえ 手札:6→5→6枚。
【強欲で謙虚な壺】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中から1枚を選んで手札に加え、その後残りのカードをデッキに戻す。
<浜口ももえがめくったカード>
①巨大ネズミ
②レベル制限B地区
③命削りの宝札
「私は手札から【デス・ウォンバット】を召喚ですわ」
ももえ 手札:6→5枚。
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
【デス・ウォンバット】
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1600/守 300
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、コントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする。
「更に私は手札から永続魔法【黒蛇病】を発動しますわ」
ももえ 手札:5→4枚。永続魔法:0→1枚。
【黒蛇病】
永続魔法
自分のスタンバイフェイズ毎にお互いのライフに200ポイントダメージを与える。
2ターン目以降自分のスタンバイフェイズ毎にダメージは倍になる。
「更に私は手札から2枚目の【黒蛇病】を発動しますわ」
ももえ 手札:4→3枚。永続魔法:1→2枚。
「私は手札から魔法カード【マジック・ガードナー】を発動しますわ。対象はもちろん永続魔法【黒蛇病】ですわ」
ももえ 手札:3→2枚。MGカウンター:0→1
【マジック・ガードナー】
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する魔法カード1枚を選択して発動する。
選択したカードにカウンターを1つ置く。選択したカードが破壊される場合、代わりにそのカウンターを1つ取り除く。
「私はカードを1枚セットして、手札から魔法カード【命削りの宝札】を発動し、手札が3枚になるようにデッキからドローしますわね」
ももえ 手札:2→1→0→3枚。伏せカード:0→1枚。
【命削りの宝札】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分は手札が3枚になるようにデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで相手が受ける全てのダメージは0になる。このターンのエンドフェイズに、自分の手札を全て墓地へ送る。
「私は手札から魔法カード【封印の黄金櫃】を発動しますわ。デッキから【停戦協定】を除外しますわね」
ももえ 手札:3→2枚。
【封印の黄金櫃】
通常魔法
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。
【停戦協定】
通常罠
(1):フィールドに効果モンスターまたは裏側守備表示モンスターが存在する場合に発動できる。フィールドの裏側守備表示モンスターを全て表側表示にする。
この時、リバースモンスターの効果は発動しない。フィールドの効果モンスターの数×500ダメージを相手に与える。
「私は手札から魔法カード【おろかな埋葬】を発動しますわ。デッキから【森の番人グリーン・バブーン】を墓地に送りますわ」
ももえ 手札:2→1枚。
【おろかな埋葬】
通常魔法
(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
【森の番人グリーン・バブーン】
効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2600/守1800
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの表側表示の獣族モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時、1000LPを払って発動できる。このカードを特殊召喚する。
「私はカードを1枚セットして、ターン終了ですわ」
ももえ 手札:1→0枚。伏せカード:1→2枚。
エンドフェイズ時に手札を捨てる【命削りの宝札】のデメリット効果は、既に彼女の手札が0枚なので意味はないな。
◆丸藤翔&赤羽コナミ LP:8000
丸藤翔 手札:5枚
赤羽コナミ 手札:5枚
vs
◆枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:8000、伏せカード:2枚、永続魔法:2枚(MGカウンター:1)
枕田ジュンコ 手札:5枚
浜口ももえ 手札:0枚
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
浜口ももえはタッグフォース3で使用していた【黒蛇病】を主体とするデッキだな。
本来【黒蛇病】の効果ダメージはお互いに発生するが、【デス・ウォンバット】で自身への効果ダメージはカットして、一方的に相手だけにじわじわと【黒蛇病】ダメージを与えるデッキだ。
「【黒蛇病】か。彼女は面白いデッキを使うんだな」
「時間が経てば経つほどダメージが倍加する永続魔法か。おっかない戦術だな~」
「ももえはのんびりした性格だからなのか、じっくり攻めたいらしいわ」
俺が素直な感想を述べると、十代がそれに続いて自身の感想を言い、明日香が補足する。
「ボクのターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
翔 手札:5→6枚。
「ボクは手札から魔法カード【融合】を発動!手札の【サイクロイド】2体を融合する!出でよ!【ペアサイクロイド】!」
翔 手札:6→5→3枚。
【融合】
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
【サイクロイド】
通常モンスター
星3/地属性/機械族/攻 800/守1000
数あるビークロイドの中で、最も親しみ深く愛されるビークロイド。補助輪を装備する事もできるぞ!
【ペアサイクロイド】
融合・効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1600/守1200
同名の機械族モンスター×2
(1):このカードは直接攻撃できる。
<翔&コナミのフィールド>
ペアサイクロイド ★5 ATK1600 ※ダイレクトアタッカー
「更にボクは手札から【サブマリンロイド】を召喚!」
翔 手札:3→2枚。
【サブマリンロイド】
効果モンスター
星4/水属性/機械族/攻 800/守1800
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。この時、相手ライフに与える戦闘ダメージはこのカードの元々の攻撃力と同じ数値になる。
また、このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時、このカードの表示形式を守備表示にできる。
<翔&コナミのフィールド>
ペアサイクロイド ★5 ATK1600 ※ダイレクトアタッカー
サブマリンロイド ★4 ATK800 ※ダイレクトアタッカー
「バトルだ!【ペアサイクロイド】も【サブマリンロイド】も相手プレイヤーに直接攻撃できる!まずは【サブマリンロイド】、ダイレクトアタックだ!」
「リバースカードオープン。永続罠【グラヴィティ・バインド-超重力の網-】発動ですわ。これでフィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できませんわ」
枕田ジュンコ&浜口ももえ 伏せカード:2→1枚、永続罠:0→1枚
【グラヴィティ・バインド-超重力の網-】
永続罠
フィールド上のレベル4以上のモンスターは攻撃できない。
「そんな…!」
「これだからオシリスレッドは…伏せカードが2枚もあるんだから少しくらい警戒しなさいよね」
「ドンマイ翔!気にすんなって!」
浜口の伏せカードによって攻撃が止められた丸藤は驚いた様子を見せるが、むしろ伏せカードを警戒しない様子に枕田は呆れ、コナミが励ましている。
まだこの時期の丸藤翔はプレイングが雑だなぁ。まだ迷宮兄弟とのタッグ戦を経験してないからあまり成長出来てないんだろうか。
いや、流石にこれは結果論か。俺もさっきの丸藤翔の手札だったならとりあえず罠を踏み抜く覚悟で攻めたかもしれないしな。
「ボ、ボクはカードを2枚セットしてターンエンド!」
翔 手札:2→0枚。伏せカード:2枚。
◆丸藤翔&赤羽コナミ LP:8000、伏せカード:2枚。
丸藤翔 手札:0枚
赤羽コナミ 手札:5枚
<翔&コナミのフィールド>
ペアサイクロイド ★5 ATK1600 ※ダイレクトアタッカー
サブマリンロイド ★4 ATK800 ※ダイレクトアタッカー
vs
◆枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:8000、伏せカード:1枚、永続魔法:2枚(MGカウンター:1)、永続罠:1枚。
枕田ジュンコ 手札:5枚
浜口ももえ 手札:0枚
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
丸藤は早くも手札を使い切ったか。せめて手札を1枚残しておけば【カイトロイド】が手札にあると思わせられたかもしれないのにな。
いや、あの伏せカードが【進入禁止!No Entry!!】のような優秀な防御カードだったり、【スーパーチャージ】のようなドローソースの可能性もあるから一概に悪手とは言えないか。
「私のターン。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイフェイズへ移行よ!」
ジュンコ 手札:5→6枚。
「自分スタンバイフェイズに永続魔法【黒蛇病】の効果が発動するわ!お互いに200LPダメージよ!」
「ですが、私たちのフィールドにはコントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする【デス・ウォンバット】が居ますわ」
「つまり、アンタたちだけがダメージを受けるのよ!そして【黒蛇病】は2枚あるから合計で400LPダメージよ!」
「うわっ!でも、これくらいなら!」
丸藤翔&赤羽コナミ LP:8000 → 7800 → 7600
「甘いですわね。【黒蛇病】はターン経過ごとにダメージ量が倍加していく永続魔法。今後はこれくらいじゃ済みませんわよ?」
それは、次のコナミのターンが終わる頃に【黒蛇病】がフィールドに残っていればの話だけどな。
「メインフェイズに移行!」
「私は手札から魔法カード【マジック・プランター】を発動!フィールドの【グラヴィティ・バインド-超重力の網-】を墓地に送って2枚ドローよ!」
ジュンコ 手札:6→5→7枚。永続罠:1→0枚。
【マジック・プランター】
通常魔法
(1):自分フィールドの表側表示の永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
「私は手札から【ハーピィ・クィーン】の効果を発動!このカードを墓地に送って、デッキからフィールド魔法【ハーピィの狩場】を手札に加えるわ!」
ジュンコ 手札:7→6→7枚。
【ハーピィ・クィーン】
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1900/守1200
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
(2):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「ハーピィの狩場」1枚を手札に加える。
「私は手札からフィールド魔法【ハーピィの狩場】を発動!」
ジュンコ 手札:7→6枚。フィールド魔法:0→1枚。
【ハーピィの狩場】
フィールド魔法
(1):フィールドの鳥獣族モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。
(2):自分または相手が、「ハーピィ・レディ」または「ハーピィ・レディ三姉妹」の召喚・特殊召喚に成功した場合、そのプレイヤーはフィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動する。そのカードを破壊する。
「私は手札から【ハーピィ・レディ1】を召喚!
ジュンコ 手札:6→5枚。
【ハーピィ・レディ1】
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400
このカードのカード名は「ハーピィ・レディ」として扱う。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、風属性モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
ハーピィ・レディ1 ★4 ATK1300→1600→1800
「【ハーピィ・レディ1】召喚成功時にフィールド魔法【ハーピィの狩場】の効果発動!アンタたちの伏せカード1枚を破壊するわ!」
「あぁっ!?【スーパーチャージ】が破壊されちゃった!?」
丸藤翔&赤羽コナミ 伏せカード:2→1枚。
【スーパーチャージ】
通常罠
(1):自分フィールドのモンスターが機械族の「ロイド」モンスターのみの場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
「更に私は手札から魔法カード【万華鏡-華麗なる分身-】を発動!デッキから【ハーピィ・レディ三姉妹】を特殊召喚するわ!」
ジュンコ 手札:5→4枚。
【万華鏡-華麗なる分身-】
通常魔法
(1):フィールドに「ハーピィ・レディ」が存在する場合に発動できる。
手札・デッキから「ハーピィ・レディ」または「ハーピィ・レディ三姉妹」1体を特殊召喚する。
【ハーピィ・レディ三姉妹】
特殊召喚・効果モンスター
星6/風属性/鳥獣族/攻1950/守2100
このカードは通常召喚できない。「万華鏡-華麗なる分身-」の効果で特殊召喚できる。
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
ハーピィ・レディ1 ★4 ATK1800
ハーピィ・レディ三姉妹 ★6 ATK1950→2250→2450
「【ハーピィ・レディ三姉妹】特殊召喚成功時にフィールド魔法【ハーピィの狩場】の効果発動!アンタたちの最後の伏せカード1枚を破壊するわ!」
「そんなっ!?【リビングデッドの呼び声】まで破壊されるなんて!?」
丸藤翔&赤羽コナミ 伏せカード:1→0枚。
これは不味いかもな。枕田の手札はあと4枚もあるのに丸藤達のフィールドには低ステータスのモンスターが2体のみ。最悪、コナミのターンが回らずにこのターンで終わってしまうかも知れない。ここで負けると流石にもう擁護できないぞ…。
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
ハーピィ・レディ1 ★4 ATK1800
ハーピィ・レディ三姉妹 ★6 ATK2450
「バトルよ!【デス・ウォンバット】で【サブマリンロイド】を攻撃!」
デス・ウォンバット ATK1600
vs
サブマリンロイド ATK800
「うわぁっ!」
丸藤翔&赤羽コナミ LP:7600 → 6800
<翔&コナミのフィールド>
ペアサイクロイド ★5 ATK1600 ※ダイレクトアタッカー
「続いて!【ハーピィ・レディ1】で【サブマリンロイド】を攻撃!スクラッチ・クラッシュ!」
ハーピィ・レディ1 ATK1800
vs
ペアサイクロイド ATK1600
「くぅっ!ボクたちのフィールドのモンスターが、全滅…」
丸藤翔&赤羽コナミ LP:6800 → 6600
<翔&コナミのフィールド>
モンスター無し
「もう一撃!【ハーピィ・レディ三姉妹】でダイレクトアタック!トライアングル・X・スパーク!!」
ハーピィ・レディ三姉妹 ATK2450
「ぐあぁぁぁっ!」
丸藤翔&赤羽コナミ LP:6600 → 4150
「私はカードを1枚セットしてターンエンドよ!」
ジュンコ 手札:4→3枚。伏せカード:1→2枚。
◆丸藤翔&赤羽コナミ LP:4150、伏せカード:0枚。
丸藤翔 手札:0枚
赤羽コナミ 手札:5枚
<翔&コナミのフィールド>
モンスター無し
vs
◆枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:7200、伏せカード:2枚、フィールド魔法:1枚。装備魔法:1枚。永続魔法:2枚(MGカウンター:1)、永続罠:0枚。
枕田ジュンコ 手札:3枚
浜口ももえ 手札:0枚
<ジュンコ&ももえのフィールド>
デス・ウォンバット ★4 ATK1600
ハーピィ・レディ1 ★4 ATK1800
ハーピィ・レディ三姉妹 ★6 ATK2450
これは流石に厳しいな。最初のターンに浜口がセットしたのは枕田が使わなかったことから恐らく防御カードだ。
枕田が新たに伏せたカードは【ハーピィ】デッキならではの【ヒステリック・パーティー】や鳥獣族御用達の【ゴッドバードアタック】など、危険なカードである可能性が高い。
2枚の【黒蛇病】も次のターンから放置できないダメージ量に変わってくるし、次の浜口のターンで彼女の手札に【停戦協定】が加わってしまう。そうなればほぼ詰みだ。
コナミはどう対処するかな?
「ジュンコもももえも調子がいいみたいね」
「ここからの逆転は厳しいかもな」
「翔、コナミ…」
明日香は自分の友人たちのデュエルを見て満足そうに頷き、逆に十代は友人たちを心配しているようだ。
「オレのターンだな。ドローフェイズ、ドロー!そのままスタンバイ、メインフェイズへ移行!」
コナミ 手札:5→6枚。
「オレは手札から【サイキック・リフレクター】を召喚!」
コナミ 手札:6→5枚。
【サイキック・リフレクター】
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/サイキック族/攻 400/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記されたカードまたは「バスター・モード」1枚をデッキから手札に加える。
(2):手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記された自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、そのレベルを4つまで上げる。
<翔&コナミのフィールド>
サイキック・リフレクター ★1 ATK400 ※チューナー
「【サイキック・リフレクター】の召喚成功時に効果発動!デッキから【バスター・ビースト】を手札に加える!」
コナミ 手札:5→6枚。
【バスター・ビースト】
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1900/守1200
(1):このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「バスター・モード」1枚を手札に加える。
「オレは手札の【バスター・ビースト】の効果発動!手札から自身を捨てて【バスター・モード】を手札に加える!」
コナミ 手札:6→5→6枚。
【バスター・モード】
通常罠
(1):自分フィールドのSモンスター1体をリリースして発動できる。そのモンスターのカード名が含まれる「/バスター」モンスター1体をデッキから攻撃表示で特殊召喚する。
今回のコナミのデッキは【バスター・モード】デッキなのか?そう言えばずいぶん昔に【バスター・モード】を使っていたっけ。
いや、この動きはメジャーなレベル6~9シンクロモンスターを呼び出す時の流れだな。
「【サイキック・リフレクター】の効果発動!手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、墓地の【バスター・ビースト】を特殊召喚してそのレベルを2上げる!」
<翔&コナミのフィールド>
サイキック・リフレクター ★1 ATK400 ※チューナー
バスター・ビースト ★4→6 ATK1900
レベル7?嫌な予感がしてきたな…。
「オレはレベル6となった【バスター・ビースト】にレベル1【サイキック・リフレクター】をチューニング!冷たい炎が世界の全てを包み込む。漆黒の花よ、開け!シンクロ召喚!咲き乱れよ!レベル7!【ブラック・ローズ・ドラゴン】!!」
【ブラック・ローズ・ドラゴン】
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。フィールドのカードを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から植物族モンスター1体を除外し、相手フィールドの守備表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にし、その攻撃力はターン終了時まで0になる。
<翔&コナミのフィールド>
ブラック・ローズ・ドラゴン ★7 ATK2400
「し、シグナーの竜!?」
アイツ、何処からそのカードを!?
「オレはシンクロ召喚に成功した【ブラック・ローズ・ドラゴン】の効果発動!フィールドのカードを全て破壊する!」
「フィールド上のカード全てを破壊ですって!?」
「無茶苦茶ですわ!」
「インチキ!インチキっすよコナミ君!」
「効果を使っちゃうんだなこれが!さっぱりさせようぜぇ!ブラック・ローズ・ガイル!!」
<翔&コナミのフィールド>
モンスター無し
<ジュンコ&ももえのフィールド>
モンスター無し
枕田ジュンコ&浜口ももえ 伏せカード:2→0枚、フィールド魔法:1→0枚、装備魔法:1→0枚。永続魔法:2→1枚(MGカウンター:1→0)
ふぅ、ようやく落ち着いてきた。まさかシグナーの竜を見ることになるとは思わなかったな…。流石は公式チートのコナミと言ったところか。
彼女たちの伏せカードは【スケープ・ゴート】と【ヒステリック・パーティー】だったか。まさかこんな解決方法を用意されるとは思えず、発動タイミングが無かったんだな。
「ジュンコさん!」
「分かってる!フィールドの獣族【デス・ウォンバット】が効果破壊されたことで墓地の【森の番人グリーン・バブーン】の効果発動よ!1000LPを払って墓地から特殊召喚するわ!」
枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:7200→6200
<ジュンコ&ももえのフィールド>
森の番人グリーン・バブーン ★7 ATK2600
「オレは手札から【焔征竜-ブラスター】の効果発動!このカードと手札の【ヴォルカニック・バレット】を墓地に送って【森の番人グリーン・バブーン】を破壊する!」
コナミ 手札:6→5→4枚。
【焔征竜-ブラスター】
効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または炎属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと炎属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「焔征竜-ブラスター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
【ヴォルカニック・バレット】
効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 100/守 0
(1):このカードが墓地に存在する場合、1ターンに1度、500LPを払って発動できる。このカードが墓地に存在する場合、デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える。
<ジュンコ&ももえのフィールド>
モンスターなし
「せ、せ、せ、征竜ぅぅぅぅぅ!?」
お前、ふざけんな!マジでどこで手に入れたんだよそんな危険物!インチキカードもいい加減にしろ!俺だって流石にそのデッキだけは自重したんだぞ!
「なっ!?」
「そんな、グリーン・バブーンがあっさり倒されるなんて!?」
「オレは墓地の【ヴォルカニック・バレット】の効果発動!500LPを払ってデッキから【ヴォルカニック・バレット】を手札に加える!」
コナミ 手札:4→5枚。
丸藤翔&赤羽コナミ LP:4150→3650
「オレは手札から魔法カード【竜の霊廟】を発動!デッキから通常モンスター【ガード・オブ・フレムベル】を墓地に送り、更に【エクリプス・ワイバーン】を墓地に送る!」
コナミ 手札:5→4枚。
【竜の霊廟】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
この効果で墓地へ送られたモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった場合、
さらにデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
【ガード・オブ・フレムベル】
チューナー・通常モンスター
星1/炎属性/ドラゴン族/攻 100/守2000
炎を自在に操る事ができる、フレムベルの護衛戦士。灼熱のバリアを作り出して敵の攻撃を跳ね返す。
【エクリプス・ワイバーン】
効果モンスター
星4/光属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
(1):このカードが墓地へ送られた場合に発動する。デッキから光属性または闇属性のドラゴン族・レベル7以上のモンスター1体を除外する。
(2):墓地のこのカードが除外された場合に発動できる。このカードの(1)の効果で除外されているモンスターを手札に加える。
「墓地に送られた【エクリプス・ワイバーン】の効果発動!デッキから【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】を除外する!」
【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】※エラッタ前
効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400
(1):このカードは自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
おい、そのレダメ、エラッタされてないぞ。
「オレは手札の【炎征竜-バーナー】の効果発動!このカードと【ヴォルカニック・バレット】を墓地に送り、デッキから【焔征竜-ブラスター】を特殊召喚する!」
コナミ 手札:4→3→2枚。
【炎征竜-バーナー】
効果モンスター
星3/炎属性/ドラゴン族/攻1000/守 200
ドラゴン族または炎属性のモンスター1体とこのカードを手札から捨てて発動できる。デッキから「焔征竜-ブラスター」1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
「炎征竜-バーナー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
<翔&コナミのフィールド>
焔征竜-ブラスター ★7 ATK2800 ※このターン攻撃は出来ない。
「オレは手札の魔法カード【七星の宝刀】を発動!手札の【嵐征竜-テンペスト】を除外してデッキから2枚ドロー!」
コナミ 手札:2→1→0→2枚。
【七星の宝刀】
通常魔法
「七星の宝刀」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札または自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル7モンスター1体を除外して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。
【嵐征竜-テンペスト】
効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2400/守2200
このカード名の(1)~(4)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札からこのカードと風属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。デッキからドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
(2):ドラゴン族か風属性のモンスターを自分の手札・墓地から2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
(3):このカードが特殊召喚されている場合、相手エンドフェイズに発動する。このカードを手札に戻す。
(4):このカードが除外された場合に発動できる。デッキからドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える。
「除外された【嵐征竜-テンペスト】の効果発動!デッキから【ドラグニティ-ファランクス】を手札に加える!」
コナミ 手札:2→3枚。
【ドラグニティ-ファランクス】
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/ドラゴン族/攻 500/守1100
(1):1ターンに1度、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合に発動できる。装備されているこのカードを特殊召喚する。
「オレは手札から魔法カード【調和の宝札】を発動!手札の【ドラグニティ-ファランクス】を墓地に送ってデッキから2枚ドロー!」
コナミ 手札:3→2→1→3枚。
【調和の宝札】
通常魔法
(1):手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナー1体を捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
「オレは手札から【瀑征竜-タイダル】の効果発動!墓地の【サブマリンロイド】と【エクリプス・ワイバーン】を除外して自身を特殊召喚!」
コナミ 手札:3→2枚。
【瀑征竜-タイダル】
効果モンスター
星7/水属性/ドラゴン族/攻2600/守2000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
<翔&コナミのフィールド>
焔征竜-ブラスター ★7 ATK2800 ※このターン攻撃は出来ない。
瀑征竜-タイダル ★7 ATK2600
「墓地から除外された【エクリプス・ワイバーン】の効果発動!除外されている【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】を手札に加える!」
コナミ 手札:2→3枚。
「オレは手札から【巌征竜-レドックス】の効果発動!墓地の【サイクロイド】2体を除外して自身を特殊召喚!」
コナミ 手札:3→2枚。
【巌征竜-レドックス】
効果モンスター
星7/地属性/ドラゴン族/攻1600/守3000
自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または地属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと地属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「巌征竜-レドックス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
<翔&コナミのフィールド>
焔征竜-ブラスター ★7 ATK2800 ※このターン攻撃は出来ない。
瀑征竜-タイダル ★7 ATK2600
巌征竜-レドックス ★7 ATK1600
「オレはフィールドの【巌征竜-レドックス】を除外して、手札の【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】を自身の効果で特殊召喚!」
コナミ 手札:2→1枚。
<翔&コナミのフィールド>
焔征竜-ブラスター ★7 ATK2800 ※このターン攻撃は出来ない。
瀑征竜-タイダル ★7 ATK2600
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ★10 ATK2800
「オレは【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】の効果発動!墓地のチューナーモンスター【ガード・オブ・フレムベル】を特殊召喚!」
<翔&コナミのフィールド>
焔征竜-ブラスター ★7 ATK2800 ※このターン攻撃は出来ない。
瀑征竜-タイダル ★7 ATK2600
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ★10 ATK2800
ガード・オブ・フレムベル ★1 DEF2000 ※チューナー
「オレはレベル7【焔征竜-ブラスター】にレベル1【ガード・オブ・フレムベル】をチューニング!王者の咆哮、今天地を揺るがす。唯一無二なる覇者の力をその身に刻むがいい!シンクロ召喚!荒ぶる魂!レベル8【レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト】!!」
<翔&コナミのフィールド>
瀑征竜-タイダル ★7 ATK2600
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ★10 ATK2800
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ★8 ATK3000
「バトルだ!【瀑征竜-タイダル】でダイレクトアタック!」
瀑征竜-タイダル ATK2600
「きゃぁぁっ!」
枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:6200→3600
「続けて!【レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン】でダイレクトアタック!ダークネス・メタルフレア!!」
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン ATK2800
「あぁぁぁぁっ!」
枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:3600→800
「止めだ!【レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト】でダイレクトアタック!灼熱のクリムゾン・ヘル・バーニング!!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト ATK3000
「きゃぁぁぁぁぁっ!」
枕田ジュンコ&浜口ももえ LP:800→0
「良いデュエルだったな!またやろう!」
「や、やったー!勝ったっスよー!」
「負けた…。なんでアンタみたいなのがオシリスレッドなのよ!」
「あそこから私たちが負けるなんて、お強いんですわねぇ」
~~~
<クロト視点>
丸藤翔の人生の進退を掛けたタッグデュエルは、殆どコナミ1人による蹂躙劇で終わった。丸藤翔がメインのはずなのにこの結果で良かったのかは疑問だが置いておこう。
後からコナミに聞いた話だが、あのカード群は最近手に入れた物らしく、まだまだ自分の納得の行くプレイングではなかったらしい。ちなみに最後の手札は【超再生能力】だったそうだ。
本人曰く『カードは拾った』らしい。絶対に嘘だ。あんな危ないものを拾えるとか、公式チート怖すぎるわ。
「手札・墓地から特殊召喚できるとか、手札コストなんてあってないようなものじゃない…」
「あれ、どうやって勝てばいいんだ?」
さて、そろそろタッグデュエルの後からずっと俺の横で呆然としている明日香と十代に声を掛けておこうかな。
「コナミと丸藤が勝ったわけだから、丸藤の覗きの件に関しては不問で良いんだよな?」
「えっ、えぇ。そうね」
「そっか。翔たち、勝ったんだよな」
明日香も十代も未だに心ここにあらずって感じだが、これで明日香の言質は取った。
「良し。じゃあこれで一件落着だな。俺はもう帰るわ」
女子寮の前で呆然としている明日香と十代、ボートの上ではしゃいでいるコナミと丸藤、同じくボートの上で凹んでいる枕田と浜口を置いて、俺は女子寮の前に広がる湖の水面上を歩いてとっとと自分の寮へ帰った。
~~~
<十代視点>
翔とコナミのタッグデュエルが終わって天上院達に解放された後、オレ達はレッド寮に帰って来た。翔もコナミも自室に戻り、オレだけはレッド寮2階にある通路から、手すりに体を預けて海を見ていた。
「兄貴が天上院さんに負けちゃったときはどうなるかと思ったけど、コナミ君のおかげでなんとかなったよ!ありがとうコナミ君!」
「気にするなって。楽しいデュエルが出来ればオレはそれでいいからさ」
先ほど、自室に戻ろうとしていたコナミと翔との会話が思い出される。翔に悪気はないのだろうが、あの言葉は堪えた。オレは、負ければ翔が退学になるかも知れないデュエルを気軽に受けてあっさり負けたからだ。
そしてオレとは違い、コナミは強かった。オレの知らない召喚方法、オレの知らないカード、オレの知らない戦術。どれをとっても今のオレよりも強いと断言できる。
「悔しいな。オレって実はそんなに強くなかったのかなぁ」
『おや?十代、落ち込んでいるのかい?』
俺の独り言に反応したのか、ユベルが俺の横に並び立つように姿を現す。
「そりゃそうだろ。オレは天上院に手も足も出ずに負けたっていうのに、同じオシリスレッドのコナミは逆にオベリスクブルーの女子二人に圧勝したんだぜ?」
『そうだね』
翔には悪いが、あの勝利はコナミの実力によるものだ。恐らくアイツはオレよりも強い天上院よりも更に強い。
「デュエルはただ楽しいものだと思ってた。お互い全力を出し切れたなら、勝ち負けは二の次だと思ってたよ」
『ふふっ、今は違うのかい?』
「分からない。オレの考えは間違っていたのかな?」
負けたとはいえ、天上院とのデュエルは楽しかった。でもアイツはまだ全力を出していなかった気がする。
でも、オレは天上院に勝ちたいし、コナミにも勝ちたい。
「なぁ、ユベル。もう一人のオレならアイツらに勝てたと思うか?」
『今の彼ならばあの女学生には勝てるだろうけど、あの赤帽子は…難しいだろうね』
もう一人のオレは、数年前に瀕死だったユベルと再会した際にオレがユベルを救いたいという願いによってオレから切り離されて生まれた存在だそうだ。そうユベルから聞いた。
彼はオレの前世にあたる少年が持っていた記憶を持ち、『正しき闇の力を持つ者』として今の状態でも覇王の力をある程度は使いこなすことが出来ているらしい。その力を使って瀕死だったユベルを時間をかけつつもなんとか治療したそうだ。
そして、オレが『正しき闇の力を持つ者』として成長した時にオレともう一人のオレは融合して再び同じ存在になり、本当の意味でのオレになるんだとかなんとか。
ユベル曰く『少年から大人になるということ』らしいが、何度聞いてもさっぱり分からないぜ。
「はぁ~」
ユベルやネオスが言うには、俺は『正しき闇の力を持つ者』として、いずれ『破滅の光』と言う存在と戦う運命にあるそうだ。
今までは『破滅の光』と言う存在と戦う運命なんて聞かされた時から、悪い奴等を倒すHEROみたいだ!格好いいな!なんて気楽に考えていたけど、その戦いにもし今日の様に負けたら誰かを犠牲にしてしまうかも知れないんだ。
『十代、ボクは君だけの守護者だ。君が少年から大人になるまでの間、どのような存在からも君を守る』
「ユベル…?」
『だから、今は負けていいんだ。デュエルを楽しんで、たくさん戦って、たくさん負けても、その度にまた這い上がればいい。ゆっくりでもいい。大きく強くなって大人になってくれればいいさ』
「ユベル、慰めてくれるのか。いつもありがとうな」
『いいさ』
オレは長年の相棒に礼を言う。当の本人は穏やかな笑みでほほ笑むだけだったけどさ。
オレは強くなる。天上院よりも、コナミよりもだ。誰よりも強くなってやる!
『ところでハネクリボー。十代たちに声を掛けづらいんだが、我々はどうすればいいのだろう?』
『クリクリィ』
~~~
<鮫島校長視点>
今は、日が沈んで夜も深まり、出歩く人間が居なくなったような時間だ。デュエルアカデミアの島にある船着場、その近くにある灯台の近くで私は今、海パン一丁で海の中に居た。校長服は折りたたんで灯台の下に置いてある鞄の中にしまってある。
「はぁ、はぁ、はぁ…。ふぅむ、発信機の反応は確かこの辺りにあったはずなんですが…もう一度潜ってみましょうか」
年を重ねてお腹が出てきた上に体力が衰えてきており、長時間の潜水はきついものがあるが、七星門の鍵を取り戻すためには必要なことだ。
「こ、校長先生!?一体そこで何をなさっているんですか!?」
誰も居ないはずだった灯台の方から聞き覚えのある女性の声が聞こえてきた。確か、我がデュエルアカデミア倫理委員会に所属している女性の声だ。
よく目を凝らしてみてみると、灯台の真下には倫理委員会所属であることを示す緑色の制服にクロノベレー帽を被ったセミロングの黒髪の女性が部下と思われる男性二人を連れて立っていた。
デュエルアカデミア倫理委員会は、去年メンバーが総入れ替えになってから目に見えて動きが変わった。各寮や立入禁止区域になっている廃寮などの校内の警備員が見回らない屋外をシフトを組んで365日24時間体制で重点的に見回るようになったのだ。
おかげで一部の生徒が行っていたアンティルールの校則違反デュエルなどが摘発されて退学処分になることが多くなり、去年に比べて学生たちも格段に規律を守るようになってきていた。
彼らはそんな見回りの最中だったのだろう。
「はははっ、見回りご苦労様です。いやなに。大切な私物を海に落としてしまったもので、探しているのですよ」
「こんな夜更けにですか!?」
確かにこんな夜遅くに海に潜っている中年男性を見かけたら不審者と間違われても仕方ないかも知れないな。
「えぇ。私のことはどうかお構いなく」
「構いますよ!何言っているんですか!?正気ですか!?」
その後、私は彼らに捕まって強制的に保健室へ放り込まれた。頭のおかしくなる病気だと思われたらしい。失礼な人たちだ。
今後の七星門の鍵の捜索は、彼らのいない時間を見計らって行う必要がありそうだ。
鮫島校長の受難は続く。
ティロリン!鮫島校長のストレス値が1上がった!
ティロリン!鮫島校長の警戒値が1上がった!
~~~
<クロト視点>
丸藤とコナミのタッグデュエルが終わり、イエロー寮で廃寮の調査結果をまとめた俺は、今後の方針について考えていた。
今更だが俺の現時点での最終目標は『遊城十代と同時期にデュエル・アカデミアを卒業すること』である。
そしてこの世界における俺の敗北条件は以下の4通りだと推測している。
①ダークネス編にて、ダークネスの世界に飲み込まれる。
②三幻魔編、光の結社編、異世界編にて、闇のゲームに敗北する。
③ ①・②いずれかの事件により遊城十代やその仲間たちが死ぬ。
④全てを見捨てて全力で逃げる。
恐らくどれかの条件を満たすと、俺だけ運よく生き残ったとしてもプレイ動画を見ている感覚のクソ女神からバッドエンド判定やらゲームオーバー判定にされ、その瞬間に俺は死を迎えると思う。
逆に、この世界における俺の勝利パターンは以下の3通りだと考えている。
①全ての事件が発生しても何とか俺と十代たちが生き残る。
②いくつかの事件が発生しても何とか俺と十代たちが生き残る。
③全ての事件を発生させないで俺と十代たちが生き残る。
①に関しては、高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応せよ!と言うわけだ。こんな選択肢はなるべく選びたくない。最終手段だ。
②に関しては、どの事件を発生させないかを決めてそこに注力し、他の事件に関しては極力手を出さない方針だ。悪くはないかな。
③に関しては、ほぼ理想論だ。言うは易く行うは難し。
今までの行動方針については②を採用してきたつもりだ。アニメGXストーリー以外の勢力は大体潰し、異世界編の発生は諦めて、三幻魔編と光の結社編の発生を防ぎ、連鎖的にダークネス編を発生させない方法だ。
だが今日の調査の結果により、1つの賭けに出るかどうかの選択肢が生まれたのだ。
「あの黒い空間の歪みを広げれば、恐らくダークネス世界への扉が開く。つまり、いつでもダークネス世界に戦いを挑めるわけだ」
クロノト〇ガーのラ〇ォスみたいだな。
ダークネスとは、12次元宇宙の影であり闇さえあればどこでも存在できる、宇宙そのものであり人類の破滅した未来そのものという概念の存在、なんていうトンデモ存在だ。全てを消し去るなんて不可能だし、仮に出来たとしてもいずれ復活する。
そして、この世界の遊城十代がアニメ原作と同様にダークネスを打ち倒せる保証はない。アニメ原作ではほぼ負けが無かった十代だが、今日は明日香にコテンパンにされていた。彼に頼りきりになるのは不味い。失敗した時のリスクが大きすぎる。具体的には俺が死ぬ。
だが、今ならばダークネスの世界に介入して、ダークネスの他世界侵攻を大幅に遅らせることが出来るかも知れない。問題の先送りともいう。俺が寿命で死んでから100年後とかに誰かが何とかしてくれ精神である。
影丸、斎王、そして十代とユベル。これらの力を持つ存在がデュエルモンスターズの力を私的に使用する(事件が起こる)ことで、人々の心の闇が増幅してダークネスが強化されてしまい、次元に負荷がかかることでダークネスが他世界への干渉するのを許す結果になる。
逆に考えると三幻魔の事件すら起こっていない今ならば、ダークネスの力はそれほどでもはずだ。まだダークネスの分身である闇イソノことミスターTを量産することも出来ていないだろう。
ならば推測される今のダークネスの手札は闇ワカメこと藤原優介1人のみ。これならば倒せる可能性は十分にある。幸い、この世界にはアニメ原作に存在しなかった特記戦力と呼べる存在もいるからな。
「決めた。2週間後だ。明日以降からアイツへの連絡と俺自身の準備に使い、2週間後に俺はアイツと共にダークネス世界に戦いを仕掛ける」
そしてあの闇ワカメからダークネスを引き剝がして人間界に連れ帰り、ダークネスの他世界への干渉能力を削ぐ…!
今回はアニメGX第三話の主人公視点でのストーリその3でした。
さらば舎弟!丸藤翔、社会的に死す!にならずに良かったです。
ジュンコとももえはアカデミア入学序盤から明日香と友人関係にあり、彼女に影響を受けてデッキもアニメGX原作より強化されており、現時点でタッグフォース3と同等くらいの強さになっています。
ジュンコのデッキは【ハーピィ】です。タッグフォース3で使用していたカードに加えて、ももえと合わせる為に【マジック・プランター】を入れています。
ももえのデッキは【ロックバーン】です。タッグフォース3で使用していた【黒蛇病】と言うユニークなバーンカードを有効活用する為、ドローソースをふんだんに入れています。
翔のデッキは【ビークロイド】です。現在、一切の強化を受けていない為、ハッキリ言って弱めです。
コナミのデッキは【征竜】です。この世界に征竜に関する禁止制限なんて一切ありませんが、流石のコナミもまだデッキを使いこなせていない設定なのでまだプレイングに雑さがあります。
征竜に関しては、筆者のデュエルスフィンクスでは理想的な回し方をさせるのが困難であり、皆様が知っているような恐ろしい動きではないかも知れませんが、ご容赦頂けると幸いです。
次回の更新は3/13(土) AM7:00予定です。
戦車様、Skazka Priskazka様、メイン弓様、誤記報告ありがとうございます。修正しました。
斎王琢磨の運命力は?
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原作遵守。強化万丈目に瞬殺される。
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原作微強化。強化万丈目を苦戦させる。
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原作大強化。強化万丈目を瞬殺する。
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原作超強化。ずっと私のターン!