仮面ライダー龍騎 Bloo-dy Answer   作:ホシボシ

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第12話

 

(ディケイド)は──」

 

オーロラ越しの複眼が、緑色に光る。

 

「絶対だ」

 

「違う!」

 

叫んだ男がいた。

改めて、なぜディケイドがここに来たのかを考えた。

世界の破壊者。そう呼ばれているのだと記憶にはある。

ならば簡単だ。

破壊することである。

 

「まだ続くべきだ」

 

地面を蹴った。

 

「続かせなければいけないんだ」

 

全速力で走った。

 

『ストライクベント』

 

オーロラの向こうが鏡のように見えた。 

なぜか? 同じような光景が広がっているからだ。

反射しているのではない。それはきっと、デジャヴ。

 

「それがッ、生きるってことだろ!!」

 

龍騎は全力を込め、ドラグクローを突き出した。

それは確かに、ディケイドの胸に叩き込まれた。

 

「なに──ッ!?」

 

龍騎が、オーロラを越えていた。

超えていた。

オーロラが鏡のように一撃で打ち砕かれ、ディケイドは龍騎の世界を転がっている。

ありえないと口に出しそうになるが──

デッキが破壊されたはずのシンジが龍騎になっているのだから、その点を考えれば予想はついた。

オーロラシステムは、もはや特別なものではない。

 

「レジェンド……」

 

呟いて、止める。

ナイトを見ると、マントに身を包み巨大な槍となっている。

さらにその背後にドラグレッダ―がついていた。

ナイトは、自分のファイナルベントと、シンジから拾った龍騎のファイナルベントを使っていたのだ。

ドラグレッダ―の炎を受け、加速した黒い槍が一瞬でディケイドを貫いた。

 

「!」

 

着地したナイトは、すぐに膝をついた。

ディケイドは呆気に取られていたように見えたが、その中で右腕が動き、反撃に転じてきたのだ。

なにをされたのかが見えないほどの超高速の一撃。

見れば、デッキにヒビが入っている。

 

「お前は一体……ッ」

 

レンは炎の中で膝をついたディケイドの変身者を一瞬だけ見ることができた。

見たことがない男だった。

オーロラの中に消えていき、それ以上、確認できない。

 

「これは……」

 

ナイトはスマホを見る。

参加者状況が確認できるのだが、ディケイドの名前が消えていた。

スペースすらない。

まるではじめから、そこに何も無かったかのように。

 

「ッ!」

 

デッキが砕け落ちる。

ナイトの変身が解除される。

 

『参加者の皆様、お疲れさまでした』

 

陽炎が、女性のもとへ。

 

『仮面ライダーベルデ。緑川イツカさん』

 

「……はい」

 

『あなたが最後のライダーです』

 

「はい」

 

『それでは、判決を』

 

 

 

 

「無罪です」

 

驚いたような顔をした。ような、気がする。

わからない。そういうものだ。

 

「そう」

 

アイは、笑ってはいなかった。

一人の少女が泣いているからだ。

 

「でも、わかりますよね」

 

「え……? なにが?」

 

「罪は、消えない」

 

アイが、止まった。

イツカを見ている。

どういう人間かは聞いている。アイドルで、今も後ろのほうには他のメンバーがイツカを舞っているのが見えた。

ファンもいて、キラキラした人生を歩んでいるのだろう。きっと。

 

「………」

 

アイの呼吸が乱れていく。

少しずつ、ゆっくりと。

 

「………」

 

すぐそばに、ほんのすぐ近くに、泣いている少女がいる。

だからだろうか。アイの目から、涙が零れてきた。

アイはその少女を──

桐野(きりの)実花(みか)を抱きしめることしかできなかった。

しかしそれすらも、長い時間をかけてしまう。

抱きしめる資格があるのかどうかを考えてしまったからだ。

 

「夢なら──」

 

涙と鼻水で顔をグシャグシャにした折原アイが、イツカに懇願する。

 

「夢なら覚めてほしかった」

 

「………」

 

なにがあったのか。そのすべてを知ることはない。

イツカはただ、折原アイを無罪にしただけだ。

 

「顔を上げて前に進めばいいんですよ。重たい仮面はもう、つけていないでしょ?」

 

今日、折原アイは無罪になったのだ。

 

 

 

 

 

死は境界線である。

宇宙を目指すものが後を絶たないことからわかるように、我々人間は永遠の開拓者である。宙は最も近い不可侵領域であることから魅了されただけにしか過ぎない。

 

「たとえば児童ポルノに魅了されるものは性欲だけではないだろうね」

 

黒い手袋をしているため周りからは見えないが、手の甲に『91』という数字が刻まれた男は言った。

真っ黒なスーツに真っ黒な靴、真っ白な髪の毛が特徴的だ。

 

「禁止されているからこそ魅了される。そういうものだよ。ただの……ないものねだり」

 

金を持っているのに万引きをして捕まっている連中も同じかもしれない。

だからもしかしたら小学生の裸の写真を持っていて捕まった連中の中には、40代の女と付き合ったら罰せられる世界にいたのであれば、子供ではなく熟された女性の写真を追い求めていたかもしれない。

 

「──という話でね」

 

「………」

 

「ああ、失敬。興味がなかったかな?」

 

「いえ、ありがとうございます。バゼル卿」

 

手の甲に『13』と書かれた青年が言う。

ここは各国のVIPが集うシークレットパーティだ。

煌びやかな会場のなかで、客はみなペルソナを身に着け、正体を隠している。

ホール中央では一人の男がなにやら騒がしく叫んでいた。

周りが正装なぶん、半裸の男はなにやら場違いに思える。

 

「初心者向けだね。良心が痛まないものを選んでいる。入り口にはもってこいだ」

 

パワードスーツを身に着けた黒服が歩いてきた。

ショベルのようにパワーアームがいくつも背中から伸びており、そのうちの一つが男を掴み上げる。

もう一つのパワーアームは筒状の装置を掴んでいた。

男は筒の入り口に足から押し込められる。

当然、筒というものは穴が貫通しているので、一方の穴から入れられたのであれば、もう一方の穴から出てくるわけだ。

故に、男が出てきた。

 

「なるほど、良い皮むき器だね」

 

男が絶叫している。

男の皮膚が全て剥がされ、肉がむき出しになっていた。

そこにいくつものアームが近づいてくる。

先には回転するブラシがつけられており、男の体に押し当てられる。

肉が削られ、血が飛び散っていた。

 

「洗ってもくれる、と。ニンジンをよく食べるから一つ欲しいものだね」

 

男は激痛のショックからか嘔吐している。

残酷な光景ではあるが、頭上のモニターには男がやった罪が記載されていた。

 

「一昨年、運転免許を取ったばかりの若い女性が男に煽られ、停車した。男はガラスを破ると運転席にいた女性を引きずり出して暴行。助手席にいた女性の母親が止めに入ったが、同じく殴る蹴るなどを繰り返し、逃走。母親はろっ骨や頭蓋骨を骨折し、内臓破裂で死亡。女性も重傷で後遺症が酷いみたいだ」

 

モニタには二つ顔が並んでいる。

一つは可愛らしい笑顔の女性だ。

もう一つはかろうじて人とわかるくらいの物体だった。

同じ人間らしい。

 

「女性には当時、結婚を前提に付き合っていた男性がいたそうだが、彼に嫌われる……あるいは負担になることを恐れたのか、その後、自殺しているね」

 

「死に追いやったのが、あの男か。死んで当然のヤツってわけだ」

 

「だから残酷な目にあってもそれほど心が痛まない。むしろ当然の報いだと──」

 

男がまた筒に入れられた。

筒がいろいろ形を変えている。

折りたたまれたり、分離したり、圧縮したり。

筒の中に入れられた時はまだ生きていただろうが、その後三秒もしない内に、よくわからないドロドロの液体になって出てきた。

 

「儀式だよ。いつの時代も、どこの世界も、人は人を超えたいものだね」

 

慣れれば、良心は消え失せ、誰でもよくなる。

次の人間がそうだ。

折原アイが椅子に固定されていた。

 

彼女は服を着ていない。

どうやら今から若い女のセックスが見られるらしく、VIPの男は興奮し、VIPの女は期待する。

頭上モニターにはアイが誕生した瞬間から、この時に至るまでの数々の思い出が表示され、幼い少女は遊園地で笑顔を浮かべてピースをしている。

この無垢な笑顔が、今から歪み果てるのを想像し、VIPたちは歓喜した。

 

もう待ちきれず、露出させた下半身をしごき始める困った太客までいる始末だ。

そうしているうち、『竿役』が拍手で迎えられた。

全裸の男は勃起させた男性器をアイの太腿に押し当てた。

瞬間、アイは叫ぶ。

男性器は太腿の皮膚を貫き、肉の深く先へ侵入していった。

鋭利な鋼のドリルであったのだ。

 

「わざわざ大金を払い、彼は自らの男性器を武器に改造した」

 

射精をするとショットガンのように弾丸が発射される仕組みになっているらしい。

 

「当然一度の性行為で、相手を破壊してしまうため、性処理はかなり大変だろう。ましてや魅力的な女性に出会ってしまえば……同情するがね、私は」

 

バゼル卿はハンカチで口元を抑えた。

 

「だが見たまえ、八咫くん」

 

バゼル卿に促され、八咫はアイを見る。

男はアイの肝臓に男性器を突き立て、激しく腰を振っていた。

 

「彼の恍惚なフェイス、ペルソナ越しにも伝わってくる熱気。そうとう溜め込んでいたのだろう」

 

「………」

 

「自由を求めたはずが不自由にいきついた。だが彼にとってはそれが幸福なのかもしれない」

 

バゼル卿は男を見る。今まさに男性器をアイの口内にねじ込もうとしていた。

アイは必死に口を閉じて抵抗しているが、唇は避け、閉じた歯はドリルで粉砕されて、強引に口内へ侵入していく回転刃。

 

「まさに、"怪人"、なのだね」

 

そこで警報が鳴った。

仮面ライダーアクセルが助けに来た。

らしい。

この部分は、このお話と、なんの関係もない。

 

 

 

 

「おい、もういいだろ、バレたらヤバいんだから早くしてくれ」

 

毎回、同じ注意をされるので申し訳ないなとは思いつつ、それでも粘ってしまうのが悪いクセだ。

加賀とシンジは折原相衣の部屋にいた。

アイがなにも語らず隠すのなら、暴くしかない。たとえそれが彼女の心に土足で踏み込むとしても。

 

「折原相衣さんは?」

 

「まだ連絡がつかない。偽物が捕まったと思えば、本物が失踪だ。わけがわからん」

 

捜査本部はてんやわんやだそうだ。

加賀は裁判参加者のため、サボることもできる。幸いだと言っていた。

 

その後、喫茶店に移動した二人は、部屋のなかの情報について話し合うことにした。

 

「それで? なんかわかったのか?」

 

加賀がオレンジジュースを意味もなくかき混ぜながら問うと、シンジは頷いた。

 

「とりあえず、おかしな点が一つあるとするならグッズだよ」

 

「んん?」

 

「今回の裁判にはタイガ……高城王慈が参加してる」

 

「たしか、ファンクラブに入るほどファンだったとかな」

 

王慈は何度もファンの裁判に参加しては勝ち残れば減刑を行っている。

それ自体は珍しいことではない。シンジだってライダー裁判を何度も取材するなかで、何度も見た光景だ。

しかし今回は一つ他のケースとは違う点があるという。

 

「ないんだ。折原さんの部屋には彼のグッズが」

 

ミニマリストならばまだしも、他のアニメグッズや声優のアクリルスタンドはあった。

ではなぜファンクラブに入るほどの熱量がある『推し』のグッズが一つもないのか。

 

「番組観覧の権利とか、特別なグッズの抽選券は、一つのアカウントにつき一度しか応募できないんだ。

でもアカウントが複数あれば、当選確率はそれだけ増える。もちろん複垢ができないように審査はしっかりと行われるらしいから……」

 

「他の誰かのために、ファンクラブに入ってるのか」

 

「だと思う。そもそも何も語ろうとしない多くのケースは誰かを庇っている場合だろ?」

 

「なるほどな。ただ、折原アイ……えーっと別世界のほうは名前でいくか」

 

「うん」

 

「アイが本当に別世界から来たのなら、誰を庇う必要が──」

 

言いかけて止めた。いくつか心当たりがある。

 

「気になったのは、もうひとつ、裁判員の多さもだよ」

 

裁判員とは名がつけられてはいるが、要するに埋め合わせだ。

ライダー裁判は被害者や加害者の関係者がデッキを手にするわけだが、今回はピーチュや白居など、まったく関係のない人間がちらほらいるのが目についた。

それ自体は特別珍しいことでもないのだが、引っかかったのは折原相衣や八咫の家族に、話すらいっていなかったという点だった。

 

「高齢や争いが苦手だから断ったんじゃなく、そもそもはじめからデッキを手にする資格がないって判断されてたわけか」

 

「レンさんが調べてくれたんだけど、折原相衣も八咫メルトも、現在の両親とは血が繋がっていないんだ。二人は孤児だったんだよ」

 

「それでも一緒に過ごしてれば家族と認められそうなもんだけどな」

 

「ユダからのヒントかもしれない。一部は知らないかもしれないけど、調べればすぐに真実にたどり着けるだろうから」

 

その通りだった。

シンジたちは知らないだろうが、オーディンに変身したユダはタイムベントを使って、八咫メルト殺害時刻までさかのぼり、ミラーワールドから『なにが行われた』のかを確認した。

そして関係者にデッキを配ったのである。

 

「異世界というノイズに惑わされたけど、本当はもっと単純なものなのかもしれない」

 

シンジはその想いを胸に、一人の男のコンタクトを取った。

会ってくれるかどうかは怪しいところだったが、意外にもオーケーの返事はすぐに来た。

なので、指定された大衆居酒屋にシンジはやって来た。

向かいにはサングラスをかけて、帽子をかぶった王慈が中ジョッキに入ったビールを見つめている。

 

「意外なところで飲むんですね」

 

シンジがそう言うと、王慈はビールから視線を外さずに頷いた。

 

「たまにはね」

 

キュウリにドレッシングがかかっているものと、砂肝のにんにく炒め、焼き鳥が置いてある。

 

「ここはシンプルな変装で済む」

 

おじさんが多い。王慈のことは知らないのだろう。

 

「いつもはワインしか飲まないけど……」

 

べつに自分が何者かわからなくなる。なんていう話ではない。

そんな迷いは抱いたことがない。俺は俺、これが高城王慈の信条である。

たまに一人でここに来てひっそりと飲むのは、もっとシンプルな理由だ。

 

「ビールは父が一番好きな酒だった」

 

王慈の父は週刊誌がとりあげたスキャンダルが原因で破滅している。

それ以来シンジたちのことを敵視しているのだが、前回の裁判で多少なりとも考えを改めた部分はあるらしい。

会ってくれたのもそういうことなのだろう。

まあ尤も、良好な関係とも言い難いわけだが。

 

「この俺に記者の真似事をしろだなんて、腹の立つ提案をしてくれるものだね」

 

王慈は歪に笑ってみせる。

内容は事前にメッセージアプリで知らせておいた。

あなたのファンに詳細を聞いてほしい。ただ、それだけのことだった。

 

「断られるだろうとは思っていましたけど……それでも頼みたいんです」

 

「それは大きな苦しみを生み出すことだ。俺に子猫ちゃんを傷つけろと?」

 

「傷つけるために聞くんじゃない」

 

シンジはそう言った。王慈は悔しそうに笑った。

 

「聞いてくれ記者、俺には一つ後悔していることがある」

 

「?」

 

「俺は子猫ちゃんが異世界から来たと言った時、嘘だと思った。そんなはずはないとね。だが人には嘘をつきたいときだってあるだろ? だから俺はその嘘を愛してあげようと思った」

 

だが今はそれが間違いだったと思っているらしい。

 

「発言自体を信じてあげるべきだった。折原アイさんは、八咫を殺したと言っている。俺はそれを信じるよ」

 

「オレは──殺してないと思います」

 

「………」

 

「やっていないことをやったなんて馬鹿らしいにもほどがある。まして、人の命を奪っただなんて」

 

「しかし本人が納得していればそれで──」

 

王慈の脳裏によぎる父の姿。

もしも父が、「やったということにしよう」と笑っても、王慈は納得できなかっただろう。

だから言葉を最後まで口にすることができなかった。

だからシンジと別れた後、折原相衣が働いていたコンカフェに顔を出して『桐野実花』に話を聞きに行ったのだ。

 

「力になるよ」

 

本心だった。

それほどまでに桐野実花は最悪そうな表情をしていた。

いつの日か、鏡で見た自分の顔のように。

 

「じつは──」

 

あまりにもあっさりと。あまりにも簡単に。

しかし桐野は泣きながら話し始めた。

もしもやって来たのが辰巳シンジであったなら、彼女は口を閉ざしていただろう。

しかしずっとファンだった王慈に優しく囁かれたから、なによりもコンサートを彼女に当ててもらったことがあるからだ。

 

愛しの、相衣。

 

桐野実花はあの日なにがあったのか、包み隠さず王慈に伝えた。

 

 

 

 

折原相衣はアニメが好きな普通の女の子だった。

しかし五歳の時に両親が事故に合い、『天樹園』という孤児院で過ごすこととなる。

悲しかったが、前向きになれたのは、そこである男の子と出会えたからだ。

八咫メルト。とても優しく、落ち込んでいた相衣をとても気にかけてくれた。

年齢も同じで、他の子どもたちがまだ小さかったということもあって、二人で一緒に面倒をみたものだ。

 

「ねえ」

 

「ん?」

 

「おーきくなったら……わたしと──『けっこん』してくれる?」

 

ありがちで些細な約束もひとつ、それなりに本気でしてみたり。

だが──初恋は実らないという。それは相衣も例外ではなかった。

十歳になるころ、八咫が養子として引き取られることが決まったのだ。

 

「おれ、出ていきたくないよ……」

 

「わたしも……メルトくんと離れたくない」

 

前日の夜、ベランダで二人は想いを伝えあった。

でも、それはすべてがなんとなくだった。

感情すらまだ成熟していない二人にとっては、すべてが曖昧だった。

相衣は「このまま二人で逃げ出したいね」なんて口にして笑ってみる。

そうだねと、八咫は続けた。

 

でも本当に逃げ出すわけじゃない。

これは夜更かしをしたときにたまたまつけていたテレビから流れていたドラマのパロディだ。

もしかしたら実行に移すエネルギーはあったかもしれないが、そんなことをしても無駄だということはわかっている。

ただのわがまま。だって、どうしようもない。二人は賢かったから。

でもなんとなく、悔しい気持ちが相衣を動かした。

二人はその夜、はじめて唇と唇をくっつけてみた。

 

 

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