GODEATER2  AnotherBlood   作:Vekterアイギス

7 / 105
今回は主人公に関しての説明回です。
興味あるひとはどうぞ。

追記:
後の展開のため、過去を少し書き換えました。
ご了承ください。


#6.5 人は過去に何を見る

???

 

「なんだ、もうへばったのか?」

「はぁはぁ...まだまだ!!」

「よーし、その意気だ!!」

 

「大丈夫か?」

「あぁ、問題ねぇ...」

「ずいぶんと成長したもんだ。オレをこえたんじゃねぇか?」

「はっ!よく言うぜ...まだまだ余裕のくせに...」

「はっはっはっはっは!ちげぇねーな!」

「よし!もう一回だ!」

「おう!かかってこい!」

夢を見た。懐かしい夢だった。

オレを拾って、育ててくれたあの人。

神機の使い方も戦い方も、全てあの人から教わった。

そういえば、一度も組み手で勝てたことなかったっけ。

遠い日の思い出に想いを馳せた。

あの人はもう居ない。

彼の魂は、オレに受け継がれた。

 

体をゆっくりと起こす。

自然と頬に涙がつたっていた。

 

+++++

 

 

フライア ジュリウス部屋

 

(クロサキ・レイジ...)

ジュリウスはターミナルを開き、隊長以上の権限でのみ閲覧できるページを見ていた。

 

==================

 

Reizi Kurosaki

 

2074年フェンリル極致化技術開発局入隊。

特殊部隊"ブラッド"所属。

メディカルチェックの結果、ブラッド特有の偏食因子に対して平均的な適合率を

有していることが判明している。

しかし、前例の無い特殊な偏食因子も持ち合わせている。

香月ナナとは同時期にブラッドへ配属された。

 

類まれなる戦闘センスを持ち、他の隊長に引けを取らない実力を有している。

また、ブラッドの仲間のみならず、他の神機使いからの信頼も厚く、

将来有望な存在だと認識されている。

 

過去にアラガミの襲撃にあい、父・母・兄の家族全員を失っている。

その際に右腕も失い、同じくアラガミに襲撃にあい亡くなった友人の右腕を移植した。

その後、各地の支部を転々とし、

2070年正式にゴッドイーターとなった。

==================

 

画面をスクロールしていく。

ある一点でジュリウスは目を止める。

(なるほど...これであの強さの訳が分かった。)

そこには、ある名前が掲載されていた。

 

"アイギス・ノーブルーシュ"

 

ジュリウスはもう一度その名前に目を落とすと、

ターミナルを閉じ、自室を後にした。

 

+++++

 

 

ラケル博士研究室

 

同時刻、ラケルもジュリウスと同じページを見つめていた。

違うところと言えば、目を止めた場所だった。

 

-前例の無い特殊な偏食因子も持ち合わせている-

 

(フェンリルの技術をもってしても解析できなかった...正体不明の偏食因子...)

フフフ...

彼女は笑っていた。

その笑みは無機質で、ほんの少しの狂気をはらんでいた。

(あなたはどこまでも...私を愉しませてくれますね...)

暗い部屋に静かな笑いが響いた。

 




いかがだったでしょうか?
色々と設定を回収しつつ、新たな謎が出てきましたねぇ。
まあ後々ね...(これしか言ってないな...)

では、ようやく次回覚醒回です。
原作とは違った展開があるかも...?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。