GODEATER2 AnotherBlood 作:Vekterアイギス
衣替えを忘れてて、オレだけワイシャツでしたよ...
アナグラ ラウンジ
「実りの秋だねぇ~お米がウマい!」
三杯目のご飯をナナはすごい速さで口に詰める。
既にナナの目の前には完食済みの皿が積みあがり始めている。
シュンヤはただただ、その姿をを呆然と眺めていた。
「極東の食材が良いのもあるけど、ムツミちゃんの料理が美味しいのもあるよね。
だって、さっきから箸が止まらないもん!」
そう言って、ナナは別の皿に箸を伸ばす。
「そう言ってくれると凄く嬉しい!はい、これ追加ね!」
夢中で料理を頬張るナナの姿に、ムツミは嬉しそうに笑った。
そして、笑いながらまた料理が盛られた皿をナナの前に出す。
さすがにシュンヤも顔が引きつる。
「ホントに...お前の身体の何処にこの量が入るんだか...」
食べる前と食べた後の体型が全く変わらないというのは、恐らく全女性の至上の願いだろう。
つい横腹をつまんでみるが、ナナは気にせず黙々と料理を食べ進める。
「永遠の謎だな。」
苦笑いでくびを傾げ、チラッとラウンジの入口を見た。
「あ、クロサキ先輩。」
呼び止められたクロサキがこちらに気付く。
「よお。」
軽く手を上げラウンジに入ってくる。
その後ろからはすっかり大きくなったベルが付いて来ていた。
支部内を悠々と歩くマルドゥークの姿はなかなかシュールだ。
「シュンヤ、怪我はもう良いのか?って、すごい量だな!?」
「んあ、たいひょう!」
「口の中のもんを飲み込め。」
シュンヤが横から湯呑をそっと差し出す。
「相変わらずだな...二人だけか?」
「ギルとシエルちゃんなら談話室だと思うよ。
なんか、読書の秋だって。」
「クロサキ先輩はベルと散歩っすか?」
シュンヤはベルを頭を撫でながら聞いた。
「ああ、しばらく一緒に居てやれなかったからな。
それに、こう大きくなると訓練所だけじゃ狭いだろうしな。」
確かに、ベルはすでにオウガテイルより少し大きい位にまで成長していた。
訓練所で走り回るにはいささか不便だろう。
「まあ、そういう訳だ。
何かあったら連絡してくれ。」
「分かりました。」
「ナナもあんまし食い過ぎんなよ。」
「はーい。」
と、返事をしつつもナナは特大のエビフライにかじりつく。
苦笑しながらクロサキはラウンジを後にした。
「なんか、信じられないな。」
「ん?何が?」
「いや、つい一週間前にはアラガミと総力戦を繰り広げてたってのに、
こうして前と変わらない毎日を過ごしてるってのがさ。」
「んー」とナナは考える素振りを見せるが、思考停止したのかまた料理をがっつく。
(ま、今は良いよな。こんな日々も。)
+++++
黎明の亡都
「それにしても、もう一週間か...」
あの襲撃以来、ナルカミは全く行動を見せていない。
それが逆に不気味に思えた。
「ま、考えていても仕方ないよな。」
クロサキはグッと背筋を伸ばす。
「いや~いい天気だ。こういう日はゆっくりした」
目の前をオウガテイルが横切り寸前でかわす。
「ホント、ゆっくり」
今度はドレッド・パイクが飛び掛かってきたのを体を反らして捌く。
「ゆっく」
オウガテイルが飛び掛かってきたのを、正面から神機で思いっきり地面に叩き付けた。
「何なんだよ!!神機使いが居るとじゃんじゃん寄ってきやがって!
こっちは散歩中なんだよ!邪魔すんな!」
と、大声で怒鳴り散らすが、アラガミにそんなのが通じるはずがない。
いつのまにかわらわらと周囲から小型のアラガミが集まってきていた。
「こいつら...」
青筋を立てた顔で周囲を睨みつける。
「ベル、良かったな。今日は食い放題だ。」
待っていたと言わんばかりにベルはグルルと喉を鳴らす。
クロサキが合図する前にベルが駆け出しオウガテイルに食らいつく。
「ありゃ、ちゃんと待ては覚えさせた方がいいか...」
と、後方からドレッド・パイクが突っ込んでくるが、バク宙でそれを避け着地する。
そのまま神機をパイクの体に突き立て、振り回し他のアラガミにぶつけた。
キチッ!と短い悲鳴を上げてその体が吹き飛ぶ。
「さあ、どうした?」
クロサキの尋常じゃない殺気に慄いたオウガテイルが一歩後ずさる。
既にクロサキにとってオウガテイルは雑魚ですらなかった。
アラガミの死体の山からベルが戻ってくる。
「満足したか?」
「グル!」
満足げにベルはクロサキにすり寄ってくる。
優しく背中を撫でてやると、気持ちよさそうにベルは伸びをした。
「さて、帰るかねぇ。」
「いや~すごいですねぇ~」
「!」
突然声がしたので、すぐさま後ろを振り返る。
「あ、驚かせちゃいました?」
「あ、え?カノンさん?なんでここに?」
クロサキが振り向いた先には、神機を持って恥ずかしそうに笑う台場カノンがいた。
「実はですね...」
「今回こそは誤射を減らさないと!」
そう意気込んでカノンは黎明の亡都に来ていた。
最近では、ついにハルオミからも、
「俺に教えることはもうない。お前なら一人でやれる!」
と、言い切られてしまった。
(自分でも分かってるんですけどね...私の射撃の腕が酷いってこと...)
自分で考えて深くため息をつきながら、アラガミを求めてトボトボと歩く。
しばらく歩いてあることに気付いた。
「ん?あれ?」
周りを見ると、さっきと同じ場所を歩いていた。
「もしかして...私迷っちゃいました?」
尋ねても答えは帰って来ない。
考え事をして周りに気がいっていなかったせいだろう。
いつの間にか廃墟の奥へと来てしまっていた。
「どうしましょう...このまま戻れなかったら...
野垂れ死!?アラガミに捕食される!?」
ますます不安になっていると、遠くから声が聞こえた。
『うおらぁっ!!!』
「あの声は...」
「で、教官先生を見つけたんですよ!
ホント、野垂れ死にならなくて良かったです!」
カノンは目をキラキラさせながら言った。
本当に嬉しそうにしているので、うかつに突っ込めなかった。
(この人、相変わらずドジ...なんだな。)
「まあ、何かなくて良かった。
とりあえず戻りますか。」
「あ、ちょっと待ってください!」
歩き出そうとしていた所を呼び止められ、クロサキは訝しげに振り向く。
なんとなく嫌な予感がした。
恐らく彼女の考えていることと、自分が考えていることは同じだと思ったからだ。
「今日、私、射撃の練習に来てたんですよ。」
「はい。」
「そして、教官先生がいました。」
「...はい。」
「という訳で、射撃についてのアドバイスを」
「お断りします。」
カノンが言い終わる前に、クロサキは即座に頭を下げた。
「ええ!?ま、待ってくださいよ!
何も的になってくれと言ってる訳じゃないんです!」
「当たり前です!てか、無意識に的にされるんですよ、こっちは!」
「うう!」
的確に言われカノンが言葉に詰まる。
「前だって一緒にミッションに行った時、
オレ、カノンさんのバレッドを弾きながらヴァジュラを倒したんですからね!」
「本当に面目ないです。」
どんどんカノンが小さくなっていく。
さすがにクロサキも可哀想になってきた。
「で、でも私なりにちゃんと考えてるんですよ!」
「そうなんですか?」
「はい、私考えたんです。
もしかして神機が自分にあって無いんじゃないかって。」
「はぁ。」
「という訳で...」
カノン誇らしげに神機を構えてみせる。
「銃身をガトリングにしてみました!!」
(ああ、この人はバカなんだ...)
半ば諦めた顔でクロサキは、誇らしげに神機を見せるカノンを見ていた。
+++++
結局クロサキはカノンの特訓に付き合うことになってしまった。
「だから、この的に当てればいいんですよ!」
「わ、分かってるんですけど...」
「ちょ、それモルタ」
その後、支部ではベルに担がれる黒焦げのクロサキが目撃されたらしい。
しばらく日常回。
皆さんからもネタを募集します。
このキャラのこんなシーンを見てみたい、このキャラとこのキャラの絡みをみたい、
など、なんでもかまいません。
作者が出来る限り要望にそって書きます!(だから、何でもいいからネタ頂戴...)
それではよろしくお願いします!サラダバー!
ご意見ご感想も忘れずに!!
恒例の雑談
1."待ち遠しい新刊"
読みたいマンガの新刊が軒並み先なんですよね。
一週間フレンズ。、アカメが切る!、僕のヒーローアカデミア...
続きが気になるだけに早く読みたいんです!(懇願)
タイムマシンが常々羨ましく感じます。
2."3DS"
ついに手にしましたよ。
中古で7800円しましたが、ソフトがおまけだったので即決しました。
まあ、祭りの出店の商品だったので心配でしたが...
でも、新品同様で充電器付属だったので大満足でした。
これで、来年の大逆転裁判が遊べる...
え、ゴッドイーター2ですか?知そ管。