彼女の名前は、矢澤にこ。
「きっと、その人は善子と一緒なのね。」
と、にこは手紙を読み、窓を眺めていた。
「とても悲しいにこ。」
と、にこは呟いた。
「じゃあ、どんな気持ちだったかな、にこの気持ちは?。」
と、にこは手紙を読んだ。
「にこ、お元気ですか、先日は大変な失礼なことをしてしまいました、どうか、お許しください、ただ、決して
私はあの時は、ふしだらな気持ちではなかった、これだけはわかって下さい、あの一件で私は、私の人生を大問題と対決せねばと痛感しました、しばらくお会いできなくなると思います、どうか、わけを聞かないで下さい。」
と、手紙に書いてあった。
「会えない。」
「プロポーズの事には触れないで。」
と、書いてあった。
にこは、商店街へ行くと旅行代理店にやって来た。
「ひとり旅か。」
と、にこは旅行のポスターを見た。
「女のひとり旅も、ちょっとして見るか。」
にこは旅行代理店に行き、パンフレットを貰った。
「えっ、1人旅。」
「うん、行くとしたら3泊4日位。」
「へぇー、クーポン券を買ったの。」
「うん、何処へ1人旅しようかと考えてるの。」
真姫は、にこに旅行パンフレットを見せた。
「にこちゃん、ここはどうかな。」
と、真姫は飛騨高山のパンフレットを見せた。
「飛騨の高山か、これもいいね。」
「これはどう。」
「北海道か、スーパーとかちで行く北海道の旅か。」
にこは、考えた結果、このパンフレットを選んだ。
「やっぱり、にこはこれにするにこ。」
「どこに行くことにしたの、にこちゃん。」
「にこはやっぱり、北陸にこ。」
「へぇ、ひとり旅なら北陸路って言うからね。」
「まぁね、これ日程表と置手紙置いていくから。」
にこは、友人の東条 希の神社へ向かった。
「希ーっ」
「あれっ、にこっち! お参りに来たん。」
「実は、私、旅に出ることにしたの。」
「えっ、にこっちが。」
「うん、にこは事情があってね。」
「そうなん、どこへ行くの。」
と、希は言う。
「いろいろ悩んだんだけど、飛騨高山か北海道と九州にしようと思ったけど、これにしたにこ。」
にこは、旅行のパンフレットを希に見せた。
「へぇー、金沢と能登へ行くのか。」
「うん、ひとり旅なら北陸路って言う歌の文句あるでしょ、だからにこ1人で北陸へ行くにこ。」
「にこっち、どうやって行くの。」
「明日の上野を発車する寝台特急「北陸」に乗って金沢へ、そして能登へ行くの。」
「じゃあ、しばらく1人旅ね。」
「うん、じゃあね希。」
上野駅
にこは、上野駅へやって来た。
上野駅は北の玄関口と言われ、東北や北海道や信州へ旅する人はここか出発点だ。
駅には、常磐線や高崎線、東北本線の列車が停車していた。
その前に、にこは駅でせつ菜と善子と一緒に立ち食いそば屋に行った。
「じゃあにこ、もう行くね。」
「て、早いわよ。」
「もう時間だから、行くね。」
「13番乗り場は、22時44分発寝台特急「北陸」号金沢行でございます、この列車をご利用する際は特急券と寝台券が必要です。」
と、アナウンスが流れた。
「親不知の断崖がイラストのマークね。」
にこは、ホームで「北陸」に乗った。
「まもなくー、22時44分発寝台特急「北陸」金沢行が発車します、ドアが閉まりますご注意ください。」
プルルルルルルルルル
と、発車ベルが鳴り、にこが乗った寝台特急「北陸」は発車した。
ピィーッ!
と、警笛を鳴らし上野の夜を発車した。
「ごめん、今にこは1人にさせて。」
と、夜の上野を見ながら言った。
そこへ、車掌がやって来た。
「すいません、乗車券を拝見させていただきます。」
「はい。」
「ありがとう。」
矢澤にこが乗った寝台特急「北陸」は上野の夜を発車、翌朝金沢に着く。上越線を経由して北陸本線に入る。
上野を22時44分に発車し、大宮、高崎、水上、糸魚川、魚津、富山、高岡、津幡、終着金沢には6時33分
ヘッドマークには、親不知の断崖とオレンジ色のヘッドマークが描かれている。
北陸へ行く人には、便利な寝台特急である。
「もう朝か、今は、何だ魚津か。」
寝台特急「北陸」は、魚津を通り過ぎて5時38分に富山に到着した。
「富山、もう北陸に来たのね。」
ピィーッ!
6時33分 にこが乗った寝台特急「北陸」は金沢に到着した。
「最初は、金沢へ観光するか、やっぱりにこは兼六園に行きたいにこ。」
金沢駅
「ちょっと寂しいけど、1人もいいかな。」
と、金沢で下車した。
「最初は、金沢へ観光するか、やっぱりにこは兼六園に行きたいにこ。」
と、言ってにこは兼六園へ。
そして、にこは寝台特急「北陸」に乗り1人旅に出た