寝台特急「北陸」矢澤にこひとり旅   作:新庄雄太郎

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南と高山と小海は、矢澤にこらしき女性が福井県の東尋坊方面へ向かったと情報があり、福井県へ


第六章 越前海岸

南と高山と小海は、石川県警のパトカーに乗り、にこはどこへ行ったのか。

 

「赤いリボンとツインテールの女性は、若い男と一緒にグレーの乗用車で東尋坊方面へ向かったとの情報があり、現場へ向かえ。」

 

と、無線が入った。

 

「えっ、ちょっとグレーの乗用車って。」

 

「よし、東尋坊へ。」

 

「了解。」

 

南と高山と小海は、パトカーで東尋坊へ向かった。

 

「よし、とにかく手分けして探そう。」

 

「ええ。」

 

南と高山と小海は、にこを探すことにした。

 

「あれ、これっ手にこちゃんのかな?。」

 

「どうした、高山。」

 

「これ、にこちゃんのかな?。」

 

「そうかもしれない。」

 

「これが。」

 

と、小海は気づいた。

 

「どうした、何か見つかったか。」

 

「これ矢澤のかな。」

 

「うん。」

 

そこへ、真姫と希がやって来た。

 

「まさか、にこちゃん。」

 

「そんなのありえないわ、にこは自殺なんてしないわ。」

 

「そうよね。」

 

南は、高山と小海に言った。

 

「海が荒れ模様だから、それににこは自殺しないと思われます。」

 

「じゃあ、誰かに突き落として。」

 

「恐らくな。」

 

そこへ、警官がやって来た。

 

「鉄道公安の方ですか、先ほど、越前海岸で女性の水死体が発見されました。」

 

「何だって。」

 

「まさか。」

 

「女性って、にこか。」

 

南と高山と小海はパトカーに乗り、越前海岸へ向かった。

 

海岸付近では、騒ぎとなり人々が集まり亡骸を引き上げてやりました。

 

「何と可哀そうにな。」

 

「こんな若い女性が、一体どうしたというのかな。」

 

「きっと、東尋坊から流れてきたんだろう、この若さではなぁ。」

 

と、そこへ南と高山と小海も駆けつけてきた。

 

「高山、これは矢澤にこじゃないぞ、別人ですよ。」

 

「にこじゃない。」

 

「ええ。」

 

それを見た小海は。

 

「あれ、この女性。」

 

「どうした、小海。」

 

「先週、朝礼で行っていた捜索願の女性にそっくりなんだ。」

 

「何だって。」

 

そこへ、真姫と希がやって来た。

 

「よかった。」

 

「希、元気出して探そう。」

 

南と高山と小海は、石川県警察本部へ戻った。

 

「やはり、列車の中に犯人が乗ってたって事か。」

 

「ええ。」

 

そこへ、小海がやって来た。

 

「高山君、南さん、私ちょっと気づいたことがあるんです。」

 

「何、。」

 

「先ほど、越前海岸で起きた女性の水死体だけど、下はズボンだけど上は夏の格好みたい。」

 

「自殺にしては、上着を脱ぐのは不自然だ。」

 

「じゃあ、矢澤にこの身代わりか。」

 

「可能性があるな。」

 

「恐らく犯人は、上着を脱がせ、突き落として殺害したんだ。」

 

「よし、高山と小海はその線で捜査してくれ。」

 

「了解。」




果たして、矢澤にこか?
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