南と高山と小海は、石川県警のパトカーに乗り、にこはどこへ行ったのか。
「赤いリボンとツインテールの女性は、若い男と一緒にグレーの乗用車で東尋坊方面へ向かったとの情報があり、現場へ向かえ。」
と、無線が入った。
「えっ、ちょっとグレーの乗用車って。」
「よし、東尋坊へ。」
「了解。」
南と高山と小海は、パトカーで東尋坊へ向かった。
「よし、とにかく手分けして探そう。」
「ええ。」
南と高山と小海は、にこを探すことにした。
「あれ、これっ手にこちゃんのかな?。」
「どうした、高山。」
「これ、にこちゃんのかな?。」
「そうかもしれない。」
「これが。」
と、小海は気づいた。
「どうした、何か見つかったか。」
「これ矢澤のかな。」
「うん。」
そこへ、真姫と希がやって来た。
「まさか、にこちゃん。」
「そんなのありえないわ、にこは自殺なんてしないわ。」
「そうよね。」
南は、高山と小海に言った。
「海が荒れ模様だから、それににこは自殺しないと思われます。」
「じゃあ、誰かに突き落として。」
「恐らくな。」
そこへ、警官がやって来た。
「鉄道公安の方ですか、先ほど、越前海岸で女性の水死体が発見されました。」
「何だって。」
「まさか。」
「女性って、にこか。」
南と高山と小海はパトカーに乗り、越前海岸へ向かった。
海岸付近では、騒ぎとなり人々が集まり亡骸を引き上げてやりました。
「何と可哀そうにな。」
「こんな若い女性が、一体どうしたというのかな。」
「きっと、東尋坊から流れてきたんだろう、この若さではなぁ。」
と、そこへ南と高山と小海も駆けつけてきた。
「高山、これは矢澤にこじゃないぞ、別人ですよ。」
「にこじゃない。」
「ええ。」
それを見た小海は。
「あれ、この女性。」
「どうした、小海。」
「先週、朝礼で行っていた捜索願の女性にそっくりなんだ。」
「何だって。」
そこへ、真姫と希がやって来た。
「よかった。」
「希、元気出して探そう。」
南と高山と小海は、石川県警察本部へ戻った。
「やはり、列車の中に犯人が乗ってたって事か。」
「ええ。」
そこへ、小海がやって来た。
「高山君、南さん、私ちょっと気づいたことがあるんです。」
「何、。」
「先ほど、越前海岸で起きた女性の水死体だけど、下はズボンだけど上は夏の格好みたい。」
「自殺にしては、上着を脱ぐのは不自然だ。」
「じゃあ、矢澤にこの身代わりか。」
「可能性があるな。」
「恐らく犯人は、上着を脱がせ、突き落として殺害したんだ。」
「よし、高山と小海はその線で捜査してくれ。」
「了解。」
果たして、矢澤にこか?