寝台特急「北陸」矢澤にこひとり旅   作:新庄雄太郎

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そして、南と高山と小海はにこの捜索をしていると、犯人が乗った車が発見された、そして、水死体の身元が割れた。


第七章 失踪人捜索願の女 

数分後、南と高山と小海はパトカーに乗り、グレーの乗用車が発見された場所へ向かった。

 

「ご苦労様です。」

 

と、警官が挨拶した。

 

「鉄道公安の南です。」

 

「同じく高山です。」

 

「小海です。」

 

「この奥です。」

 

と、警官は案内する。

 

「どうも、今日グレーの乗用車が発見されたんですって。」

 

「はい、ナンバーを紹介した結果一昨日の夜に金沢市内に盗難に遭ったものと思われます。」

 

「やはり、盗難車か。」

 

「ええ、それと海岸で起きた死体の身元は分かったんですか?。」

 

「はい、調べた結果、萩原かすみさん18歳と判明しました、とても東尋坊で自殺するような子じゃ思えないんです。」

 

「そうか。」

 

「後部座席に乗ってたのは萩原かすみと見て間違いないと。」

 

「はい、母親も呼んであります。」

 

「まさか、娘が。」

 

「すいませんが、この女は誰と一緒でした。」

 

「そうね、帰りに男に乗せてもらうと言って、乗ったんです。」

 

「あのー、どんな男でした。」

 

「えーとね、29歳から30代ぐらいの男でした。」

 

そして、高山は似顔絵の写真を見せた。

 

「この男かな。」

 

「ええ、この男だわ間違いないわ。」

 

「そうですか、高山、すぐに上田班長に報告を。」

 

「了解。」

 

小海は、すぐに上田班長に報告した。

 

「何、捜索願、萩原かすみ、わかった調べて見る。」

 

と、上田は桜井に依頼した。

 

「おい、萩原かすみを調べてくれ捜索願が出てないか。」

 

「はい、調べて見ます。」

 

そして、調べた結果、やはり萩原かすみは捜索願が届けだされた。

 

「やはり、行方不明になっていますね。」

 

「そうか。」

 

その後の調べで、越前海岸の女性の死体は萩原かすみと判明した。

 

「やはり、越前海岸の死体は萩原かすみか。」

 

「ええ、上田班長の報告でわかりました。」

 

「という事は、にこは男と一緒に金沢駅で知り合い、車に乗った。」

 

「そして、その萩原を東尋坊で突き落として殺害した。」

 

「なるほど。」

 

「仮ににことメガネの男は福井から特急「加越1号」に乗り13時19分に発車する、金沢に着くのは14時11分、

もしにこは福井か金沢で特急「雷鳥23号」に乗る、福井からだと13時35分、金沢は14時27分、富山に着くのは15時05分、多分この列車に乗ったかもしれない。」

 

「じゃあ、にこは今は富山に入るのか。」

 

「その可能性もある。」

 

「今、高山が能登へ行ったにこは見なかったか調べている。」

 

そこへ、高山がやって来た。

 

「南さん、小海さん、やはり矢澤は輪島の温泉にチェックアウトされてたことがわかりました。」

 

「そうか。」

 

と、南は言った。




果たして、にこは無事なのか
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