アクセルワールド 闇の剣士   作:reiz0

1 / 2
 

霧崎 零途 きりさきレイズ  男


チユ、タクと幼なじみ。

黒雪姫、ニコ、パド、旧ネガ・ネビュラスのメンバーと面識あり。

二年前に行方不明になったが、黒雪姫、チユが通う中学に転校してきた。


 アバター ダーク・セイバー

レベル8

 名前に色の名前が入っていない。


ダーク・ウイング
 漆黒の翼を出し、空を飛ぶ。

ヒール
 対象の人物の体力を四割ほど回復する。

ディストラクト
 自分のポイントを全損させる変わりに、自分が触れている相手のポイントを全損させる。

アクセル
 自分の動きを加速する。



再開

零途「転校生の霧崎零途だ。」

 

ある中学校のある教室の教卓の横で、俺を物珍しそうにみる生徒たちにそう告げた。

 

 

───────────────────────

 

現在、昼休み。

 

生徒たちが昼飯を食べる時間だ。

 

それは俺も例外ではなく、購買に飯を食いに来ていた。

 

零途「チョコクロワッサン一つ。」

 

それだけじゃ少ないって?チョコクロワッサンは正義だ。

 

俺は、チョコクロワッサンを受けとると、適当な席に座ろうとする。

 

???「ちょっとそこの君。待ってくれ。」

 

食堂に取り付けられている上級生専用のラウンジから、懐かしい声が聞こえてくる。

 

???「もしかして君は、零途君かい?」

 

その声の主は、俺の前まで歩いてきて俺に聞いてきた。

 

零途「ああ、そうだ。久し振りだな。黒雪姫。」

 

 

────────────────────────

 

 

黒雪姫「久し振りだね。零途君。二年ぶりかな?」

 

今、俺と黒雪姫はラウンジの中の席で向かい合って座っている。

 

零途「ああ。そうだ。相変わらず、その美貌は健在みたいだな。」

 

俺はチョコクロワッサンを口に運びながら言う。

 

黒雪姫「そうかい?君に言ってもらえると、嬉しいよ。」

 

彼女は笑顔を浮かべながら言う。

 

彼女は、黒雪姫。本名不明。

 

黒く艶のある髪を腰まで伸ばした美少女だ。

 

それに、副生徒会長なので、この学校でも人気は高い。

 

現に、今俺は生徒たちからかなりの視線を向けられている。

 

 

黒雪姫「零途君。これを。」

 

そういって、黒雪姫が差し出してきたのは、ケーブルの片方だった。

 

もう片方は、黒雪姫の首のニューロリンカーに付けられている。

 

零途「何のつもりだ?」

 

黒雪姫「このケーブルを出した時点でわかっているだろう?君と直結するんだよ。」

 

その黒雪姫の言葉に、回りはざわついた。

 

直結というのは、ニューロリンカーとニューロリンカーをケーブルで繋ぐ事だ。

 

ケーブルで繋ぐことによって、セキュリティの殆どが無効化され、テレパシーのように、口を動かす必要なく会話することができる。

 

セキュリティの殆どが無効化されるので、普通は家族や恋人しかやらない。

 

それを、黒雪姫は俺にしようと言っているのだ。

 

騒ぎになるのも無理はない。

 

零途「嫌だ。」

 

黒雪姫「二年前までは何度もやっていたじゃないか。」

 

零途「・・・わかった。」

 

観念した俺は、黒雪姫が差し出すケーブルを受け取り、首に繋いだ。

 

黒雪姫『聞こえるかい?』

 

零途『ああ。』

 

ケーブルを通して聞こえてくる、黒雪姫の声に俺は返事を返す。

 

黒雪姫「じゃあ、早速行こうか。」

 

零途「やるのは久し振りだな。」

 

黒雪姫、零途

『バーストリンク!!』

 

 

────────────────────────

 

 

零途「・・・この姿になるのは久しぶりだな。」

 

黒雪姫「そうなのかい?」

 

零途「ああ。しばらくやってなかった。腕が鈍ってなければいいが。」

 

黒雪姫「君の腕が鈍っているなんて、あまり考えられないけどね。」

 

零途「昔は強かったかもしれないけど、俺も人間だ。長い間やってなかったら腕も鈍る。

 

っていうか、お前の姿もなんだ。」

 

 

 

俺は、黒雪姫の姿を見て驚く。

 

 

 

黒雪姫の本来のアバターは、両手足が刃の、防御さえも攻撃になる、ブラックロータスというアバターだ。

 

 

だが、今の黒雪姫の姿は、ブラックロータスではなく、黒雪姫が黒いドレスを着て、背中から蝶の羽が生えているような姿だ。

 

 

 

 

零途「めっちゃかわいいな。」

 

黒雪姫「褒めても何も出ないよ?」

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

黒雪姫「じゃあ、零途君。私が一番気になっていた事を聞こう。」

 

 

直結のケーブルを外しながら言う。

 

 

黒雪姫「今まで何処にいたんだい?」

 

零途「親の都合で大阪にいた。」

 

黒雪姫「嘘だな。大阪は皆で探した。」

 

 

黒雪姫が俺を睨みながら言う。

 

 

零途「皆?」

 

黒雪姫「私と、旧ネガ・ネビュラスのメンバー。それに、パド君と、ニコだ。」

 

零途「はあああああ!?」

 

 

零途がそう叫び立ち上がると、周りの生徒が零途へと視線を向ける。

 

 

耐えられなくなった零途は、早々に椅子に座った。

 

 

零途「俺を探すためだけに、他のレギオンの手を借りるって、どういう事だよ。」

 

黒雪姫「君は、私たちの大切な仲間だぞ?その仲間を探すのに、レギオンも何もあるか。」

 

零途「・・・わかった。もういい。」

 

 

零途は頭を抱えて、呆れたように言った。

 

 

黒雪姫「ところで、零途君。パド君やニコにはもう会ったのかい?」

 

零途「いや。昨日帰ってきたばっかりだから、まだ会ってない。」

 

黒雪姫「そうか。なら、明日会いに行ってはどうだい?」

 

零途「そうだな。明日辺りに会いに行くか。丁度、明日休みだし。」

 

 

零途は言った。

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。