特急「日本海」最果ての殺意   作:新庄雄太郎

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次の日、南と高山は新幹線「ひかり」に乗って新大阪へ向かった


第4章 七海

次の日、南と高山は午前7時00分発の新幹線「ひかり201号」に乗り大阪へ向かった。

 

「本当にこの男が、新大阪駅に下車したのかな。」

 

「それはわからないけど、とりあえず新大阪駅へ行って見よう。」

 

「よし、大阪中央鉄道公安室にも協力しておこう。」

 

南と高山が乗った新幹線「ひかり201号」は新大阪に到着したのは9時53分である。

 

大阪中央鉄道公安室による事にした。

 

「東京中央鉄道公安室・公安特捜班の捜査主任の南です。」

 

「同じく高山です。」

 

そこへ、鉄道捜査班の相沢公安班長が挨拶した。

 

「捜査班長の相沢です。」

 

「早速ですが、寝台特急「日本海」で女性の毒殺死体が発見されたんです。」

 

「この似顔絵の男性の事で、ご存知があったら教えて下さい。」

 

「ほう、この男か。」

 

「はい、この駅で下車したと思われますが。」

 

「そうだな、この人知らんなぁ。」

 

「そうですか。」

 

「どうも。」

 

南と高山は、大阪公安室を後にして、捜査を開始した。

 

「どうも、鉄道公安の物ですが。」

 

「何か。」

 

「実はですね、大阪発の寝台特急「日本海」の車内で殺人事件が発生したんです。」

 

「えっ、殺人。」

 

「この男性の事で知っていますか。」

 

「この男は、前に店に来たことがあるわ。」

 

「本当ですか。」

 

「はい。」

 

「ちょっと、名前だけいいですか?。」

 

「はい、私は七海、深津七海です。」

 

「深津七海ですね。」

 

「はい。」

 

そして、南と高山は七海が勤務するバーで聞き込みをした結果、七海のバーで似顔絵の男が来ていた事が判明された。

 

「寝台特急の事件について何ですが?。」

 

「ああ、前に大阪の刑事が来て聞かれましたよ。」

 

「えっ。」

 

「実は、私の高校の同級生なんです。」

 

「なるほど、高校の同級生。」

 

「はい。」

 

大阪府警では、殺害された初見佐江子と深津七海は高校時代の同級生であることが判明した。

 

「とにかく、この男の身元調べて見よう。」

 

「そうだな。」

 

南と高山は、大阪市内を片っ端に当たることにした。

 

「ああ、この男ですか。」

 

「ご存知でしたか。」

 

「ええ、名前は初見昭一という方ですよ。」

 

と、店員は言う。

 

「初見昭一さんですね。」

 

「はい、間違いないで。」

 

「ありがとう。」

 

「これで、似顔絵の男性の身元が判明されましたね。」

 

「ああ。」

 

「よし、すぐに班長に報告しておこう。」

 

「ええ。」

 

大阪公安に戻った南と高山は、すぐに東京公安の高杉班長に報告した。

 

「何、身元が分かった。」

 

「ええ、名前は大阪在住の初見昭一と判明しました」

 

「そうか、じゃあご苦労さん。」

 

と、電話を切った。

 

「これで、ハッキリしたな。」

 

「でも、この男が犯人かな?。」

 

と、高山は言った。




似顔絵の男の身元が割れ、遂に捜査は行われる

この男が犯人なのか?
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