南と高山は、15時00分発の新幹線「ひかり248号」に乗り、東京へは17時52分に到着した。
「班長、身元が割れました。」
「おう、そうか大阪までご苦労さん。」
「名前は、初見昭一と判明しました。」
「そうか、その男が犯人の可能性があるのか。」
「はい、詳しいことは。」
「うん、とにかく事情聴取をさせよう。」
「はい。」
翌日、初音が特捜班にやって来た。高山と鶴岡と南は事情聴取を行った。
「あなたが、初音昭一さんですね。」
「ええ。」
「あなたは事件の当日、どうしていました。」
「ああ、私は妻と一緒に青森まで夜行に乗りましたが、私は休養のため会社へ行くため新大阪で下車しました。」
「そうですか、新大阪で降りたのは何時頃です。」
「えーとね、20時26分頃だな。」
「なるほど。」
「新大阪から東京へ行くには20時43分発「ひかり56号」に乗って東京へ行きました。」
「事件当日は、東京に行っていたという事ですね。」
「はい、後で青森へ行ったら佐江子が亡くなられたと。」
「ほう。」
高山は高杉に報告した。
「えっ、初音にはアリバイがあった。」
「ええ、青森へ行く前に東京で仕事の関係で新幹線「ひかり56号」に乗ったと。」
「ほう、つまり初音には鉄壁のアリバイがあるのか。」
「はい、とにかく僕は東京の本社へ行って見ます。」
「うん、頼む。」
高山は、早速初音が勤務する会社へ行って見ることにした。
「どうも、鉄道公安の物ですが初音さんがここに勤務していると聞きましたが。」
「ええ、一昨日来ていました。」
「そうですか、青森の実家へ行く前にうちに来ていました。」
「そうですか、あのー青森の実家へ行ったのは。」
「そうだな、妻を先に夜行で青森で行かせ、後から青森へ行くと言っていました。」
「じゃあ、仕事の関係できたのは確かですね。」
「はい。」
「どうも、ありがとうございました。」
そこへ、高山は南と鶴岡に報告した。
「主任、初音は当日東京で仕事に来ていたのは本当です。」
「え、高山本当か。」
「はい、確認取りました。」
「裏付けありだな。」
「ええ。」
鶴岡は、初音に言った。
「では、この女性は知っていますか?。」
と、写真を見せる。
「ああ、キャバレーの七海ちゃんだね。」
「知ってるんですか。」
「ええ、わしが大阪へ行った時に会ったよ。」
「キャバレーの。」
「ああ、間違いないよ、ほれ。」
と、キャバレーのカードを見せた。
「間違いなくキャバレーに行ったのは確かだね。」
「ええ。」
「どうも、ご協力ありがとうございました。」
と、言って初音は公安室を去って行った。
「アリバイ成立ですね。」
「ええ。」
「東京へ行ったのは確かだな。」
と、高山は言った。
そして、事件の関係しているのか?