良くてシリアルです。シリアスはまず無いと……思います、うん
「転生の権利を授けよう」
「それマジ?ステータスとスキルとレベルお願いします。あ、経験値のブーストお願いしますレベル上限無しで」
「…………………………分かった」
「何の間だったんだ今の…………」
突然だが、俺は死んだ。
歩きスマホをしていた所、車が突っ込んできてたが、それに気付かずにブッ飛ばされて本当に呆気なく死んだ。
で、目が覚めたら真っ白なこの謎空間に居て
なんか急に【神】だとかなんとか名乗る半裸のオッs…………おじサマが出てきて「露出狂!」と盛大に叫び掛けたが堪え、話を聞いてみるとファンタジー小説お得意の《転生》をさせてくれると言う。
で、冒頭に戻る。
「取り敢えず、世界はこちら側が決めた世界で…………種族は何でも構わんか?」
「エルフとかドワーフとかでもどうせ慣れるんでしょう?大丈夫ですよ」
「良し。ステータスもスキルもレベルも問題無く設定した。スキルは自らの行動やレベル次第で獲得出来るから頑張る事だな」
「最高やんけ…………あれ、そういや名前ってどうなるんですか?俺自分の名前思い出せないんですけど?」
「元から前世に後悔等無さそうだから消去させてもらったぞ。名乗るなら…………そうだな、レオンとでも名乗ったらどうだ?」
「うーんトカゲ臭…………まぁいいや」
「それでは、行ってこい。来世に幸多からん事を」
「最後ぐらいちゃんとすんのな…………行ってきますよ、神様」
そうして俺は、その空間から消えた。
────────────────────
目が覚めたら凄い目に悪い極彩色の空間に居た。
目が痛てぇと思いながらも、ステータスを開こうとして最大の問題点にぶち当たる。
あれ?どうやって開くんこれ?
悩み抜く事5分、取り敢えず総当りしていく事にした。
まずは脳内で良くゲームで見るようなステータスを浮かべてみる。
出た。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
名前:レオン
種族:カルマノイズ
Lv1
残ポイント:5
スキル:緊急テレポート
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ほーん…………なるほどなるほど
じゃない。ちょっと待て。おい待て。
種族カルマノイズって…………カルマノイズってまさか…………!
そう思って未だに自分の身体をちゃんと見ていなかった事に気付く。
右手を見たら…………何故か人間の手の形をしているが、真っ黒に染まった腕があった。
おい、ファンタジー要素はあるけどここ前世で見てた《戦姫絶唱シンフォギア》の世界じゃねぇか
────────────────────
取り敢えず、種族を考慮してステータスの事を考える。
戦姫絶唱シンフォギアというアニメであった事がそのま
ま適用される場合、《カルマノイズ》である俺は《装者》と呼ばれる【主人公集団】に(死ぬまで)追い掛け回される。
言うなれば、俺はド〇クエでいうスライム側なのである。
もちろん死ぬつもりは無いのでなんとかしたい訳だが、かといって向こう側を殺すのも忍びない。
で、そうなってくると避けるか、良い感じに無力化出来るラインを攻める必要がある訳で…………
そこで大事な事に気付いた。
この1ポイント分、どれだけ変わる?
そう、それが大事なのだ。1ポイントで激しく影響される場合、無闇に攻撃力等にポイントを振り過ぎてしまうと殺りスギィ!になってしまいかねない。
という事で実験をしようと思ったのだが…………
何も無い。笑えるぐらいに何も無い。
ひたすら目が痛くなる程極彩色の空間が続いているだけである。
そこで一瞬だけ脳内に浮かんだ。
ここ、記憶違いで無ければ《バビロニアの宝物庫》なのでは?
そう思った瞬間、目の前の空間が歪み、その奥には何処かの森林であろう風景がその奥に写っていた。
え、入退場そんな感じなの…………?
何も考えず、空間に手を触れる。
その瞬間、身体が引き摺られるかのように押し出され
次の瞬間には何処か知らない森林に1人(?)放り出されていた。
止まっていても仕方ないので、直ぐにでもステータス検証を開始する。
────────────────────
1時間程経過したのだろうか?
大きな収穫が何個かあった。
まず、恐らく【5ポイント毎に大きく変化がある】。
1ポイントだけDEXに振ってみたが、移動速度にそんな変化が感じられなかった。と言っても、目測で約50mを6秒ぐらいのペースで走れてるから充分速いのだが。
調子に乗って5ポイント振り切った瞬間に問題が起きた。目に見えて速度が一気に跳ね上がったのだ。
もう一度測り直してみると、タイムが1秒近く縮んでいた。感覚的にも大幅な変化を感じられた事から、恐らく5ポイント毎に大きく変化があるのだろう。
次の収穫は【スキル】を獲得出来た事だ。
筋力の確認で木を殴りつけたり(痛い)、速力確認でひたすら森の中を走り回っていたのだが、INTの検証ってどうするんだと考え、走り回ってタイムを測りながら前世の時にやった数学の公式でも思い出していた時に突然脳内に感情の無い女声が響いた。
『スキル:マルチタスクLv1を獲得』
え?って思ったよ。で、直ぐにステータス欄開いたのよ。
あるやん。
名前的に多分並列思考をサポートでもしてくれんのかなと考えつつも結局走り回りながら公式を思い出していたのだが、さっきよりも明らかに公式の思い出す速度と正確性が先程よりも上がっている。
スキルの効能スゲェと思いながら結局走り回ってずっと公式を思い出していたら、更に収穫があった。
『スキル:マルチタスクがレベルアップ』
『スキル:ランナーLv1を獲得』
結局棒読みなのねと思いつつも、わざわざ全部知らせてくれるのは有難いなとホクホクしていた。
で、そうやって色々と検証していたのだがここで最大の疑問が残る。
【俺自身のレベルどうやって上げんの?】
まず、殺しはNG。人に触れると即座に【炭素に分解】出来るのが《カルマノイズ》という種族の強みなのだが、無闇矢鱈に人を殺すというのは精神衛生的に良くない。
というか俺はヘタレなので絶対殺せない。その点から人間殺害はNoだった。
ならば他に倒せる物があるのかと言われればそれも限り無くNoに近い。
ファンタジーなモンスターなんてこの世界には少な過ぎる(居ないとは言っていない)のだ。
《ノイズ》という自分と同じ様な殺戮マスコットキャラクターが居るが、この世界に居るのかどうか分からない。それに、俺に倒せるのかも分からない為これも見つけるまで保留。
となった結果
そうだ
スキル、鍛えよう。
────────────────────
良く分からない森林の何処かでひたすら走り回ったり、スキルの効果検証代わりに適当な3つの計算式を作って同時に解くとかいう訳の分からない事をしていたら様々なスキルを獲得出来たり、強化する事が出来た。
まずは《マルチタスク:lv3》
並列作業をアシストしてくれるスキルなのだが、今は脳内で2桁×2桁の積なら5つ同時に解ける。どうなってんだこれ?
次に《ランナー:lv2》
自慢じゃないが前世では1〜2km走ればバテていた程度には体力が無かったのだが、今では50mを全力で走りながら30回は往復してもまだ体力に余裕が残っている。
ちなみに50mを5秒ペースで走り続けてのこれなので、もうどうなってるのか全く訳が分からない。
最後に《予測:lv1》
様々な予想を立てながらスキルの強化やステータスの考察等をしていたところ、急にこのスキルが手に入った。実は効果が良く分かっていない。これは予想ではあるが推測の正確性が上がるか、候補が多く浮かぶかのどちらかでは無いのだろうか?
スキルを3つ獲得したところで気になる事がある。唯一最初から獲得していた《緊急テレポート》というスキルだ。これまで獲得した3つと違ってスキルにレベルが付いていない。となると、ゲーム脳の俺としては特別なスキルである事を期待してしまうのだが如何せん使い道が分からない。
唸り続けていた所、聞きたくない声が聞こえてしまった。
「カルマノイズを見つけ………ヒト?」
「ここにあるのはカルマノイズの反応だけだ、行くぞ【立花】!」
「ハ、ハイッ【翼】さん!」
《戦姫絶唱シンフォギア》において
俺達《ノイズ》を駆逐し、人類に平和をもたらす救世主。
《装者》と呼ばれる【主人公達】。
その6人の内の2人、【立花響】と【風鳴翼】がコチラに向かってくるのが見えた。
え、ヤバくね?
という事で脳死で始まりました新小説
なんかシレッと色んな所から情報を持って書き込んでいきます。
ステータスは完全にクトゥルフ神話TRPGです()
INTの発想力というのは、世間一般でいう知力ではなくどちらかというと閃きの強さを指してます。
世間一般での知力を指すのはEDUの方になります。
EDUが低くてINTが高いなら【学力は無いけど世渡りは上手い】的な感じです。
色々とおかしくなるので書けなかったのですが、この世界での日本人の平均能力値をここに乗せておきます。
STR:10 CON:11 POW:12 DEX:12 INT:9 EDU:12
《現在のオリ主ステータス》
STR:10 CON:5 POW:5 DEX:15 INT:12 EDU:7
スキル:《緊急テレポート》《マルチタスク:lv3》《ランナー:lv2》《予測:lv1》
【緊急アンケ】IF内容組み直して別小説にしようと思うんですけど
-
いいよ
-
ダメだよ
-
このままの設定で分けて
-
設定このまま分けないで