空想絶叫シンフォギア   作:きりきりばい

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寅さん!?マズイですよ!?




リアルは辛いよ

「来るぞ!2人共構えろ!」

「言われなくともわーってるよ!」

「ノイズさん……分かり合えないの……?」

 

 

 

はい、私です。レオンです。

戦わなければ生き残れないしようとしたら、立花さんが良い子過ぎて精神が折れそうです。

でもやらないとそれ以外のふたりに殺されるからね、仕方ないよね。

ていう事で開幕立花さんにハイキッーク!

 

 

「グッ……言葉が分かるなら、話し合おうよ!」

「ノイズはノイズなんだぞ!やらなきゃなんねぇだろうが!」

「だけど…………!」

 

 

調律が想定以上の効果を発揮している様で何よりです。

まぁ動揺してても今仕掛けてる連撃全部捌かれるか受け止められてるんですけどね……ツラい…………

ちなみに言葉を返さない理由はまた喉的な場所が痛くなるのが嫌なのと、この子と話してたら本当に精神が折れそうだからです。かなしいけどね、戦わないと後ろの2人から大変な弾幕と斬撃が殺到してマジで死んじゃうからね、恨んでね、うん。

 

 

「ッ……そりゃッ!」

 

 

まっずい直撃コースッ────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『-#f@_)、ッ!』

「話せるんでしょ!?話し合おうよ!」

 

 

 

クッソ……もう一撃胸部にもらうと思わなかった……!

分かっていたとはいえ痛過ぎる……!

しかもその顔と話す内容止めろ!ホントに戦うのがツラくなる!しかも連撃どんだけ仕掛けてもちゃんと入らねぇ!殆ど受け流されるぞオイ!なんでその角度から受け流せる!?

腰据えて1発ッ!

 

あ、腕のプロテクターに入った。少しずり下がったし、かなり良い一撃だったのでは?

 

 

『スキル:格闘術がレベルアップ』

 

 

よしッ、生存確率上昇!

 

 

「バカ!一旦下がれ!」

「ッ……分かったよ、クリスちゃん!」

「オラオラオラァ!」

 

 

 

滅茶苦茶に弾ばら撒きやがってあの野郎…………!しかもその癖に…………しまった、風鳴翼ッ!

 

 

「ハァッ!」

 

 

後ろかあああああッ!間に合えええええ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『-@;/・^@'!!!!』

「今の一閃を避けた……だと!?」

「ウソだろ……完全な不意討ちだったのに!」

 

 

グッ…………木に思いっきり身体打ち付けた……

けど、なんとか全力で前に飛び出すのは間に合った…………あのままだったら心臓辺り斬られてたぞ……

多分、胸部を弱点部位と判断してやりに来てんだろうな…………俺としても胸部のダメージは何が起きるか分からん以上、絶対にこれ以上はもらえない、と……

 

にしても、なんかえらい落ち着いてんな俺?

あ、アレか恐怖耐性か。どっかのタイミングでまたレベルアップしたからそのおかげでかなりヤバいレベルでも落ち着いて判断が出来てるな…………

 

 

『スキル:高速演算を獲得』

 

 

は?何コレ…………?

名前的には有能な予感がするけど、何処でこんなスキル手に入る行動した…………?まぁいい、後で考えりゃ良いだけの話!

今はこの場をなんとしても切り抜ける!

 

 

「グッ…………なんでコイツはバカにご執心なんだよ!」

「立花!理由は分からんが狙われている!一旦逃げてくれ!」

「翼さんにクリスちゃん……分かりました!」

 

 

まっずい!格闘術上げれる可能性が低くなる…………でも、この包囲網を突破出来ねぇ!

クソっ、逃げられた……!

 

 

「さぁ、何故立花に執着するのか教えてもらおうか?」

「バカに何かするつもりなんじゃねぇだろうな?」

 

 

左手に銃、前方は刀…………連携プレーは言わずもがな…………誤射は期待出来ない…………詰んだか……?

 

 

「……話すつもりは無いという事か?」

「それなら、普通のノイズと変わんねぇな?」

 

 

拷問に掛けるかのように圧を掛けてくるな…………話せるし執着するならそりゃ情報を引き出したいよなぁ……

 

 

ただまぁ、()()()()()()()。逃げ切らせてもらうぞ!

 

 

「ッ、逃げるつもりか!」

「追っ掛けて…………ッ!先輩!木が!?」

 

 

さっき風鳴翼が全力で刀を振り抜いた時にどういう訳か斬撃が飛んでいたが、それが当たって木が1本半分程にまで削られていた。あの立花響と速度が乗っていたとはいえ、押し合いが出来るぐらいのパワーが俺にもあったなら、【全速力で走って蹴り抜けば倒せるのでは?】と判断してやってみたがどうやら上手くいったらしい。

5秒は稼げるハズ!全力で走る!DEX25ナメんな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

最初の荒地に戻ってきてやった…………ハァ…………

さっきよりも速度は跳ね上がっていたから、3分以上の余裕はある筈…………前の緊急テレポートは出現地点付近でやったからここならどうだと、スキル一覧チラ見したけど緊急テレポートは未だに出現せず…………

なんですか?スキル一覧から緊急テレポートしましたってか?詰むぞ俺?神様恨んじゃうよ?

 

 

ハァ…………レベルは上がらず、スキルは格闘術がレベルアップと、高速演算とかいうヤツを獲得したぐらいで…………充分デカいんだが、明確な逃走ルートの確約が出来てないのがツラすぎる……緊急テレポートが帰ってこなかったら、最悪逃げながら休息を取る必要があんのか…………ヤバいな…………

 

座れる場所も無いから地べたに胡座かくしかねぇし…………寝っ転がったら石だらけで感触最悪だし…………ま、いくらファンタジーでチート手に入ったとはいえ楽には行かないって訳ね……

 

 

『スキル:逆境を獲得』

 

 

なんか黄昏てたらスキルゲットしたんだけど……本当に良く分からない行動でもスキルゲットのトリガーになるのね……

休憩可能時間は、ざっと5分か……今の間に作戦を組み直さないといけないとかしんど過ぎるぜ…………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ノイズさん」

 

 

 

 

 

──────え?

 

 

 

 

 

 

 

なんで、俺の後ろに立花さん居るの?君逃げてなかった?もしかしてこっち逃げた方向だったの?え、これはオワコンなのでは?

 

 

 

「喋れるんですよね?私は、貴方と話したい!」

 

 

…………ああもう、良い子ってこういうの言うんやろうなぁ…………少々、過剰な気もするけど…………

 

 

 

『……ナゼ、ソンナニ……』

「カルマノイズって、あんまりよく分かってないんです……もし、貴方みたいに意思があるなら私は話し合いたい!」

 

 

 

…………ふーん。ま、貫き通す意志の強さってのはあるんだろうが…………()()()()()()()

 

 

 

『ナラ、ナゼノイズハコロシツクシタ?』

「それは………………私達が生き残る為に必要だったからです」

『;(+#_@……オマエは…………』

 

 

 

『スキル:調律がレベルアップ』

 

急に流暢さが増したと思ったらまたレベルアップしたんかい。ていうか滅茶苦茶焼けるように痛いけど治癒力強化でゴリ押すと案外話せるなコレ。無事に戻れたら練習しよ。

 

 

 

『オマエハ、罪ヲミトメていル。ナラ、そレでイイ……#?@-+%』

「……それって」

『…………やッテみロ、オレを………-#~(:@』

 

 

 

精神折りに行こうかと思ったけど、罪を認めて進んでるタイプってこういう話続けると折れるどころかブースト掛かるから早めに切るに限る。後めちゃくちゃ喉(仮称)痛い。

で、この子はどうするつもり…………あ、ヤバイ予感がビンビンに…………

 

 

 

「立花ッ!」

「飛べ!」

「へ!?うわっ!」

 

 

いや、銃弾はまだしも斬撃飛ばすって何……?

相手の方がファンタジーしてない?取り敢えず、後ろにジャンプッ!

あああ!砂煙で何も見えねぇ!

 

 

 

 

「翼さん…………私に任せてもらえませんか?」

「…………何か、策があるのか?」

「私は、ノイズさんとも分かり合えるって信じてるッ!言葉が交わせるなら、誰とだって分かり合えるハズです!」

「……フッ。託したぞ、立花!」

 

「クリスちゃんも、それでいい?」

「先輩が当てられてんならそれで良い……けど、絶対にしくじんじゃねぇぞ!」

「分かってるよ、クリスちゃん!」

 

 

なんかマズイ会話聞こえるんですけど………覚悟決めないと……ダメそう?あ、回避不可?なるほどなるほど………

 

 

 

 

 

 

あ、これヤバい奴ですね。

死が視える…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は歌で、ぶん殴る!」

『コいッ!』

 

 

 

 

 

 

やってやんぞコラアアアアアア!!!!!男のど根性ナメんなァァァァア!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

『スキル:格闘術がレベルアップ』

 

 

…………これで、格闘術Lv4…………

被拳数200オーバー………………

ヒット数…………30…………

向こうまだまだ元気そう…………向こう歌いながらなのに………

 

見て学ぶってこんなムズいん…………?

全体的に繰り出される蹴撃とか拳撃が早過ぎて初動しか掴めねぇ…………肝心の内容が掴めない……!

 

それに、こっちは一撃入る事に治癒が必要だってのに……こっちの一撃はまるで手応えが無い……!

だけどまだ諦められっかよ!あっぶない一撃避けながらアホな事考えられる程度にはこっちだってまだ余裕あるんだよ!

 

 

『スキル:マルチタスクがレベルアップ』『スキル:逆境がレベルアップ』

 

 

マルチタスクがレベルアップしたのは良いとして、この逆境ってホントなんだよ……!名前からして火事場の馬鹿力的な事出来んのか?それだったらレベル付いてる意味なんだよ…………!?

 

 

「ハァッ!」

 

 

速過ぎるって、言ってんだろうがァ!

 

 

「うわッ!?ハァッ!」

 

 

────ん?なんか今無意識だったけど、もしかしてカウンターみたいなの入った?直ぐに反撃の一撃飛んできて躱しきれずに腕にもらったけど…………

もしかして、格闘術Lv4って攻撃反応出来る様になった?

だとしたら……勝機があるかもしれねぇぞコレ!

 

考えろ。今ココで考え付かなきゃ、待ってんのは明確な《死》な事ぐらい分かってる。せっかくマルチタスクに高速演算とかいうマジのチートみたいなのが手に入ったんだ。最大限活かしてやろうじゃねぇか…………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────

 

 

『スキル:高速演算がレベルアップ』『スキル:逆境がレベルアップ』『スキル:予測がレベルアップ』

 

 

なんかアホみたいにスキルレベルが上がったんだが…………まぁ、そんな事よりももう限界だ。

胸部に流し切れず追加で3発ぐらい殴られた時に嫌な異変を感じ取れてしまった。

なにか、根底にある形容出来ない《ナニカ》が磨り減ってるかの様な感覚がする。

何が磨り減ってるのかも、どんな形なのかも分からないが、殴られたタイミングで痛みよりも先に《消滅のイメージ》が脳内に湧き上がる。

多分だけど、これ以上下手に喰らうと本当に死にかねない。

 

 

悪いが、ここで終わらせるッ!

 

 

「せいッ!────へ?」

 

その右ストレートは予測済み。全力で受け流しながらダッシュで詰め寄る。で、右手で全力で腹パン。

 

 

「グッ、ハァッ!」

 

 

その腹パンを止められるか流される事も想定内。今回は左手で受け止められてからの右手を引き戻してフック。

 

────()()()

 

 

「へ?うわぁっ!?」

 

 

フックを死ぬ気で右手で受け止めてからの!

両手が塞がってるからそのままここで敢えての《調律》!

 

 

 

 

 

 

なんでここで調律を使ったのかと言う話だが、この世界には《フォニックゲイン》という歌を利用して湧き出るトンデモ物質?がある。これを利用して聖遺物の欠片を起動させる事で纏うのがシンフォギアなのだが……

最初に調律なんてスキルを手に入れた時、真っ先に浮かんだのは【これ使って聖遺物動かせたりしない?】だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が調律するのは、《立花響の纏うガングニール》と《俺自身のフォニックゲイン》!

2つの波形を、1つに!良いですとも!1人芝居悲しいなオイ!

 

 

 

「え!?」

 

あ、なんかギアペンダント凄い光ってる。目に悪そう。

あ、ヤバい調律成功した気がするけど光で目が……後何故か意識まで持ってかれる……!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────ぇぇぇっ!?」

 

 

…………めっちゃうるせぇ。

一体何が起きてる………………ん?

 

うん、立花さんの装備は何も変わってないね。さっきと同じシンフォギア纏った状態だね。

 

この【両腕に感じる重み】は何?見たくないけど見ないとダメなんだろうなぁ…………チラッ

 

 

 

『…………エェェェッ!?』

 

 

なんか両腕にガングニールみたいな《謎のプロテクター》着いてるんですけどォ!?しかも黒色だし!

ていうかめっちゃイントネーション普通に喋れた!?何故!?

 

 

 

「…………えっと、こんにちは?」

『…………コンニチ、は?』

 

 

待って、この声誰!?女声だけど誰だよ!

何コレ?

 

 

スキルどうなってんだよ!

 

 

 

 

 

 

何故か、調律がLv7にジャンプアップしてたでござる…………しかもなんか種族が…………

 

種族:カルマノイズ(聖遺侵食:15%)

 

とかいう理解不能な事になってたんですけど!?

 

 

 

「ところで…………なんでそのプロテクター()()()()()()()?」

『え?………………エ?…………』

 

 

これってさぁ………言わないとダメだよねぇ………ていうか、確実にこれ心象変化みたいな感じだよねぇ………?

 

 

『えット…………立花さンヲ、1番見テタカら?』

「ホント!?嬉しいっ!仲間だよ仲間!ねぇ握手しよ握手!」

『エ?え、うん…………?』

 

 

急にテンション爆上がりで怖いんだけど…………え、この子こわ…………ていうかなんで模倣しただけでこんな喜んでるのこの子………?陽キャってこんなのばっかりなの………?

 

もしかして、時間制限案外伸びてたりしない……?

 

 

『エット……タチバ+@=!/?#+@』

「ん?なんて言ったの?」

 

 

おい、空気読めよ!喉の痛みは少ないけどまだあるからゆ゛る゛さ゛ん゛!

 

 

 




はい、調律でなんて事をしてくれやがったんでしょうねこのオリ主
でも(時間制限からは)ああ逃れられない!
※ちゃんと時間制限伸びてます。数秒。


ちなみに、裏話的な感じで立花さんのステータスは(レベル換算すると)こんな感じです 大雑把です

Lv33
STR:55 CON:62 POW:75 DEX:48 INT:08 EDU:07

うーん、化け物!もちろんシンフォギア纏ってる状態です。脱ぐとSTRとCONとDEXが-40以上減ります
精神と体力は元からあたおかレベルなんで……()
こんな化け物にカウンター1回入ったのは立花さんが疲れてたのと、例の《逆境》です。コイツが結構チートじみてます。条件キツキツだけど()


【最終ステータス】
Lv:3
種族:カルマノイズ(聖遺侵食:15%)
STR:12 CON:7 POW:7 DEX:25 INT:15 EDU:10
スキル:緊急テレポート、マルチタスクLv5、ランナーLv4、予測Lv4、治癒力強化Lv3、恐怖耐性Lv4、調律Lv7、回避Lv3、格闘術Lv4、高速演算Lv2、逆境Lv3


多過ぎるんで次回以降は変動あったスキルだけ書きます()

【緊急アンケ】IF内容組み直して別小説にしようと思うんですけど

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