緋乃Sido
今だ、頭が悲鳴をあげている。
輪花の腕力+フライパン&おたま=最強。
つまり、俺は朝(?)奇襲を受け、輪花に叩き起こされた。
朝食をとりながら、俺はじぃっと輪花を睨みつける。
当人は知らん顔で食べ続けている。
・・・・・ちくしょう。
「嫌な予感は的中か・・・」
「おい琴羽、止めてくれよ!!」
「無理」
「琴羽の裏切り者ぉおお!!」
「緋乃が起きないのが悪い」
「あはは・・・」
琴羽が笑いながら否定。
輪花が俺を責め、珱が笑う。
なんか、日常だなぁと思う。
いつもはなぜか外食すると、俺と珱が隣になるんだな。
今回も例に沿っている。
輪花は不機嫌っぽそうだ。
え、俺のせい?!
珱をみるも、わからないというように首を振った。
わかると思ってたのに!!
「あ、思えば夢さん忘れてない?」
「・・・・・・げっ!」
俺はやばい、という言葉が頭を支配する。
「まあ、締められるのは緋乃だけだしね」
「おいおいおいおい!琴羽ぁあ!!」
「さすがにこればっかりは庇うとか無理です」
「珱!?」
「僕関係ない」
「輪花が冷たい!!!」
何で俺さっきっから叫んでるの?!
「・・・いいや。俺はそろそろ戻る」
「あ」
「あはは、殺されないようにね・・・珱さん?」
「夢さんと一緒とはいえ、離れるのは好ましくありませんよ」
「いや・・・でも、しばらく来ないだろ」
「輪花さんと離れれば今のうちと狙うでしょうね」
珱はわかっているように、笑いながら言う。
「・・・・うわ、途端に夢と姉妹が不安になってきた」
「どっちも女・・・」
「え、なに」
「緋乃って僕よりも絶対女運いいよね」
「琴羽ぁ?!」
琴羽が恨めしそうに俺を睨む。
輪花はそれを聞いて、
「メモ」
と言った。
「ってちょ?!まさか!?」
「朱莉に言っとくね」
「嘘?!」
「嘘」
「・・・」
琴羽は脱力していた。
珱はやっぱり笑みを浮かべている。
「よし、じゃあ今夜接触するか?」
「由希さんと?」
「姉妹と!」
「夢は?」
「・・・・今度謝る」
絶対潰される・・・。
しかたない、覚悟しておこう。
「とりあえず時間潰すのどうする?」
「・・・ゲーセンいくか」
発言すれば、珱が「え」と反応。
琴羽は笑いながら賛同し、輪花は興味津々と行った様子でうなずく。
なあ珱。
俺を見ながら焦ったように目を見開くな。
びっくりするだろうが、俺が!
「・・・・珱。まさか行ったことない?」
「・・・はい」
「よし、じゃあ琴羽!ゲーセンいくぞ!」
「あいよー・・・じゃあ準備しようか」
笑いながら、俺らはまた出発した。
(チュドーン
輪花「あ」
妖夢「代わりに。ゲーセン部分は省略しても構いません。あと、姉妹との接触ではなく、また由希さんとでもいいとのこと」
輪花「あ、そういう話・・・」
妖夢「うちの人は勢いだけですからね」
輪花「そっか・・・じゃあそろそろ締めようか」
妖夢「はい」
「「では!」」