珱Sido
剣士がくる。創漸風雅さんというらしい。
そう聞いて、とても興味を持った。
彼ならきっと輪花さんみたいに私を見つけてくれるんじゃないか?
期待が膨らむ。
でも、きっと、理桜さんみたいにーーー狂うのだろう。
どうしても、狂う人はいる。
彼も、おそらく・・・いや、でもヤダ。
「・・・思えば」
私が関わった人はほとんど狂った。
由希さんも、理桜さんも・・きっと、その、風雅さんも狂ってしまうかもしれない。
怖い。
「・・・帰りましょう。考えてもしかたないし、買い出し終わったし」
そう。今はデパートで買い出し中です。
・・こんにゃくと、食材の。
また、なーんて思いますよね・・。私もです。
こんにゃくお姉さん、なんて近所の子供に呼ばれましたよ?
ごめんなさいね。こんにゃく、好きじゃないです。
「今日は・・・肉じゃがに・・・お魚に・・・」
指折り数え、食事のメニューを決める。
うん、これでよし。
「さってと、帰ったらお二人とまたお話ですかねー」
日課となっている。
いやでも、緋乃さんはバイトがあるなぁ・・・。
そんなことを考えながら帰路についた。
――――――――――――――――――
琴羽Sido
僕は一人でポツリと佇んでいた。
珱さんは買い出し。緋乃はバイト。
暇だ。暇。
どうしてもなんか暇になる。
「・・・・」
朱莉さんは大丈夫だろうか。
思えば、緋乃、言えなくて落ち込んでたなぁ・・・。
いつ言おうとしてたんだろ?
そう考えてると、次第に眠くなる。
記憶に霞がかかったようなーーーーー。
――――――――――――――――――
緋乃Sido
バイトで忙しい・・・。
俺は絶賛鬱ってか、落ち込んでいた。
なにせ、答えを言えなかったんだよ!!
どっかの運動音痴のせいで・・・!
あー、無性に苛立ってきた・・・!
「篠原くーん、こっちー!」
「はーい!!」
店長に呼ばれ、俺は走る。
すると、ハリセンで叩かれる。
「お前、身が入ってないぞ!!」
「す、すいません・・・」
「でもまあ仕事はこなすからいいけどなぁ・・・どした。彼女さんとなんかあったか?」
「いないんですが?!」
「ん?そうなのか?じゃあー」
「選ばなくていいです・・・まああったというか、なかったというか・・・」
店長は困ったような顔をして、俺の頭を小突く。
「ま、なにがあろうがいいが・・・後悔はするなよ?若者」
「・・・はい!」
「よーし、じゃあ仕事増やすぞ」
「嘘ですよね?!」
「本当本当。じゃあそれをーーー」
「ひぃいいいい・・・・」
仕事の多さに、目が回るなぁ・・・。
琴羽くんどうなった。
二人「こっちが知りたい」
あっははー。いやでも店長書くの好きだなーw
輪花「なんか目立ってるね・・」
店長好きだwでは!