ヘタレな主人公、勇気出す←
緋乃Sido
風雅と朱莉を連れてくのはなんか気まずいから無理。
朱莉を連れてくと絶対、琴羽に後で殴り返される。
風雅には・・・珱をどうにかしてほしいしなー。
「緋乃?」
「ぅいっす!」
素っ頓狂・・・。
輪花の声で覚醒する。
「なにその返事」
「・・・なんかわからん。でなんだ?」
「ううん。別に。・・・ぼーっとしてたから?」
「お、おうそうか」
輪花は心配そうに見上げてくる。
そうだ・・・今がチャンスじゃないか?!
「えーと」
「ん?」
「ごめん」
俺は頭を下げる。
驚いたように輪花は目を丸くする。
「期限・・・」
「・・・」
「・・・」
それっきり黙りこくってしまった。
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珱Sido
もう風雅さんには会えない・・・。
朱莉さん、もうなんか恥ずかしいです。
「・・・・家出したい」
なんてこと言ってくれるんですか、朱莉さん・・・!
ふと、
「風雅さん・・・」
名前を口にするだけで胸に暖かさが広がる。
嬉しい・・・。
「うう、明らかに怪しい人じゃないですか・・・」
頭を抱える。
「鈍感だからって・・それって、私がーーー」
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緋乃Sido
買い物を済ます。
「こんにゃく」
「やめろ・・・っと、危ねえー」
こんにゃくと連呼する輪花の手を掴んで、よろけたふりして路地にはいる。
よろけたふりのつもりが、倒れたけど。
「いてぇ・・・」
「緋乃、バカ?」
「バカじゃねえぇ!」
あーもうちくしょう、これ逃したらもうチャンスねえぞ?!
俺は輪花の後頭部に手を回し、抱き寄せる。
「ごめん・・・」
「ひ、緋乃?!ちょ、なにしてるの?!」
「言えなかった答えをさ。言わせてくれよ」
俺は、よくわからない緊張をほぐすために深呼吸する。
「う・・・」
「お、俺は・・・!」
息を呑む音がする。
それと、抱きしめる力が強まる。
「輪花が、好きだ」
顔に熱が集中する。
うわああうわああいっちまったぁああうわああ。
なんで輪花は平気って顔で言えたんだ!?
「・・・遅いよ・・・緋乃?」
「うぐぅ・・・すまない。へ、返事は」
「一択じゃん。僕も好き!」
抱きしめ返される。
暖かいなぁ・・・。
俺は起き上がり、輪花を退かして顔を背ける。
絶対顔赤いから見られたくないんだが!
「あはは、緋乃、耳まで真っ赤だよ?」
「なっ!?い、言うな?!」
俺は腕で隠す。
輪花は未だに笑ってる。
その顔はかすかに赤く染まっていた。
「帰るぞ!」
「・・・あ、緋乃」
「なんだよ?!」
「こんにゃく」
「やめい!!って、え?」
「何個か潰れてるよ」
「・・・・・買い直し、か?」
「うん」
俺は輪花の手を取って歩き出す。
後ろから笑い声が聞こえた気がするが、気にしない!!
ふふふ・・・。
輪花「う・・・」
朱莉「なんか緋乃のヘタレ度が上がってないかしら?」
ふふーん。何故か緋乃くんが根性なしになりました。
うう・・・!長かった!!
琴羽が乱入したり輪花が期限つけたり!!
輪花「う・・・」
朱莉「まだ私たちいるけどね」
風雅「おい、達ってなんd」
では~!!