輪花Sido
扉を開けると、緋乃の体がこちらに倒れてくる。
「ぅわっ!?」
僕は咄嗟に緋乃を支える。
すると、咳き込んでフラつきながらも緋乃はベッドに向かって歩き、口元を抑えた。
「う・・・」
「ひ、緋乃?」
「ビニール・・・」
「うぇ?!あ、うん!」
なぜかそこらへんにあったビニール袋を緋乃に渡す。
すると、口にあてがい、ビニール袋の中に胃の物を吐き出した。
あー・・・。
「で・・・何の用だ?」
顔色の悪い緋乃が、ビニール袋の口を結びながら問うてくる。
「む、無理しなくっていいよ?」
「いい・・何の用だって」
「うん・・・風雅なんだけど」
「・・・・・・あの鈍感がどうした?」
急に不機嫌になった緋乃は、やっぱり辛かったのかベッドに身を投げる。
うう、急に怒らないでよ・・・。
「珱の気持ちを考えると、やっぱり・・・」
「帰るって言った奴がそれ言うか?」
「むぅ・・・」
「確かに、珱の気持ちに気づいてほしくはあるけどなぁ・・・」
「今、帰ったら・・・帰ってる間に、風雅がーとか考えると・・・やっぱり」
緋乃が枕を投げた。
それは、地面に。そして緋乃は銃を取り出し、枕に向けて発砲した。
苛立ちをぶつけるように。
「・・・・続けてくれ」
「緋乃、お、おかしいよ?」
「おかしいかどうかは俺で決める。はやく続けてくれ」
でないとーと続けるも、また発砲して遮った。
僕は、なんとなく、その緋乃に抱きついた。
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琴羽Sido
・・・僕は悪くない。
「ん・・・」
よし、さっきまでの会話を整理しよう。
こういう時こそ冷静に。
まず、朱莉さんはなぜ離れたのかを問うてきた。
そっからの嫌だったのか?
離れる前はーーー・・・・うん。
嫌じゃないんだけど。
しょ、衝撃のあまりにね。
ってこうやってても仕方ない、か。
「・・・!」
僕は朱莉さんを突き飛ばす。
腕がジンジンするけどいいよね!
「・・・い」
「嫌じゃないんだよ」
そのまま、朱莉さんの肩に手を置く。
う、ぅう・・・このまま、このままキスをするんだ、琴羽!!
「え?」
「目を閉じてくれるかな?」
「ええ・・・」
すっと目が閉じられる。
・・・妙に気恥ずかしいです。はい。
もういい、勇気を出して僕は、
「朱莉さん、ごめんね」
「えーーぅ」
キスをした。
短い、触れるだけの簡単なもの。
「・・・嫌じゃないけど、恥ずかしいんだよ」
「そんなの」
「離れたのは、急だったから・・・その・・・」
「わ、わかった、わかったわよ・・皆まで言わないで」
「うん・・・」
朱莉さんは顔を染め、ううと唸りながら縮こまる。
んー・・・。
大胆なこと、できないからなぁ・・・。
まあ、それくらいで許してください・・・。
「・・・えっと」
「なによ?」
「キスだったら・・・言ってくれればする、から」
「!」
「う、うん。そういうことで。じゃあもう一眠りするからっ!」
僕は布団をかぶって目をつむる。
くすりと笑われた気がしたが、この際気にしない。
もう、気にしないっ!
さて、男どもが荒ぶっております。
風雅さんは・・・うん。そのうちじゃないかな。
風雅「は?!」
輪花「う・・・」
朱莉「ふふ」
風雅さんに早くリア充爆ぜろっていいてぇ・・・。
風雅「なんだよそれっ!」
まあm(ガンッ
輪花「・・・飛んできた」
朱莉「この高さ、打って返してきたわね」
風雅「ほぅ・・・」
・・・・。
輪花「じゃあ、次は僕達の作者だね」
朱莉「回すものがないわ・・」
風雅「じゃあこのシャーペンで。それっ」
輪花「おー。では!」