緋乃Sido
俺は、近づいて抱き寄せる。
無意識だった。
顔を赤くして見せないように腕を伸ばす輪花に愛おしさが湧くんだ。
どうにもこうにも、可愛いとしか言えない。
「・・・反則だろうが」
「え?!な、なにそれ?!」
そのままズルズルと引きずってベッドに引き込む。
ベッドに座って、輪花を俺の膝の間に座らせる。
「えーっと、緋乃?」
「・・・ぜってー離さないからな」
「うん・・・それはいいんだけど」
輪花は振り返って俺と目を合わせる。
なんだよと俺は首を傾げる。
すると、ドンと背中で押され、俺は倒れる。
咄嗟にベッドに手をつくと、輪花が俺にまたがる。
押し倒された?!
「こ、こうしてほしい・・・かな」
俺は、なにがなんだかわからなかった。
つーか、押し倒されるって、俺って・・・本当に・・・。
いや、でも今頃琴羽もヘタレぶりを発揮しているだろうなぁ。
「緋乃、どうしたの?」
優位にたって余裕そうな輪花の頬に口付けを落とした。
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琴羽Sido
目を奪われていた。
それしか言いようがない。
恥ずかしがる朱莉さんが可愛くて、ぼぅっとする。
「・・・・」
「こ、琴羽?」
うう、沈まれ嗜虐心!
だ、ダメだ!無理だぁあ!
「朱莉さん、おいで?」
にっこりと笑む。
朱莉さんは嫌な流れになったと焦って、逆に後ずさる。
その先は壁。窓もドアもない。
「どうしたの?何で逃げるの・・・?」
「こ、琴羽、落ち着いて、ね」
「え?なんで?僕はいつも通りだよ」
「違うわ!?」
拒絶してる、て思っていいのかな?
僕は焦り戸惑う朱莉さんの表情に、喜びが伺えるのに気づく。
「嬉しいの?」
トン、と朱莉さんを壁に追い詰める。
顔は至近距離。
「う、・・そ、それは、だって、琴羽が積極的で・・・」
僕はニヤリと笑う。そして、尻尾に手をかけ、唇を奪うーー。
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風雅Sido
浴衣・・・。
幼い感じの珱でも、綺麗だとわかる。
俺は、滅多に見ない珱の姿に驚きを感じていた。
「・・・ふ、風雅さん?」
「あぁ・・・似合うんじゃないか?綺麗だ」
「へ?」
「聞こえなかったのか?」
顔を真っ赤にし、指をつつき合わせる。
「は、・・・い、いえ、で、でも、その・・・」
「綺麗だ」
「・・・ぅぅ」
プシューと湯気を立てて、珱は顔を覆ってうずくまる。
「・・・崩れる。立て」
「い、いやです・・・い、今、見られたくないんです!赤いから・・」
「いや、耳まで赤いのに何をいうんだ?」
「嘘ですよね?!」
「本当だ」
バッと顔をあげて、真っ赤な顔で珱が反論する。
俺はそれに冷静に返す。
・・・なんだろう。話し辛い。
なんて言えばわからない・・・。
「あ、あの・・・?」
微妙なところでパスっ!!
風雅「前書き」
デレろ風雅さん。
風雅「どういうことだ?」
輪花「ま、まあまあ、いいじゃないか!」
朱莉「そうね。じゃあ回しましょう」
では、・・・んー。じゃあ、アイロンを投げる!
破片さん任せまっした!