緋乃Sido
翌日。
俺は目を覚ました。
・・・あれ?輪花がいない?
「・・・・」
まあいいか、と俺は起き上がる。
すると、布団がめくれーー
輪花が俺の腹に抱きついていた。
抱き枕扱い・・・可愛いなこいつ。
プルル、と携帯が鳴る。
『おいコラ緋乃ぉおお!学校始まってんぞ?!さっさと来やがれ!!』
『お前、女子に囲まれて羨ましいんだぞ!珱ちゃんと珱ちゃんとか!』
『『来いよぉおお!!』』
「・・・・あっ」
非リア充の連中の声。しかも大音量。
俺はそれに驚き、輪花を見る。
まだ眠たいようで、目をこすっている。
「あったかい・・・」
「そうかそれはよかったが」
「・・・?」
輪花は覚醒する。
昨日を思い出したのだろうか、カァアと顔を染め、布団に潜り込む。
俺は布団を抱きしめる。
「はーいはい。起きれ。寝るな」
「ね、寝てない!緋乃先行って!」
「やだ」
「え?!」
「変な誤解されるんだよ・・・」
やり過ぎたとか、明らかにおかしいんだもんな。
よっぽどのことしないと起き上がらないなんてねぇし。
輪花は諦めたかのようにひょっこりと顔を出す。
俺はその額にキスをしながら、スイッチを切る。
しばらくスイッチおさねぇ。
「あー、その服のまま寝ちまったか」
「うん・・・そーだね。どっかの誰かさんが・・むっ?!」
「・・・どっかの誰かさんって、誰のことだ?」
口を塞ぎ、俺は問う。
俺のことだとは思うが・・・。
輪花は俺の手を退けて、ふいと顔を背ける。
「ひ、緋乃のせいだよ・・・」
顔を真っ赤にしてうつむく。可愛い・・・。
「悪かったって。じゃあそろそろ起きよう?」
「うん・・着替えたい」
「どうせ他の連中も着替えてない・・・はず」
「この格好で出たくないのっ!」
「ああそうかい、じゃあ母さんに服頼んどくから俺のジャージ着て」
「緋乃の・・・っ?!」
輪花は慌てるが、俺はタンスからジャージを取って渡した。
着ろ、と押し付ける。
「それじゃあ外で待ってる」
「あ、う、うん」
部屋の外に出る。ふんわりと味噌の匂いがする。
おそらく、もう起きて珱が準備をしているのだろうな。
俺は部屋の前でその味噌の匂いを堪能した。
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琴羽Sido
僕は、朱莉さんを探す。
目が覚めて、何故か姿がなかった。
すると、いると思えなかった方向に、朱莉さんが眠っていた。
「・・・・起こさない方がいいよね」
と、僕は朱莉さんに背を向け、また眠りについたーーー筈だった。
耳を引っ張られ、覚醒する。
「痛いよ!」
「なんであなたは不貞寝に気がつかないのかしら?」
「う、・・・ごめん」
「もう。昨日はあんなに・・・・」
「?」
「・・・なんでもない」
昨日・・・あー、珍しくスイッチが入ったんだよね。
嗜虐心が・・・うん。
僕は耳を抑える。
ため息は出さない。出したらなんかされるっ!
「朱莉さん?」
「もっと、積極的になってもいいのよ?」
「・・・」
顔を背ける。
スイッチが入りそうだった・・・。
すると、朱莉さんは僕の顔を掴んでキスをしてくる。
「まあ、これで許してあげるけど」
「それはどうも・・・」
僕はベッドから降り、リビングへ向かおうと歩く。
後ろから朱莉さんがついて来る。
「・・・・まいっか」
「琴羽?」
朱莉さんの声を無視して、部屋を出た。
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風雅Sido
俺は家の外で悩んでいた。
あれは、断るべきか・・・。
いや、断れ。でも。
「なんで・・・だよ」
珱が幸せなら、わざわざ俺が何かしてやる必要がない。
・・・なんでだ、あいつより構ってやりたくなるのは。
どれだけ考えても、答えは見つからない。
(どうすればいい?)
もう一回、聞くか?
でも・・・でも。
俺は、そのまっま緋乃に呼ばれるまで葛藤をしていた。
(ドカーン
おはようございます。
輪花「わ、醜い」
ひどい!
とまあ、風雅さんの葛藤がわからなかった。
ので風雅さんをやった。
朱莉「ああそう・・・」
そんな感じです。
では早いですが、ではでは、破片さんお願いしマッス!