緋乃Sido
輪花を抱きしめる。
慌てる様は、何度見ても可愛いとしか言えない。
「お前が気にすることはない。もともと俺は不登校児だ。きっと」
「だ、ダメじゃない?!」
「俺は平気だ。変人ぞろいのクラスだと出席日数っつの気にしなくてもいいらしい」
「そんなのあるんだ・・・」
おう、と頷いて、輪花を押す。
そのまま、家に入らせる。
俺は、ため息をついてから同じように中へ入った。
・・・今度はカオスなことにはなっていない・・・わけがない。
母さんがいて、カオスにならないわけがないな。
帰ってきた珱に詰め寄って、心配しまくる。
大丈夫と言われると、今度は風雅に怒る。
なんで家出をしたのか、と。
いやそこは風雅に怒るなよ。普通は珱だろうに。
と、俺に気がついたのか、母さんが俺に平手打ちを食らわせたーってなんで?!
「あんた輪花にナニしたのよぉおおお!!」
「ちょ、待て!俺は何もしてない!」
「ジャージに着替えてるのだって、今顔が赤いのだって、あんたのせいでしょう?!」
「はぁ?!顔は俺のせいかもしれないが、なんでジャージが出てくる!」
「え?昨日なんかしたんじゃ・・・」
「してなぁあい!」
すると、輪花が俺の腹を殴る。
痛みはあまりないが、ショックがすごい。
「緋乃はなにもしてないわけじゃないじゃないか・・・」
おいこらぁあ・・。
母さんの視線が痛い!
「母さんの思うようなことはしてないぞ」
「ふぅん・・・・へぇ・・・」
ニヤニヤするなっ!
俺は視線で訴えかけると、っと思い出す。
「輪花の服は?」
「あんたの部屋じゃ」
「も、元の服だよ?」
「私の部屋~」
「輪花、ゴー」
輪花がパタパタと走って行く。
と俺が殴った琴羽の残骸と、朱莉を見つける。
琴羽が倒れてると、朱莉はそれをツンツンとつついていた。
なんというか・・・昨日は疲れたんだな。
琴羽に近づくと、鼻で笑って椅子に座る。
「緋乃・・・・腕が・・・」
「久しぶりの痙攣だな。お前よっぽどなんかしたのか」
「してば・・・あばばばば」
琴羽が物凄い勢いで痙攣を始める。
・・・なんかしたんだな。
ったく、琴羽・・・ばれないようにな?
母さんにばれたら、からかいどころじゃなくなる。
殺される・・・・!冗談じゃなく、殺されるからっ!!
「朱莉」
「・・・ちょっとね」
朱莉はふいと顔を背けた。
そのまま、俺らは話すことなく食事を済ませたーー。
——————————————————夜
風雅Sido
夜になった。
俺は、決意して珱の部屋の扉をノックした。
お母さんに何を求めているのかわからなくなった件。
輪花「あー・・・うんと、うん」
朱莉「緋乃たちなの?緋乃だけなの?学校」
緋乃たちです。
緋乃たちは前世同様問題児組です。
まあ人気者で、珱さんはそれに振り回されるストッパーですが。
風雅「だから、か」
はい。まあ人気者ってくのにもいろいろと理由があるはずですが。
輪花「考えてない、と」
はい。今のところ顔だけです。
琴羽は、緋乃と珱の情報提供役で賑わっています。
それだけは確定ですw
輪花「へー・・・(ジトー」
風雅「ほぅ・・・(ジトー」
朱莉「そう、なの・・・」
あの、輪花さん風雅さん・・・視線が痛い。
では!破片さん頑張れです!
輪花「バトンがここくるのって決まって最後だよね」
で投げましょうか!