魔理沙の弟子と転生者   作:Lan9393

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見てわかりますが、由希さんと理桜くんが梨沙と風夜さんを殺しちゃいました、後です。
本編とは似て非なるもの、です。


七話:奇襲後の虚空

緋乃Sido

 

  俺、琴羽、珱が俺の部屋で静寂を作る。

外の風の音、外の人の声。それが聞こえる。

あの時、梨沙が死んだと聞いて、琴羽が叫んだ。

風夜さんが死んで、俺は信じられなかった。

全部、一夜にして為された。

そんな事実が俺に突きつけられる。

鋭利な刃物が首筋に突きつけられたようなそんな悪寒。

改めて俺に無力さを教えさせた。

 

「・・・・・琴羽?」

 

俺は未だに黙りこくっている琴羽に声をかけた。

琴羽は虚ろな目でショックだと伝えてくれる。

こいつには誰かいてやれないとダメなんだ。

俺じゃダメだ。

俺の心の隙間を見透かした夢が俺を支えたように、琴羽にも必要なんだ。

 

「ああ、もう・・・」

 

琴羽がナイフを取り出した。

俺が銃を構えたのと同時に、琴羽は己の手首に向けて振り下ろすーーー

 

パシッ!

 

それを止めたのは、珱の手。

珱の目もまた、正気を保っていられるのがやっとなんだろうと思うくらい虚ろだった。

 

「・・・・死なないでください。忘れてるんですか?あなたには朱莉さんがいる」

「あ・・・」

 

俺も今思い出す。

朱莉の存在がいたと。

こいつに残った、唯一の支えなのだと。

と同時に、輪花の存在が俺の頭に浮かんでくる。

途端、俺は忘れていられたのがすごいと感嘆する。

 

「朱莉・・・さん?」

「はい。まだ、早まらないで」

「これで本人が思いつめてたり、なんて言ったらオワタ、だっけか」

「緋乃さん・・・」

 

珱が睨んでくる。

あー、怖い怖い。

 

「・・・・・・会いたい」

 

琴羽は立ち上がった。

俺もそれに習う。珱はため息をつきながらも刀を手に持つ。

 

「俺も、会って話を付けておきたい」

「緋乃?何してんの?」

 

ドアが開け放たれていて、入り口には夢が。

夢は不機嫌そうで、俺に向けて視線を送ってくる。

その視線は、俺を規制するようで。

どこか、寒気すら感じた。

 

「あー・・・・いや、駅に」

「輪花と朱莉?」

「あ、ああ」

「・・・しばらくは来ないでしょ。ほら、あんたらも寝なさい!」

「母さんかっての・・・」

「黙って従いなさい!」

 

俺はしぶしぶベッドに入る。

珱は刀をそばにおいてから布団に潜り込み、琴羽は普通に。

俺らは眠り始めた。

 

夢Sido

 

  許さない。

そう思ったのが最初だった。

輪花に会いたがってる?

逃げたのはあいつ。なら、私が愛されてもいいじゃない。

 

「・・・・・・許さないんだから」

 

ここまでの嫉妬を露わにして、私は緋乃と居たい?

醜いなんて思えばいいわ。

それだけ、私はそう感じていた。

 

知らない。

彼女がまた来るなんて。

知らないんだから。

 




あったから投稿ー。

輪花「・・・僕らは帰るよ」

え、ウソ。

輪花「うん」

・・・・・。はーい。
でなバトンをシュートして、では~
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