緋乃Sido
『僕は、緋乃が好き。・・・緋乃は、だれが好きなの?』
俺は驚いた。
急に、言われて。
何も言えなかった。
急すぎて、頭が追いつかなかった。
不甲斐ない。
だから期限なんて付けられるんだ。
答えなんて、決まってるはずなのに。
夢を振った俺に、お前以外の答えなんてあるのか?
「なあ、輪花、さっきの・・・」
「ねえ緋乃。この街のオススメって?」
「・・・それは、前のデパート。あそこは結構いろいろなものも揃ってるし」
「そっか・・・じゃあいろいろみたいなー」
「ああ。それは構わない。で、輪花・・・」
「いかないの?」
輪花は言わせないというようにかぶせてくる。
俺は仕方なく、期限を待つことにする。
琴羽と珱に目配せする。
二人は仕方ないというように準備を始めた。
「じゃあいこう!」
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デパート。
こんにゃくがなんか思い出される・・・。
ああ、もう。俺は思考を振り払う。
「?緋乃」
上目遣い気味の輪花に俺は鼓動が加速するのを感じた。
それをポーカーフェースで隠しながら笑顔を繕う。
「なんだ?」
「いや、なにがあるのかなって」
「んー・・・いろいろあるけど、俺がいつも行ってるとこいくか」
俺は腕を後頭部にやり、進んで行く。
珱が後ろから「今日はおつかいあったっけ」とつぶやくのが聞こえる。
由希さん、まだいるの・・・?
「まだこんにゃく」
「いえ、こんにゃくを由希さんのいた部屋においておくと、なぜか無くなってるんですよ」
「なにそれホラー」
琴羽が身震いしながら返答。
まだ、琴羽は朱莉を気にしてるのか・・・?
「さて、ついたぞ」
アクセサリー店。
琴羽に言いたかったしな。
「これ、買って朱莉が来たらあげたらどうだ?」
「は?!」
指輪を指す。
まあまだ結婚できないが。
すると、輪花がジーッ見てくる。
「夢に買ってあげたの?」
「いや、なんとなく買ってあげようとしたけどあげるってなるとやっぱ輪花にあげるものの案が出てきてってなに言わせる?!」
「え?言ったのは緋乃だよ・・・」
輪花が呆れたように言ってくる。
「・・・・・・・欲しいのか?」
「う、うん・・・」
俺はすぐ財布を確認。OK。大丈夫。
琴羽も同じように財布を確認している。
おお、買ってやるのか。
「・・・・・・・・・・・・・・ちなみに、俺の感覚で選んでいいのか?」
「え?」
「だから、俺の感覚でお前に渡すアクセサリー、選んでいいのか?」
「・・・うん」
「わかった・・・じゃあそのうち渡す。俺の答えと一緒に」
輪花は驚いたように目を見開くも、嬉しそうにはにかんだ。
目のはしに写った珱が、自らの腕を掴んで辛そうに眉をひそめていたのを俺は見過ごしていた。
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??Sido
夜に揺れる刄。
辛そうな、顔。
とても楽しくて。
とても悲しくて。
とても、とても。
とても、狂いに狂うの。
大切な人を惑わす悪を。
正義は、壊すだけなの。
NGシーン。
「夢に買ってあげたの?」
「ああ」
「・・・・・・・」
以上。
最後のSido、フラグ立てて起きました。
さあ、荒れ狂え輪花よ。
輪花「・・・・」
え?なに?なんなのかな?
って、なんで朱莉さんがいないの?
輪花「・・・知らない」
輪花さん?!?!
輪花「・・・・・・・遅い」
いや、まさかあるとは思ってなかったっていうのとネタが・・・。
輪花「・・・・では、また」
えええぇえ!?(バトンをバットでホームラン☆)