オリー王が擬人化しているので擬人化タグ追加しました
病院に救急車が着き、瑠衣時先生が病室に運び込まれてから私は待合室で待っている間にイロエンピツに話を聞いてみる。
『この世界でオリー様に会えるとはミーも思わなかったザンスー』
「私もお前がこの世界にいることも知らなかったぞ」
その後は気になった他のブンボー軍団についても聞いてみる事にした。オリビアはカミ様になった反動なのか、私のポケットで寝ている。
『他のブンボー軍団ザンス?それなら知っているザンスよ』
イロエンピツの話によると、イロエンピツがこの世界で目を覚ますと近くには『わゴム』『パンチ』『セロハンテープ』『ハサミ』『ホッチキス』がいたそうだ。
それぞれマリオに倒されてからの記憶は無いそうだ。そしてこの世界を探るためにそれぞれ別行動を始めたらしい。
「むしろ、なんで別行動になったんだ?」
『オリー様、だってブンボーグがまとまって動いていたら目立つのは確定ザンス』
「まとまって動いていなくても目立つのは変わらないだろ⁉︎」
思わず突っ込んでしまった。そういえば、イロエンピツのサイズがこの世界基準になっている事も聞いてみる。
『あー、それなら問題ないザンス。この世界に来てから自らの大きさを変えられるようになったザンス。ちなみにこれが最低サイズザンス』
「その姿が最低サイズか?最大サイズはどうなるんだ?」
『やってもいいザンスけど、ここじゃ狭いザンスね』
この待合室は十メートル四方程度の広さがあるが、椅子やテーブル、自販機などが置かれているため、無理なのだろう。
そんな訳で病院の屋上に来たのだが、落下防止の柵があるが待合室と同じぐらいの広さがある。
『それじゃあ行くザンス!』
煙が巻き上がり、その煙が晴れるとそこには巨大化したイロエンピツが居る。
イロエンピツ一本の長さが5メートルはある。アルミケースは5メートル越えの大きさだ。
『これがミーの最大サイズザンス!』
大きくなったせいで下からも見えているようで、騒いでいる。
「とりあえず分かったから元に戻ってくれるか?」
その言葉を聞くとすぐにイロエンピツは最初のサイズに戻る。そろそろ治療が終わりそうなので、待合室に戻る。
少し待っていると、すぐに治療が終わった瑠衣時先生がやってくる。
「ごめんね、折井君。心配させちゃったし、すぐに孤児院に帰ろうか」
「そうだな」
私と瑠衣時先生は今度こそ安全に孤児院に帰る事が出来た。その日の夕食は心配させたお詫びに少しだけ豪華になった。
次の日から街へ向かって他の奴らも探してみるとするか。
???sied
夜の街の郊外の路地裏
『あはは〜、君たち弱いね〜。ボク、もっと丈夫なオモチャが良かったな〜』
「な、何者だお前は・・・。一体どんな個性なんだ・・・?」
『個性?そっかー、ここだとそんな感じなんだっけ?ボクのこの姿はね〜、個性じゃないんだよ』
「な、なんだと・・・。お前は一体・・・?」
『弱いキミにこんなの話すだけ無駄だよね〜。んじゃ、切り刻むね〜』