薄いかも
オリーsied
今日も孤児院でまとまって朝食の時間になった。
そこには13人程度の人数が集まっている。私もそのうちの1人なのだが・・・。
すると朝食を配膳する前に瑠衣時先生が静かにする様に呼びかける。
オリビアも私のポケットから顔をだしている。
「今日は皆さんにお話があります。この家に新たに家族が増えますよ!さぁ、入ってきて」
すると扉を開けて入ってきた人を見る。私と同じくらいの年齢の男の子だった。髪は黒髪、黒いフードのついた服と黒いズボンを着て靴下はオレンジ色。両手はポケットに突っ込んで出さない。背中には何故かゼンマイがゆっくりとした速さで回っている。
初めて会うはずなのにどこかで見た覚えがあるのは何故だ?
「はい、みんなに自己紹介をして」
「アッ、ハイ。オレは爆岩ボム平っす。気軽にボム平と呼んでくれっす」
他の孤児院の子達も嬉しそうに声をあげる。ポケットではオリビアが何故か泣きそうになっている。その瞬間、オリビアはポケットから飛び出す。
「ボム平さーん!ずっとずっと会いたかったですわ!」
「わわ⁉︎オリビアさん⁉︎なんでここにいるんすか?」
その後は朝食を全員で取ってから質問タイムが始まった。オリビアはボム平の近くから離れない。
すると、ある1人がこんな質問をする。
「ボム平君の個性はなんなの?」
「オレの個性っすか?オレの個性は・・・『自爆』っす」
するとそこにいた私と瑠衣時先生とオリビア以外はビクッとなる。
「でも、制御はできるんで大丈夫っす!」
その後は好物やいろいろなことを質問されていたがしばらくして解放されていたのでオリビアと話しているボム平に話しかける。
「あ、兄上!ごめんなさいね」
「オー、あんたがあの時のオリビアさんのお兄さんっす?やっぱり、前髪は変わらないっすね」
思い出した。マリオくんとオリビアを足止めする為に大岩を落とした時にマリオくんの隣にいたあいつか。
とりあえず三人でこの世界に来た事について話した。
「オレはオリビアさんを助ける為に爆破した後にアニキにアドバイスしてから成仏したと思ったっす」
そのあと気づいたらある家族の子供として生まれたそうだ。
「あれ?ボム平さんの家族はどうしたんですか?」
「オリビアさん、それ聞いちゃうんすね・・・。オレが爆破してしまったんす」
個性発現と同時に『自爆』が発動して家ごと吹き飛ばしてしまったそうだ。それで一日気絶していたそうだ。自分は無傷でそれ以外を吹き飛ばしてしまったそうだ。
「まぁ、仲間や幼なじみ、オリビアさんとアニキとの別れもありましたから、悲しさが少しだけ減りましたっす」
なんか重い感じになってしまった。