魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

11 / 35
今回はタイトル通りです。


それと、もう少しでお気に入りが150件になります。
拙い文章ですが今後とも温かく見守ってくれると有難いです。


では、本編です。どうぞ。


Memory 10 砲撃(なのは)VS呼吸(レオン)

・高町なのは

時空管理局が誇るエース・オブ・エース。

現在は、航空戦技教導隊の戦技教導官である。

数々の事件を検挙してきた歴戦の戦士で高町ヴィヴィオの母親なのだが・・・。

 

「ディバインバスター!!」

「あっぶね!?」

 

レオンとなのはさんが模擬戦を行っている。

事は、数分前に遡る。

 

 

 

 

 

エリオとの模擬戦を終えてティアナ達と合流してなんやかんや話していた時だった。

 

「ねえ、レオン君」

「何です?なのはさん」

「私と模擬戦してみない?」

 

その言葉に周囲は固まった。

 

「なのはさん!?いくらレオンが強いからっていきなり模擬戦は・・・」

「そうだよなのは。さっきエリオと模擬戦したからペースを落としたほうがいいんじゃ・・・」

「でも、レオン君って基礎体力は出来上がっているでしょ?どうせならもっと追い込んでもいいんじゃなかな」

「いや、だからって・・・」

「いいですよ」

 

「「「えぇっ!?」」」

 

「やりましょうよ。模擬戦」

「アンタ正気!?相手はなのはさんよ!」

「だからこそだよ、ティアさん。管理局のエースオブエース。

実際に戦う事なんてまずないですから。それに」

 

レオンは、なのはさんに視線を向ける。

 

「こんな機会、滅多にないんですから寧ろ乗っからない方が損でしょ」

「そうこなくっちゃ!」

 

そう言いなのはさんはフェイトさんと共に模擬戦の準備を始めた。

ティアナは、その様子をハラハラしながら見ていた。

しかし、この後、ここにいる全員が予想していた斜め上の出来事が起きることが

なのはとレオン含めて気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

というわけで今に至る。

 

「もー!なんで当たらないの!?」

 

そんな子供のように文句を言いながらアクセルシューターを放つなのはさん。

 

「普通当たったらダメージ受けるからでしょうが!」

「むぅううう!!!」

「むくれてもダメです!!」

 

なのはさんが文句を言っている中、レオンはかなり焦っていた。

 

「(向こうは空を飛べることと完全な砲撃型。しかも威力がおかしい・・・!

俺は接近して攻撃しないと意味がない。どうやってなのはさんの懐に飛び込むか・・・)」

 

そう、レオンが焦っているのは攻撃がやりにくいのだ。

なのはさんは中距離戦でレオンはバリバリの近接タイプと彼我の距離があるためと

弾幕が張ってあるため思うように近づけないのだ。

 

「(水流飛沫(すいりゅうしぶき)で距離を詰める事は出来るけど後が続かない・・・。

どうすればいい・・・。考えろ、考えろ・・・!)」

 

するとレオンは、動き回っている時、ある事に気づいた。

 

「(縦横無尽に動き回って体力を削ろうとしているのか・・・!)」

 

そう、なのはは、アクセルシューターで動きを制限してディバインバスターで

一撃で仕留めるつもりだったがそれは不可能だと感じ動き回って体力を消耗させてから倒す

作戦にシフトチェンジしたのだ。

 

「(さて、レオン君はどう攻める?)」

「(マズイ・・・!時間を稼いでいる事に気付かれた。早く突破口を編み出さないとやられる!!)」

 

するとレオンは、ある事を思いついた。

 

「(待てよ?いっその事思いっきり激突させるか・・・?)」

 

攻撃を避けながらある事を考えるレオンは、一か八かの賭けに出た。

ある程度弾幕が薄い所に移動し動きを止め刀を肩に担いだ。

 

 

 

 

 

これまでの戦いの様子を見ていた大人組と子供組達。

 

「ちょっ!?レオン動き止めちゃったわよ!?」

「まさか、もう諦めちゃった?」

「いや、アイツの目はまだ死んじゃいない」

 

スバル、リオ、ノーヴェの3人はそれぞれコメントするが

そんな話を聞かず、ティアナはレオンの姿をただ見つめていた。

 

 

 

 

 

「(動きを止めた。刀を担いだという事は真っ向勝負に持ち込む気だ。・・・受けて立つ!!)」

 

レオンの思惑に気づいたなのはは、真っ向から受ける考えを示した。

 

「ディバイン・・・バスター!!」

 

放たれた砲撃はレオンに向かって放たれた。

 

「(勝負だ。なのはさん!!)」

 

レオンの剣に炎のエフェクトが螺旋状に入っていく。

 

「(日の呼吸は全てを扱えるわけじゃない・・・。だから、俺が今出せる全力で貴方に挑む

俺の体の血の巡りを全て腕に・・・燃やせ・・・体を・・・魂を!!)」

 

 

全集中

 

炎の呼吸 奥義

 

 

接近してくるディバインバスターに螺旋状に炎が纏った刀を振り下ろす。

 

 

煉獄!!

 

振り下ろした刀は、ディバインバスターに直撃した。

 

「うおおおおお!!!!!!」

 

その力比べに負けない思いで立ち向かいついになのはのディバインバスターは・・・。

 

 

 

 

 

 

真っ二つに割れた。

 

「「「えええええええええっ!!!!!!!???????」」」

 

模擬戦を観戦していたメンバーは驚愕の声を上げた。

彼女の実力は知っている人達からしてみれば仰天物もいいだろう。

 

「届けぇ!!」

 

真っ二つに割れたディバインバスターを中心部から一気になのはさんの所に飛んでいき・・・。

 

 

 

 

 

 

なのはさんをバリアジャケットを切り裂き地面へと叩きつけた。

ズザザザとなのはさんの反対側に着地しもう一度なのはさんの方に構える。

地面に落ちたなのはさんはイタタと言いながら立ち上がりレオンの方を向いて両手を上げた。

 

「レオン君の勝ちだよ。高町なのは、降参します」

 

そう言うとレオンは、緊張の糸が切れたのかゆっくりと倒れた。

 

「疲れた〜・・・」

 

そのつぶやきは、広く晴れた青空の果てへと消えていった。

 

 

 

 

 

 

「うぅ〜くやしいぃ〜〜〜!!!」

「いやもう、本当に疲れました・・・」

「というかレオン君、本当に君人間!?」

「アンタもいいますか!少し前にエリオに同じことを言われましたよ!!

俺は正真正銘れっきとした人間です!」

「ディバインバスターを真っ二つにした人がそれを言う!?」

 

ガミガミとお互い文句を言い合っている中、未だに現実に戻ってきていない大人組。

 

「勝っちゃったね」←スバル

「勝っちゃいましたね」←エリオ

「アイツ、本当に人間か・・・?」←ノーヴェ

「ディバインバスター切っちゃいましたもんね」←キャロ

「クロノが管理局に誘う理由が納得したよ・・・」←フェイト

 

大人組がいいように言っていることに気付いていないレオンは

フェイトが止めに入るまでずっと言い争いをしていたそうだ。

その後、レオンも混ぜた訓練を行いまたしても彼が人外扱いされてしまった。

 

 

 

 

 

 

「今日はここまで!」

 

「「「お疲れさまでしたー!!」」」

 

みんながお疲れの挨拶をしたのだが肝心のレオンはというと・・・。

 

 

 

 

 

 

真っ白になり力尽きていた。

 

「ご、ゴメンねレオン君」

「・・・ん」

「えっ?」

「酷いですよなのはさん、いくら負けたからってあの後の訓練で俺が集中的に狙われるなんて・・・」

 

グサッ!!

 

「い、いや〜・・・」

「そんなにディバインバスターを切ったのが悪いですか!?

そんなにアクセルシューターを交わしたのが悪いですか!?

ここまで理不尽に言われる筋合いありませんからね!?」

「は、はいぃ・・・」

 

レオンの涙目の抗議にどんどん小さくなっていくなのはさん。

 

「まあまあ、レオン落ち着いて」

「・・・だからってなのはさんのアクセルシューターをノーダメージで

防ぎきるアンタも中々だと思うけど・・・」

 

元スターズ隊の2人に宥められるが何処か納得が言っていないレオンは

これ以上は無駄だと悟り抗議をやめた。

そんなこんなで訓練で動き回った汗を流すためみんなで温泉に行くことになった。

その話を聞いたレオンは・・・。

 

「もう、一般開放しちゃえばいいのに・・・」

 

と呟いたそうだ。

 

 

 

 

 

 

場所は、ホテル・アルピーノの男湯。

今、レオンとエリオの男子コンビがゆったりと温泉に浸かっていた。

 

ああ生ぎ返る〜」

「大変でしたね。今日1日・・・」

「これが明日もあると考えると気が重い・・・」

 

苦笑いのエリオ。そんな中、エリオはレオン体を見ていた。

 

「どうした?」

「あ!いえ、その、体、傷だらけですね・・・」

「・・・6歳の頃からずっと刀を振ってきたからね。

成功したことや失敗したことが沢山あった証拠だ」

 

辺りの空気が静かになった。

エリオも思わずこの人も色々あったんだなと思ってしまった。

するとレオンが女湯の方を見る。

 

「どうかしたんですか?」

「向こうに一人増えたけど変だ・・・。温泉の中に潜っている」

「えっ?」

「この気配・・・。(ティアさん)」

 

レオンは、ティアナに念話を送る。

 

 

 

 

 

 

女性陣達が温泉で楽しんでいる中1人のイタズラっ子が女性陣達にセクハラをしていた。

そんな違和感が起きみんなが一斉に立ち上がった時ティアナに念話が入った。

 

「(何、レオン。今取り込み中・・・)」

「(ティアさん、騒ぎを起こしている奴は北側に向かっています)」

「(え?わかるの?)」

「(そこは俺の得意分野ですから。俺が指示出しますのでクロスミラージュで攻撃を)」

「(いや、でも・・・)」

「(恐らく、そっちにいる人全員が標的です。コレ以上の被害は流石にダメかと)」

 

ティアナは、意を決しクロスミラージュを展開し辺りを警戒する。

 

「て、ティアナさん。何してるの?」

「ゴメン、後にして」

「(さっきと同じところを往復しています。・・・今です!)」

 

ティアナは、レオンのタイミング通りにクロスミラージュのトリガーを引く。

その弾丸は、潜っている人の頬を掠めただけだった。

 

「(命中した?)」

「(いや、掠めただけです。!?ティアさんマズイ!犯人はリオの後ろだ!!)」

 

ティアナが気づいた時は時すでに遅し。

既にリオは、セットアップしていて・・・。

 

「絶招炎雷炮!!!」

 

リオが放った技が()()に当たりそのまま天高く飛んで行った。

 

「ああ〜〜〜〜!!!」

 

飛んで行った女性は、キランと星になった。

 

「ああ〜。なんだセインか」

「だろうと思った・・・」

 

ノーヴェは、心当たりの人物だとわかり一気に落ち着きルーテシアは、呆れていた。

 

「はぁ。(犯人は、リオの技で飛んで行ったわ)」

「(みたいですね。コッチも人が飛んでいくのが見えました。

エリオから聞いたらセインって人だったみたいですね)」

「(・・・全く、セインと来たら・・・。というかアンタ、よくわかったわね)」

「(気の流れを読むことができると誰がどこにいるというのがわかるようになるんです。

コレは日々の修行の成果ってヤツですね)」

「(ホント凄いわね・・・。後始末はこっちでやるからゆっくり温泉に浸かってなさい)」

「(お言葉に甘えさせて頂きます。ついでに鍛え直してこいって言っといて下さい)」

「(ああ〜・・・うん伝えておくわ〜)」

 

そう言い念話を終わる。

 

「はぁ・・・」

「ティアナさん」

「あ、キャロ。ゴメンね、キツイ言い方して」

「いえ、それで念話していたみたいですけど、レオンさんですか?」

「えぇ。セインがいるって教えてくれてね。ホント、アイツの底が知りたいわ・・・」

 

苦笑いを浮かべるティアナ。

 

 

 

 

 

その後、ティアナ達は、セインに説教をしていた。

 

「もー!駄目だよセイン。こういうイタズラは!みんなが怪我したら笑い事じゃ済まなかったんだし」

「セクハラも犯罪なんだからねー?」

「うっ・・・」

「私が営業妨害で訴えたら捕まるしね」

「うぐっ!」

「全く。こんなのがあたしより年上かと思うと涙が出てくるわ」

「う、ぐぐ・・・なんだよ~!ちょっと皆を楽しませようと思っただけじゃんかよぉ~!!

怪我とかしないようにちゃんと気を付けてたっつーの!これでも聖王協会のシスター何だぞ~!

お前ら楽しそうなのにあたしだけ差し入れ渡したらすぐ帰るとか切なすぎるじゃんかよぉ~!!

自慢じゃねぇが、あたしはお前らほど精神的に大人じゃないんだからな!?」

 

「「開き直った・・・」」

 

「ホントに自慢じゃねぇよ・・・」

 

ノーヴェ、スバル、ティアナの3人はがくりと項垂れる。

他のメンバーは苦笑いを浮かべる。

 

「ていうーかティアナ!何私に撃って来てるのよ!!」

「アンタがいるっていち早く気づいた人がいたからコレ以上の被害を出すのは良くないって言う

精神的に大人な人(レオン)が教えてくれたのよ」

「酷くない!?」

「むしろいい薬になったんじゃない。悪いことすると痛い目にあうって」

「グヌヌ、このセイン様をコケにしてぇ・・・!絶対に仕返ししてやる!」

「やめとけセイン。そいつはなのはさんを倒したんだぞ」

「・・・えっ?」

「ついでになのはママのアクセルシューターとディバインバスターを

全部捌き切りましたからね」

「ついでに、戦闘機人を魔法無しで倒せるくらい強いわよ」

 

セインは、レオンの今日あった出来事を聞いて青ざめていた。

 

「アタシ、とんでもない人に目を付けられた?」

「それはないわ。だけど鍛え直してこいって言ってたわ」

 

その言葉を聞いたセインは、色々と安心した表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 

場所は、カルナージの訓練エリアの近く。

なのはとフェイトは、明日のチームメンバーの確認をしていた。

 

「それ明日の組み合わせ?」

「うん、ノーヴェが作ってくれたの」

「綺麗に分かれているね。でもやっぱり難点なのは・・・」

「レオン君だね・・・」

 

そこには、レオンが第3の勢力として写っていた。

 

「コレに関しては仕方がない点もあるからね・・・」

「明日のレオン君は、一番のダークホースになるね」

 

なのはとフェイトが見ていたモニターにレオンが書かれていた勢力図それは・・・。

 

 

 

 

 

 

異端児(イレギュラー)と書かれていた。

 

そして、合同模擬戦がついに始まる。

 

 

 




今回は、ここまでになります。


恐らく次にチーム戦になると思います。
それか、もう一つのオリジナルストーリーを書くかもしれません。

誤字脱字がありましたら連絡下さい。
では、次回。

-THE GEARS OF DESTINY-のシナリオを作るか考えていますが皆さんは見たいですか? 受付期限 11/17 0:00まで

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。