魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜 作:シナプス・フィン
では、どうぞ。
温泉に浸かった後、部屋に戻り文献でも読もうかと考えていたところ
ティアナと鉢合わせした。
「ティアさん。大丈夫でしたか?」
「えぇ、アインハルトの撃退以外は全員セクハラを受けたわ・・・」
「聖王協会のシスターが一体何やってんですか・・・」
「全くよ・・・。まあ、朝ご飯を作って貰うということで話が済んだわ。
それにリオに手痛い一撃も喰らったし・・・」
「いい薬になるといいですね・・・」
そんな話をティアナとしながらみんながいる広間にやってきた。
その中には、レオンが知らない人が混じっていた。
「ティアさん、あの人は?」
「今回の騒ぎの犯人」
「納得しました」
「いや、納得するな!」
そういいながらセインはズガズガとこちらに寄ってきた。
「よくもセイン様をコケにしてくれたな!覚悟しろ!」
「いや、何を?」
「コイツは
無機物、つまり地面といったものの中に入って移動する事が出来る能力を持ってるんだ」
「奇襲するには持ってこいの能力ですね」
「んでもって、お前さんがセインがいる位置を簡単に見破ってご機嫌斜めってわけだ」
「・・・そこまで負けず嫌いだったとは」
「というわけで勝負だ!!」
「え?勝負?」
「それは・・・これだ!!」
一体どこから取り出したのか分からない某格闘ゲーム*1を用意していた。
「どっから出したんですかそれ・・・」
「さっきノーヴェから聞いたけど実際の戦闘技術はなくてもこういったゲームなら
勝てるって閃いたのさ!私ってば天才だ!ナーッハッハッハ!」
そんな高笑いをしているセインをみんなは呆れた視線を向けていた。
というわけでセインとレオンの1対1のゲーム勝負をする事になった。
30分後・・・。
「セインさーん?おーい」
レオンとゲームで5試合をした結果、全て敗北した。
その現実を受け止めきれず灰となってしまったのだ。
「燃え尽きたわね」
「レオンさんってゲームも強いんですね」
「ゲームの動きで実際の呼吸剣術に何か応用できないか調べていてね。
後は、鍛錬が休みの日とか休憩の合間にちょこちょこやっていたんだよ」
「お前、本当にハイスペックだな・・・」
「そんなにハイスペックではないですよ。物事を覚える事に関しては
基礎が大事になってきますから。その基礎を覚える事を入念にしているだけです」
そんな話をしているとヴィヴィオはある事を尋ねた。
「レオンさん。なのはママやエリオさんと戦っていた時の剣術って何ですか?」
「あ、そうだ!色々あって聞き損ねていたんだ」
ヴィヴィオから始まりノーヴェがそれに便乗してきた。
「そういや話してませんでしたね・・・」
「なんの話してるの?」
そう言いながら広間に入ってきたのはなのはとフェイトだった。
「あ、ママ!」
「今から、レオンの剣術について聞こうと思っていました」
「へえ〜、あ、私も聞いていいかな?」
「いいですよ。というよりみんな気になっているんじゃないんですか?」
そう言いみんなの方を見ると興味津々の表情をしていた。
「さて、まずは何処から話しましょうかね」
「はいはーい!」
「はい、リオ」
「レオンさんが使っている剣術ってすごい息を吸う音が
していますけどどんな事が出来るんですか?」
「アレは、全集中の呼吸って言ってね一度に大量の酸素を血中に取り込むことで、
身体能力を瞬間的かつ大幅に上昇させる呼吸法だ」
「なるほどな〜。それであそこまで動けた訳か」
「凄かったですよ。ソニックムーブを軽く超えてきましたから」
ノーヴェとエリオは、お互いに経験した身だからこそ理解できるのだろう。
「あ、それじゃあ私が」
「はい、コロナ」
「その全集中の呼吸って魔法で使っているんですか?」
「使ってないぞ」
「「「へっ?!」」」
ティアナ、ノーヴェ、なのは、ルーテシアの4人以外は驚きの表情を浮かべた。
「やっぱり・・・」
「ティアナは知ってたんだな」
「教えて貰う機会がありまして、初めて聞いた時もスバル達と同じ感じでしたよ」
ティアナもみんなと同じく驚いたと話しておく。
「それで話の続きなんですけどこの剣術は人が鍛えるとできるようになります。
ただ、ヴィヴィオ達位の歳の子がやるのは些か危険があると思いますのでオススメはしません」
「でも、剣は振っていたんだろ?」
「振ってはいましたけど呼吸法は教えて貰ってません。教えて貰ったのは俺が13の頃でしたので」
「ところで全集中の呼吸を習得するにあたってどんな訓練をしていたの?」
この話を聞いてきたのはなのはだった。
「えっとですね。まずは、空気が薄い山の中でひたすら下山してました」
「え?下山?」
「先ほど話しましたがコレは人間の身体を鍛えることですからこういった普通の事から始めるんです」
「でも、ただ下山するだけなの?それで鍛えられるとは思えないけど・・・」
その事に疑問を覚えたのはフェイトだった。
「フェイトさん鋭いです。フェイトさんが睨んだ通りただ下山するだけじゃありません」
「何をするの?」
「・・・罠が仕掛けてあります」
「どんな罠なの?」
「俺がその訓練をしていた時は縄に引っかかると短刀が飛んでくる仕掛けになっています」
「・・・へ?」
「た、短刀?」
「他にも落とし穴があってその下には鋭利な竹もあって縄に引っかかると地面に隠してあった
竹が跳ね上がって上に投げ飛ばされたりしましたね。後は木が倒れてきたりしましたね」
「そ、そうなんだ・・・」
その話を聞いたフェイトは思わず引きつった笑みを浮かべた。
「ついでに言いますと霧が深い所に行きますので余計に罠にひっかかりますね」
「「そんな情報はいらなかったよ!!」」
後付けされた情報にツッコミを入れるなのフェイコンビ。
「ほ、他にはどんな修行をしていたんですか?」
こっちも引きつった声で話をするエリオ。お前もかい。
「えーっと、素振りを1000回、滝行、藁を水平に切る事
受け身とかそんな所でしたかね」
みんなは、引きつった笑みを浮かべて挙句の果てには引いてしまっていた。
「いや、引く事はないでしょう」
「よ、よく修行についていけたわね・・・」
「ホントだよ。素振り500回終わったと思ったら500回追加されるわ
滝の一番上から蹴り飛ばしたりするわ、ひたすら投げ飛ばされたりするわ
刀を折ったら腕を折るとか脅してくるわホント、大変でしたよ」
アッハハハと笑っているがしまいにみんなで心の中で思った事は・・・。
「「「(レオン(君)が習得した剣術を習わないでよかった・・・)」」」
というなんともある意味不名誉な事だった。
そんな時、キャロがある事に気づいた。
「そういえばレオンさん。その話た呼吸法は何種類あるんですか?」
「ああ、炎・水・雷・岩・風の5つが基本流派になるんだ」
「え?じゃあ、僕と戦った時に使った花のような技は一体何ですか?」
「アレは、水の呼吸の派生だな。文献によれば馴染む事ができない人は独自に改善し
それぞれの戦闘スタイルを編み出していたそうだ」
「なるほど・・・」
エリオの質問に対して回答をすると感心していた。
「ん?ちょっと待ってレオン」
「なんです?」
話に待ったをかけてきたのはティアさんだった。
「初めて会った時に使った日の呼吸って基本流派に含まれないの?」
「「「日の呼吸?」」」
「ティアさんには、詳しく話していませんでしたね。それで質問に対して答えはノーです。アレは、
「始まりの呼吸?」
「先ほど話した基本五流派の全ての始まり、元になった呼吸剣術、それが日の呼吸です」
「全ての始まりの呼吸か・・・」
「レオンさんは使えるんですか?」
ヴィヴィオの質問に首を振るレオン。
「完全に使えないと言う訳じゃない。後、2つ身につければ完全習得になります」
「全部でどれ位あるんだ?」
「12です」
「つまり、最後の2つを習得できれば・・・」
「日の呼吸は完全習得するという事です。
(
ティアナは、レオンが何か隠していると見抜いたが今追求するべきじゃないと思い何も追求はしなかった。
その後、夜も更けてきた為その日はお開きとなった。そして翌日、チーム戦の日となった。
いかがでしたか?
鬼滅の刃は、アニメストーリーとネットの情報で技を調べたりして知識を得ている為
原作を知らないでいるんですね。
一応、全集中の呼吸の習得の仕方は、炭治郎の水の呼吸の習得していた時の
訓練を参考にしました。
誤字脱字等ございましたら連絡下さい。
では、また次回。
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