魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

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今回は、レオンとティアナの絡みが主です。


では、どうぞ。


Memory 12 チーム模擬戦だっ!!

カルナージ AM 5:30

レオンは、一足先に外に出て朝の日課の鍛練を行っていた。

 

 

全集中 日の呼吸

 

拾壱ノ型 幻日虹

 

 

そのかけ声と共に高速回転と移動を同時に行いその場に着地した。

 

「ハア、ハア、拾壱ノ型。何とか形になった・・・」

 

そう言い空を見上げるレオン。

 

「流石に間に合わなかったか・・・」

「何が間に合わなかったの?」

 

そういい声が聞こえた方を見るとジャージ姿のティアナがいた。

 

「もしかして起こしちゃいました?」

「何となく早く目が覚めちゃって・・・。

外の空気を吸いに来たらアンタが鍛練をしていたのを見かけたのよ」

 

なるほどと納得し木に引っ掛けていたタオルを手に取り汗を拭き取る。

 

「それで結局何が間に合わなかったの?」

「・・・日の呼吸ですよ。今日使おうと思いまして。アレが間に合えばもっと戦いの幅が広がっていったんですがね・・・」

「焦りは禁物よ・・・。私も焦って失敗した事もあったし」

「ティアさんが?何か意外」

「意外に見える?」

「はい。話を聞くまではそうは思いませんでした」

「まぁ、私自身も色々あったしね・・・」

 

その表情は、どこか懐かしくそして後悔の表情を浮かべていた。

 

「でも、それを引っ括めてティアさんだと思いますよ」

「え?」

「夢を追って叶えた。誰だって持っている思いでできない事でもあります。

挫折して絶望して。違う道を進んでいく人だっています。

でも、ティアさんはそれを乗り越えて今のティアさんがいる。

本当にすごい事で尊敬しますよ。だから胸張って言えますよ。ティアさんはすごいって」

「ちょ!煽てても何も出ないわよ!」

 

顔を赤くしながら否定するティアナ。

まさかこのように褒められるとは思っていなかった。

 

「俺、煽てているつもりないんですけど」

「・・・じゃあ、本心って事?」

「当たり前じゃないですか」

 

その真剣な表情でティアナを見るレオン。

思わずティアナは、頬から耳まで赤く染める。

 

「そ、そろそろ朝ご飯できると思うから早く戻りなさいよ!!」

 

そう言い全力ダッシュで戻るティアナだった。

全力ダッシュで戻るティアナの姿が見えなくなり思わずボーっとした表情で見るレオン。

 

「ティアさん・・・。やっぱスゲェ・・・」

《主人よ、貴方は天然ジゴロだったのか・・・》

 

そう呟くレオンだった。

そして数話ぶりにセリフが入ったスサノオが呟いた。つか、どこで覚えたそんな事。

 

 

 

 

 

「あ、ティア、おは・・・」

 

ビュン!!とスバルとノーヴェの前を通り過ぎていった。

 

 

(; ゚д゚)(; ゚д゚)

 

 

ティアナは、慌てて部屋に入り両手で顔を隠して悶えていた。

 

「〜〜〜〜〜!!!!!//////////」

 

レオンの言葉が頭の中でループしてくるティアナ。

 

『本当にすごい事で尊敬しますよ。だから胸張って言えますよ。ティアさんはすごいって』

 

その言葉で不覚にも思わずときめいてしまったのだ。彼女は、過去に辛い経験をした。

そしてそれが全て報われたかのような思いになってしまったのだ。

 

「(・・・歳下だからその対象になる事はないと思っていたけど)」

 

不意にティアナは、思わず自覚してしまった。自分の思いに・・・。

 

「(あぁ・・・。私、レオンの事・・・。

 

 

 

 

 

 

好きになっちゃった・・・)」

 

異性としてレオンが好きだという事をついに自覚したのだ・・・。

 

「(とりあえず、なのはさん達にはバレない様にしないと。でないと・・・)」

 

 

【私達より先に恋人作るなんてー!!】

 

スターライト・ブレイカー!!

 

 

「(殺されかねない・・・)」

 

自身の恋心を自覚すると同時に死の恐怖を感じてしまうティアナであった。

その後、ティアナはさっきの出来事の心配をされてしまい慌てて謝るのだった。

 

 

 

 

 

そしていよいよ始まるチーム模擬戦。

 

「それじゃあ、みんな元気よく!」

「せーのっ!」

 

「「「セッート!アッープ!!」」」

 

全員の掛け声と同時にバリアジャケットを展開する。

するとみんなは、レオンのバリアジャケットに気づいた。

 

「アレ?いつものバリアジャケットじゃない?」

 

スバルがその指摘に気づくと全員がレオンに視線を向ける。

側から見ると着物のようにも見える姿になっていた。

 

「スサノオと一緒に考えていた姿です。ようやく形になってきたので試そうと思いまして。

勿論、本気で行かせていただきますよ」

《全力で倒させていただく》

 

レオンとスサノオの言葉に、みんなは気合が入る。

では、ここでチームの振り分けのメンバーを紹介しよう。

 

チーム赤組

・フェイト・T・ハラオウン

・アインハルト・ストラトス

・ノーヴェ・ナカジマ

・ティアナ・ランスター

・キャロ・ル・ルシエ

・コロナ・ティミル

 

 

チーム青組

・高町なのは

・高町ヴィヴィオ

・スバル・ナカジマ

・エリオ・モンディアル

・ルーテシア・アルピーノ

・リオ・ウェズリー

 

 

以上、6人チームとなる。

 

「それじゃあ始めるんだけど今回はいつもとルールが違います」

「その説明をプロデューサーのノーヴェから説明をお願いします」

「ちょっ、フェイトさん。プロデューサーはやめて下さい・・・」

 

といったフェイトの簡単な弄りを返しノーヴェは咳込みで気を取り直して説明に入る。

 

「普通だったら6対6のチーム戦ですが今回は人数の都合上レオンが第3の勢力として出てきます。

彼は、彼方此方にランダムで転送されて戦闘となります。

3つ巴あり、離脱して共倒れさせるのもあり、赤と青組の共闘ありの乱戦となります」

「付け足すと一定時間が経つとレオンが自動的に別の場所に転送されます。

これは、ランダム設定にしてあるため、私達も知りません」

「つまり、5分かかったりやられるまで残ったり1分経ったらいなくなるといった事もあります」

「それで、レオン君には申し訳ないけど一度決めたフォームになったら変更できないようにしてあります」

「他にも、レオンは回復支援もない状態ですので一度でもやられたら終わりです」

「レオン君も始まる前に一通り説明したけど改めてという意味も込めて。それでいい?」

「大丈夫です」

 

レオンにもルールの確認を終了すると全員、所定の位置についた。

するとモニターにメガーヌさんとセインさんが映った。

その背後には、銅鑼があった。

 

「それじゃ、みんな元気に試合開始!!」

 

ガリューが撥で銅鑼を思いっきり叩いた。

セインさんは思わず耳を塞ぎフリードは驚いていた。

 

「ウイングロード!」

「エアライナー!」

 

開始のゴングが鳴り響くと同時に2人は魔法で足場を生成した。

他のメンバーはそれを利用してそれぞれの対戦相手のところに赴く。

 

「さて、スサノオ。俺とお前で考えたスピードフォームの初陣だ。気合入れていくぞ!」

《心得た》

 

そして、カウントが鳴り響くとレオンの周辺が光り輝いた。

 

《転送を開始します》

 

そしてレオンもその場から消えて戦場へと赴くのであった。

 

 

 




キリが良かったのでここまでとなります。
次回からレオンが戦場をかき乱します。

あと、スサノオの出番が思った以上に少なかったです・・・。
なるべく増やしていくようにがんばります。

誤字脱字等ございましたら連絡をください。
では、次回。

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