魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

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さて、今回から大会始動です。


では、どうぞ。


Memory 18 開幕!インターミドルチャンピオンシップ!!

男子選考会から1週間後。

遂に、インターミドルチャンピオンシップが始まる。

レオンは、シード枠のなので勝ち抜いてきた人物つまり2回戦からのスタートとなる。

そんでもってヴィヴィオ達の様子を観客席から見ていた。

 

「レオン」

 

そう言いながら声をかけてきたのはジークだった。

 

「ジーク。久しぶりだな。生きてたか」

「久々の再会なのに酷ない!?」

「ホームレス生活していた奴に説得力なんてあるのか?」

「グサッ!!」

 

ジークは心に響くようなことの為か力なく座り込んだ。

 

「う、ウチでもちゃんと生活はしとったよ・・・」

「心配されるのが嫌だったらしっかり家で休め、アホ」

「ううぅ・・・」

 

さすがに言い過ぎたかと思うレオン。しかし・・・。

 

「彼の言うとおりよ。ジーク。何かあったら頼りなさいって」

 

ジークに言葉をかける人物がいると声を振り返るとそこにいたのは

長い金髪に気品ある緑眼の少女だった。

 

「どちら様?みたところジークの知り合いみたいだが」

「初めまして。私、ヴィクトーリア・ダールグリュンと申します。

ジークとは、親しい友人関係です」

「ご丁寧にどうも。レオン・ウェルキウスです。ジークが行き倒れていた時に出会いました」

「ジーク、貴方ね・・・」

 

ヴィクトーリアという方は、ジト目でジークを見る。

ジークは思わず外方を向く。

 

「・・・お前、友人がいたんなら頼れよ」

「いや、でも、迷惑かけとうないし・・・」

「残念だが俺に飛び火している時点で手遅れだ」

「グサッ!!」

 

またしても胸に刺さり倒れる。あ、血吐いた。

するとジークは思い出したかのように起き上がる。

 

「ティアナさんきてへんの?」

「仕事だよ。普通に」

「今度お礼言っといて」

「お前がいいに来い。うまい飯作ってやる」

「ホンマか!!」

「ホームレスから脱却できたらな」

「ウッ!!!」

 

レオンがそう言うとジークは石化した。

 

「ハア・・・。ヴィクトーリアさん。言える義理かどうか分からんが

コイツの手綱をしっかり握っていてくれ」

「・・・ヴィクターで構いません。その件、心してお受けいたします」

 

ジークのホームレス問題はここまでとしよう。

 

「まあ、ジークのホームレ「やべっ!寝坊しちまった」ん?」

 

レオンが話をしようとした時、別の女の子が話を遮った。

視線をその子に移すと燃える赤いポニーテールに赤い瞳の少女がいた。

 

「あー!!ポンコツ不良娘!!」

「おお、ヘンテコお嬢様じゃねーか」

 

突如、ヴィクターが叫び出し赤髪ポニテ少女はヘンテコお嬢様と言い出す。

 

「ジーク、ヴィクターの知り合いか?」

「あの子は、ハリー・トライベッカって言うてな

インターミドルで都市本戦五位に入った選手やねん」

 

なるほどと感心したレオン。

そんな言い争いをしてこれを止めなくていいのかと思っていた時・・・。

 

 

 

 

 

 

ジャラララララ

 

突如、3人にチェーンバインドが掛かった。

ヴィクター、ハリー、そしてレオンだった。

 

「なぜ?」

 

レオンもチェーンバインドの対象にされてしまったことに疑問を覚える中

反対側の通路から1人の少女がこちらに来ていた。

 

「何をしているんですか!

都市本線常連のトップファイターがリング外で喧嘩なんて!」

「リング外でバインドする奴が言えるのか?」

 

そんな疑問を頭に浮かべるレオン。

 

「っああ!?チャンピオン!?」

 

このメガネっ子、状況を整理してから色々行動に移せ。

なので、流石にスルーされるのはさすがにイラッときたので強行策に入ります。

 

「スゥゥ・・・。フンッ!!」

 

呼吸で力を入れてバインドを強引に砕いた。

 

 

「「「「ええぇ!?」」」」

 

「私のバインドを魔法なしで!?」

 

メガネっ子がかなり驚いている。

 

「この程度のバインドでは俺は封じられんぞ」

「いや、それはおかしいで?」

 

ジークがなんか言っているが知らん。

あっ、ヴィヴィオ達がコッチ向いてる。手振っとこ。

 

 

 

 

 

 

場面は変わりヴィヴィオ達が選考会をしている時だった。

 

「アレ?アレってレオンさんじゃない?」

「ホントだ。って何でバインドされてるの!?」

「今さっきまで何もしていなかったよね!?」

「あ、バインド砕いた」

「あ、手振ってる!!」

 

そう言いながらヴィヴィオ、リオ、コロナは、手を振った。

 

 

 

 

 

 

「ジーク。俺は、友人達の所に行くよ」

「あ、うん。気ぃつけてな」

「ヴィクター。ジークを頼んだ」

「分かりましたわ」

 

そう告げるとその場を去ったレオン。

 

「アイツ、何もんだ?」

「分からないわよ・・・。ジーク、貴方、彼のこと知っているでしょ?」

「いや、ウチ、レオンは料理男子という印象しか持ってへんわ」

 

この場でわかることのない議論をする上位ランカーと世界チャンピオンだった。

ちなみに、メガネっ子の少女は魔法無しでバインドを破ったのがショックだったのか

数分程固まっていた。

 

 

 

 

 

 

下のフロアに来てヴィヴィオを探すレオン。

奥の方かと思い周辺を探していた時・・・。

 

「レオンさーん!」

 

声の先には、ヴィヴィオ達の他にザフィーラと見慣れない子供がいた。

 

「お疲れ様、みんな。ザフィーラさんはお久しぶりです」

「ああ。シグナムから気張れと伝言を預かった」

「分かりました。今度また稽古をお願いしますとお伝え下さい」

「分かった。それと、お前に紹介しておきたい子がいる」

 

頭に?を浮かべるレオン。

 

「紹介する。八神道場の門下生のミウラだ」

 

視線を向けるとそこにいたのは少女?にしてはかなりボーイッシュな感じの子だった。

 

「は、初めまして。ミウラ・リナルディ、です」

「レオン・ウェルキウスだ。よろしくな」

「は、はい!」

 

ミウラと挨拶を終えるレオン。

すると、ヴィヴィオがレオンに声をかけてきた。

 

「どうしたんだ?」

「所で、何でレオンさんは、チャンピオンと一緒だったんですか?」

「ん?チャンピオン?」

 

一体誰のことを言っている?

 

「誰のことを言っている?チャンピオンって」

 

 

「「「へっ?」」」

 

ノーヴェが震えながら話をする。

 

「お、お前、まさか知らないのか?」

「え?何が?」

 

マジで状況が読めない。

 

「レオン。お前が一緒にいた黒髪の少女のことだ」

「ジークが?」

「彼女は、インターミドル世界選手権のチャンピオンだ」

 

レオンは固まった。

なぜなら今まで過ごしてきた少女は家を持たず

ストイックに身体を鍛えているホームレス少女だった。

そんな子がまさかの世界チャンピオンと言われたからには脳内がパニックに陥り・・・。

 

 

 

 

 

 

頭が爆発し倒れた。

 

「わああ!!レオンさん!!?」

「ヤッベ!まさかの処理落ちしやがった!!」

 

アワアワと騒ぎ出すチームナカジマ達とミウラ。

ザフィーラは、溜息を吐くことしかできなかった。

こうして、なんとも締まらない感じでインターミドルは始まったのだ。

 

 

 




今回はここまでとなります。


誤字脱字等ござましたら連絡を下さい。
では、次回。

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