魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜   作:シナプス・フィン

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今回は、レオンとヴィクターの対決です。


では、どうぞ。


Memory 19 紫電獄炎斬

こうしてレオンの脳内が処理落ちし医務室で無事に目を覚ましたが

ひとまず選考会はその日で終了し日を改めて予選を行うとのこと。

そして、ひとまず通信してきたティアさんにことの顛末を話した。

 

『ジークがチャンピオンね・・・。人は見かけによらないものね』

「逆によく捕まらなかったなって思いました」

『そうね・・・』

 

レオンとティアナはお互いに遠い目をしている。

 

『それとレオン。お休み取れたからインターミドル。見に行くから』

「え?大丈夫なんですか!?」

『寧ろ、クロノ提督が気を利かせてくれたみたい・・・』

「・・・俺、管理局に入ったほうがいいんすかね?」

『・・・どうだろう』

 

ティアナとレオンが親しい間柄だということは知っているが

まさかこのように気を回してくるとは思っていなかった。

 

「あの人、職権乱用で引っ掛かりませんよね?」

『大丈夫だと思うけどね・・・』

 

苦笑いになるティアナ。

 

『とりあえず、アンタが出る試合は、全部見に行くから』

「・・・そう言われたんじゃ、期待に応えるしかないですね」

 

そして一通り世間話をしたらその日は過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地区予選当日。

レオンは、ティアナと合流して地区予選を観ていた。

 

「ヴィヴィオ達、気合入っているわね」

「本人達もかなり楽しそうにやっていますね。こういった大舞台に雰囲気が

飲み込まれていないみたいですし」

 

レオンも安心した表情を浮かべていた。

その後、ヴィヴィオ達と合流し2回戦の組み合わせを見ていた。

アインハルトとコロナの戦いはとてもいいものを見させてもらった。

レオンも、その姿を見届け闘志を燃やしていた。

そして、全ての1回戦が終了し2回戦の組み合わせが発表された。

 

「相手はヴィクターか・・・」

「雷帝の遠縁の子孫で都市本戦の上位ランカーだ。」

「使用武器は戦斧で重装備と高い魔力量が特徴ね・・・」

 

真剣な表情で画面を見るレオン。

 

「勝算はあるのか?」

 

レオンは、表示された画面を閉じて立ち上がる。

 

「もちろん。(都市本戦で日の呼吸を使おうと思っていたけどそうも言ってられないかもしれん)」

 

その瞳に闘志を宿しリングに上がる。

 

 

 

 

 

そしてリングに到着しレオンの前にいるヴィクター。

 

「・・・まさか、男女混合試合の試験選手が貴方だったとは」

「単純に聞かれなかったというのもありますので答えませんでした」

「納得したわ」

 

簡単な話をし審判から構えるよう言われて準備をする。

 

『試合開始!』

 

開始の合図が鳴ると同時に一気に間合いに入ったレオン。

 

「(早い!?)」

 

レオンの一振りを何とか防ぐヴィクター。しかし・・・。

 

「(早いだけでなく一撃が、重すぎる・・・!)」

 

レオンの持つ力に動揺しさらに追撃を許してしまうヴィクター。

 

 

 

 

 

 

その様子を見ていたヴィヴィオ達はというと・・・。

 

「あいっ変わらず容赦ねぇな・・・」←ノーヴェ

「うん・・・」←ヴィヴィオ

「ヴィクトーリア選手に彼処までゴリ押すなんて・・・」←コロナ

「なんか前よりも早くなってる気がする・・・」←リオ

「正直、ブロックが別でホッとしました・・・」←アインハルト

 

などと言っている少女達とコーチの姿に苦笑いを浮かべるしかない

ティアナとセコンドメンバーだった。

 

 

 

 

 

 

「(これほどの鍛練を積んできた努力は賞讃します。ですが・・・)」

 

そう言いデバイス・ブロイエ・トロンベを横振りしレオンから距離をとった。

 

「それで私に届くと御思いですか!」

 

ヴィクトーリアは、魔法を発動させた。

 

「私の力、とくと味わいなさい!!」

 

四式 瞬光

 

雷の魔力をまとわせた槍を素早く振るって攻撃を仕掛ける。

しかし、この程度で後れをとるほど柔な鍛え方をしていないレオンは

全ての攻撃を捌ききる。

 

「やるわね。だけど!」

 

五十四式 槍礫

 

ヴィクトーリアの周辺に魔力弾が生成されこちらへと発射した。

レオンはそれに臆することなく躱す。

 

「まだまだよ!」

 

もう一度魔力弾で攻撃を仕掛けるがそれも難なく躱すレオン。

ここで時間切れとなり1ラウンド目が終了しインターバルに入る。

 

「まさか、彼処までやれるとは思ってもみませんでしたわ・・・」

「噂では男子選考会のサバイバル戦をノーダメージで通過したとか・・・」

「油断できない相手ではありますね・・・」

 

そしてインターバルが終了し第2ラウンドが始まった。

 

「速攻で仕掛けさせてもらいますわ!!」

 

百式 神雷

 

広範囲による雷の攻撃。

レオンは慌てて距離を取る。

 

「(広範囲での魔法攻撃!だったら!!)」

 

レオンは刀身で雷を受け止める。

 

「雷を刀身で!?(アレを避雷針代わりに!?)」

 

電撃を纏った刀で攻撃を仕掛ける。

 

二十三式改 刃咬

 

しかし、そんなことも気にせず刀身を片手で受け止めた。

 

「(しまった!!捕まった!!)」

 

六十八式 兜割

 

ヴィクトーリアはデバイスを咄嗟に離しレオンの頭部を掴み地面に叩きつけた。

クリーンヒットした兜割で集辺が土煙に包まれる。

流石にダメージは入っただろうとヴィクトーリアは距離を取ろうとした時

掴んだ手がそのまま動かないでいた。

煙が晴れるとそこにはノーダメージでヴィクトーリアの手を掴んだレオンがそこにいた。

 

「魔力の巡回が間に合ってよかったぜ・・・」

 

そう呟くレオンは、そのままヴィクトーリアを足払いでバランスを崩した所を腹部に蹴りを入れ距離を取る。

 

「厄介な人ですわね!」

 

そして2人はお互い距離を取りヴィクトーリアは近くに落ちていたブロイエ・トロンベを拾う。

 

「さて、そろそろ時間もないから・・・。

 

 

 

 

 

 

ケリを付けさせて貰おう!!」

 

その言葉と同時にレオンの周辺を炎が纏い始めた。

その炎は次第に大きくなっていく。

 

「この魔力は・・・!?」

「俺の知り合いに炎熱の変換資質持ちがいてね。魔力運用を学ばせて貰った」

 

全集中 炎の呼吸 奥義・改

 

同時にヴィクトーリアの前にいたレオンが目の前から消えた。

 

「また!」

 

慌てて周囲を見渡すとまた目の前に現れた。

そして炎を纏った剣を振り下ろす。

 

紫電獄炎斬

 

振り下ろした斬撃はブロイエ・トロンベで受け止めたがそのまま切り落とされ

リング外まで吹き飛ばされてしまった。

 

《ヴィクトーリア選手。ダウン、勝者!レオン・ウェウルキウス選手!!》

 

その勝利は誰も反応できないほど静かだった。

 

 

 




・紫電獄炎斬
シグナムの紫電一閃の縦振りの技と炎の呼吸の煉獄の威力を合わせて
敵を切り裂く必殺技。
シグナムの得意技で魔力運用をできないか考えていたところ煉獄に上乗せする形で編み出した必殺剣技。
剣の威力だけでなく炎の熱も混ざっているため
氷を溶かしながら斬るということもできる。
更に魔力を注ぎ込めば斬撃を飛ばせるほどの威力が出る。
しかし、レオンが魔力の扱いはそこまで上手くないためそこまで使いこなすことはできない模様。




ひとまず、今回出た話のオリジナル技ですね。
後ほどタグに付け加えます。


誤字脱字等ございましたら連絡下さい。
では、次回。



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