魔法少女リリカルなのはViVid 〜鬼狩りの剣技を扱いし少年は鮮烈な物語を紡ぐ〜 作:シナプス・フィン
では、どうぞ。
翌日。レオン達は、時空管理局に来ていた。
ここにいるのはチームナカジマ、ミウラ、ヴィクター、ジーク、ハリーとその舎弟、ミカヤ、エルス
はやてさん、ザフィーラさん、ヴィータさん、レオン、以上のメンバーだ。
他の大人達は仕事の為、ここにはいない。
無限書庫
管理局が管理を受けている世界の書籍やデータが全て収められた超巨大データベース。
聞いた話だと一般人は中に入れないとの事だが何故かヴィヴィオ達が持っている・・・。
そして、実を言うとミカヤさんとエルスはちゃんと挨拶していなかったレオンはここで挨拶した。
挨拶大事。ここ重要。とまあ、それはさておき・・・。
因みに、エルスに今度こそ貴方を倒しますと宣言された。
どうしてそうなったのか心当たりがあるのか聞かれるとレオンは分からないでいた。
ジークの説明によるとバインドを砕かれたのが悔しかったとの話で納得した。
そして、レオンの事をよく知らない人達は引いた。解せぬ・・・。
そんな事より。
「よく持ってたな。司書資格なんて」
「元々、本を読むのが好きだったのでそれに高じてつい・・・」
「それはまた・・・。よく使うのか?」
「いつも学校の調べものや宿題の時は3人で使ってるんで、結構中の構造は詳しいですよ」
と、リオから説明が入る。
その事に関して何やらゲンナリした様子で突っ込みを入れようと思ったハリーだったがすぐにやめた。
「書庫の中は無重力ですので慣れてないと気分が悪くなる人もいらっしゃいます」
「そうゆう時はすぐ言ってくださいねー」
「それじゃ古代ベルカ区画に・・・」
「「「ゲート・オープン!!」」」
因みに、レオンは思わず
そんな訳の分からない事はさておきヴィヴィオ、リオ、コロナの3人の簡単な説明が入るとゲートを開き中に入っていくレオン達。
「(付いてきているな・・・)」
背後の気配を感じつつ無限書庫の無重力エリアの中に入っていくレオンだった。
場所がとても広い為、2人1組で行動する事になった。
レオンは、ミカヤさんと行動している。
「しかし、こうして歳の近い異性と話すのはなんだか新鮮だな」
「そうなんですか?」
ミカヤさんの意外な話を聴くレオンは思わず聞き返した。
「私は、天瞳流の師範代をしていてね。私の周りは門下生ばかりだったからね」
「なるほど、それで」
そんな他愛のない話をしているとレオンは瞳を鋭くし近くの手摺に掴まり動きを止めた。
「レオン?」
「ミカヤさん。ルーテシアに連絡をしてください」
「何故?」
「つけられている」
「!?」
ミカヤさんもデバイスを展開し剣を構え戦闘態勢をとる。
すると、突如黒い何かが俺たちを襲ってきた。
「!?」
「チッ!!」
レオンは、ミカヤの手を掴み本棚の上の方に投げ飛ばす。ミカヤは、咄嗟の出来事で
しっかり対応はできなかったが無重力のお陰で壁に激突は容易に回避できた。
近くの手摺に捕まるとレオンの安否を確認する。
「レオン!」
ミカヤが叫ぶと
しかし、早すぎるあまり残像らしきものしか見えない。
すると何かが近くの本棚に着地しミカヤは目を凝らしてその場所を見ると直ぐに驚きの表情を浮かべた。
何故なら・・・。
既に袴姿のバリアジャケットを展開していたレオンが立っていた。
ミカヤは、レオンの近くまで移動した。
「レオン、その姿は?」
「ああ、これは突き技に特化した姿で速度はコッチの方が上なのでちょうどいいんですよ」
ミカヤは、若干引き攣りながらそうかと答えた。
「さて、この事件を引き起こしたクロゼルグを捕まえますかね」
「クロゼルグって、例の魔女の?」
「この騒動を起こしている張本人がそのクロゼルグなんです」
ミカヤは驚きの表情を浮かべた。
「ルーテシアが彼女がベルカの魔女だって話していたからもしかしたら狙われるかもって思っていたんですが案外早く仕掛けて来たので驚きました。
んで、恐らく後を付いてきたのはジークとアインハルトと同じベルカ祖先の関係をしっかり記述してあるもの。それは・・・」
「・・・エレミアの手記!」
「そう見て間違い無いでしょうね。取り敢えずヴィヴィオ達と合流しましょう。
恐らく、狙われているのは向こうの可能性が高いので」
ミカヤの同意も得てレオンはヴィヴィオ達と合流するため移動しながら
はやてに連絡を試みるも繋がらず内心舌打ちをした。
「(無事でいろよ・・・。みんな)」
「レオン!ミカヤ選手!!」
移動中、ヴィクターと合流する事ができたレオンは情報交換を行いヴィヴィオ達の合流を試みる。
すると、反対側から爆発音が聞こえた。
「・・・まさか、皆があそこに?」
「行きましょう」
ヴィクターの掛け声で爆発の中心点に移動した。
爆発地点に到着するとそこにいた状態は?を浮かべざるを得ない。
素っ裸になっている子や瓶の中にいたり終いには・・・。
「何でジークが縮んでんの?」
そう、ジークが子供サイズまで小さくなってしまった。
「あ!レオン!ええところに来た!!あの魔女っ子のせいで小さくなってしもたんや!!」
「・・・日頃の行いが悪いからでは?」
「酷無い!?」
レオンの言い草にあんまりだという表情をするジーク。
「レオン」
ヴィクターがフォローしてくれると期待をするジーク。
「自業自得とは言うけれど一度、周辺の草木を食べたら食当たりをしたらしくて
それと比べたらまだマシな方だと思うわ」
「ヴィクター!?」
「・・・ジーク」
「その呆れた視線止めてや!!めっちゃ申し訳ないと思ってんねん!!」
涙ながら抗議をするジーク。
するとレオンはそんなジークを無視して視線を別の方へ向ける。
その先にいたのは・・・。
「ファビア・クロゼルグ」
「貴方、誰?」
「コイツらの友人、とだけ話しておく」
「じゃあ、消えて」
そう言いながらヘルゲイザーが魔力弾を放つ。
ヴィクター達は、思わず目を瞑るが何も聞こえ無い。
ゆっくり目を開けるとそこには平然としているレオンがいた。
「・・・何をしたの?」
「魔力弾を切った。それだけだ」
ファビアの疑問をそっけなく返した時だった。
「レオンさん!」
誰かに呼ばれた声がしたので振り返るとルーテシアがクリスとティオを連れて来ていた。
「その2機、ヴィヴィオとアインハルトのデバイスだろ?」
「前の試合の時に故障して修理したのを届けに来たの。そしたら・・・」
「今に至ると・・・」
そんな感じで納得するレオンは、ひとまずファビアに視線を向け彼女の方へ歩いていく。
「コイツらに危害を加えるなら俺が相手になる」
「・・・貴方に用はない」
「そっちにはなくてもコッチにはある。
つっても、コイツ等をどうにかしたければ俺を倒すんだな」
それでもファビアの表情は変わらない。
しかし、レオンの言うことも一理あると察しレオンに攻撃を仕掛ける。
「箒星」
突如、彼女の周辺に箒が現れ此方に飛んできた。
「レオン!!」
ヴィクターが叫ぶがレオンは体を少し捻って最小限の動きで回避する。
「うわ〜・・・」
「殆ど動かずによけとるよ・・・」
「・・・本当、底が見え無い男だわ」
ヴィヴィオ、ジーク、ヴィクターの3人はレオンの化け物級の動きに弾いていた。
「・・・クッ!」
「この程度か?魔女の魔法は」
「・・・うるさい!」
ファビアは、感情的になると今度は
この魔法は、重力操作を行う魔法で流石のレオンも重力相手ではどうにもなら無いだろうと勘くぐったファビアだが
この魔法がレオンに効果があると思いきや突如、レオンが目の前から消えた。
「!?」
ファビアは驚き周囲を見回す。
するとビュン!ビュン!と周辺を飛び回る音が聞こえるとその場所を追うように辺りを見回すが
レオンのスピードに付いていけず混乱している。
そしてファビアは、辺りを見回すのに集中しすぎて足元がもつれてしまい尻餅をついた。
尻餅を突いたファビアが立ち上がろうとした時、目の前には剣先が突きつけられていた。
「動揺しすぎ。落ち着いて対処できるくらいだと思うが?」
ファビアは、大量の冷や汗をヴィヴィオ達はレオンの化け物級の動きにドン引きしていた。
そして、後に来たルーテシアがおもわずつぶやいた一言は・・・。
「・・・何、このカオス?」
だった。
今回は、ここまでとなります。
今後の流れとしてはインターミドル編が終了後、日常パートに入ります。
その後、GOD編に突入します。
誤字脱字ございましたら連絡下さい。
では、次回。
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